スターオーシャン セカンドストーリー(スターオーシャン2)のネタバレ解説・考察まとめ
『スターオーシャン セカンドストーリー』とは1998年にエニックスより発売されたプレイステーション専用ソフト。2008年にはリメイク版をPSPで発売し、2015年にはPS3・PSVita・PS4でもリメイク版が発売されている。ストーリーは主人公クロードがもう一人の主人公レナと出会い、仲間たちと共に冒険をするといったもの。2016年には歴代の『スターオーシャン』シリーズのキャラクターを登場させるクロスオーバーのスマートフォンゲーム『スターオーシャンアナムネシス』も発売されている。
紋章兵器研究所
セントラルシティからトランスポーターで紋章兵器研究所に転送されたクロード達、外観がエクスペルの神護の森に酷似している。内部はボロボロの研究室で、過去に紋章兵器を研究していた面影は残っている。研究所の中心に研究所が設立されてから崩壊されるまでの記録が映像として残っているとナールに言われ、十賢者を倒す手がかりを少しでもみつけるために共に崩壊までの記録をみる。
そこには崩壊までの記録と、レナの実母のリーマが映し出され、レナを逃がすために転送装置に入れエクスペルに逃がす一部始終も残っていた。リーマから研究コードを手に入れたクロード達は紋章武器のデータが入ったデータチップを手に入れる。紋章武器を研究している街アームロックで武器の強化を図る。
アームロック
アームロックに着くとナールと共に武器職人の天才ミラージュに研究所のデータ解析を依頼する。ミラージュは最初武器を作っても実戦で使うことは禁止されているため、最初は解析を拒むが、ナールからの直々の依頼のこともありデータの解読をすると、反陽子物質で作られた武器の研究データがあった。反陽子物質で作った武器ならば十賢者どころか惑星1つ吹き飛ばすぐらいの武器が作れるとミラージュは言うが、材料が足りない。材料はレアメタルという物質でレアメタルはバーク人からしか採取することができない。バーク人とは体が鉱物でできた生き物で、とても強い。上質なレアメタルになればなるほど、強いバーク人から採取する必要があるため、困難を極めるが、なんとかレアメタルを手に入れる。ミラージュにレアメタルを渡すと反陽子物質武器を作るまで、ナールからファンシティに来るように言われる。ファンシティに行くと十賢者との戦闘のためのシミュレーションをすることになる。
そうこうしているうちに反陽子物質武器が完成し、クロード達の手に渡る。ファンシティのシミュレーションで戦闘をしていると、本物の十賢者が現れる。ザフィケルと再戦になるが反陽子物質武器のおかげでクロード達が勝利する。ジョフィエル、メタトロンとも再戦を果たし、勝利する。反陽子物資武器を手に入れたクロード達は再度フィーナルへ向けて出発する。
フィーナル
ラクアから再度フィーナルへ向かうクロード達、フィーナルへ到着するとサディケル、ラファエル、カマエルが現れ、3人と戦闘になる。反陽子物質武器のおかげで勝利する。5Fまで登っていくと、ミカエルとハニエルと戦闘になる。
ハニエルとミカエルは作中屈指の強敵で負けイベントのような強さだが、勝たないと先へ進めない。なんとか勝利し、先へ進む。7Fにルシフェルが待ち受けている。
ルシフェルの目的は他の十賢者も殺し宇宙を自分だけのものにすることだったため、他の十賢者が倒されたことにも動揺せずむしろ喜ぶ態度にクロード達は驚愕する。ルシフェルも倒し、11Fの頂上まで登るとガブリエルと戦闘になる。ガブリエルにはフィリアという特別な想いをよせる女性がおり、セントラルシティでフィリアのPAを発動していると真ガブリエルとして強化されたガブリエルと戦うことになる。
このフィリアはエクスペルのクリクで預言をしていた女性と同一人物である。ガブリエルもルシフェルと同じ考え方で他の9人は不要と考えていた。十賢者という名前ではあったが、クロード達と異なり、目的が同じ集団というだけで個々に仲間意識はあまりなかった。ガブリエルはHPが半分以下になるとフィリアを召喚してくる。苦戦しながらもクロード達はガブリエルを倒す。
十賢者が滅んだことで崩壊紋章が発動しかけたがレナによって結界紋章を発動させ、崩壊紋章の力は止まったかのように思えたが、全宇宙に放たれた崩壊紋章の威力をかき消すことはできない。結界紋章はあくまでも崩壊対象を反らす力しかないとナールに言われ、全宇宙に放たれた崩壊紋章の力はエナジーネーデが引き受けることになった。エナジーネーデが消滅するタイミングでクロード達は過去のエクスペルに転移することになったが、ネーデは滅亡することになった。
『スターオーシャン セカンドストーリー』のゲームシステム
2人の主人公を選択できる「ダブルヒーローシステム」の搭載
ストーリーのところでも触れたが、プレイヤーはクロード編かレナ編かを選択してプレイすることができる。主人公によってストーリーは同じでも異なる視点から展開していくため、物語の全貌をすべて把握するとなると、2度以上はプレイしないと物語の全貌が見えない。
ストーリーの大筋に影響はないが、仲間になるキャラクターは選んだ主人公によって異なる。クロード編を選択した場合、ディアスを仲間にすることはできず、レナ編を選択した場合はレオンを仲間にすることはできない。
他にも後述しているプライベートアクションやエンディングもクロード編レナ編で異なる。クロード編の場合序盤にロニキスとのやり取りが追加されていたり、レナ編の場合は序盤にアレンとの屋敷でのやりとりがあったりと、主人公によって異なるイベントが見れるのが魅力である。
また微々たる差ではあるが、獲得できるアイテム数はクロード編の方が戦士ユニットが装備できる防具のバトルスーツを1つ多く獲得できる。
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目次 - Contents
- 『スターオーシャン セカンドストーリー』の概要
- 『スターオーシャン セカンドストーリー』のあらすじ・ストーリー
- あらすじ・ストーリー概要
- 主人公によって異なる2つの物語
- 惑星エクスペル
- アーリア村
- サルバ
- クロス城下町・クロス城
- クリク
- マーズ村
- 港町ハーリー
- 港町ヒルトン
- ラクール城下町・ラクール城(武具大会)
- リンガ
- ラクール城下町・ラクール城
- エル大陸集落
- エルリアタワー
- エナジーネーデ
- 外壁学園
- セントラルシティ
- ノースシティ
- 4つの場
- ラクア
- 紋章兵器研究所
- アームロック
- フィーナル
- 『スターオーシャン セカンドストーリー』のゲームシステム
- 2人の主人公を選択できる「ダブルヒーローシステム」の搭載
- 戦闘システム
- 戦士タイプ
- 術士タイプ
- スキル
- 必殺技
- プライベートアクション(PA)
- キャラクター固有の数値
- 好物
- 感情度(友情度(同性)/ 愛情度(異性))
- タレント
- アイテムクリエーション(IC)
- 特技
- スーパー特技
- ボイスコレクション(VC)
- プレイヤーの選択で異なる「86種類のエンディング」
- 『スターオーシャン セカンドストーリー』の登場人物・キャラクター
- クロード・C・ケニー
- レナ・ランフォード
- セリーヌ・ジュレス
- アシュトン・アンカース
- プリシス・F・ノイマン
- ボーマン・ジーン
- ディアス・フラック
- レオン・D・S・ゲーステ
- オペラ・ベクトラ
- エルネスト・レヴィード
- ノエル・チャンドラー
- チサト・マディソン
- ウェルチ・ヴィンヤード
- 十賢者
- ガブリエル
- ルシフェル
- ミカエル
- ハニエル
- サディケル
- カマエル
- ラファエル
- ザフィケル
- ジョフィエル
- メタトロン
- 街の人々
- レジス
- ウェスタ
- アレン
- ユキ
- クロス王
- クリス
- フィリア
- ケティル
- エグラス
- ジャムジー
- ラクール王
- エラノール
- キース
- ナール
- アーティス
- ミラージュ
- マリアナ
- ランティス博士
- 『スターオーシャン セカンドストーリー』のアイテム
- ユーズアイテム
- 戦闘アイテム
- アイテムクリエーション用アイテム(素材)
- アイテムクリエーション用アイテム(成果物)
- 貴重品
- 『スターオーシャン セカンドストーリー』の用語
- 銀河連邦
- 戦艦カルナス
- フェイズガン
- 未開惑星
- 惑星ミロキニア
- 惑星エクスペル
- エナジーネーデ
- 人種(種族)
- ヒューマン
- エクスペル
- フェルプール
- ネーディアン
- テトラジェネス
- ソーサリーグローブ
- エナジーストーン
- クォドラティックキー
- クォドラティックスフィア
- 十賢者
- 『スターオーシャン セカンドストーリー』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 裏話・トリビア・小ネタ
- ゲームスタッフはパプリコを食べながらバグ取りを行っていた
- ストーリーを進めても、エナジーネーデからエクスペルに戻ることが可能
- 使用できなくなった必殺技フェイズガンは復活可能
- メタルチンケを一撃で倒すチンケスレイヤー入手方法
- ガブリエルよりも強い裏ボスイセリアクイーンと戦う方法
- バブルローションを使えばボスも即死させることが可能
- ラクール武具大会の決勝でディアスを倒すことが可能
- 本作は多数のメディアミックス展開によりグッズなどの売り上げを飛躍的に伸ばした