シャッター アイランド(Shutter Island)のネタバレ解説・考察まとめ
『シャッター アイランド』とは、2010年公開のサスペンス映画である。監督はマーティン・スコセッシ、主演はレオナルド・ディカプリオ。
連邦保安官のテディ・ダニエルズは、同僚のチャック・オールとともに、シャッター アイランドという孤島にある精神病院に、女性患者の失踪事件を捜査しに船で向かう。その精神病院には多くの犯罪者が収容され、失踪した女性患者も、自らの子供たちを殺害した犯罪者だった。事件を捜査していくうちに意外な事実が浮かび上がってくる。
アッシュクリフ精神病院の患者の一人。一見普通そうに見えるが、夫を斧で殺害した。
チャックが席を立った隙に、ダニエルズのメモ帳に「逃げろ」と書く。
のどが渇いたと言って水をチャックにもってきてくれるよう頼むのだが、飲むときに水の入ったコップが消えている。なぜ、消えたのか?
誰もその事実に気づかないようにふるまう。
実はこれもラストに向かう伏線である。
監督は明らかな説明はしていないが、多くの視聴者の意見によると、ダニエルズ(リーディス)の子供は溺死したことによって、リーディスにとって水は恐怖の対象で、ダニエルズはコップの中の水でも見ることを拒否しているのだ。
あるいは、こうも考えられる。
チャックがわざわざ席を外すように、コップの水の場面は単なるお芝居で、拳銃がおもちゃであったように、コップも実は存在していなかったのかもしれない。
警備隊長(演:テッド・レヴィン)
断崖から戻ってくるダニエルズを病院まで送る。
その時にダニエルズに向かって、「神が私たちに与えたものは、道徳的な秩序などではなく暴力だ。この世界は暴力で成り立っている。道徳的秩序などは存在しない。あるのは私の暴力があなたの暴力を制することができるかという事だけだ。」と言う。
ストーリーにそのまま通じる言葉ではないが、精神病院という場所の、あるいは世界全体の秩序がどうして保たれているかについての非常に冷たく悲観的な見方である。
また、警備隊長が、リーディスがしたことを明らかに知っていて、それを必ずとも否定はしないような言葉でもある。つまり、リーディスの中には明らかに暴力が存在していることを知っていることを示す言葉である。
マクフィアソン副警備隊長(演:ジョン・キャロル・リンチ)
ダニエルズとチャックが島に到着したときに迎えて精神病院まで送った。
落ち着いていながら、いつも少し不安な表情をたたえている。また、ダニエルズとチャックが精神病院に到着した時、武器を没収するのに、通常以上の警戒心を見せる。
これもラストへの伏線で、ダニエルズは捜査官などではなく、患者なのだということをほのめかしている。
ピーター・ブリーン(演:クリストファー・デナム)
アッシュクリフ精神病院の患者。
訊問中にダニエルズが質問することに明瞭に答えず、他のことばかりを話す。しかし、ダニエルズがアンドリュー・リーディスという患者を知っているかと質問した途端に落ち着きを失い、騒ぎ出す。
なぜかというと、ダニエルズがリーディスであることは明確であり、リーディス自身にリーディスを知っているかと聞かれどう対応していいかわからず、それで落ち着きをなくしたのである。
看護婦マリノ(演:ネリー・サイウット)
出典: www.hotflick.net
アッシュクリフ精神病院に勤める看護婦。
ダニエルズの訊問中、「何か異常なことが最近なかったか」という質問に、「異常というのはどういうことでしょうか?私たちの日常に、尋常なこと自体があまりないのですが」と皮肉に笑いながら答える。
『シャッター アイランド』の用語
ロボトミー
精神病患者、特に他人や自分を傷つける可能性のある患者に施された治療。
1929年に発明され、1935年から実施された。理論的思考、問題解決、勘定を司る前頭葉とそのほかの脳との接続部分を切断する手術である。
患者を放心状態にし、患者の人格が抹殺される可能性があり、重い場合は死亡に至るという事で批判も多かったが、1950年代には普通に行われていた手術だった。
ダッハウユダヤ人強制収容所
ナチス・ドイツが建設したユダヤ人強制収容所のうちの一つ。
ユダヤ人だけではなく、通常の政治犯も送られていたため、絶滅収容所とは呼ばれてはいないが、その機能も果たしていた。
アウシュビッツと並んで有名な収容所で、現在では、観光名所となっている。
『シャッター アイランド』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
「私が気が狂ってると思っている。そこで私が自分は正気だと言っても、大した効果はないでしょ?カフカの世界のような素晴らしい仕掛けよ。みんなが私が狂っていると思っていれば、私がどんなに正気だと訴えてもそれがそのまま私が狂っている証拠になってしまうわけよ。」
本当のレイチェルで、アッシュクリフ精神病院の医師だったという女性が言う言葉。
精神病院の患者が、どんなに病院内で起こっていることを訴えても無駄だという事を証明する言葉。精神病の患者の訴えの世間的な信憑性の無さ、精神病で実験をする都合のよさを表している。この言葉を聞いてダニエルズは、精神病院で政府も絡むマインドコントロールの実験が行われていることをますます確信する。
「道徳的な秩序などない。あるのは、あなたの暴力が私の暴力を制することができるかどうかだけですよ。」
Related Articles関連記事
タイタニック(Titanic)のネタバレ解説・考察まとめ
『タイタニック』とは、ジェームズ・キャメロン監督・脚本、主演はレオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットによる1997年のアメリカ映画。1912年に起きたタイタニック号沈没事故を下地にして、船の中で出会った貧しい画家志望の青年と上流階級の娘の悲恋を描いている。1998年のアカデミー賞にて、11部門で受賞し、日本でも一年以上のロングラン上映し席巻した。
Read Article
ギルバート・グレイプ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ギルバート・グレイプ』とは、原題は『What’s Eating Gilbert Grape』で、同名小説の映画化。ジョニー・デップと、レオナルド・ディカプリオが共演している、1993年のアメリカ映画である。 知的障害を抱えた弟アーニー(レオナルド・ディカプリオ)と、夫を亡くした事で過食症となり、病的な肥満になってしまった母親。 退屈な田舎町で家族を支えるギルバート(ジョニー・デップ)が、ある日ベッキーという女性と出会うことで自分自身を見つめ直し、心の揺れ動きと成長を描いた物語。
Read Article
アベンジャーズ/エンドゲーム(MCU)のネタバレ解説・考察まとめ
『アベンジャーズ/エンドゲーム』とは、2019年に公開されたディズニー配給・マーベル製作の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の続編である。本作は、宇宙最大のパワーを持つ6つの石”インフィニティ・ストーン”を集めたサノスがアベンジャーズのメンバーを含む、全宇宙の生命の半分を消滅させたところから始まる。人類を守るため、”キャプテン・アメリカ”や”アイアンマン”を筆頭に最強ヒーローたちが再び立ち上がり、史上最凶最悪の敵・サノスに逆襲(アベンジ)する。
Read Article
インセプション(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『インセプション』( Inception)とは、2010年7月に公開されたクリストファー・ノーランが監督・脚本を務めるSFアクション映画である。他人の夢からアイデアを盗み出す企業スパイ・コブは、その才能から国際指名手配を受け、さらに妻の殺害容疑もかけられていた。そんなある日、サイトーと名乗る男が、彼に風変わりな依頼を持ちかける。サイトーのライバル会社を潰すため、息子に夢の中で会社を潰すアイディアを植え付ける(インセプション)依頼だった。夢の中ならではの壮絶なアクションが魅力の映画となっている。
Read Article
はじまりのうた(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『はじまりのうた』とは2015年2月7日に日本公開された、アメリカ合衆国の音楽映画である。監督および脚本は、『ONCE ダブリンの街角で』の監督、ジョン・カーニー。シンガーソングライターとして成功した彼氏・デイヴとともにニューヨークに引っ越した主人公のグレタだが、浮気をきっかけにデイヴと別れてしまう。失恋に押しつぶされそうになりながらも、ライブハウスで知り合ったプロデューサー・ダンに声を掛けられアルバムを作ることになる。
Read Article
スポットライト 世紀のスクープ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『スポットライト 世紀のスクープ』とは2015年に製作された伝記・犯罪・ドラマを扱ったアメリカ映画である。第88回アカデミー賞において作品賞を受賞するなど、様々な映画賞で受賞する非常に大きな評価をされた作品である。カトリック教会の神父による小児への性的虐待への真相を暴いた、新聞社『ボストン・グローブ』の特集記事『スポットライト』を担当しているメンバーが奔走する姿を描いた、実話に基づいている。監督はトム・マッカーシーが務め、『アベンジャーズ』シリーズのマーク・ラファロらが出演した。
Read Article
グランド・イリュージョン(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『グランド・イリュージョン』とは2013年10月に日本公開されたクライム映画。ジェシー・アイゼンバーグが主演を、ルイ・ルテリエが監督を務める。大金を狙うマジシャンのアトラス、マッキニー、ワイルダー、リーブスの4人が「フォー・ホースメン」というグループを組み、マジックショーを行い鮮やかなトリックで復讐を果たすストーリー。彼らの逮捕に乗り出す捜査官との攻防、巧妙に張り巡らされた伏線、マジックの華麗な種明かしが見所。日本での興行収入4億8千万円を記録した大ヒット作品。
Read Article
ジャンゴ 繋がれざる者(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ジャンゴ 繋がれざる者』とは、2012年のアメリカのリビジョニスト西部劇。ドイツ人賞金稼ぎキング・シュルツに助けられた黒人奴隷ジャンゴ・フリーマンが生き別れた妻ブルーム・ヒルダをを取り戻す物語。監督・脚本はクエンティン・タランティーノ、出演はジェイミー・フォックス、クリストフ・ヴァルツ、レオナルド・ディカプリオ、サミュエル・L・ジャクソン。アカデミー賞では5部門ノミネートされ、脚本賞と助演男優賞を受賞。興行成績も、タランティーノは前作の『イングロリアス・バスターズ』を超えて大ヒットを記録した。
Read Article
タクシードライバー(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『タクシードライバー』とは、1976年に公開されたアメリカ合衆国のクライムサスペンス映画。 タクシー運転手として働く帰還兵のトラヴィス・ビックルは、孤独な日々を送っていた。選挙事務所で働く女性ベッツィーに恋をするも上手くいかない。やがて闇ルートから拳銃を仕入れ、自らの筋肉を鍛え始めたトラヴィスはある計画を思いつく。1970年代のニューヨークを舞台に、社会への嫌悪を募らせるトラヴィスの狂気を描いた作品。徐々に明らかになるトラヴィスの鬱屈した感情とラストの銃撃シーンが見所。
Read Article
【シャッター アイランド】誰も救われない…胸糞&後味が悪いバッドエンド洋画19選【隣人は静かに笑う】
映画というとハッピーエンドものばかりを想像しますが、実際には良い結末で終わるものばかりではありません。誰も救われずに終わる、いわゆるバッドエンドな作品もたくさんあります。この記事では、胸糞&後味が悪い洋画についてまとめました。中には人を選ぶものもあるので、閲覧にはご注意ください。
Read Article
【シャッター アイランド】後味の悪い映画ベスト10まとめ【蝿の王】
数ある映画作品の中には、後味が悪いものがたくさんあります。ラストが微妙だったり、ストーリーが良くなかったりすると、なんとなく見終わった後モヤモヤしますよね…。この記事では、そんな映画を10個まとめました。後味が悪いとわかっているのに観たくなってしまうという方は、根っからの映画好きなんでしょうね。
Read Article
【イケメン!】若い時のレオナルド・ディカプリオ画像まとめ!
若いころのレオナルド・ディカプリオの画像をまとめました!あまりにもイケメンで惚れてしまう画像ばかりです! レオナルド・ウィルヘルム・ディカプリオは、アメリカ合衆国の俳優、映画プロデューサー、脚本家、環境活動家。
Read Article
【ベッカム】築地やデパ地下で目撃情報あり!お忍び来日した海外セレブの画像まとめ【レオナルド・ディカプリオ】
世界に名だたるスポーツ選手や俳優たち。彼ら/彼女らの中には、お忍びで来日している人もいるそうです。築地や銀座での目撃情報もあれば、デパ地下という意外な場所で見たとの声も。この記事では、来日した海外セレブたちの画像についてまとめました。こんなイケメンや美女が急に街中に現われたらビックリですよね。
Read Article
観客席にいるかも?サッカーを愛するセレブまとめ【レオナルド・ディカプリオ、他】
日本だけでなく世界中で熱狂を巻き起こすサッカーは、芸能界にも多くのファンがいる。ここでは熱狂的なサッカーファンを公言している海外セレブたちをまとめた。ハリウッド1のスポーツ女子であるジェシカ・ビールや、サッカー界に友人の多いレオナルド・ディカプリオなどを紹介している。
Read Article
映画『ロミオ+ジュリエット』撮影裏画像まとめ!見てるだけでときめくショットが満載
レオナルド・ディカプリオ&クレア・デインズが出演した映画『ロミオ+ジュリエット』の撮影裏画像を集めました。ロマンチックな雰囲気の中での撮影風景や、若かりし頃のディカプリオの美男子っぷりに見惚れるショットが満載。見ているだけでときめく画像をたっぷり紹介していきます。
Read Article
【マドンナ】海外スターの幼少期の写真まとめ【レオナルド・ディカプリオ】
ここでは海外のミュージシャン、ハリウッド俳優、その他有名人の子供のころの写真をまとめました。ビヨンセ、ジョン・レノン、カート・コバーン、マライア・キャリー、アーノルド・シュワルツェネッガー、ブラッド・ピット、はたまたプーチン大統領まで。中にはガラリと雰囲気が変わってしまった人も。是非お楽しみください。
Read Article
芸能人愛用時計ブランド”PATEK PHILIPPE”の画像まとめ【パテックフィリップ】
ここでは大物芸能人などのセレブ御用達の時計ブランド「PATEK PHILIPPE(パテックフィリップ)」の画像をまとめた。俳優のロバート・ダウニー・ジュニアやレオナルド・ディカプリオなどの超有名セレブが所有している。
Read Article
神がかっているほどカッコイイ理想の男性が登場する映画まとめ!『ロミオ+ジュリエット』など
カッコいい男性が登場する映画をまとめました。レオナルド・ディカプリオのイケメンっぷりに見惚れる『ロミオ+ジュリエット』や、ブラッド・ピットの美しさに息を呑む『ジョー・ブラックをよろしく』などを掲載。各作品のあらすじ・ストーリーや、登場人物・キャラクターのカッコよさに対するみんなのつぶやきを紹介していきます。
Read Article
【タイタニック】大人が選ぶ、泣ける洋画ベスト30!【アルマゲドン など】
SmaSTATIONで放送された大人が選ぶ洋画ベスト30を紹介します!アルマゲドンやタイタニックなど有名映画ばかりなのでぜひ最後までご覧ください。 『アルマゲドン』は、1998年のアメリカ映画。タッチストーン・ピクチャーズ提供、ジェリー・ブラッカイマー作品。
Read Article
名作映画『タイタニック』を100倍楽しむ雑学を公開!
誰もが知る名作映画『タイタニック』。2012年には3Dとなって再公開された本作を100倍楽しめる雑学を紹介する。CGを含めた撮影技法や、小道具についてなど、細かなトリビアを知っていれば『タイタニック』をさらに楽しむことができる。
Read Article
【タイタニック】今すぐ見るべき「名作映画」ランキングTOP30!【ゴッド・ファーザー など】
これだけ観ておけば話の種に困ることはない、名作だけに絞った映画ランキングを作りました!タイタニックやゴッド・ファーザーなど、映画好きなら全て観ておいて当たり前の作品ばかりです!もしまだ観たことがない映画があれば、この機会に是非鑑賞してみてください!
Read Article
【MCU】仲良しっぷりが伝わるアベンジャーズキャストの画像まとめ【マーベル・コミックス】
世界中にヒーロー映画旋風を巻き起こしてきた『アベンジャーズ』シリーズ。2019年、遂にヒーローたちの物語の終幕となる『アベンジャーズ/エンドゲーム』が公開されました。ここではロバート・ダウニー・Jr.やスカーレット・ヨハンソンをはじめとする、同作品に出演した超豪華キャストの集合写真などを集めました。撮影の舞台裏や貴重なオフショットを紹介していきます。
Read Article
あなたはどこまで見た?TSUTAYAのDVDレンタルランキング【お願い!ランキング】
バラエティ番組「お願い!ランキング」で紹介された、TSUTAYAのDVDレンタルランキングをまとめました。最新作のランキングではなく、「ハンニバル」や「タイタニック」をはじめ、様々な年代・ジャンルの名作のランキングです。100位から順に、作品のあらすじを交えながら紹介していきます!
Read Article
【ギルバート・グレイプ】心温まるヒューマンドラマを描いた映画10選【サイダーハウス・ルール】
この記事では見終わった後に心がすっきりと澄み渡るように爽快な気持ちになれる、心温まるヒューマンドラマを描いた映画をまとめた。どの映画でも様々な苦難を前にして成長していく主人公の姿が描かれており、家族や友人との絆、愛情が大切なものだと改めて感じさせてくれる。
Read Article
タグ - Tags
目次 - Contents
- 『シャッター アイランド』の概要
- 『シャッター アイランド』のあらすじ・ストーリー
- ダニエルズとチャックという2人の連邦保安官が孤島にある精神病院に到着する。
- アッシュクリフ精神病院の医師たち
- ダニエルズの精神病院に対する疑惑、レイチェルの失踪事件の捜査
- 戻ってきたというレイチェル・ソランドは病院がでっち上げた人物
- チャックの失踪
- コーリー医師に解明される事実
- シーハン医師はリーディスが正気に戻っていないと判断する
- 『シャッター アイランド』の登場人物・キャラクター
- テディ・ダニエルズ / アンドリュー・リーディス(演:レオナルド・ディカプリオ)
- チャック・オール / レスター・シーハン医師(演:マーク・ラファロ)
- ジョン・コーリー医師(演:ベン・キングズレー)
- ドローレス・シャナル(演:ミシェル・ウィリアムズ)
- レイチェル・ソランド/看護婦(演:エミリー・モーティマー)
- ジェレミア・ナーリング医師(演:マックス・フォン・シドー)
- ジョージ・ノイス(演:ジャッキー・アール・ヘイリー)
- レイチェル・ソランド医師(演:パトリシア・クラークソン)
- アンドリュー・リーディス(演:イライアス・コティーズ)
- ブリジット・カーンズ(演:ロビン・バートレット)
- 警備隊長(演:テッド・レヴィン)
- マクフィアソン副警備隊長(演:ジョン・キャロル・リンチ)
- ピーター・ブリーン(演:クリストファー・デナム)
- 看護婦マリノ(演:ネリー・サイウット)
- 『シャッター アイランド』の用語
- ロボトミー
- ダッハウユダヤ人強制収容所
- 『シャッター アイランド』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「私が気が狂ってると思っている。そこで私が自分は正気だと言っても、大した効果はないでしょ?カフカの世界のような素晴らしい仕掛けよ。みんなが私が狂っていると思っていれば、私がどんなに正気だと訴えてもそれがそのまま私が狂っている証拠になってしまうわけよ。」
- 「道徳的な秩序などない。あるのは、あなたの暴力が私の暴力を制することができるかどうかだけですよ。」
- 「この場所にいると、疑問が一つわいてくる。どちらの方が悪いのだろう。怪物として生きることか、善人として死ぬことか。」
- ダニエルズの夢の中で、ダニエルズの腕の中で妻のドローレスが焼け落ちて、灰になってしまうシーン
- 『シャッター アイランド』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード逸話
- タイトルの『シャッター アイランド』(Shutter Island)は真実と嘘(Truth and lies)のアナグラム
- スコセッシ監督は、『シャッター アイランド』撮影前に俳優たちに『めまい』と『過去を逃れて』を上映してみせた
- スコセッシ監督ははじめはチャック役にマーク・ラファロを考えていなかった
- 『シャッター アイランド』のアッシュクリフ精神病院は、『バットマンシリーズ』のアーカム精神病院と類似点が多い
- 『シャッター アイランド』の主題歌・挿入歌
- OP(オープニング):『フォッグ・トゥロープス』
- 挿入歌:『交響曲第3番』(シャッターアイランド到着、灯台に向かうシーン)
- ED(エンディング):ダイナー・ワシントン『ディス・ビター・アース‐オン・ザ・ネイチャー・オブ・デイライト』
- シャッター アイランドの予告動画