ハーレイ・クインの華麗なる覚醒（DCEU）のネタバレ解説・考察まとめ
『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』とは2020年に公開されたDCコミックス作品で『スーサイド・スクワッド』で初登場して人気となったハーレイ・クインが主役となるスピンオフ映画である。
悪のカリスマ、ジョーカーと破局して、自由に生きようとするハーレイ・クイン。しかし、舞台となるゴッサムシティでこれまでに悪党から恨みを買っており、ついには街を牛耳る顔剥ぎが趣味のマフィアである最悪のサイコ、ブラックマスクに狙われる。彼女と同様に今の境遇から抜け出そうとする女性4人と手を組みブラックマスクと対決する。
ローマン・シオニスの手下との戦闘
遊園地のブービートラップでローマンの手下を待つハーレイ達
ハーレイ・クインが身の保全の代わりにローマン・シオニスにカサンドラを引き渡すと電話で約束した遊園地のブービートラップ。
ブラック・キャナリー、ハントレス、レニー・モントーヤがそれぞれの目的からここへやってきた中、彼女たちを皆殺しにするつもりのローマン・シオニスが手下たちを引き連れて到着する。
集まった女性陣は不本意ながら生き残るためには手を組むしかないことを理解する。
そして、ブービートラップへローマン・シオニスの手下が一斉に押し寄せてくる。
様々な仕掛けがあるため、思うように攻撃出来ない手下達だが、ハーレイ・クイン達は個性を活かしながら敵を倒す。
手下達が最も手に入れたいカサンドラを皆で守りながら戦う姿にチームの一体感が感じられる。
『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』の裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話
本作の企画は主演マーゴット・ロビーが会社に持ち込んだ
主演のマーゴット・ロビー
『スーサイド・スクワッド』でも、ハーレイ・クインを演じたマーゴット・ロビーですが、よほど適役と思ったのか本作を自ら映画会社に打診したそうだ。
前作から4年以上も本作の構想を練っていたというからその本気度がうかがえる。
ハーレイ・クインの世界観が大好きだが、前作では全てを伝えきれなかったので、以下のように語ったそう。
“まだこれで終えられない。ハーレイというキャラクターともっとたくさんできることがあるし、見せられることがある”
出典： www.crank-in.net
観客にハーレイ・クインの視点になって欲しかったとの理由から本作では、ハーレイ本人がナレーションをする方法を取った。
また、監督もマーゴット・ロビー自ら選び抜擢した。
マーゴット・ロビーがここまで愛したハーレイ・クインのキャラクターが、世間にも届いたのか知名度も人気もかなり獲得している。
次にハーレイ・クインが映画に登場するのは、『スーサイド・スクワッド2』であることが決定している。
元恋人ジョーカーは役者が変わっている
ハーレイ・クインが映画に初めて登場した『スーサイド・スクワッド』
ハーレイ・クインはバットマンやスーパーマンを筆頭にアメコミを席巻する「DCコミックス」のキャラクター。
はじめてスクリーンに登場したのは『スーサイド・スクワッド』で、日本でもファンを獲得しつつあり、認知度もかなり上昇している。
ハーレイ・クインを語る上で欠かせないのがやはり悪のカリスマ、ジョーカーの存在である。
本作の上映より先に公開されているジョーカー誕生の秘話『ジョーカー』は格差社会の問題を提起した問題作となった。世間からの注目度も高く、評価を受けた。主演のホアキン・フェニックスも名を上げた。
ここで問題になるのが、『スーサイド・スクワッド』で、ジョーカーを演じたのはジャレット・レトであったためにジョーカーの演者が変わってしまっている点である。
実は本作では『スーサイド・スクワッド』のシーンがいくつか使われているが、ジョーカーの顔は写さないよう工夫している。
そして、ジョーカーとは破局したという設定になっているため、本作への影響は最小限に抑えられている。
原作となるバットマンのアニメでも、ジョーカーとハーレイ・クインは破局と仲直りを繰り返しているため自然な流れと受け取ることもできる。
『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』の主題歌・挿入歌
主題歌：Megan Thee Stallion & Normani『ダイヤモンズ』
挿入歌：Joan Jett & The Blackhearts『I Hate Myself for Loving You』
冒頭でハーレイ・クインの説明シーンで流れる。
挿入歌：Doja Cat『Boss Bitch』
ローマン・シオニスが経営するクラブで流れる。
挿入歌：Charlotte Lawrence『Joke’s on You』
ジョーカーとの思いでがある化学工場の爆破シーンで流れる。
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目次 - Contents
- 『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』の概要
- 『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』のあらすじ・ストーリー
- 『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』の登場人物・キャラクター
- ハーリーン・クインゼル / ハーレイ・クイン（演 ：マーゴット・ロビー、日本語吹替 ：東條加那子）
- ヘレナ・バーティネリ / ハントレス（演 ：メアリー・エリザベス・ウィンステッド 、日本語吹替：鷄冠井美智子）
- ダイナ・ランス / ブラックキャナリー（演：ジャーニー・スモレット＝ベル、日本語吹替：村中知）
- レニー・モントーヤ（演：ロージー・ペレス、日本語吹替：高乃麗）
- カサンドラ・ケイン（演：エラ・ジェイ・バスコ、日本語吹替：花澤香菜）
- ローマン・シオニス / ブラックマスク（演：ユアン・マクレガー、日本語吹替：森川智之）
- ビクター・ザーズ/ミスター・ザース（演：クリス・メッシーナ、日本語吹替：姫野惠二）
- エレン・イー（演：アリ・ウォン、日本語吹替：野一祐子）
- パトリック・エリクソン警部（演：スティーヴン・ウィリアムズ、日本語吹替：斎藤志郎）
- ティム・マンロー（演：デレク・ウィルソン、日本語吹替：綿貫竜之介）
- ドク（演：ダナ・リー、日本語吹替：佐々木省三）
- ミスター・キオ（演：フランソワ・チャウ、日本語吹替：東和良）
- ハッピー（演：マット・ウィリグ、日本語吹替：櫛田泰道）
- エリカ・マンソン（演：ボヤナ・ノヴァコヴィッチ、日本語吹替：渡辺広子）
- マリア・バーティネリ（演：シャーリーン・アモイア）
- フランコ・バーティネリ（演：ポール・ラサ）
- ステファノ・ガランテ （演：ロバート・カトリーニ）
- 『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』の用語
- ハーレイク・インの能力・ツール
- 精神分析
- ハンマー
- 金属バット
- ペットのブルース
- その他の能力・ツール
- ローマン・シオニスの顔剥ぎナイフ
- ブラック・キャナリーのキラーボイス
- キーワード
- ジョーカー
- バーティネリ家
- ヤヌス・コーポレーション
- 金獅子会
- クロスボウ・キラー
- スリおよび縄抜け
- 『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』の名言・名セリフ／名シーン・名場面
- 化学工場を爆破
- 警察署での悪党達との戦闘
- ローマン・シオニスの手下との戦闘
- 『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』の裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話
- 本作の企画は主演マーゴット・ロビーが会社に持ち込んだ
- 元恋人ジョーカーは役者が変わっている
- 『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』の主題歌・挿入歌
- 主題歌：Megan Thee Stallion & Normani『ダイヤモンズ』
- 挿入歌：Joan Jett & The Blackhearts『I Hate Myself for Loving You』
- 挿入歌：Doja Cat『Boss Bitch』
- 挿入歌：Charlotte Lawrence『Joke’s on You』
- 挿入歌：『Sweet Dreams (Of You)』
- 挿入歌：Summer Walker『I’m Gonna Love You Just a Little More Baby』
- 挿入歌：Jucee Froot『Danger』
- 挿入歌：Jurnee Smollett-Bell『It’ A Man’s Man’s Man’s World』
- 挿入歌：Lauren Jauregui『Invisible Chains』
- 挿入歌：Marva Whitney『Unwind Yourself』
- 挿入歌：The Three Degrees『Collage』
- 挿入歌：Saweetie & GALXARA『Sway With Me』
- 挿入歌：『Diamonds Are A Girl’s Best Friend』
- 挿入歌：Halsey『Experiment on Me』
- 挿入歌：Ohio Players『Love Rollercoaster』
- 挿入歌：ADONA『Hit Me With Your Best Shot』
- 挿入歌：Heart『Barracuda』
- 挿入歌：Kesha『Woman』
- 挿入歌：Maisie Peters『Smile』
- 挿入歌：K. Flay『Bad Memory』