金木研/佐々木琲世(東京喰種トーキョーグール)の徹底解説・考察まとめ

金木研(かねきけん)とは石田スイの漫画『東京喰種トーキョーグール』の主人公。人を喰らう生物・喰種の内臓を移植され、半喰種となってしまった。自分の変化に戸惑いながらも、人と喰種の両方を理解できる唯一の存在として、捜査官や敵対する喰種と戦う。自分が喰種だと自覚して覚醒してから、真っ白な髪へと変化。その姿は「白カネキ」と称され、ファンから人気が高い。第2部ではカネキの記憶を失い、喰種捜査官・佐々木琲世として登場。かつての仲間たちと戦うが、その後カネキとして戦うことを選び、復活した。

六月透(むつきとおる)

CV:藤原夏海

真戸班所属クインクス班班員。
身長165cm、体重48kg。血液型はAB型。12月14日生まれの19歳。
Rc値はクインクス内で最も低い655。
Rc Typeは尾赫で、クインケは鱗赫の「アブクソル」、「イフラフト」を使用する。両利きで、右目が常時赫眼という特徴を持つ。

通称トオル。線の細い容姿をしており、褐色の肌、右眼の眼帯が特徴の捜査官。一人称は「俺」。
両親と兄を喰種に殺されており、アカデミーに保護された過去がある。その時に「女としての存在」である自分を嫌悪していることを告白し、本人の希望もあって、「女性」としてではなく「男性」として生きていくことになった。

「オークション編」にて尾赫の赫子が出現。囮捜査が評価されオークション後には2階級特進で1等捜査官となる。

米林才子(よねばやしさいこ)

CV:佐倉綾音

所属真戸班所属クインクス班班員。
身長143cm、血液型B型。9月4日生まれの20歳。
Rc値は850で、Rc Type鱗赫。クインケは甲赫の「ぼくさつ2号」を使用している。
タイピング検定1級を取得している。

通称サイコ。元より喰種捜査官になる気は無かったが、クインクス施術適性は候補者の中で最高の適性を示し、多額の補償金が出ることを知った母の一存で捜査官になったという過去を持つ。

親友

永近英良(ながちかひでよし)

CV:豊永利行

通称ヒデ。主人公・金木研(けねきけん)の親友で、上井大学に通う男子学生。
カネキが人間としての感情を持つ中で柱となっている人物。小学生時代にカネキに話しかけたのがきっかけで親友となる。あんていくの常連客で、喰種のトーカこと霧嶋菫香(きりしまとうか)に興味を抱く。
陽気でおおざっぱに振舞うものの、他者の微かな機微に気付く鋭い洞察力を持ち、上等捜査官の真戸の殉職の件もほぼ完全な推理で事件の本質に辿り着いている。
カネキが半喰種化したことに気付いており、カネキ失踪後は、独自に喰種を調査しつつ、彼を守るために画策していた。CCGでアルバイトを始めたが、特等捜査官の丸手斎(まるでいつき)に独自に喰種について調べていることがバレるが、能力の高さを買われて亜門・暁ぺアの元で働くようスカウトされ、捜査官補佐として2人の下につく。捜査官補佐としての活動は事務仕事が多い。
戦闘描写はなく戦闘力については不明。
梟討伐作戦では丸手の補佐として参加。地下道で半赫者となったカネキと再会し、カネキが喰種であることに気づいていたことを明かし、もう1度だけ戦うよう励ました。その後の行方は不明となっている。

家族

物語が始まった時点では既に故人。カネキの記憶の中では優しく誠実な人物として登場。常に誠実であれ、奪うよりも奪われる人になど、カネキが他者を思いやる優しい人物になるよう育てた。
しかし、物語後半で、実はカネキを虐待していたことが発覚。自分たちの生活費や伯母へ渡す金を稼ぐため、常に仕事をしていた母は息子を十分にかまう時間がなかった。そしてカネキがその事に不満やわがままを言うと、息子が謝るまで暴力を振るったのだ。
これはあまりにも辛すぎる記憶だったため、カネキはこの記憶に蓋をしたのだ。

叔母

自分の妹であるカネキの母に金の無心をし続けた人物。彼女の行動が原因となり、カネキの母は過労死した。その後はカネキを引き取り育てるが、次第に自分の息子より優れているカネキを疎ましく思い、いない存在として扱うようになった。

金木一花(かねきいちか)

左が一花。

最終回で登場したカネキとトーカの娘。
外見は父親似、性格は母親似である。隻眼の喰種だが、人間の食事をとることが可能。好物は依子が焼くパンとリンゴである。赫眼は左眼に発現する。
家族仲は良好で、叔父のアヤトや大叔父のヨモ、両親の友人たちにも可愛がられている。

その他

嘉納明博(かのうあきひろ)

CV:乃村健次

嘉納総合病院の院長の息子であり、同院で医師として務める初老の男性。帝鳳大学医学部を卒業後、ドイツに渡ってGFGにて3年間の下積みを経てCCGへ入局した。CCG解剖医として働いていたが、ある時期を境に突如退局してしまう。
その後、リゼからの襲撃で瀕死の重傷を負ったカネキに、彼女の赫包を移植する。半喰種となった彼を担当医として診察していたが、突然姿を眩ませて東京郊外の地下のラボに潜伏する。それまでの経歴を活かして回収したリゼを使って様々な実験を行っていた。

金木研/佐々木琲世の名言・名セリフ/名シーン・名場面

「僕の中の喰種を受け入れる…?…違った そうじゃない 僕は――――喰種だ」

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