金木研/佐々木琲世(東京喰種トーキョーグール)の徹底解説・考察まとめ

金木研(かねきけん)とは石田スイの漫画『東京喰種トーキョーグール』の主人公。人を喰らう生物・喰種の内臓を移植され、半喰種となってしまった。自分の変化に戸惑いながらも、人と喰種の両方を理解できる唯一の存在として、捜査官や敵対する喰種と戦う。自分が喰種だと自覚して覚醒してから、真っ白な髪へと変化。その姿は「白カネキ」と称され、ファンから人気が高い。第2部ではカネキの記憶を失い、喰種捜査官・佐々木琲世として登場。かつての仲間たちと戦うが、その後カネキとして戦うことを選び、復活した。

CV:立花慎之介
レート:SS~

死亡したと思われていた捜査官の滝澤政道(たきざわせいどう)だったが、嘉納教授による人体実験により半喰種化していた。嘉納からは「オウル」と呼ばれている。オウルは英語で梟を意味しているが、芳村の赫子を植え付けられた可能性が高く、「オウル」が滝澤に対してのみなのか店長の赫子を植え付けられた半喰種に対しての名称なのかでは不明。他の喰種と異なり、マスクは着用していない。
阿藤準特等を殺害したことからSS~のレートに認定された。芳村を思わせる強力な攻撃を行い、その実力は喰種集団「アオギリの樹」の幹部・タタラをも圧倒する。

喰種捜査官

亜門鋼太朗(あもんこうたろう)

CV:小西克幸

誕生日は4月7日で、牡羊座。身長191cm、体重94kg、足のサイズ28.0cm。
好きなものはトレーニング、捜査、甘味(ドーナツなど)。ラビットと眼帯の喰種のことが気になっている。

人間側の主人公的立場の人物。初登場時は一等捜査官だったが、アオギリの騒乱後からは上等捜査官に昇進した。
真戸のパートナーであり、彼に全幅の信頼と尊敬を抱いている。しかし、ラビットとの交戦で真戸は殉職。彼の死に強い責任を感じている。
愚直と言える程正義感が強く、喰種被害者やその遺族を思い、悲しみや怒りを露わにすることも多い。それゆえ「この世界は間違っており、歪めているのは喰種」という考えを持っている。
「梟討伐作戦」では、半赫者となったカネキである「ムカデ」との死闘の末に相討ちとなる。
直後にアオギリの襲撃を受ける。 アオギリの幹部・タタラに攻撃を仕掛けたが、他の捜査官共々捕獲され、カネキを半喰種にした嘉納(かのう)教授実験隊となり、半喰種化する。

金棒状の甲赫のクインケ「ドウジマ1/2」、真戸が生前使っていた甲赫「クラ」、赫者のクインケとして完成した甲赫の「アラタ・弐〈proto〉」などを使用していた。

有馬貴将(ありまきしょう)

CV:浪川大輔

所属CCG本局所属し、24区捜査指揮を務める特等捜査官。
誕生日は12月20日、星座はいて座。身長180cm、体重82kg、足のサイズ27.5cm。

多くの逸話を持つエリート捜査官で、少年期からすでに天才だった。CCG総議長・和修常吉(わしゅうよしとき)に見出されて特別に入局、そこから異例のスピードで特等捜査官にまで昇格する。
左右の手で別々のクインケを自在に扱える芸達者であり、新人時代にSSS級レート喰種「隻眼の梟」の撃退に貢献するという手柄を上げる。
「梟」戦では貴重な強力クインケを惜しげもなく使い捨て、瞬時に別のものに切り替えながら戦っており、新人時点で既に冷静な状況判断力と思い切りの良さを兼ね備えていることが伺える。「CCGの死神」と称されるが、部下の平子丈(ひらこたけ)からは「天然」と評価されている。

クインケはランスモードで攻撃、シールドモードは防御を担うバランスの良い変形ギミックを持つ甲赫「IXA(イグザ)」と、雷のようなRc細胞を発生させる羽赫「ナルカミ」を用い、両手でこの2種類を自在に操る。
このほかにも、高校生時代には甲赫「ユキムラ1/3」を使用。梟討伐作戦で主人公の金木研(かねきけん)と戦った際、羽のような斬撃を高速で射出する羽赫「フクロウ」を初めて実戦で用いた。

真戸暁(まどあきら)

CV:瀬戸麻沙美

血液型A型。身長164cm、体重49kg、足のサイズは23.0cm。クインケ作りや謎解きが趣味で、猫好き。両親と有馬を尊敬している。
喰種捜査官の夫婦の間に生まれたが、母を隻眼の梟に、父をラビットとフエグチの手により殺されている。
アカデミーを首席で卒業すると、父の弟子であった亜門とコンビを組むことになる。滝澤とは同期。
効率を優先する思考から、時間の無駄として上司である亜門にも敬語を用いず、簡潔な男言葉で話す。捜査官の武器である「クインケ」の研究者でもあり、自らクインケの設計にあたる。
甲赫と尾赫を用いた「アマツ」など、任務では複数のクインケを組み合わせた「キメラクインケ」を使用。また父親が使用していた鱗赫「フエグチ」を、1年の期間をかけて習得。「オークション編」で喰種のナキやミザとの戦いで使用し、相手を圧倒していた。

第2部ではクインクス班を指揮する上等捜査官となっている。

旧多二福(ふるたにむら)

CV:岸尾だいすけ

ロゼ討伐作戦にて登場。キジマ班に所属する中世的な男性捜査官。右目下のほくろが特徴。
華奢で戦闘にも長けていないイメージだったが、それは仮の姿。本性は先輩捜査官を盾にし身を守るなど残虐。また素手で松前を圧倒するなど、人間とは思えない身体能力を有する。
使用するクインケは不明。

「コクリア編」でVの構成員並びにピエロのメンバーということが判明。実はCCG総議長・和修常吉(わしゅうつねよし)の息子で、義時の弟、政の叔父であることが明かされた。

鈴屋什造(すずやじゅうぞう)

CV:釘宮理恵

血液型はAB型。身長160cm、体重47kg、足のサイズ23.5cm。
趣味は駄菓子を食べること、遊ぶこと、喰種狩りをすることで、好きなものは「ママ」。趣味はボディステッチ、分解すること、絵を描くこと。

初登場時は三等捜査官で、篠原のパートナーだった。アカデミーに入学することなく特例として喰種捜査官に就任。極めて高い身体能力と動体視力を持ち、瀕死とはいえ残虐な喰種・ヤモリを倒している。普段は無邪気で人懐っこい性格であるが、気軽に窃盗を行い、機嫌を損ねると障害が残る傷害を躊躇せずに行う残忍な面を持つ。
隻眼の梟によって篠原を弄ばれた際に、かつて篠原が語っていた言葉の意味を理解。欠落していた感情を取り戻し、作戦終了後は植物状態となった篠原の前で再び捜査官として働くことを誓った。
第2部では準特等捜査官として登場し、「オークション編」で因縁のある喰種・ビックマムを討伐し、特等捜査官へと昇進している。

使用するクインケは尾赫「サソリ1/56」、鱗赫の「13’s(ジューゾーズ)ジェイソン」、甲赫の「アラタJOKER」など。

クインクス

瓜江久生(うりえくき)

CV:石川界人

真戸班所属クインクス班班員
身長173.5cm、体重60kg。血液型はO型。誕生日は2月12日で、年齢は19歳。
Rc値は902、Rcタイプは甲赫。クインケは尾赫の「ツナギ〈Plain〉」。
特待アカデミー生だった。

通称ウリエ。毒舌家であり、台詞には()付きで本心で思っていることが描かれている。特等捜査官であった父親が部下を撤退させるために「隻眼の梟」と1人で対峙した結果殉職したことから、「隻眼の梟」を倒すために父親が所属していたS3班に昇進することに執着している。

赫子は右腕から現出する甲赫で、アカデミー特等生の実力に違わずクインクスの中でも戦闘センスはダントツである。喰種・オロチに歯が立たなかったことから、赫子のレベルを引き上げるフレーム解放手術を受け、能力が更に強化された。
ノロ撃破により「オークション編」後にクインケ「銀喰」を手に入れた。

不知吟士(しらずぎんし)

CV:内田雄馬

真戸班所属クインクス班班長。
身長176cm、体重55kg、血液型A型。3月8日生まれの19歳。
Rc値は920で、Rc Typeは羽赫。
クインケは尾赫の「ツナギ〈Plain〉」を使用している。大型二輪、普通免許を取得している。

通称シラズ。金髪ピアスで、目つきが悪く鮫のようなギザギザの歯を持つ。頭部の双葉のようなアホ毛が特徴的。よく作業着を着ている。
喰種を憎み、瓜江に対抗心を持っている。瓜江の事を「ウリボー」「うりうりくっきー」、琲世の事を「サッサン」とあだ名で呼んだりしている。外見や粗暴な言動とは裏腹に、クインクス班内で特に強い仲間意識を持ち、任務の遂行よりも仲間の安全を優先する傾向にある。病気で入院中の妹がおり、補償金目当てでクインクスになった。

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