透明なゆりかご 産婦人科医院 看護師見習い日記(漫画・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『透明なゆりかご 産婦人科医院 看護師見習い日記』は、作者:沖田×華のアルバイト先での実体験に基づく、1997年頃の産婦人科医院を舞台とした医療漫画作品。漫画家として活躍している作者が、看護師を目指していた時から考えている“命とは何か”という永遠の課題に真剣に向き合い、様々な命の物語を描く。“輝く命”だけではなく“透明な命”もある。時には、“輝く命”として産まれても“透明な命”になることもある。どんな命でも同じ重さがあり、意味があるという“命の尊さ”を考えさせられる作品である。

川井直さんの彼女。奥さんと息子のことを知らずに付き合いを始める。事情を聞いた後は、直さんが現実と向き合うように説得する。すみちゃんを引き取る覚悟がある。

『出産不安』 登場人物

赤森ヤスエさん(あかもり ヤスエ さん)

42歳のキャリアウーマン。想定外の妊娠だったが、出産に向けて計画を立てる。しかし、体力の低下など想定外のことが起きて精神バランスを崩す。旦那さんの協力も得られず、家出する。

『駅裏の子』 登場人物

駅裏の子(えきうら の こ)

駅裏の夜の店で働く人の子供。名前も年齢も国籍も不明。×華とはゴミ屋敷で出会う。ボロボロのウサギの人形を大事にしている。母親から虐待を受けている。家が火事になり、母親と共に亡くなる。

『立ち会い出産』 登場人物

香川マーラさん(かがわ マーラ さん)

元ホステス。店の常連客とスピード結婚する。ファミリーと愛を大切にする国の人。自由奔放な旦那さんだが、見放さずにファミリーを築きあげる。

香川正さん(かがわ ただし さん)

マーラさんの旦那さん。マーラさんの店の常連客。酒とパチンコが大好きで自由奔放。立ち会い出産を予定していたのにパチンコに行ってしまう。

『中絶の家』 登場人物

浦本晴美ちゃん(うらもと はるみ ちゃん)

×華と同級生の17歳。過去に何度も中絶経験がある。両親から愛を受けずに育ち、愛に飢えていた。田舎の町の中絶専門病院で中絶をするために、×華に付き添いを頼む。

中絶専門病院を運営するおじいちゃん・おばあちゃん

田舎の町で中絶専門病院をやっている。医師免許あり。過去に、女の子が中絶を希望したのに、同意書がないから断ってしまう。その女の子は子供と共に電車に飛び込み自殺。救えなかった命を後悔して、安価で同意が必要ない中絶専門病院を開業したという噂がある。

『病院前の赤い車』 登場人物

浅野悠飛さん(あさの ゆうひ さん)

産婦人科医院にくる業者さん。人当たりが良く、コミュニケーション能力が高い。赤い車の持ち主。何人もの女の子を中絶に追い込んできた。産むことを決意した彼女に初めて出会い改心する。

8kHagio150
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