透明なゆりかご 産婦人科医院 看護師見習い日記(漫画・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『透明なゆりかご 産婦人科医院 看護師見習い日記』は、作者:沖田×華のアルバイト先での実体験に基づく、1997年頃の産婦人科医院を舞台とした医療漫画作品。漫画家として活躍している作者が、看護師を目指していた時から考えている“命とは何か”という永遠の課題に真剣に向き合い、様々な命の物語を描く。“輝く命”だけではなく“透明な命”もある。時には、“輝く命”として産まれても“透明な命”になることもある。どんな命でも同じ重さがあり、意味があるという“命の尊さ”を考えさせられる作品である。

第9回『透明な子』の登場人物。
母親の再婚相手から性被害を受けるが、ずっと我慢していた。アオイとはかつて図書館で知り合い、心を許していた。

辻村灯里(演:鈴木杏)

最終回『7日間の命』の登場人物。
授かった赤ちゃんに生まれる前から心臓の異常が見つかり、延命治療をするか、なにもしないで看取るか選択を迫られる。

辻村拓郎(演:金井勇太)

最終回『7日間の命』の登場人物。
灯里の夫。灯里の頑張りはわかっていたが、お腹の赤ちゃんの胎動を自分は感じられず、赤ちゃんの存在を実感できないままお別れすることはできなかった。そして妊娠継続を灯里と共に決断する。

『透明なゆりかご 産婦人科医院 看護師見習い日記』の用語

アウス

人工妊娠中絶のこと。意図的に妊娠を中絶させること。妊娠初期(12週未満)、妊娠中期(12週〜22週)では手法も金額も異なる。母体の負担も中期のほうがかかる。中期では、役所での手続きも必要。どちらにせよ精神的負担は大きい。

DM

糖尿病のこと。

NICU

新生児特定集中治療室のこと。

ハイリスク出産

妊婦、胎児いずれか又は両者に重大な予後が予測されること。

ドゥーラ

出産前後の付き添い人のこと。

SIDS

乳幼児突然死症候群のこと。

ツチノコ

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