透明なゆりかご 産婦人科医院 看護師見習い日記(漫画・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『透明なゆりかご 産婦人科医院 看護師見習い日記』は、作者:沖田×華のアルバイト先での実体験に基づく、1997年頃の産婦人科医院を舞台とした医療漫画作品。漫画家として活躍している作者が、看護師を目指していた時から考えている“命とは何か”という永遠の課題に真剣に向き合い、様々な命の物語を描く。“輝く命”だけではなく“透明な命”もある。時には、“輝く命”として産まれても“透明な命”になることもある。どんな命でも同じ重さがあり、意味があるという“命の尊さ”を考えさせられる作品である。

(透明なゆりかご 8巻 7ページ)「臍帯保管」の一コマにおけるセリフ。
臍帯をできるだけ長く保管したいと願っている桜本さん。命のかたまりである赤ちゃんのへその緒に強い思いを持っている桜本さんは「だから へその緒は命のパワーチェーンって言われてるんですー!!」と言う。

作者:沖田×華「私はこれからも考え続ける『命』について」

(透明なゆりかご 9巻 189ページ)「命に寄り添う」の一コマにおけるセリフ。
作者は人生で何度も命に向き合ってきた。そして命を考えることで人生を切り開いてきた。「私はこれからも考え続ける『命』について」と考え、これからも永遠のテーマとして向き合い続けていく。

『透明なゆりかご 産婦人科医院 看護師見習い日記』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

作者の沖田×華は発達障害と共生している

作者の沖田×華は、アスペルガー、学習障害、注意欠陥多動障害などの発達障害と共生している。幼少期から感じていた生きづらさが、作中にも描かれている。「透明なゆりかご 4巻 駅裏の子」では、小学校の頃に忘れ物が多く、先生からひどく叱咤され、ランドセルに忘れ物をしないようにと貼り紙を貼られた経験も描かれた。看護師見習い時代も、考え事をするとボーッとして綿球を作り過ぎてしまったりすることもあった。

『透明なゆりかご 産婦人科医院 看護師見習い日記』の主題歌・挿入歌

ドラマ『透明なゆりかご』

主題歌:Chara「せつないもの」

1997年に発売されたアルバム『Junior Sweet』に収録されていた楽曲。

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