透明なゆりかご 産婦人科医院 看護師見習い日記(漫画・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『透明なゆりかご 産婦人科医院 看護師見習い日記』は、作者:沖田×華のアルバイト先での実体験に基づく、1997年頃の産婦人科医院を舞台とした医療漫画作品。漫画家として活躍している作者が、看護師を目指していた時から考えている“命とは何か”という永遠の課題に真剣に向き合い、様々な命の物語を描く。“輝く命”だけではなく“透明な命”もある。時には、“輝く命”として産まれても“透明な命”になることもある。どんな命でも同じ重さがあり、意味があるという“命の尊さ”を考えさせられる作品である。

総合病院のNICUの主任。穏やかで冷静。ミノリちゃんを我が子のようにお世話していた。

『院長先生の祈り』 登場人物

今井さん(いまい さん)

院長が大学病院にいた頃に出会った妊婦さん。野球が好きで、院長と野球チームが作れるくらいお互いに子宝に恵まれることを約束していた。不妊治療の末授かった子供の誕生を楽しみにしていた。しかし、元気に生まれると信じていたものの、赤ちゃんは死産してしまう。そして野球チームを作る約束を院長に託す。

『この子、誰の子』 登場人物

関口千里さん(せきぐち ちさと さん)

関口千里さん(中央)

授かり婚をした。産まれてきた赤ちゃんは青い眼で金髪で、外国人のようだった。旦那さんに浮気を疑われる。絶対に旦那さんとの子供であることを確信していたため、家系を調べたりする。

関口光くん(せきぐち ひかり くん)

関口千里さんの長男。青い眼で金髪。ロシア人の親族に似ている。間違いなく関口夫妻の息子。

関口キヌさん(せきぐち キヌ さん)

89歳。関口家の最高齢の親族。親族にロシアの血が流れていることを教えてくれる。

『床下の子』 登場人物

つっちー

親からの虐待から逃れ、床下に住んでいる男の子。つっちーは本名ではなく、ツチノコを探していることから×華が呼んでいた名前。ある日つっちーの住んでいた床下はコンクリートで埋められ、姿を見ることはなくなった。

『老助産師とトラウベ』 登場人物

鍋谷サチさん(なべたに サチ さん)

通称:鍋バー。女子高生の身の安全を考えて毎日大声で指導する。元助産師。戦後の過酷な環境で、1人も死産することなく取り上げた。自身の息子は脱水で亡くしている。

岡田さん(おかだ さん)

かつて鍋バーに牛小屋で取り上げてもらった。実家の潰れた旅館を立て直し、立派に成長していた。鍋バーにお礼がしたくて訪れた。

『3人の母』 登場人物

8kHagio150
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@8kHagio150

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