透明なゆりかご 産婦人科医院 看護師見習い日記(漫画・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『透明なゆりかご 産婦人科医院 看護師見習い日記』は、作者:沖田×華のアルバイト先での実体験に基づく、1997年頃の産婦人科医院を舞台とした医療漫画作品。漫画家として活躍している作者が、看護師を目指していた時から考えている“命とは何か”という永遠の課題に真剣に向き合い、様々な命の物語を描く。“輝く命”だけではなく“透明な命”もある。時には、“輝く命”として産まれても“透明な命”になることもある。どんな命でも同じ重さがあり、意味があるという“命の尊さ”を考えさせられる作品である。

第1回『命のかけら』の登場人物。
未受診妊婦であった田中。不倫相手との間に赤ちゃんができる。退院時に本名は城島であることがわかった。

菊田里佳子(演:平岩紙)

第2回『母性ってなに』の登場人物。
持病の悪化を恐れて何もかも諦めてきた。しかし、授かった命を産みたいと身体が叫び出す感覚があり、リスクを背負いながら出産に挑む。

中本千絵(演:蒔田彩珠)

第2回『母性ってなに』の登場人物。
高校生である千絵は妊娠出産を誰にも相談できずに、産まれた赤ちゃんを由比産婦人科に置き去る。

安部さおり(演:田畑智子)

第3回『不機嫌な妊婦』の登場人物。
夫が虫垂炎の手術後に起きた合併症をきっかけに目を覚まさず入院していた。病院に対する不信感と怒りのぶつけどころがわからずにいつも不機嫌だった。

町田真知子(演:マイコ)

第4回『産科危機』の登場人物。
出産後に急変し帰らぬ人となる。育児に対するメモを部屋中に貼り付けて残す。

町田陽介(演:葉山奨之)

第4回『産科危機』の登場人物。
真知子の夫。真知子の死後、受け入れることができずに病院に過失があると訴える。懸命に産まれたばかりの娘を育てる。

北野真理(演:花田優里音)

第5回『14歳の妊娠』の登場人物。
14歳の中学生。由比が若いときに担当した妊婦。
彼氏に騙されているが信じ続け、出産する意志を曲げずに男の子を出産した。

北野弘子(演:長野里美)

第5回『14歳の妊娠』の登場人物。
真理の母親。出産を反対していたが、復学を約束に出産を許し、真理の自立を応援する。真理の出産直後、突然他界してしまう。

大人になった北野真理(演:清水くるみ)

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