透明なゆりかご 産婦人科医院 看護師見習い日記(漫画・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『透明なゆりかご 産婦人科医院 看護師見習い日記』は、作者:沖田×華のアルバイト先での実体験に基づく、1997年頃の産婦人科医院を舞台とした医療漫画作品。漫画家として活躍している作者が、看護師を目指していた時から考えている“命とは何か”という永遠の課題に真剣に向き合い、様々な命の物語を描く。“輝く命”だけではなく“透明な命”もある。時には、“輝く命”として産まれても“透明な命”になることもある。どんな命でも同じ重さがあり、意味があるという“命の尊さ”を考えさせられる作品である。

平井あつ子さん(ひらい あつこ さん)

平井藍子さんの義母。藍子さんの出産が近づくにつれて、自分が産むような気持ちになってしまう。

『置き去りの子』 登場人物

かー君

年末に病院に置き去りにされた4歳くらいの男の子。服はボロボロだったが、歯や爪には愛情が行き届き、大切に育てられてきた形跡がある。児童養護施設に行くことになる。

江口さん(えぐち さん)

総合病院の守衛。小学校の校長だった。退職後に守衛になり、10年以上経つ。何人もの置き去りの子供を見てきた。

『ハイリスク出産』 登場人物

菊田里佳子さん(きくた りかこ さん)

子供の頃に劇症1型糖尿病を発症し、網膜症で弱視になる。生活には様々な制限がある。リスクは多かったが妊娠を継続し、無事に出産する。しかし、網膜症は悪化し、視力はほぼ失う。

『突然死の別れ』 登場人物

寺谷江梨子さん(てらたに えりこ さん)

×華のかかりつけ医院であるK病院のお嫁さん。7ヶ月の息子をSIDS(乳幼児突然死症候群)で亡くす。しかし、子供の死を受け入れられずに憔悴する。そんな時、子供を亡くした親が集まる会に参加し、共に悲しみを分かち合うことで少しづつ前を向く。

寺谷聡くん(てらたに さとし くん)

寺谷江梨子さんの息子。オナラで返事をしたり、周囲を笑わせてくれる元気な男の子。7ヶ月で突然亡くなってしまう。

『超低出生体重児』 登場人物

松岡ミノリちゃん(まつおか ミノリ ちゃん)

超低出生体重児。体重430g、身長23cmでNICUでたくさんの管に繋がれて保育器に入っている。容態が急変し、一時持ち直すが亡くなってしまう。

松岡法子さん(まつおか のりこ さん)

松岡ミノリちゃんのお母さん。小さく産んでしまったことを責めて、初めはミノリちゃんを抱くことができなかった。ミノリちゃんが頑張って生きようとしてることを知り、亡くなる前に抱っこできた。

丸井さん(まるい さん)

8kHagio150
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