透明なゆりかご 産婦人科医院 看護師見習い日記(漫画・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『透明なゆりかご 産婦人科医院 看護師見習い日記』は、作者:沖田×華のアルバイト先での実体験に基づく、1997年頃の産婦人科医院を舞台とした医療漫画作品。漫画家として活躍している作者が、看護師を目指していた時から考えている“命とは何か”という永遠の課題に真剣に向き合い、様々な命の物語を描く。“輝く命”だけではなく“透明な命”もある。時には、“輝く命”として産まれても“透明な命”になることもある。どんな命でも同じ重さがあり、意味があるという“命の尊さ”を考えさせられる作品である。

南部育美さんの長男。泣かない子供だと思われていたが、泣けなかった子供だった。心疾患が見つかり、手術を受けることになる。手術は成功し、無事に大きな泣き声をあげる。

原口さん(はらぐち さん)

2人の息子がいる。3人目である女の子は、重度仮死の状態で産まれ、産後すぐに心臓に疾患が見つかり手術する。毎日母乳を届け、前向きに娘の回復を祈っていた。NICUに通う中で、南部さんと仲を深める。気丈に振る舞ってきたが、娘の死後、精神科に入院する。

『臍帯保管』 登場人物

桜本さゆりさん(さくらもと さゆり さん)

へその緒をできるだけ長く、きれいな状態で欲しいと希望する。へその緒は命のパワーチェーンだと信じている。先生を説得して、なんとか10cmのへその緒をもらうことができた。

西本智香さん(にしもと ともか さん)

2児の母。へその緒には特にこだわりがない。出産後、140cmの臍帯過超であることがわかった。先生は臍帯を保管し、学会に持っていった。

梅沢明子さん(うめざわ あきこ さん)

早発型妊娠中毒症で入院していた。なんとか34週まで持ちこたえて女の子を出産。赤ちゃんはへその緒にしがみついた状態で産まれ、必死に赤ちゃんも頑張っていたことがわかった。そのため、お母さんと赤ちゃんを大切に繋いだへその緒に思い入れがあり、大事に持ち帰った。

『不思議な家族』 登場人物

金森あっこさん(かなもり あっこ さん)

2人の息子がいる。バツ5のシングルマザー。昔は男に騙され流ことを繰り返していたが、子供たちを育てるために、男を利用して生活していた。貢いでもらったお金は自分にはかけずに、全て息子たちのために使っていた。新しい6人目の旦那さんとの間に子供を授かったと思い、産婦人科を受診するが陰性。しかし、その際に子宮内膜症が悪化していたことが見つかる。

金森タカくん(かなもり タカ くん)

金森あっこさんの長男。2番目の旦那さんとの間に授かる。成績優秀で、医者を目指している。自分達に尽くしてくれるあっこさんのために、勉強を頑張っている。

金森シンジくん(かなもり シンジ くん)

金森あっこさんの次男。3番目の旦那さんとに授かる。天然系な男の子。

拓ちゃん(たく ちゃん)

金森あっこさんの6番目の旦那さん。医師。あっこさんの息子たちを本当の子供のように思っている。あっこさんに離婚歴があろうと、あっこさんの人柄に惚れている。両親からは結婚を反対されたが、家を飛び出して、あっこさんたちと家族になることを決めた。

『性感染症』 登場人物

浜岡美久さん(はまおか みく さん)

×華と同じ学年だが、留年していたため1つ年上の19歳。美人で目立つ存在。学校にはあまり来ておらず、彼氏と同棲状態だった。彼氏からクラミジアをうつされる。その後別れて、病院に行き、クラミジアは治ったと思われた。しかし新しい彼氏との間にできた赤ちゃんは子宮外妊娠で、過去のクラミジアが原因の可能性もある。

『中期中絶』 登場人物

野村恵里香さん(のむら えりか さん)

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