透明なゆりかご 産婦人科医院 看護師見習い日記(漫画・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『透明なゆりかご 産婦人科医院 看護師見習い日記』は、作者:沖田×華のアルバイト先での実体験に基づく、1997年頃の産婦人科医院を舞台とした医療漫画作品。漫画家として活躍している作者が、看護師を目指していた時から考えている“命とは何か”という永遠の課題に真剣に向き合い、様々な命の物語を描く。“輝く命”だけではなく“透明な命”もある。時には、“輝く命”として産まれても“透明な命”になることもある。どんな命でも同じ重さがあり、意味があるという“命の尊さ”を考えさせられる作品である。

『命に寄り添う』 登場人物

桜田ユミちゃん(さくらだ ユミ ちゃん)

×華が小学校4年生の頃に転校してきた都会的な女の子。両親は離婚し、母親とマンションに暮らす。母親には存在を否定される言葉をかけ続けられていて、自殺願望あり。母親の都合で6ヶ月で転校することになる。のちに母親に捨てられ、妊娠するが捨てられ、シングルマザーになる。

ドミンゴ

桜田ユミちゃんの母親が勤務していた夜のお店のボーイ。恋愛禁止のルールを破り、ユミちゃんの母親と交際していたことで、ユミちゃんの母親は店を辞めさせられる。ユミちゃんの母親のことが大好き。

ドラマ『透明なゆりかご』の登場人物

ドラマ「透明なゆりかご」相関図

青田アオイ(演:清原果耶)

原作の主人公である沖田×華がモデル。
清原果耶が演じる。
准看護師を目指す高校生。由比産婦人科でアルバイトをする。不器用ながらも妊産婦さんに寄り添い、命について考える。

由比明寛(演:瀬戸康史)

原作の下崎賢一郎院長がモデル。
瀬戸康史が演じる。
由比産婦人科の院長先生。大学病院に勤めていた。冷静だが熱く人情がある。妊婦さんにも、どんな小さな命にも真剣に向き合う。

榊実江(演:原田美枝子)

原作の小坂栄子師長がモデル。
原田美枝子が演じる。
大ベテラン看護師。冷静沈着で、的確な指示を出し、病院のスタッフからの信頼が厚い。看護師としての役割を熟知している。院長先生とは大学病院からの付き合い。

望月紗也子(演:水川あさみ)

アオイの先輩看護師。
水川あさみが演じる。
既婚者。鈍感な夫がいる。子供を持つことを悩んでいる。厳しさが目立つが、優しさがあるからこそだ。

青田史香(演:酒井若菜)

アオイの母親。
酒井若菜が演じる。
仕事は保険外交員をしている。娘との接し方に悩んできた。しかし、アオイを大切に思い、心配している。

田中良子(演:安藤玉恵)

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