ウォッチメン(Watchmen)のネタバレ解説・考察まとめ
『ウォッチメン』とは、映像化不可能と言われたアメリカン・コミックを、『300/スリーハンドレッド』のザック・スナイダー監督が実写映画化した作品。かつてはスーパー・ヒーローだった男が何者かに殺され、彼の仲間だったヒーロー達が真相を突き止めようとする謎解きミステリー要素の強い2009年製作の異色ヒーロー・ドラマ。日本では映倫によりR-15指定を受けた。
ボブ・ディランの曲をマイ・ケミカル・ロマンスがカバーしたもの。ボブ・ディランのアルバムでは演奏時間10分のアコースティック曲だった。
『ウォッチメン』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
テレビ画面に「アウターリミッツ」が登場
1963年から65年に全米放送された一話完結のSFテレビシリーズ。日本でも第1シーズンが「空想科学劇場アウターリミッツ」、第2シーズンが「空想科学映画ウルトラゾーン」のタイトルで放映された人気を博した。
「これはテレビの故障ではありません。あなたは大いなる冒険に出発し、神秘に満ちた体験をします。心の奥底から宇宙へ “アウターリミッツ”」と冒頭に流れるナレーションは、日本でも同様に吹替で流れ、SF好きのテレビファンをワクワクさせた。
「ウォッチメン」のテレビ・シリーズ化が進行中
2015年頃からアメリカのHBO局が実写ドラマ化を企画していると伝えられてきたが、パイロット版の制作にゴーサインが出て、2018年春に撮影がスタートする模様だ。
パイロット版の監督には、テレビシリーズ「ジ・アメリカンズ」や「アメリカン・クライム」などの監督を手がけたニコール・カッセルが当たり、脚本は、「LOST」の企画・制作で知られ、「プロメテウス」「スター・トレック イントゥ・ダークネス」などSF大作映画の脚本を担当したデイモン・リンデロフ。ニコールとデイモンは製作総指揮も務める。
ストーリーが複雑に入り組んでいる原作だけに、映画化よりテレビドラマ化に向いていると言われており、期待が高まっている。
キャストの詳細は現在のところ不明。
「ウォッチメン」ディレクターズ・カット版がアメリカで発売されている
日本では映像ソフトは劇場公開版(162分)のみしか発売されていないが、アメリカではディレクターズ・カット版(186分)が発売されている。また後にディレクターズ・カット版より長いアルティメット・カット版(215分)も発売されたそうだ。
日本では今のところディレクターズ・カット版やアルティメット・カット版のリリース予定はないが、「ウォッチメン」のテレビ・シリーズが日本でも放映され人気を博したら、ひょっとしたら発売されるかもしれない。
『ウォッチメン』の関連動画
『ウォッチメン』日本版予告編
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目次 - Contents
- 『ウォッチメン』の概要
- 『ウォッチメン』のあらすじ・ストーリー
- ウォッチメン
- 忠告
- コメディアンの葬儀
- 抑止力の消失
- 濡れ衣
- 涙の理由
- 裏切り
- 日誌
- 『ウォッチメン』の登場人物・キャラクター
- ジョン・オスターマン/Dr.マンハッタン(演:ビリー・クラダップ、日本語吹替:藤原敬治)
- ローリー・ジュピター/シルク・スペクターII世(演:マリン・アッカーマン、日本語吹替:甲斐田裕子)
- ダニエル・ドライバーグ/2代目ナイトオウル(演:パトリック・ウィルソン、日本語吹替:咲野俊介)
- ウォルター・コバックス/ロールシャッハ(演:ジャッキー・アール・ヘイリー、日本語吹替:山路和弘)
- エイドリアン・ヴェイト/オジマンディアス(演:マシュー・グード、日本語吹替:飛田辰男)
- エドワード・ブレイク/コメディアン(演:ジェフリー・ディーン・モーガン、日本語吹替:土師孝也)
- サリー・ジュピター/初代シルク・スペクター(演:カーラ・クギーノ、日本語吹替:高乃麗)
- ホリス・メイソン/初代ナイトオウル(演:スティーヴン・マクハティ、日本語吹替:金尾哲夫)
- エドガー・ジャコビ/モーロック(演:マット・フリューワー、日本語吹替:中西俊彦)
- ビッグ・フィギュア(演:ダニー・ウッドバーン、日本語吹替:後藤哲夫)
- ジェイニー・スレイター(演:ローラ・メネル)
- ウィリアム・ロング(演:ウィリアム・S・テイラー)
- ジェラルド・グライス(演:デヴィッド・マッケイ)
- リチャード・ニクソン(演:ロバート・ウィスデン)
- ヘンリー・キッシンジャー(演:フランク・ノバック、日本語吹替:緒方賢一)
- 『ウォッチメン』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- ロールシャッハが投獄された刑務所で囚人達をなぎ倒すシルク・スペクターII世と二代目ナイトオウル
- Dr.マンハッタンが火星に作った理想郷に連れてこられたローリー
- 南極にあるエイドリアンの研究施設でのウォッチメン同士のバトル
- Dr.マンハッタンに殺されるロールシャッハ
- 人の心は計算じゃ割り切れないわ
- 俺は妥協せずに生きてきた
- あなたを授けてくれたから
- 『ウォッチメン』の見どころ
- 原作コミックを忠実に再現しようと努めたビジュアル
- 『ウォッチメン』の主題歌・挿入歌
- 映画で使用されたバラエティに富んだ楽曲
- オープニング・タイトルに流れるボブ・ディランの「時代は変わる」
- コメディアンの死の場面に流れるナット・キング・コールの「アンフォゲッタブル」
- コメデァインの葬儀で流れるサイモン&ガーファンクルの「サウンド・オブ・サイレンス」
- ダニエルとローリーの愛の場面に流れるレナード・コーエンの「ハレルヤ」
- エンディング・クレジットに流れるマイ・ケミカル・ロマンスの「廃墟の街」
- 『ウォッチメン』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- テレビ画面に「アウターリミッツ」が登場
- 「ウォッチメン」のテレビ・シリーズ化が進行中
- 「ウォッチメン」ディレクターズ・カット版がアメリカで発売されている
- 『ウォッチメン』の関連動画
- 『ウォッチメン』日本版予告編