ガラスの仮面(美内すずえ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

「ガラスの仮面」は美内すずえによる日本の少女漫画作品。1976年から白泉社「花とゆめ」に40年以上も長期連載されている。2014年9月の段階で累計発行部数が5,000万部を超え、少女漫画の金字塔とも言われる大ベストセラー。
平凡な1人の少女・北島マヤが演劇への熱い情熱を滾らせ、演劇に全てをかけ、才能を開花させる。演劇界のサラブレッド・姫川亜弓と競いながら幻の名作「紅天女」を目指す超人気大河ロマン。

第2シリーズED:B'z「ハピネス」

『ガラスの仮面』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

本当は2巻くらいで終わる予定だった

作者の美内すずえ先生は、元々は2巻くらいで終わる構想をで書き始めたのだが、気がついてみたら連載開始から40年、コミックス49巻にもなっていた。
次の展開を考えず、「このあとどうなるの!?」と思わせるように描くスタイルで続けてきたのだという。
雑誌からコミックスになる前には、大幅な加筆修正がされて発売されている。

紫のバラは本当にある

大都芸能の速水真澄が、マヤのファンとして贈る紫のバラ。マヤの足長おじさんのように、匿名で影からマヤを支え続けている。
この紫のバラ、物語だけのものではなく、実際に存在している。最近は、古希のの祝いの時に贈る花束としても使われている。

白目シーン合計は約1300回

「ガラスの仮面」といえば、登場人物が衝撃を受けたとき、白目になりその衝撃を表現する手法をとっている。
2014年に放送された「アメトーーーク!『ガラスの仮面芸人』」調べによると、49巻までで約1300回の白目シーンが存在している。

ちなみに、白目が最も多かったのはコミックス27巻。「ふたりの王女」共演中の巻だったらしい。

速水真澄は公式ツイッターをしている

速水真澄は2010年から公式ツイッターを開始している。
主に「ガラスの仮面」のメディアミックスや新作グッズの宣伝などに使われている。「忘れられた荒野」の宣伝のため、味の付いたチキンをマヤに拾わせたネタや、初日台風だった舞台のことなど、様々なことをコミカルにつぶやいている。

『ガラスの仮面』企画展に紫のバラが贈られている

「ガラスの仮面」の40周年企画展「ガラスの仮面展」において、設置されていたもの。物語の名場面を再現した秀逸な演出であると注目を集めていたのだが、実はこれは、匿名のファンから贈られてきたものだった。
根強いファンを持つ「ガラスの仮面」関連のイベントには、こうした送り主不明の紫のバラが届くらしい。
この紫のバラがイベントに届き始めたのは2007年からで、舞台と合わせると10回ほどにもなる。
毎回目立つ位置に飾られ、ファンの目を楽しませている。

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