HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)の変化系能力者まとめ

『HUNTER×HUNTER』とは、冨樫義博による漫画、及びそれを原作とするメディアミックス作品である。主人公のゴン=フリークスが父親を探す為に財宝、賞金首、美食、幻獣などの稀少な物事を探すことに生涯をかける職業「ハンター」を目指す。仕事柄未知の領域に足を踏み入れることが多い為、ハンターは生命エネルギーであるオーラを操る「念能力」を身に着けなくてはならない。「変化系」はオーラの形状や性質を変える能力で、糸、電気、ゴムなどあらゆるものに変化させる。ゴンの友人で、暗殺一家のキルアも変化系に属する。

ヒソカ=モロウ

CV:高橋広樹(1999年版アニメ) / 浪川大輔(2011年版アニメ)

第287回ハンター試験の参加者で、強者を狩ることを喜びとする快楽殺人主義者。相手は老若男女を選ばず、ゴンやキルアなど未熟であっても将来性のある者は敢えて手を出さず「壊すのがもったいないくらい」になるまで待つ。本人曰く「気まぐれで嘘つき」で、基本的につかみどころのない振る舞いが多い。
メイクや服装、口調から道化師めいた印象を与えるが実力は高く、ハンター試験合格時既に念能力を取得しており、ハンター試験の試験官(プロのハンター)を半殺しにした過去を持つ。その試験官はヒソカを倒す為に修行を積み再び試験に参加していたが、ヒソカは難なく彼を返り討ちにしている。
天空闘技場で何度か敗戦を経験しているが、いずれも戦闘準備の期限切れによる不戦敗であり、KO勝ちしたすべての試合では相手を死に至らしめていることから「休みがちの死神」の異名を持つ。
幻影旅団のボス・クロロと戦うために旅団に入った。団員ナンバーは4番。

伸縮自在の愛(バンジーガム)

オーラをゴムとガム、両方の性質を持ったものに変える。ゴムのように伸び、ガムのようにくっつく。原理そのものは単純で制約がなく、ヒソカの悪魔的な頭脳と合わせることにより、念を知っていてもまるで奇術が起きているかのような錯覚を与えることが可能。能力を他者に知られたところで相手には対処のしようがなく、使い勝手のいい能力といえる。他者の体につけたオーラを物につけて縮ませることで、物をぶつけることもできる。ガードをしてもそこにつけられてしまう為、能力を喰らわないためにはすべての攻撃を避けるしかない。
名前は、ヒソカが子供のころ好きだったお菓子から来ている。

薄っぺらな嘘(ドッキリテクスチャー)

オーラを様々な質感に変化させて表面を覆い隠す。染料、鉱物、繊維、植物、動物の皮膚など再現可能な質感は軽く千を超えるが、上質なコピーといったところで触れられればバレてしまう。しかし、「だからこそ騙しがいがある」とヒソカは考える。幻影旅団メンバーの証である刺青も、この能力で再現した偽物である。
戦闘中にバンジーガムと併用することで奇術師めいた戦いを披露し、相手に動揺を与えることもできる。

シルバ=ゾルディック

CV:石井康嗣(1999年版アニメ) / 山寺宏一(2011年版アニメ)

キルアの父。ハンター試験の後、家に帰ったキルアと話をした。妻がキルアを家に留めておこうとするのに対し、息子の意思を尊重して「友達を裏切るな」と言って送り出した。しかし、それは「いずれ自分のところに帰ってくる」「あいつは俺の子だからな」という自信からであり、あくまでキルアを後継者に据えるつもりである。
暗殺者としては熟練であり、卓越した戦闘技術を持つ。盗賊団・幻影旅団のボスであるクロロとも一戦交えたことがあり、彼が他者の能力を盗むことも知っていた。
第四子のアルカを初めはかわいがっていたが、アルカの能力を危険視し、家族ではなく「家族を滅ぼしかねない危険性を持った、別の世界から来た何か」と表現。家の皆にアルカを「家族と思ってはいけない」と言い聞かせ監禁していた。
アルカを巡ってキルアと対立するも、インナーミッションをクリアすることを条件にアルカを外に出すことを許す。最終的にはキルアとアルカに対する警戒令を解いて、彼らを見逃すこととなった。

念能力は変化系に属するが、能力の詳細は名前も含め不明である。クロロ、キメラアントの一員であるヂートゥ相手にそれぞれ違った能力を見せているが、いずれも一端であって正式な能力ではない可能性が高い。

巨大念弾(正式な能力名不明)

クロロに対して使った技。
左右の手に巨大な念弾を出し、高い位置から敵に放って圧して潰す。

鉛直の拳(正式な能力名不明)

ヂートゥに対して使った技。
上空から飛び降りて、地上のターゲットに拳を構え攻撃する。威力はかなりのもので、ゼノ(シルバの父)に気を取られたヂートゥを一撃で押し潰し、地面に巨大な大穴を空けた。

ゼノ=ゾルディック

CV:宮澤正(1999年版アニメ) / 大竹宏(2011年版アニメ)

キルアの祖父で、シルバの父。67歳と高齢だが現役の暗殺者で、服には「生涯現役」「一日一殺」と書かれている。
暗殺者、念能力者としては相当な熟練者で、一瞬でクロロの能力の制約を見抜いた。暗殺は仕事と割り切っており、ターゲット以外は殺さない。また、依頼者が死んだ場合もタダ働きになるからと暗殺を打ち切る。
仕事に関してはかなり物騒ではあるが、それ以外では比較的温和な人物で、キルアにも理解がある。また、ゴンたちが家に帰らされたキルアを迎えに行った際も執事見習いのカナリアが「ゼノ様が(電話に)お出になれば(何とかなるかもしれない)」と言った。
ハンター協会会長のネテロとは古くから交流があり、彼の依頼を受けて巨額の報酬を見返りにキメラアントの討伐のサポートに向かった。

龍頭戯画(ドラゴンヘッド)

オーラを物理的攻撃能力を持つまでに圧縮し、龍の形に顕現させる。龍を具現化するのではなく、龍の形にオーラを顕現させる変化系の能力である。
龍頭戯画はゼノの能力の基本で、ここから様々な派生の技を繰り出す。龍はゼノの意志通りに動き、ゼノの体から離れて飛ぶ他、彼を乗せての飛行もできる。

えどまち
えどまち
@edono78

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