クロノ・クロス(Chrono Cross)のネタバレ解説・考察まとめ

『クロノ・クロス』は『クロノ・トリガー』の続編として1999年に発売された。
美麗なグラフィックやBGMは高評価を得たが前作との比較から賛否が別れることとなった。
前作のテーマが「タイムトラベル」であるのに対して、今作では「パラレルワールド」がテーマとなっている。
主人公セルジュは、「ホームワールド」と「アナザーワールド」という2つの世界を行き来し、パラレルワールドの秘密を解き明かしていく。

ガルドーブに住む釣り好きの少年。16歳。
自作のボートで運び屋をやっている。キッドに好意を抱いているが片想いのようである。
テルミナからガルドーブまで海を泳いで帰るほどのタフな少年。
ホームワールド・アナザーワールド両方の世界で同じように暮らしているが、仲間にできるのはアナザーワールドでのみ。
主人公がキッドを助けないルートを選択すると「お前にそのお守りを持つ資格はない」と怒って、キッドのお守り袋を取り上げてしまう。
コルチャとママチャは、どちらか1人しか仲間にならない。

メル (Mell)

ガルドーブに住むイタズラ盛りの少女。10歳。
コルチャに淡い恋心を抱いており、コルチャが熱をあげるキッドにヤキモチを焼く。
アナザーワールドのみで仲間にできる。
ホームワールドではどこかに出かけていて会うことが出来ない。
パーティにキッドと共に入れておくと、連携してレアアイテムを盗みやすくなる。

ママチャ (Mamacha)

コルチャの母親で、メルの義母。38歳。
おおらかで優しい性格だが、押しが強い。
ホームワールド・アナザーワールド共に存在しているが、仲間になるのはアナザーワールドのみ。どちらも同じように暮らしている。
コルチャの協力が得られない場合に、ママチャが仲間になる。

グレン (Grenn)

アカシア龍騎士団所属の剣士。20歳。
父、兄ともにアカシア龍騎士団四天王筆頭であったため、下っ端の自分はコンプレックスを抱いている。
兄の許嫁であるリデルに恋心を抱いている。
アナザーワールドで仲間にできる。ホームワールドでは3年前から行方不明。
「グレン」という名は、前作に登場した伝説の剣士の名であり、その剣士にあやかって父が名付けた。
聖剣イルランザーを装備できる唯一のパーティーメンバーであり、二刀流を扱え、最強の攻撃力を誇る。
グレンとセルジュの合体技「エックス斬り」は、前作の主人公とカエル剣士の合体技と同じもの。

ドク (Doc)

大陸からガルドーブにやってきた医師。27歳。
かつて患者を死なせてしまった過去があり、自分の実力に自身を持てずにいる。
ホームワールド・アナザーワールドともに医師として存在しているが、仲間になるのはアナザーワールドでのみ。
ママチャ、グレン、ドクの3名はキッドを助けないルートで仲間になる。

ジルベルト (Jillbert)

テルミナで墓守をしている仮面の大男。33歳。
元プロレスラーで、欲望の赴くままに戦っていたが、親友のゲッツが命と引き換えに彼を改心させた。
それ以後はゲッツの妹アストラッドを養いながら、自身の罪を償いつつ質素な生活を続けている。
仮面をつけているのは、これまでむやみに人を傷つけていたという罪を忘れないための戒めだという。
アナザーワールドにのみ登場し、仲間となるが、ホームワールドには登場しない。

スカール (Skarll)

元サーカスの道化師だったが、志半ばで死亡し、骨だけになってもなお道化師として行動している。
アナザーワールドで仲間にできるが、そのためにはバラバラになり各地に散らばった彼の骨を全て集めなければならない。
骨だけの体だが、食事もとれるらしい。テルミナに年老いた祖母がいる。
ホームワールドでは消息不明となっている。

ルチアナ (Lutianna)

蛇骨館で研究にいそしむ女性科学者。28歳。
マッドサイエンティストでもあり、前作のキャラクターであるルッカとは研究者同士の知り合いだった。
ルッカからの手紙を預かり、キッドに渡す役目だった。
アナザーワールドで仲間にでき、ホームワールドでは3年前から行方不明となっている。

改良種フィオ (Fio)

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