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dywbt45のレビュー・評価・感想

僕のヒーローアカデミア / ヒロアカ / My Hero Academia
10

僕のヒーローアカデミアのあらすじ

僕のヒーローアカデミアの舞台は、世界総人口の約8割が何かしらの超常能力を持つようになった、いわゆる超人社会です。その社会において、めずらしく個性を持たない主人公緑谷出久が最高のヒーローになるまでの物語です。無個性でヒーローになることはほぼ不可能です。そこである日、出久は街でヴィラン(敵)に捕らえられた、幼馴染の爆豪勝己を目にします。出久はそれを見るやいなやその場から飛び出しヴィランめがけて走り出します。出久は、結局何も出来ませんでしたが、これをナンバーワンヒーローのオールマイトが見ていたことがきっかけで、オールマイトから個性を受け継ぎます。そして、たくさんの努力を重ね、ヒーローの名門校「雄英高校」に進学します。雄英高校で1年A組の仲間たちや先生と出会い、切磋琢磨し、ともに成長していきます。出久の頑張る姿を見て、力をもらえること間違いなし!また、オールマイトは個性を受け渡したことが原因で少しずつ力が衰えていき、ヒーロー活動をする時間は少なくなっていきます。そのときがくるまでに出久はナンバーワンヒーローオールマイトのようなヒーローになれるのか?、ヴィランたちの企みとは?、出久の同級生たちとの雄英高校での生活にもにも注目です。

ジャーヘッド
7

何も起きないけど…

最初、みた時はなんだかよくわからない映画でした。軍隊の話だけど、みんなふざけているし、戦争は起こらないし、でもみているうちになんか、ハマっていく映画です。戦争映画だけど戦争が起きた後じゃなくて待機を命じられた兵士たちを描いた作品で、他のものと違う目線でかかれてます。でも、故郷なら遠く離れたところで愛する人から離れた悲しみとかが表現されてたり、イライラしてたり、待つ間も普通の時とは違うんだなってがよくわかってよかったです。長い間、待たされて、ずっと緊張しててってしんどいし、虚無感が半端ないです。映像自体は明るい感じなんですけどね。主演のジェイク・ギレンホールは体をすごく鍛えていて兵士にしか見えませんでした。でも、今のムキムキの男臭さじゃなくて、まだ若いしかわいい感じでした。ニコニコ、仲間とふざけてるんだけど、ふと悲しい、真面目な顔をするところが印象的でした。やっぱ、彼っていいなと思います。あと、有名どころでいえば、ジェイミー・フォックスも怖い教官役でよかったです。いろいろと印象深いシーンもありますが水を吐くまで飲まされるという罰があるだなんて初めて知りました。派手とはいえない映画だけど、結構よくできた良作でした。

遺書、公開。
10

ドロドロな人間関係

ストーリーは、とある中学校のクラスに差出人不明でクラス内の「序列」が記載されたメールが届く、というところからはじまる。
みんな普通の暮らしをしていたが、突然「序列」一位の姫山さんが原因不明の自殺をしてしまう。
クラスメイトには全員分の遺書が用意されており、自殺の原因を探るために遺書を公開していくというのがこの作品のお話。
遺書を公開していく中で、人間の裏側や本当の感情が見え隠れし、読んでいるこっちがヒヤヒヤする。
これを読んでいると、自分の学生時代にももしかして、表面上だけ仲良くしている人もいたのかなと思うくらい。
特に、序列2位の赤崎が実はものすごいクズだということが分かった時は本当にびっくりした(二巻の表紙から怪しさはあったが)。
コミックスで読んだ範囲では「序列」の本当の意味や、だれが送ったのか、なんのためにつくったのかまであきらかになったので、この後の展開もまだまだ見過ごせないと思っている。
とはいえ、まだ姫山がなぜ自殺をしたのかは明らかになっていないので気になっているが、無駄に引っ張りすぎず頑張ってほしい作品。
伏線も多数あり、まだすべての謎が明らかになっていないが、二周読んでも十分に楽しめる漫画だと思う。

BECK / ベック
10

バンド漫画の金字塔

音楽をジャンルとした漫画の中でも頭一つ抜けた面白さで、この漫画に影響を受けてバンドを結成したり音楽を始めた人も多いのではないだろうか。
平凡で目立たない主人公と天才ギタリスト、唯一無二で親友のドラム、破天荒なボーカル、ファンキーで包容力のあるベース。それぞれの個性がケミストリーを起こし紆余曲折を経て日本、さらには世界を席巻していく。
とりわけこの作品の最大の魅力の一つであるのが『演奏・歌唱の表現力』である。もちろんストーリーやキャラ設定・世界観などいくつも魅力はあるが、この点が一番の魅力であり、ストーリーに厚みを持たせている一番の要因だろう。主人公の歌唱シーン、バンドのライブパフォーマンスなど、実際にその場に立って漫画の中のオーディエンスと同じ熱量でライブを体感できるといっても過言ではないだろう。
もう一つ大きな魅力として挙げられるのが『人間関係』だ。バンドメンバーそれぞれが抱える思いや葛藤が入り乱れ、バンドシーンでそれらがバックボーンとして語られ、クライマックスでその全てが昇華されていく。
全34巻ながら息つく暇を与えず、あっという間に読み終われるほどの疾走感で駆け抜けていく主人公たちの物語は、一見の価値ありだ。

キングダム ハーツIII / Kingdom Hearts III / KH3
10

1作目から数えて17年での第1章の完結は感慨深いものがあります。

1作目が2002年に発売されてからⅡや様々な作品を挟んでようやく2019年に発売されました。
Ⅰが出てから17年、Ⅱから数えても14年振りで『ダークシーカー編』の完結と銘打って出されただけあり、これまでのキャラが一同に介して出てくる作品となっています。
PS4にふさわしいグラフィックの進化とディズニーの世界は本当に映画を観ている様な気分になれます。
声優も基本的に映画と同様の声優が出演しており、ディズニーの映画を観ていた方はもちろん、映画を観てない方もゲームをしていながら映画を観たくなる様なクオリティになっています。(個人的に唯一残念だったのがトイストーリーのウッディとバズだけ声優が別の方になっていたことでした...)
もちろん、グラフィックだけでなくストーリーも仕上がっております。
これまでの伏線を回収しながら様々なキャラクターに視点を当てて展開していく部分はこれまでのシリーズになかったので新鮮さがありました。後半にかけてかなり駆け足になった分も否めませんが、追加DLCで補填されましたのでその辺りの満足度も改善されているかと思います。
大団円のハッピーエンドで終わらなかったことは少し残念ですが、今後の展開を含ませるエンディングであったこともあり、今後の展開が楽しみです!

となりの怪物くん / とな怪 / My Little Monster
10

漫画「となりの怪物くん」

学園・恋愛物の少女漫画は普段はあまり読まないんですが「となりの怪物くん」はどっぷりハマりました。絵がとっても可愛らしくて見やすかったのもありますが、登場人物のキャラ設定がとってもしっかりしていて、かつストーリーも無理なく進められているのでドンドン読みたくなる漫画でした。既に完結しているものなので、続きを待つ必要なく最後まで一気に読み進められたという点も、ストーリーにグッと入り込んだままのテンションを維持できたのでハマった一因だと思います。
たくさんのキャラが出てくるコマがよくあって、それぞれが好きな事を言って好きなように振舞っているのですが、それが本当に自然で楽しい雰囲気がよく伝わってきてとても好きなシーンでした。ゴチャゴチャしているような場面でもキャラも綺麗に描き分けられていて、セリフも読みやすいのはこの作家さんの技だと思います。
この漫画を読んでから、作者であるろぴこさんの他の作品にも興味が湧いたので色々読んでみてます。ろぴこさんの絵がとっても好みなのとストーリー展開のスタイルが気に入っているので今後も読み続けていきたいと思いますが今のところ「となりの怪物くん」が自分の中では一番好きな作品です。

塊魂 / Katamari Damacy
9

シュールな世界を巻き込んでいく快感

小さな塊を転がす。最初は小さなものを巻き込み塊を大きくしていって、大きなものを巻き込んでいく。最初は大きなものにぶつかると弾かれたりせっかく巻き込んだものが飛ばされたりするのが、塊が大きくなると今度はこちらが容赦無く巻き込んで、大きさの糧になっていくのが気持ちいいです。
序盤は文房具や小動物しか巻き込めないというステージから、ストーリーが進むにつれ最終的には地球全てを巻き込んでいくという壮大かつシュールな展開は筆舌にし難い気持ちよさがあります。

BGMがどれも楽しく、気の抜けた歌詞とメロディですがなんとなく名曲っぽいのが笑えます、プレイ中はついつい一緒に歌ってしまったり。
テーマソングに至っては大御所である松崎しげるさんが歌っている、まさに名曲です。

言葉を話すキャラクターは、ほぼ主人公「王子」の父である「王様」だけなのに、それを感じさせないほどセリフにインパクトがあります。何より、自分の責任を王子に押し付けたり、息子にいちいちマウントを取ろうとする大人気ない王様は存在自体がシュールです。
王子へのお土産を用意しては、ステージに落としてきたり捨ててきてしまうという、優しいようでやっぱり扱いが酷いです。王子の扱いが不憫で、塊を転がす姿は健気ですがどこか楽しそうで、ちっとも悲しい気持ちにならず楽しい気分でゲームができます。

3月のライオン / March Comes in Like a Lion
9

魅せる対局シーンの演出が熱い!

将棋のプロ棋士である主人公とその周りの人々との暖かい人間模様を描いた作品なのですが、一番の魅力はなんといっても対局シーンです。将棋の対局といえばテレビでよく見るのは将棋盤を上から見た映像で、棋士二人が静かに駒を動かし、そこに解説が入るというもの。本物の映像としてもかなり地味なものです。
しかしこの作品ではその対局シーンの中に登場人物たちの生い立ちや現在の状況、仲間たちの想いなどがからみ、対局中のキャラクターの心の中が映し出されます。そしてそれは片方のキャラクターだけではなく、対局している双方のキャラクターで描かれるのです。そう、これはもはや棋士と棋士との対局ではなく人間と人間との魂のぶつかり合いなのです。
しかし、かといって対局している棋士同士が空想の中で武器を持って戦うといった安易な表現はしません。対局自体は将棋盤の上でキャラクターたちが駒を打つシーンで描かれてます。描かれるのはそれぞれのキャラクターの心の中だけです。だからこそキャラクターの打つ一手一手がとても人間味があって熱いものとなるのです。ただ駒を持って打つ。それに解説が入る。これだけのシーンをこれほどまでも熱く表現・演出できるのかと驚きます。
将棋のルールが全く解らない方でも問題なく楽しむことができます。応援したくなるような魅力的なキャラクターたちが信念を懸けてぶつかり合う。その媒体がこの作品では将棋であっただけなのです。

風光る
8

「風光る」は新選組好きな女子にオススメな漫画です

『風光る』は新選組を舞台とした少女漫画です。主人公は男であると偽って入隊した少女で、新選組の中でも指折りの人気を誇る剣豪「沖田総司」の指導のもと、心身ともに成長し立派な隊士へとなっていきます。美少女でありながら女であることを隠し、男装している麗人の主人公は新選組隊内における師である沖田総司への淡い恋心を抱きながら剣術に励み、やがては局長である近藤勇や副長である土方歳三からも厚い信頼を得られるほどに成長していきます。風光るは少女漫画にありがちな単なる恋愛物語だけでなく、丁寧に時代考証がなされた歴史漫画でもあり、江戸時代末期の様子がよく分かるように丁寧に描かれています。さらに新選組と敵対する維新志士たちもたくさん登場し、それぞれが魅力的に描かれています。主人公を除くほとんどの人物が史実で実在した人物であるので、日本史が好きな方で特に江戸時代末期が好きな方には目を通していただきたい漫画です。新選組が好きな女性には必読の漫画であると思います。新選組は歴史上では悲惨な運命をたどっていきますが、2020年時点で連載中なので、最後はどのような結末となるのかまだまだ目を離せない漫画です。

レベルE / LEVEL E
8

難しさの先にある面白さ

「幽☆遊☆白書」や「HUNTER×HUNTER」でおなじみの冨樫義博さんが作者の全3巻までのマンガです。変わった宇宙人が地球に来るという話なのですが、まず1回目に読んだ感想は、「難しくてわからん」といった感想です。本編みたいな話とスピンオフみたいな話があり、単純におもしろい話もあり全部が全部わからないというわけではありませんが、途中、読解力が必要な話があります。私は単行本を持っているので複数回読み直して「そうゆうことか!」と理解でき、それと同時にどうやったらこんな話を作ることができるのか?と思いました。世間で言われている通り、冨樫さんは神だと思いました。良い意味で、頭おかしくて変態だと思います(ほめてます)。
全3巻と巻数は少ないのですが、その中におもしろさが凝縮されていると思います。マンガでは、それこそ「ONE PIECE」や「NARUTO」などを挙げようと思いましたが、3巻という短さでこれだけおもしろくできる、ある種のコスパの良さをオススメしたくて今回選びました。連載が短いものはつまらなくて打ち切りになったのでは?と思ってしまうのですが、レベルEはそんなことありません。おそらく、いろいろ詰め過ぎて3巻までしか持たなかったのだと思います。この濃さをあと数十巻は続けられないと思いますし、読む方もしんどくなると思います。

ファイアーエムブレムif 白夜王国 / 暗夜王国
8

もしもの物語

FEシリーズは全作品をとおして、正義とはなにか、正義とは一つなのか、国と国の争いについてなど深いところまで掘り下げつつ、やりごたえのあるシミュレーションゲームであるところが魅力的です。if白夜ルートはその中でも難易度的にも簡単で、始めやすいかと思います。
キャラクターのイラストもグラフィックも美しく、音楽も日本的な和楽器を多様しており、懐かしい気持ちになります。戦略を立てるシミュレーションゲームでもあるので、愛着のあるキャラクターがどんどん強くなっていくさまは大変楽しいです。ifではマイユニットという自分のアバターキャラのようなキャラクターを作り、物語に深く関わり感情移入できます。アバターの声も男女3種類ずつ計6種類から選べ、戦闘や会話を盛り上げます。
自分のアバターキャラと、育て上げた他のキャラクターが戦闘中に助け合うと好感度が上がり、近くで戦うとステータスが上がるという支援のシステムがあります。好感度が戦闘で作用するのが、助け合っていることが感じられて力が湧いてくるように感じます。
物語上、もしもこうだったら…というルートがあり、追加コンテンツでは、白夜ルートで解明されなかった真実までたどり着くことができます。

デビル メイ クライ 5 / Devil May Cry 5 / デビクラ5 / DMC5
10

約10年ぶりの新作!

前作の「DevilMayCry4」から約10年の時が経ちリリースされたものです。
まず驚くのが映像の進化です。過去の作品も、その時代を考慮すればそれなりに画質は良いほうだと思いますが、今作はHDR、4k対応、60FPSで動きます。ステージの背景、キャラクターの動き、敵の造形などの細かいところまでハッキリと見ることができ、開発者がかなり細かい部分にまでこだわって作っているのが伝わってきます。映像の進化により、次世代のスタイリッシュアクションゲームといっても過言ではない素晴らしい完成度です。
基本的なシステムは前作と同じで、操作方法もほとんど変わらないためすぐにプレイできます。新キャラクターの操作は少し独特ですが、今までのキャラクターとは一味違った戦い方ができます。今作が初めてという人でも、アクションゲームが好きなら絶対に楽しめるはずです。キャンペーンモードの難易度は初心者向けから超上級者向けまで用意されています。アクションゲームが苦手な人はイージーモードでも最後のほうは難しいと思いますが、今作ではあるアイテムを使用するとその場で復活可能なのでごり押しプレイも可能です。戦い方は無限で、ゲーム好きには自信をもってオススメできる素晴らしい作品です。

マイアミ5
10

「マイアミバイス」スタッフによる傑作バイオレンスアクション!

かつて一斉を風靡したアメリカのTVシリーズ「マイアミバイス」スタッフ(マイケル・マン、ポール・マイケル・グレーザーら)がTVでは出来ない作品を、と意気込んで制作した知られざる痛快アクション。
5人の不良少年達が更生の渦中で恩人でもあるベトナム帰還兵(ジョー・タイガー)を失い、かつてはお互いに対立しながらも今では家族同等の絆で結ばれた5人が地元のギャング、そしてそのバックである巨大麻薬組織に壮絶な戦争を挑んでゆく。ありふれたギャングモノかと思いきや、クライマックスでは戦争映画ばりの要塞攻略戦まで堪能できるという贅沢な内容の為「流石にこれはTVでは無理だ…」と思わせてくれる逸品。
悪役もジェームズ・レマー、ローレンス・フィッシュバーンと「マイアミバイス」でも活躍した個性派が「5人の若手に胸を貸す」といった雰囲気で演じていて本作を俄然盛り上げてくれる。そして「影の主役」ともいえる「ジョー・タイガー」を演じたスティーブン・ラングの圧倒的な存在感。”ベトナムで戦友を失いながらも生き残ってしまった葛藤を抱え、それまでは無軌道でしかなかった不良少年に「仲間」の尊さを伝えながら死んでゆく…ジョー・タイガーなくしてこの作品はありえないといっても過言ではない。

イヴの時間
9

人とのつながりなどを考えさせられる物語

もともと、ショートアニメだったものが劇場版として一つにまとめられたものになります。
舞台は、近未来の日本のような場所で、人の形をした召使のようなロボット、「アンドロイド」と人間が同じ家で暮らしているSFのような世界でのお話です。
主人公は、ごく普通の、しかしとある事情で夢をあきらめてしまった少年です。
その少年は、人の姿をしているアンドロイドに思わず人のように接してしまいますが、その様子を見た姉からキモがられる。この世界では、アンドロイドに対して精神的に依存している人をドリ系などと呼び、問題視されていた。このように、世界に奥行きがあり、時代背景があり、細かいところまでよくできています。また、社会問題として、ロボットの不法投棄や不法投棄されたロボットが徘徊してしまうというものもあります。

ロボット、アンドロイドという世界観というと、SFに寄った作品が多いですが、これは戦争もしないしロボットで戦ったりもしない作品です。
ロボット・アンドロイドといえど、人とつながりを持ち、人と同じように考えたり悩んだりするのです。まるで人と人のつながり方そのものを描いているような作品です。
他にもたくさんのメッセージが詰まっており、何度視聴しても前に見た時とは違うことを感じたり考えさせられる不思議な魅力の詰まった作品です。

ヒカルの碁 / ヒカ碁 / Hikaru no Go
10

一回は読むべき名作

アニメ化もされた『ヒカルの碁』は小学生を中心に囲碁ブームを巻き起こすほどの影響力があり、実際に、この作品をきっかけに囲碁を始めてプロにまでなった人も多いそうです。更に、連載終了から10年以上がたった今でも定期的にネットで話題に上るほど根強い人気を誇っている作品なんです。

平凡な小学生の少年が、天才囲碁棋士・藤原佐為の霊に取り憑かれたことで囲碁の世界に巻き込まれ、「神の一手」を目指す姿を描く作品です。
物語は主人公の「進藤ヒカル」が小学6年生の時からスタートします。最初は囲碁に興味がなく、佐為に言われるがまま囲碁を打っていたヒカルでしたが、だんだんと自分の力で勝利したいと思うようになり、成長していきます。その後、ヒカルは中学の囲碁部や院生を経て対局の経験を踏み、プロの棋士となりました。しかし、もともと才能のあったヒカルが成長したことで、役目を果たした佐為はこの世から消えてしまうのです。この場面はとても悲しくて号泣しました。
佐為が消えたことに対する後悔もあり、1度は碁をやめる決意をするヒカルでしたが、自分の碁の中に佐為の碁を見つけたことで、囲碁に対する覚悟を新たにし、プロとして再出発します。
小学生だったヒカルが真のプロ棋士へと成長を遂げていく過程が丁寧に書かれた不屈の名作です。

センセイ君主
10

キュンキュンしつつも笑える映画

「センセイ君主」は、Amazonプライム・ビデオで観ました。キュンキュンしつつも笑える映画でした。

左丸あゆは(浜辺美波)は恋に全力なイマドキの女子高校生。好きな人に告白しようとしますが、見事に振られてしまいます。告白7連敗中のあゆは、牛丼屋でお金を払えなく困っているところを見知らぬ男性に助けてもらいます。ある日、クラス担任の代理で来た弘光由貴(竹内涼真)がなんと牛丼屋で助けてもらった男性だったのです。
最初は冷たい言葉を言われ落ち込むあゆはでしたが、先生の笑った顔にキュンとしそこから恋に落ちるのです。「先生を絶対落としてみせます!」宣言をし、あゆのだいぶズレている猛アタックが始まります。あゆはと弘光先生の恋の行方はいったいどうなるのでしょうか!?

「センセイ君主」の主なキャストは、女優の浜辺美波さん、俳優の竹内涼真さん、FANTASTICSfromEXILETRIBEの佐藤大樹さん、女優の川栄李奈さん、女優の新川優愛さんです。
私のこの映画に対する評価は「10」です。小説の「センセイ君主」を読んでみたら面白かったので、映画も観たら面白かったです。浜辺美波さんの「好きな人を振り向かせたい」という演技が可愛くて女性の私でもキュンキュンしました。みなさんにも浜辺美波さんの可愛い演技、そして竹内涼真さんのクールで何事にも動じない演技を観てほしいです!

BANANA FISH / バナナフィッシュ
9

ここまで人の心に影響を及ぼすのか

アニメが放送され話題になったBANANAFISH。
私は原作漫画のファンだったのですが、再現率に驚かされてしまいました。多少のカットは仕方のないことですが、ここまで忠実に原作漫画をアニメ化しているものは珍しいと思いました。

あらすじとしては、もともと男娼として生きてきた少年がマフィアのボスに拾われ、自分もストリートギャングとして成長します。そして自分とは生きてきた環境も国も全く異なる少年に出会い変わっていく物語です。
主人公である少年の変化に注目してもらいたいのと同時に、彼にとって出会った少年はどういった存在だったのか。そしてその少年にとって彼はどういった存在だったのかを深く考えてもらいたいです。私は主人公にとって少年は母の様な存在だったのではないかと考えます。
男娼として育ってきて、いつも男性から性的な目で見られたり、大人達に一切守ってきてもらえなかった主人公。同世代の仲間たちはみな彼を恐れたり尊敬したりしていて、気の許せる仲間が少ししかいなかった。そんな中でその少年は彼に対して性的な目で見ることはおろか、年下というだけで主人公のことをやさしく母性の様な暖かさで包み、守ろうとしました。そんな少年に主人公はきっと母へむける愛情の様なものを芽生えさせたのだろうと思いました。逆もしかりで、その少年はつらい過去を無理やり押さえつけ、傷つく事に慣れ、強くあろうとする主人公に対して母性の様なものを持っていたんだろうなと思いました。
周りからは露骨な腐展開など言われたりもしていますが、私はこれを恋情と呼ぶにはあまりにも2人の愛が深すぎるな、と感じ2人の間にそんなセクシャルなものは挟めないと思いました。
私はこの作品を通して自分の生き方、環境、今ある幸せ…とにかくたくさんの『恵』に気付かされたと同時に、周りを取り巻く様々なものへの『愛』に気付きました。漫画やアニメでここまで人の心に影響を及ぼすのか。漫画を初めて読んだ時の気持ちがまた戻ってきました。
この作品のテーマは愛と家族かなと私は思っております。ただし、男娼の表現や露骨な虐殺シーンなどがあるので誰にでもはおすすめはできない作品です。なので評価は9にさせていただきました。上記の内容がOKの方にはぜひ1度見ていただきたいなと思います。

どろろ
9

現代風にスタイリッシュに!

「どろろ」の原作は、故手塚治虫先生の漫画です。
50年ほど前にも一度アニメ化されましたが、今回は絵柄も現代風になり、話も分かり易く改変されて、原作未読ファンにも入りやすくなっています。
まずは、絵柄。
原作は可愛らしい絵で、昔のアニメ版は懐かしいタッチ(しかも白黒)でした。
今回はスタイリッシュな絵柄で、主人公の百鬼丸とどろろは、それぞれ少年らしいデザインになっています。
どろろの性別も、どちらにも見えるような……おっと、詳しくは書けませんが。
そしてオープニングの映像が、実にスタイリッシュ。
アクションの動きも良いし、歌もカッコ良いし。
何より細かい設定が変更され、分かり易い見せ方になっています。
なぜ百鬼丸が産まれてすぐ身体のパーツを失くしたのか、それがどんな影響を及ぼしたのか。
育ての親・寿海先生のオリジナルエピソードも盛り込み、一層作品世界に厚みを持たせています。
そしてどろろを始め、声を担当する方が皆、すごく演技が自然。
一見救いのない辛いストーリーですが、戦国の世を逞しく生きる子供二人を、魅力的に描いています。
どうか二人の歩む先に、幸せな未来があって欲しい……そう思いながら、つい毎週リアルタイムで視聴する作品です。

うちのメイドがウザすぎる! / ウザメイド / Uchi no Maid ga Uzasugiru! / UzaMaid!
8

一瞬シリアスになるものの…

これはもう最高の変態アニメですね!
ロシア幼女である高梨ミーシャが好きすぎるあまり、自衛隊を退官してメイドになってしまった鴨居つばめなのですが、好きのレベルがそんじょそこらの好きでないのです。
まったく小学生は最高だぜなんてレベルじゃないんです!仲良くなりたいとかなら、まだありそうなのですが、鴨居つばめの頭の中には結婚しかないのです!
そして、時々シリアスなシーンもあるのですが、そんなシーンもほんの一瞬です。次のシーンでは変態な一言で日常?に戻ってしまいます。
ただ、ミーシャもうざがってはいるものの、つばめの過去を気にしている様子で、今後話が進むにつれてつばめの過去を知り中を深めて行く可能性もありますが、正直どうなるかは読めないです。
また、つばめのことが大好きな元上官である鵜飼みどりという新キャラクターも登場しており、これからますますドタバタになっていきそうです。
正直どの層の方におすすめできるかは謎ですが、幼女を見守りたい方にはいいのではないでしょうか?w
ただ、一つ言えるのは変態ではありますが、そこまでドギツイわけではないのでギャグアニメとして楽しめるのではないかと思います。
それと、鴨居つばめの筋肉はすごいです…。

クワイエット・プレイス / A Quiet Place
8

ホラーとSFの間!

Twitterで「やばい映画」として紹介されていたので観にいきました!
結論を先にいうと、映画館でみると迫力があってホラーに見えるけど、内容を理解すると半分SF。

作品名のとおり、音を立てるとナニかが人間を襲う世界でお父さん、お母さん、子供3人の5人家族が必死に生き延びようと奮闘する。
お父さんは狩りの仕方を教え、お母さんは勉強を教え、子供達も現状を理解して、嫌がることもあるけど必死に頑張る姿がリアル!「この家族いいなー」と最初から最後まで思える!!!
お父さんとお母さんは子供達を守る、というパワーもありつつ、愛し合ってる姿がまさに理想!

しかし、家族の状況は最悪。お母さんは、妊娠して出産間近…。音を立てずにとか無理でしょwww子供達にもそれぞれ問題があり、お父さんも大変。

明らかにやばいお母さんの出産前後に色んなことが一気に起きたw
見てるこっちも、慌ただしいな、て思う連鎖的に問題が発生!お父さんが、お母さんと子供達のために走り回って…(ノд-。)クスン

ラストはアメリカらしい、「これからが本戦」みたいな終わり方だったけど中々楽しかった。

アメリカ様ならこんな状態になる前にナニかへの対策ができたのでは?とか、お母さんの出産のために家族が住んでた農園の付近に住んでいた他の生き残りたちは全滅したのでは?などの疑問はあるが、良いスピーカーを持ってるなら見る価値がある!

スピッツ / Spitz
10

老若男女に愛されるロックバンド。彼等の真骨頂はライブにあり!

平成初期のバンドブームに『ロビンソン』『チェリー』などでミリオンを連発したのは音楽ファンでなくとも良く知られているであろう日本のロックバンド「スピッツ」ですが、彼等の真髄はストイックなライブパフォーマンスにあると言えます。メランコリックでノスタルジーを刺激するメロディや、艶やかで独特な世界観の歌詞、そして何よりギターボーカルの草野さんのややハスキーでありながら男性には珍しく高い涼やかに通る声質などから“ロック“のイメージとはかけ離れているように感じるかもしれませんが、スピッツというバンドはまぎれもなくロックバンドです。バンドという性質上、特に作詞作曲を手がけるフロントマンが注目されがちですが、バンドのリーダーを務めるベースの田村さん、本人のビジュアルからは想像できない程に繊細なアルペジオを奏でるギターの三輪さん、難易度が高いとされるモーラー奏法で心地良く安定感のあるリズムを刻むドラムの崎山さんと、演奏技術も実力派として名を馳せています。学生時代からの友人として自分たちの音楽を追求してきた彼等にしか出せないバンドサウンドは、控えめなように見えてとても力強く切実に訴えかけてきます。特にライブでは意外と激しめの曲で盛り上がれるので、少しネガティブな印象を持っている方には是非実際に音を体感して頂きたいバンドです。

モンスターハンター3 / モンハン3 / MH3 / Monster Hunter 3 / Monster Hunter Tri / モンスターハンター3G / モンハン3G / MH3G / Monster Hunter Tri G / Monster Hunter 3 Ultimate / モンスターハンターポータブル 3rd / MHP3 / Monster Hunter Portable 3rd / Monster Hunter Freedom 3
8

狩猟ゲームはモンハンで!

最近になっても暇なときは、ついつい狩猟ゲームでもして憂さ晴らししたくなっちゃいます。
オススメなのが『モンスターハンター3G』
やりはじめた時は全く意味が分からなく、ギルドで手に入る武器・防具ばっかりで各クエストに出発してましたが、だんだんとモンスターが強くなっていき、敵わなくなってくると武器・防具の強化が必須になり、狩りで貯まってきてあるモンスターから剥ぎ取った素材から武器・防具が作れる事を知り、素材集めが楽しくなり、より強い武器・防具を作るにはより強いモンスターを倒して良い素材集めをして強い武器・防具を作る事が楽しくなっていきます。
コツコツとゲームを進めて徐々にモンハンワールドにも慣れていける(狩猟のコントロールが上手に)良く出来たゲーム内容になってます。
一人での狩猟に慣れたらオンラインで一緒に狩りに行ける仲間を募り、一人では倒せないモンスターを仲間と協力して倒すのもモンスターハンターの醍醐味だと思います。
武器の種類も豊富で大剣や太刀といった簡単攻撃系武器や片手剣や狩猟笛などの回復で仲間をサポートをする武器、各部位を狙って攻撃する槍や双剣など自分が狩り易い武器を探してより強い武器に強化していけるのもモンスターハンターの面白さになります。
まずは『モンスターハンター3G 』から狩猟ワールドに出発してみましょう!

進撃の巨人 / Attack on Titan
6

アニメ版進撃の巨人について

原作の漫画版「進撃の巨人」を読んだことはないが、アニメは一期から見続けているので、この作品の良さはよく分かる。まず、その設定がオリジナルで斬新だ。
巨人の跋扈する世界観は、平穏な日常が常に死と隣り合わせであることを示している。実際に第一話もそういう日常の崩壊から始まるわけだが、これは是非作品を観てほしい。
多少グロテスクなシーンはあるものの、それがむしろ巨人自体の恐怖を視聴者に喚起させ、これがただのアニメーションではないことを教えてくれる。緊張感という意味では「テラフォーマーズ」に近いものがあるので、好きな人は一見の価値あり。
ただ、三期に入り、どうもストーリーがだれているように感じる。物語の核心に触れるため過去の描写に終始しているというのは分かるのだが、あくまでこれは「進撃の巨人」であり、巨人と人間との命を賭した戦いが魅力である。ストーリーの進行上仕方ないとはいえ、巨人成分がいささか足りないとは感じた。
しかしそれも、裏を返せば物語転換前の下ごしらえみたいなもので、巨人との手に汗握る死闘は今後待ち受けているだろうから、その意味では楽しみでもある。それでも個人的に、物語自体の掘り下げ期間(これももちろん必要不可欠なことなんだけれども)が少し長いようには感じた。

モンスターハンター:ワールド / Monster Hunter: World / モンハンワールド / MHW
8

オープンワールドのモンハン

私がお勧めするゲームはモンスターハンターワールドです。モンハンシリーズでは初めてのオープンワールドでの狩りとなっており、一筋縄ではいかない所がゲーマー心をくすぐられる仕様となっております。
オンラインで行うこともでき、知らない人と一緒に狩りを行ったり、1人で狩りにでて思ったよりも強くて、誰かの手を借りたい、助けて欲しいという時には救援信号を発信することで、そのモンスターを狩りたい人やちょっと暇だから助けにいこうかなという人が駆けつけてくれます。
また、マイルームでは、狩場などで捕まえたちょっとした小動物や、ヘンテコな虫や魚などを観賞するために置くことが出来るので、狩場で見かけたら捕まえるのも楽しみの1つです。
そして、毎度お馴染みお供のアイルーですが装備が充実しいます。可愛い格好や格好いいもの何だこれっていう装備まで沢山あります。サポート方法も面白くなっていますので生涯の相棒として育てていきましょう。
運営側が色々と力を入れているので、イベントなどの更新が早かったりします。アステラ祭などでは、受付嬢の衣装が可愛いくなっていたりします。新しいモンスターや、歴代モンスターなど手強いものばかりですが、共に狩りをしてくれるお供や仲間と共に倒しに行きましょう。