天使なんかじゃない / 天ない

天使なんかじゃない / 天ない

『天使なんかじゃない』とは、漫画家矢沢あいによる少女漫画である。『リボン』(集英社)という雑誌において約3年連載されていた。この漫画は、創立されたばかりの新しい高校の生徒会を舞台にして、生徒会役員に選ばれた高校生たちの学園生活や友情、恋愛模様を描いた作品となっている。主人公の冴島みどりは、キャラクターの設定として、ポジティブ元気な行動力のある女の子。読者の中には、まさに理想の高校生の姿としてとらえられ、人気が高い。彼女は、絵の才能があり、自ら美術部を発足させるなど、行動力もある。須藤晃と恋人同士で、彼らのやりとりがティーンエイジャーだけでなく、大人の女性にも、幸せ感や切なさなど、恋愛におけるあらゆる感情を湧きおこさせ、ファンからは、ストーリーの展開に対する支持も強い。この作品は、漫画家である矢沢あいの出世作で、小説家もされている。聖ヶ丘という町が作品の舞台となっていて、ファンにとっては「聖地」となっている場所である。須藤ザウルスという須藤晃をモチーフにした、マスコットキャラクターも人気を博した。

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天使なんかじゃない(天ない)のネタバレ解説・考察まとめ

天使なんかじゃない(天ない)のネタバレ解説・考察まとめ

『天使なんかじゃない』とは、矢沢あいによる漫画作品。少女漫画雑誌『りぼん』1991年9月号から1994年11号まで連載された。全8巻の単行本に加え、完全版コミックス全4巻、文庫本全6巻、さらに全8巻の小説が刊行されている。1994年にはOVA化された。創立されたばかりの私立聖(ひじり)学園の生徒会を舞台に、主人公冴島翠を中心とした生徒会の面々が繰り広げる、高校生の恋と友情を描いた青春群像劇である。ベテラン漫画家として知られる矢沢あいの出世作であり、その完成度から芸能人のファンも多い。

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冴島翠(天使なんかじゃない)の徹底解説・考察まとめ

冴島翠(天使なんかじゃない)の徹底解説・考察まとめ

冴島翠(さえじまみどり)は矢沢あい作の漫画『天使なんかじゃない』の主人公。元気で明るく、お調子者である。周りから「エンジェル冴島」と呼ばれることも。聖学園の1期生として入学し、副生徒会長を務めた。絵を描くことが得意であり、2年生からできた美術部に所属している。同級生であり生徒会長を務める須藤晃(すどうあきら)に一目惚れし、付き合うことになるが、1度別れる。お互いの大切さに気付き、再度付き合うことになった。高校卒業後は美術系の大学に進学し、美術の先生となり母校である聖学園で働く。

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NANA(ナナ)のネタバレ解説・考察まとめ

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『NANA』とは矢沢あいによる音楽と恋愛を描いた長編漫画。実写映画化、アニメ化もされた人気作。1999年から『Cookie』にて連載、2009年8月号から作者急病のため休載している。大雪で足止めされた新幹線の中で、同じ名前で同い年の2人が偶然隣り合わせる。それぞれ目的を抱え東京へ向かっていた2人だったが、ひょんなことから同居することになるのだった。恋愛に生きる奈々と音楽に生きるナナのふたりを中心に、喜びや悲しみ、挫折と成功を繰り返す「夢の実現」と「現実の厳しさ」を感じさせる作品である。

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Paradise Kiss(パラダイス・キス)のネタバレ解説・考察まとめ

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『Paradise Kiss』とは1999年より矢沢あいが女性ファッション雑誌『Zipper』に連載していた漫画、およびそれを原作としたアニメ、映画作品である。母親の期待に応えるため受験勉強に明け暮れていた早坂紫が、矢澤芸術学院服飾科のジョージ、美和子、嵐、イザベラたちパラダイス・キスのメンバーと出会い、モデルを目指す物語。恋愛と将来の夢、家族との関わりを通して、成長していく姿と作中のオシャレな服が魅力的。ジャンルは少女漫画。矢沢あいの作品『ご近所物語』の続編作品である。

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ご近所物語(アニメ・漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

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『ご近所物語』とは1995年から矢沢あいが雑誌『りぼん』で連載した漫画、及びそれを原作としたアニメ作品である。自分のブランドの店を持つことが夢の実果子。矢澤芸術学院(通称:ヤザガク)でファッションに関する勉強に励んでいる。実果子は幼馴染で同級生のツトムとは友達以上恋人未満の関係。二人を中心に個性豊かなキャラクターたちが、夢のためにどう生きていくか、愛とはなにかなどを学んでいく。大人になる途中の男女が、将来のために何をしていくべきなのかを考えながら成長していく青春恋愛バラエティ漫画。

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下弦の月(矢沢あい)のネタバレ解説・考察まとめ

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『下弦の月』とは、矢沢あいが『リボン』で連載していた日本の漫画およびそれを原作とした映画作品。自分の居場所を失った女子高生の望月美月は、ある日街でギターを弾いているイギリス人のアダム・ラングと出会う。互いに惹かれ合い、古い洋館で暮らし始める2人。しかし美月は交通事故に遭い、恋人のアダムのこと以外すべての記憶を失ってしまう。ダークかつミステリアスで先の読めない展開が魅力的な作品であり、矢沢作品の中でも異色の傑作といわれる。実写映画では美月役を栗山千明、アダム役をHYDEが務め、話題となった。

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NANA(ナナ)の恋愛関係・カップル・カップリング・夫婦・恋人まとめ

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『NANA』(ナナ)とは、 矢沢あい原作の少女漫画及び原作を基にする関連作品群である。主人公のナナと奈々(なな)が偶然出会い、ひょんなことから同居生活を始める。そしてナナが所属するバンド・ブラストやそのライバルであるトラネスのメンバーなどを交えて、様々な恋愛が描かれている。奈々はノブとタクミの間で気持ちが揺れてどちらの子か分からずに妊娠したり、ナナは喧嘩のあとに夫のレンを亡くしてしまうなど、重たいシーンも多く登場する。

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NANA(ナナ)のあらすじ・ストーリーまとめ

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『NANA』とは矢沢あいによる長編漫画。音楽と恋愛をテーマにしており、実写映画やアニメ化もされた人気作だ。『Cookie』にて連載されていたが、2009年8月号から作者急病のため休載している。大雪で足止めされた新幹線の中で出会った小松奈々と大崎ナナ。それぞれ目的を抱え東京へ向かっていた2人だったが、ひょんなことから同居することになる。恋愛に生きる奈々と音楽に生きるナナの2人を中心に、夢の実現と現実の厳しさや、同性・異性間の友情が描かれている名作。

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NANA(ナナ)の登場人物・キャラクターまとめ

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『NANA』とは矢沢あいによる漫画作品、およびアニメ作品。夢を追いかける大崎ナナと恋愛体質の小松奈々、同じ名前を持つ2人の少女をはじめ、男女ともに魅力的なキャラクターが多数登場する。ここではメインキャラクターだけでなく、作品にちょっとだけ登場するキャラクターの情報も掲載。各キャラクターのプロフィールや名エピソードを、画像を交えて紹介していく。

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NANA(ナナ)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

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『NANA』とは矢沢あいによる音楽と恋愛を描いた長編漫画で、実写映画化、アニメ化もされた人気作だ。最初は2話のみの読み切りとして描かれていたが、「連載して欲しい」という要望が多数あったため連載がスタートした作品。1999年から『Cookie』にて連載、2009年8月号から作者急病のため休載している。恋愛に生きる奈々と音楽に生きるナナのふたりを中心に、喜びや悲しみ、挫折と成功を繰り返す「夢の実現」と「現実の厳しさ」を感じさせる作品である。

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ご近所物語の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

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『ご近所物語』とは、1995年から矢沢あいが雑誌『りぼん』で連載した漫画、及びそれを原作としたアニメ作品。コミックは全7巻。自分のブランドの店を持つことが夢である主人公の幸田実果子と、彼女が通う矢澤芸術学院(通称:ヤザガク)でファッションに関する勉強をする個性豊かなキャラクターたちとの学生生活を描く。自分の夢や将来、そして恋愛などについて高校生の男女が、悩みながら成長していく青春恋愛漫画。

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Paradise Kiss(パラダイス・キス)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

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『Paradise Kiss(パラダイス・キス)』とは、雑誌『Zipper』にて連載された矢沢あいの漫画作品である。進学校に通う早坂紫が、矢沢芸術学院生「パラダイス・キス」のメンバーからファッションショーのモデルになるよう誘われる。夢を追う彼らに刺激を受け、紫も人生への考え方に変化が表れてゆく。ファッションへの情熱やキャラクター達の人生観、恋愛模様が凝縮され、今でも人気の高い作品。ファンの心を射抜く矢沢あいの名言や名シーンを紹介する。

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NANA(ナナ)の歴代OP・ED主題歌・挿入歌まとめ

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『NANA』とは、矢沢あいによる少女漫画及びそれを原作としたアニメ・実写映画。この記事では、『NANA』のアニメに使われた歴代のオープニング・エンディング主題歌・挿入歌と、実写映画の主題歌・挿入歌を紹介する。アニメの主題歌は土屋アンナが歌唱を担当したことでも話題となった。実写映画の主題歌についても、日本レコード大賞特別賞を獲得するなど高い評価を受けている。

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天使なんかじゃない / 天ないのレビュー・評価・感想

天使なんかじゃない / 天ない
10

溢れる情緒!心を培う名作漫画

漫画『天使なんかじゃない』は、主人公の翠の恋模様を描いた恋愛漫画です。翠が恋した相手・晃は過去の出来事で心に傷を負ったまま。初めは二人の気持ちがすれ違うものの、距離が縮まり恋仲になっていく過程が作品の見所で、翠はいじらしく、分りにくいが態度で愛情を示す晃の姿にキュンとします。
素直に生きられない晃と翠は恋仲になるものの、嬉しい事ばかりではありません。翠が尊敬する美術教師の牧先生と晃の過去を知り、仕方ないという気持ちと晃を疑う気持ちの間で苦しむようになります。さらに海外に晃と血の繫がりのある恋人がおり、先生が苦しい恋愛をしていることも知ってしまう。晃が牧先生の恋人を探すために失踪してしまい、晃の母親が後悔する場面もありますが、離れた事により晃も翠も互いの大切さを再確認することになります。
翠の恋模様を軸に、登場人物達の恋愛や友情等の描写も丁寧に描かれているところも注目して欲しいところ。最初は笑わなかったマミリンが翠と出会い、明るくなっていくところや、二人の友情が育まれていく過程、マミリンの長きに渡る片想いの行方も見所です。
また、携帯電話の無い時代なので、直ぐに連絡がつかないじれったさも、物語の切なさに拍車をかけています。嫉妬心や、嬉しい、悲しい、苦しい、寂しい、自己嫌悪感等々、人間の持っている感情が、丁寧かつ、読者に伝わり易く描かれており、夫婦の愛情や友情といったものに、心揺さぶられるはず。この作品は恋愛漫画を超越したヒューマン物語なのです。
登場人物一人とっても、「その気持ち分かる」と共感できる部分が多く、人の感情や情緒があまりにも上手く描かれているので、漫画の中に引き込まれます。感動する場面が多々あり、涙無しでは読めません。泣けるだけでなく、心温まる作品だし、この漫画から教わる事も多いでしょう。
また、主人公や登場人物が見せる「その時を懸命に生き、未来への不安と葛藤しながら過ごす姿」は誰もが通る道であり、感情移入して読むことができます。
個性豊かな登場人物達と、溢れ出す情緒が魅力のこの漫画は、私のバイブル本と言って過言ではありません。この漫画を知らないのは損です!読むと一層、感受性豊かになりますよ。

天使なんかじゃない / 天ない
10

心から一直線に恋をした、ただの女の子の学園ラブストーリー

創設したばかりの聖学園での三年間を、主人公冴島翠の視点で物語が進んでいく。
ある雨の日、びしょ濡れの捨て猫を拾った人物の優しい仕草に一目で惹かれた翠。いつか出会えないかと思っていた所に
学園の生徒会長を決める場で運命的ともいえる出会いをする。須藤晃、リーゼントがトレードマークの人物だった。

中学からの友人、聖学園で出会った人々との様々な出来事の中で翠と仲間たちは日々成長していく。
翠自身の恋愛だけでなく、友人の恋愛の悩みや葛藤も時の流れと共に丁寧に描かれている。
キャラ一人一人に魅力があり、物語が進んでいくごとにその内面が分かっていくため、最初は好きになれなかったキャラも
次第に愛着がわくようになっていく。

片想いの切なさ、想い合っているのにどんどんすれ違ってしまうその光景は、漫画の中の世界とはいえいつの間にか感情移入してしまい見入ってしまう。

最終的にどのキャラも苦しみ悩みながらもそれぞれの未来に向けてまっすぐに進んでいるため、読後感が爽快。

卒業式の答辞シーンは必見です。

人生の中で一番の少女漫画は何か?と聞かれたら自信をもってオススメするのがこちらの作品です。
全8巻と内容が一冊一冊にたっぷり詰まっているので短さをほとんど感じません。読みやすさと感動を保証します。

天使なんかじゃない / 天ない
10

ただの恋愛マンガじゃない、人生そのもの

これまでの恋愛マンガの中では断トツに心を打たれた。
まずタイトルに惹かれて、最後まで読むと作者がこのタイトルに込めた思いが分かる。
生徒会という誰もが知ってる学生の青春を軸に、家族愛・友情愛・師弟愛・恋愛などヒューマンドラマが詰まっている。
主人公翠の心の描写が秀逸で、本当は誰もが愛されたいし愛したいけど、結局は天使のようには振る舞えないという事がとても伝わってくる。マンガだけど、「実際こういう感情あるよね。」と共感しやすい。
決して幸福で順風満帆ではなかった生徒会長の晃が、翠との出会いで変わっていく様は見所の1つ。二人の恋愛模様もまさにタイトルに繋がる部分で、何が恋愛の幸せなのかを問われている気がする。相手を思うがゆえに離れることも愛情なんだと気付かされる。また、友情にも本当に胸を打たれる。生徒会の一員のマリリンが翠によって周りに心を開いていくところや一人の人を思い続ける様子は、自分のリアルの友達にもあてはまっていて友達にも読むことをすすめた。
高校生のころハマっていたが、これは社会人に是非読んで欲しい!
仕事に行き詰まったり恋愛や家族との在り方に悩んだら、男性にも読んで欲しい。
単行本だけでなく保存版も発売されていて、カバーがきれいでお洒落なのも魅力の一つである。

天使なんかじゃない / 天ない
10

何度読んでも泣く

これ以上の少女漫画には出会えないと思ってる。
主人公は元気いっぱい天真爛漫の高校生・翠。恋や友情、進路に悩み、傷つき、それでもいつも明るく笑顔を絶やさない彼女は健気で、時々痛々しくなるくらいだ。印象的な場面はいくらでもあげられるが、一つ上げるとすれば、彼女との関係が曖昧なまま海外へ飛び立ってしまった恋人・晃からの電話のシーン。その前のシーンで、晃への思いがこみ上げてしまい、後輩や友人たちの前で涙をながしてしまう彼女。気を使わせまいと先に帰ると家の電話が鳴るのだ。正直、その泣いてしまった所から私も泣いている。もうやめて、晃。翠が限界だよ、と。そのタイミングで鳴る電話が晃からだった時の衝撃と安堵。良かった、これで翠がまた笑ってくれる。と翠以上に涙腺崩壊してしまう。泣きすぎてページが進まず、いつもそこで一旦休憩を入れるハメになる。矢沢先生に、泣き殺されてしまうのではないかと思えるくらい。また、彼女を取り巻く周りのキャラもそれぞれ愛すべき人物ばかり。名言と呼ばれるセリフが数多くあるのも、主人公以外のキャラにファンが多いのもこの漫画の特徴ではないだろうか。大人になった今でも、何度でも読み返したくなる。そして、また号泣する。

天使なんかじゃない / 天ない
10

青春の全てが詰まった名作です

言わずもがな有名な作品です。発売からもう25年以上経つ作品だけど、未だに読み返してしまいます。自分もこういう学生生活を送ってみたかったな、というのが詰まっています。バイクで2ケツとか、好きな人と同じ委員会とか、両想いなのにうまくいかない感じとか、大人になった今でも羨ましいです。大人になったから羨ましいのかな?
主人公の翠が素直で元気で可愛くて、でも綺麗な気持ちだけじゃないっていうのが等身大の女の子に近い感じがして好きです。途中、晃以外の男の子になびいてしまうけどそれもまたリアルに近いんじゃないかなと。
晃は本当にいい男。翠のことを考えているからこその別れだったり、読んでいて本当に切なかった。要所要所の晃からの翠に対する言葉には本当に泣かされました。あと、こんな風に想われたいっていう気持ちがすごい湧きました。晃に恋した読者は多いはず。
その他の登場人物もみんな魅力的で、嫌なだけの悪役が一人もいないのがすごい。それだけそれぞれのキャラクターの背景が描かれているのだと思います。個人的にはマミリンが大好きです。
歳をとったからか学生ものの恋愛漫画にあまりハマれなくなってきたのですが、天使なんかじゃないは未だに楽しく読める作品です。多分これからも読み返す大好きな作品です。

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