オデッセイ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『オデッセイ』は、2015年にリドリー・スコットが監督を務めたアメリカ映画。原作は2011年に出版されたアンデイ・ウィアーのヒット小説『火星の人』。 過酷な状況に置かれながらも人間性を失わず、生存の危機に立ち向かう宇宙飛行士。そして、彼を助けようと奮闘する人々を描いた。NASAが全面的に協力し、惑星科学部門の責任者、ジェームズ・グリーンが科学技術面のアドバイザーとして雇用されている。
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『オデッセイ』は、2015年にリドリー・スコットが監督を務めたアメリカ映画。原作は2011年に出版されたアンデイ・ウィアーのヒット小説『火星の人』。
過酷な状況に置かれながらも人間性を失わず、生存の危機に立ち向かう宇宙飛行士。そして、彼を助けようと奮闘する人々を描いた。NASAが全面的に協力し、惑星科学部門の責任者、ジェームズ・グリーンが科学技術面のアドバイザーとして雇用されている。
『オデッセイ』は、2015年にリドリー・スコットが監督を務めたアメリカ映画。原作は2011年に出版されたアンデイ・ウィアーのヒット小説『火星の人』。 過酷な状況に置かれながらも人間性を失わず、生存の危機に立ち向かう宇宙飛行士。そして、彼を助けようと奮闘する人々を描いた。NASAが全面的に協力し、惑星科学部門の責任者、ジェームズ・グリーンが科学技術面のアドバイザーとして雇用されている。
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『ブラック・レイン』とは、1989年公開のアメリカ映画。リドリー・スコット監督によるポリス・アクション・ムービー。マイケル・ダグラス、アンディ・ガルシア、高倉健、松田優作といった豪華な日米キャストの共演や、大阪での長期にわたるロケーション撮影が話題となった。ニューヨークで逮捕した男を日本に護送した2人の米国の刑事が、日本の警察と文化やスタイルの違いから対立しながらもお互い協力してヤクザと戦う物語を、大阪の街を舞台に描く。
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『ハンニバル』とは、2001年の米英伊合作によるサイコ・スリラー映画である。原作はトマス・ハリスの同名小説で、大ヒット作『羊たちの沈黙』の続編に当たる。監督はリドリー・スコットが務め、主人公レクター役は前作から引き続きアンソニー・ホプキンスが担当した。元精神科医で狂気の連続殺人鬼「ハンニバル・レクター博士」を巡る、極めて猟奇的な物語。FBI捜査官クラリスは彼を追うのだが、その先には身も凍る恐ろしい惨劇が待っていた。息を飲むスリリングな展開と、絵画のような映像によるコントラストは必見である。
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『エイリアン』とは、1979年に公開された『ブレードランナー』や『ハンニバル』などで知られるリドリー・スコット監督の、SFホラー映画の元祖ともいえる作品だ。監督の出世作でもあるが、主人公のリプリーを演じたシガニー・ウィーバーの名を、世界中に広めた映画でもある。 宇宙船に入り込んだ姿を見せないエイリアンが、次々と乗組員を襲っていくホラーSF映画で、エイリアンという名称を定着させたことでも知られる。 その後もシリーズ化されるなど、映画界に衝撃を与えた作品だ。
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『ボーン・アイデンティティー』とは、『ボーンシリーズ』の1作目で、2002年に公開されたサスペンス・アクション映画。原作はロバート・ラドラムの『暗殺者』。記憶を失くした男が、皮下に埋め込まれたマイクロカプセルを手掛かりにわかった名前はジェイソン・ボーン。自分が何者かを辿るなか、行く先々で警察やCIAに追われるが、知力と体に染みついた高い戦闘スキルで追跡をかわし、襲ってくる暗殺者を倒し、窮地を脱する。偶然知り合ったマリーと逃げる間に見せる人間らしさや生身の体で対決する迫力の格闘シーンも必見。
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『ジェイソン・ボーン』とは『ボーンシリーズ』の5作目で、2016年公開のサスペンス・アクション映画。記憶を失くした元CIAトップ工作員ジェイソン・ボーンが、CIAの極秘計画を暴いてから9年後。地下格闘技で生計を立てていたボーンの元に、彼の過去に関する新たな事実や極秘作戦を探り当てたかつての協力者ニッキーが現れる。情報の暴露を恐れたCIAに襲われる2人。一方CIAの女性捜査官ヘザーは愛国心のあるボーンを復帰させようとする。スリリングな展開、ラスベガスでのシリーズ屈指の激しいカーチェイスは必見。
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『インターステラー』とは鬼才クリストファー・ノーラン監督が世に放った壮大なSF映画である。最新技術と物理学者の協力によって映像化された、物理法則に忠実で当時最も本当の姿に近いといわれたブラックホール、ワームホールが話題となった。何年も雨が降らず、深刻な食糧問題を抱えた、人類滅亡の危機に瀕する近未来。元宇宙飛行士のジョセフ・クーパーは、居住可能な星を探す計画、「ラザロ計画」にスカウトされることになる。クーパーは娘に必ず戻ると約束し、広大な宇宙へと旅立った。果たして彼は人類を救うことができるのか。
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『ボーン・アルティメイタム』とは『ボーンシリーズ』の3作目で、2007年公開のサスペンス・アクション映画。記憶を失くした元CIAトップ工作員ジェイソン・ボーンは、CIAの極秘計画の暴露記事を書こうとする記者と接触したことで存在が見つかり、またもやCIAに狙われる。その一方、CIA内部の人間と協力し、極秘計画に絡んだ組織の陰謀を暴き、とうとう記憶を取り戻す。その場にいるかのような臨場感溢れる映像やスピーディなストーリー展開、スリリングな逃走劇など息もつかせぬシーンの連続で観る者を引き込む最高傑作。
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『ボーン・スプレマシー』とは『ボーンシリーズ』の2作目で、2004年に公開されたサスペンス・アクション映画。記憶を失くした元CIAトップ工作員ジェイソン・ボーンの2年後を描く。インドでマリーと暮らしていたボーンの元に暗殺者が現れ代わりにマリーが殺されてしまう。自分を追う理由を知るため動き出したボーンだが、ある事件の容疑者に仕立てられる。CIAの追跡をかわしながら自分を巡る陰謀の真相を探るボーン。トンネルの中のカーチェイスなど前作以上にスピード感あるスリリングなシーンの連続で観る者を魅了する。
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『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』とは、アメリカ合衆国で制作されたヒューマンドラマ映画である。天才的頭脳を持ちながら過去の虐待による心の傷が原因で、仲間とともに非行を繰り返す主人公の少年ウィル・ハンティングと、ウィルに向き合う、愛する妻を失った心理学者ショーン・マグワイアの心と心の交流を描いた作品。アカデミー賞脚本賞、ゴールデングローブ賞脚本賞受賞作であり、マッド・デイモンの出世作。ショーン・マグワイア役のロビン・ウィリアムズもこの作品でアカデミー助演男優賞を受賞している。
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『ブレードランナー』とは、フィリップ・K・ディック作のSF小説『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』の映画化作品。監督はリドリー・スコット、脚本はハンプトン・ファンチャーであり、1982年に公開された。 レプリカントと呼ばれる、人間と区別がつきにくい人造人間6名が火星から地球へと逃亡してくるのをきっかけに、主人公リック・デッカードがレプリカント狩りのため復職につく。すべてのレプリカントを狩れるのか。人間と機械の違いとは何か。SF映画「禁断の惑星」や「メトロポリス」に次ぐSF映画の金字塔。
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『コンテイジョン』とは、2011年にアメリカで公開されたスリラー映画。危険な未知のウイルスが、次々と人間の命を奪い、恐怖というパニックにも感染していく世界を描いている。世界各地で同時多発的に謎の病が発生する。それは咳・発熱を発症後、急激に症状が悪化し、亡くなってしまうという新種のウイルスだ。世界中で感染が広がるこの病に医師たちは敢然と立ち向かう。しかし人々は翻弄され、国家は瞬く間に崩壊していくのだった。ウイルス感染の恐怖を様々な視点から捉えた、リアル感溢れるパニック・スリラー・ムービーだ。
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『テルマ&ルイーズ』(Thelma and Louise)とは、1991年5月にアメリカで公開されたロードムービーである。平凡な主婦テルマが、友人のウェイトレス、ルイーズと共にドライブに出かけた。途中のドライブインで、テルマが見知らぬ男たちにレイプされそうになった時、ルイーズは男たちを射殺してしまう。二人はそのまま銀行強盗をして逃避劇を繰り広げる。二人の女性の日常から転落していく様を描いたバイオレンス作品。
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『フォードvsフェラーリ』とは、アメリカ合衆国で2019年に公開された、”ル・マン24”でフォードとフェラーリがしのぎを削る実話を基にした作品である。キャロル・シェルビー、ケン・マイルズ、ヘンリー・フォード2世などの実在の人物が登場する。1965年の”ル・マン24”でマイルズがドライバーから外される描写があるが、実際はドライバーとして参戦(リタイア)しているなど、脚色されている部分もある。伝説といわれる、1966年の”ル・マン24”を描く。第92回アカデミー賞「音響編集賞」「編集賞」受賞作品。
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本記事では海外版スタジオジブリ制作映画の吹き替え声優を務めていた、超豪華キャスト達をまとめて紹介している。記事中では『崖の上のポニョ』の耕一役を務めたマット・デイモン、『天空の城ラピュタ』のムスカを演じたマーク・ハミル、『猫の恩返し』のハル役を務めたアン・ハサウェイなど多数のハリウッドスターたちの画像を掲載した。
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超現象や近未来的な世界観のSF映画。ユニークな世界観や予想だにしない展開が人気の理由の1つです。ここではそんなSF映画の中でも、特に人気を集める100作品をまとめました。『スター・ウォーズ』や『エイリアン』、『ターミネーター』など日本でも有名な作品もあれば、隠れた名作も見つかるかも?SF映画好きは必見です!
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『ドリフターズ』とは、『ヘルシング』でもお馴染み平野耕太先生の作品。それぞれ異なった時代の人物たちが登場し、世界を壊さんとする「廃棄物」側と、それを阻止せんとする「漂流者」側とに別れ戦う、史実ごっちゃ混ぜ気味なマンガなのです。今回こちらでは、作中に登場する人物と、史実やマンガ及びゲームなどの人物像とを比べつつ、簡単な解説と共にまとめさせて頂きました。
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ここでは食欲がなくなるほどグロテスクな映画をまとめた。人間が人間を食べるシーンのある『ハンニバル』、人間の口と肛門を繋げたものを生み出す『ムカデ人間』など、衝撃的な内容のものばかりだ。体調の優れない時は見ない方がよいかもしれない。
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SF映画の金字塔「エイリアン」をご存知のかたは多いでしょう。劇中に登場する不気味なエイリアンは、スイス出身の画家H・R・ギーガーによってデザインされました。嫌悪感を催すほどグロテスクなのに何故か惹きつけられてやまない、ギーガーの作品をまとめてみました。
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これだけ観ておけば話の種に困ることはない、名作だけに絞った映画ランキングを作りました!タイタニックやゴッド・ファーザーなど、映画好きなら全て観ておいて当たり前の作品ばかりです!もしまだ観たことがない映画があれば、この機会に是非鑑賞してみてください!
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バラエティ番組「お願い!ランキング」で紹介された、TSUTAYAのDVDレンタルランキングをまとめました。最新作のランキングではなく、「ハンニバル」や「タイタニック」をはじめ、様々な年代・ジャンルの名作のランキングです。100位から順に、作品のあらすじを交えながら紹介していきます!
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あまたの人気SF映画の原作小説を書いたアメリカの作家フィリップ・K・ディック。『ブレードランナー』や『マイノリティ・リポート』、『トータル・リコール』など、彼の手がけた作品は幅広く愛されています。ここではフィリップ・K・ディックについてと、彼の小説の映画化作品をまとめました!
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『ブレードランナー』はレプリカントと呼ばれる人造人間にまつわる映画です。優れた知性と体力があるレプリカントは、宇宙開拓の最前線で用いられていましたが、製造されてから数年経つと感情が芽生え、人間に逆らう可能性がでてきます。 人間と人造人間レプリカントの関係性に考えさせられる名作です。
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『エイリアン』のリドリー・スコット監督が、名優マット・デイモンを主演に迎えたSF映画です。有人探査船で火星探検に向かったアメリカ調査隊のメンバーの1人のマーク(マット・デイモン)が事故に巻き込まれ、残りのメンバーはマークが死亡したと思い、葬儀を行います。しかしマークは死んではおらず、生き延びていたのです。ただ1人、火星に置き去りにされたマークは過酷な環境の中でなんとか生き残ろうと、知恵の限りを尽くします。幸いマークは植物学者だったので、火星の土やクルーたちの排泄物などを活用して、ジャガイモを栽培して、食料を確保。人工的に水を作り、生存のための環境を整えていきます。しかし問題は、当面は生き残ったとしても地球との連絡手段がないため、帰還できないということでした。しかし、アメリカ航空宇宙局のスタッフが火星の映像を見ていたときにソーラーパネルが動いているのを発見し、マークが生きていたことを知ります。しかし他のメンバーがマークが生きていることを知ると動揺して、ミッションに悪影響を及ぼしてはいけないと思い、マークの生存を伝えないことにするのです。そんな中、マークは苦労して火星に送られていた無人探査を使い、地球との交信を図ります。火星でただ1人、どうやって生き延びるかというサバイバル物語でワクワク、どきどきしながら楽しめる映画です。
マット・デイモン主演のオデッセイ。すごく良かったです。もう3回も見てしまいました。
火星を探査中だった宇宙飛行士たちが、天候悪化で火星を脱出する過程でマット・デイモン演じるマークが吹き飛ばされてしまい、探すこともできず、1人取り残されてしまいます。ここから、彼の壮大な挑戦が始まります。このマークは植物学者ですが、何でもできます。ケガも自分で治せるし、機械を修理することもできます。植物学者の知識を活かしてジャガイモを栽培し、それで命をつなぎます。一方地球では、マークが生きているとわかってから様々な人が色々な知恵を出し合い、マークを救うために動きます。マークとチームだった宇宙飛行士たちも、マークを助けに行けば地球への帰還が1年延び、下手をすると彼らの命も失いかねないミッションに挑みます。
マークを救うためにたくさんの人が自分の何かを犠牲にして動くことに心が動かされました。また、暗い印象の話になりやすい設定だと思いますが、終始明るく、悲観的にならないところも良かったです。劇中で流れる音楽も少し昔のディスコミュージックだったりして、楽しめました。マークを演じたマット・デイモンの演技力も素晴らしかった。とにかく、元気が出る映画なのでぜひ見てほしいです。
火星に調査に行ったクルーの一人が取り残されてしまい、一人で助けを待ちながらサバイバルをするという話です。SFですが、大半がサバイバル生活という作品です。火星に取り残されたのに、絶望することなく生き抜こうとするなんて、そのメンタルすごいと思います。やはり、それくらい強い人でなければ、宇宙飛行士は務まらないのですね。火星なんて何もないのに、どうやって生きていくのか私では何も思いつきません。有機廃棄物を使って耕そうとかすごいなと思いました。また、BGMとしてディスコミュージックとかがかかってて、見ていて楽しかったです。新しいタイプのSFだなと思いました。宇宙の話ですが、大体が宇宙ステーションと火星の広大な土地の映像でした。宇宙ものだけど、宇宙ステーションの中は普通に広くて、時代は変わったというか、もはや宇宙ステーション内は地球の施設と変わりなくなってきたなと思いました。それでも、宇宙はまだまだ未知の領域です。地球と交信取ろうにもなかなかできないし、マッドはかなり運が良かったなと思いました。マッド・デイモンの一人芝居なのかなと思いきや、脇を固める役者も結構豪華でびっくりしました。最後はどうなるのかなと思っていたら、ハッピーエンドでホッとしました。
火星でサバイバルなんてすごいです。私なら無理です。というか普通無理です。やはり、それができるぐらい頭がいい人だということだと思います。それにあんな状況なのにあきらめなかったし、宇宙飛行士ってすごい人だなと思いました。あれくらいポジティブな人だから、宇宙飛行士になれたというか火星に派遣されたのだと思います。
火星でただ、ただ一人で暮らして助けを待つというだけの映画でしたがとてもおもしろかったです。なんか、宇宙人と戦うとかのSFもいいけど、こういうのもありだなと思いました。サバイバルの教科書としてもいいと思います。なるほど、防水シートとガムテープはいつでも持っていたほうがいいなと思いました。キャンプなどアウトドアの必需品です。あと、そうやって待っていても火星から地球に向かうときは難しいし、来てくれると信じる心も必要でした。
地球の人たちは最初は死んでると思っていたけれど、生きてるかもってなったら助けようとしていて、すごいと思います。てか、やっぱり生き抜くことは奇跡だったんですね。それをやりとげたマークはすごいです。それとみんな言っていることだと思いますが、BGMがいいです。懐メロで聞いてて懐かしいし、どこか映像とリンクしていていいです。
火星への有人探査計画の最中に、強力な砂塵嵐に見舞われた上に折れたアンテナが直撃してしまったマーク・ワトニー。
自分たちも危機に瀕していたクルーたちは、彼が死亡したと判断して地球へと帰還しました。
しかし、マークは生きていました。
生きていた、と言っても食糧などの物資が充分にあるはずもなく、マークの生存を知った地球の職員たちも火星へすぐに救助や支援を送ることができるはずもなく、マークは火星で自ら食糧を栽培し、水、空気、電気を作り出さなければなりませんでした。
不幸中の幸いか、植物学者のマークはその知識を用いてそれらを作り出し、物資の中から見つけたジャガイモも、自分たちの排泄物と火星の土で栽培に成功しました。
それは決して順風満帆ではなく、施設の破損やジャガイモの全滅、支援ロケットの打ち上げ失敗など、常人であれば心が折れてしまい生きるのを諦めてしまいそうな状況です。しかしマークはあまりのストレスに激昂したりはすれども諦めることなく困難に立ち向かい、生きることをやめない姿には感動を覚えます。
彼が救出される直前まで常に前途多難という単語が頭を占めますが、彼の偉業は作中でも歴史に残るもので、後にマークが教官となり訓練生を育てる中でも役立っていく様が描かれます。
マークのようにはなれなくとも、その憧れは日常の中にほんの少しの勇気を残してくれました。
火星に独り取り残された宇宙飛行士ワトニー。水もない、食料もない、助けも期待できない。ただ火星に独り。普通は、絶望しかない状況です。私なら発狂します。
ところがこのワトニーは、そうはならないんです。むしろ前向き。究極の前向き。信じられない!!
植物学者であった知識をフルに使い、火星で食料にするイモを作り始めます。水もないから、水素を燃やして水をも作る。その際爆発を起こしても「自分の吐く二酸化炭素を計算に入れるのを忘れてた。」と淡々と動じません。自分を置いて地球へと帰ってしまったクルーの糞尿をも利用し、たくましいことこの上ない。
見事、火星産のイモを収穫し、「植民地と言うのは、上陸した土地に食料のための植物を植えることで植民地になる。だから僕は火星を植民地したことになる。」とまで言ってのけます。
彼の悩みは、火星で自分好みの音楽が聞けないこと。
彼に残された唯一の音楽は、船長のPCに入っていた70年代ディスコ・ミュージック。
「今世紀の音楽はないんですか?」「最低だ」などとワトニーにぼやかれていますが、この作品中に流れる70年代ポップスがまた懐かしくていい!
絶望しかない状況のハズなのに、このワトニーを見ていると、何度も吹き出しちゃう!笑えてしまうんです!自分の日常の悩みや、もうどうにもならないと思っていることなど、実は小さいことかもしれないと思えて、観て元気になれる映画だと思います。
元気になりたい方にも、気軽に楽しみたい方にも、ぜひお勧めです♪
火星探査に来ていたチームの一員マーク・ワトニーは植物学者。土壌を採取するために火星に来ている。突然嵐の規模が急激に増大した。船長は基地の放棄を決意するが、離脱ロケットに向かう途中にワトニーは飛んできた物体がぶつかり行方不明になってしまう。限界の状況でワトニーを残してロケットを上昇させる命令を下す船長。
だがワトニーは生きていた。基地に戻って怪我の処置したワトニー。食料を計算してみると、隊員分は余裕を見て備蓄しているがそれでも次回の火星探査線が来るまでの4年には到底間に合わない。しかし彼はくじけなかった。基地内を隅々まで家捜しした時、冷凍ジャガイモを見つける。幸いにして植物学者であるワトニー。これでジャガイモを栽培しようと考える。必要なのは上質な土、水。土は基地の外に山ほどある。問題は栽培に適しているかどうか。そこで思いついたのが人糞。隊員皆の排泄物を取り出し水でこね、鼻が曲がりそうになりながらジャガイモと共に基地内に敷いた土に埋め込む。水も脱出ロケットから取り出した燃料から化学反応で確保できた。これで4年分の食料は何とか確保できそうだ。
次は地球との通信手段。これも以前に火星に到達していたローバーを発掘、改良して事なきを得る。その後、基地の機密漏れ、食料の枯渇、食料の輸送の失敗と中国の救いの手、さまざまな要因をクリアしてワトニーは地球への帰還を果たす。