崖の上のポニョ(ジブリ映画)のネタバレ解説・考察まとめ
「崖の上のポニョ」とは、宮崎駿監督によるスタジオジブリ製作の長編アニメーション映画作品。2008年に公開された。藤岡藤巻と大橋のぞみが歌うエンディング主題歌「崖の上のポニョ」は、オリコン週間3位になり話題になった。崖の上の一軒家に住んでいた5歳児の少年「宗介」は、海で魚の女の子「ポニョ」に出会う。ポニョは宗介に恋をし、人間になろうとするのであった。
Read Article
「崖の上のポニョ」とは、宮崎駿監督によるスタジオジブリ製作の長編アニメーション映画作品。2008年に公開された。藤岡藤巻と大橋のぞみが歌うエンディング主題歌「崖の上のポニョ」は、オリコン週間3位になり話題になった。崖の上の一軒家に住んでいた5歳児の少年「宗介」は、海で魚の女の子「ポニョ」に出会う。ポニョは宗介に恋をし、人間になろうとするのであった。
「崖の上のポニョ」とは、宮崎駿監督によるスタジオジブリ製作の長編アニメーション映画作品。2008年に公開された。藤岡藤巻と大橋のぞみが歌うエンディング主題歌「崖の上のポニョ」は、オリコン週間3位になり話題になった。崖の上の一軒家に住んでいた5歳児の少年「宗介」は、海で魚の女の子「ポニョ」に出会う。ポニョは宗介に恋をし、人間になろうとするのであった。
Read Article
『崖の上のポニョ』とは、200年に公開されたスタジオジブリ制作の長編アニメーション映画。監督は宮崎駿。本作は作画方法の見直しがされ、宮崎駿監督の「鉛筆で描く」という意向のもと、手描きで製作されている。この『崖の上のポニョ』にはさまざまなトリビアや小ネタ、裏設定・都市伝説などが存在する。ここでは、ジブリファンなら知っておきたいトリビアや小ネタ、裏設定・都市伝説などをまとめて紹介していく。
Read Article
スタジオジブリ作品のキャッチコピーは、コピーライターの糸井重里、スタジオジブリプロデューサーの鈴木敏夫、メイジャーの宣伝プロデューサー徳山雅也などが担当している。ジブリ作品のキャッチコピーは、『魔女の宅急便』の「おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。」や、『風立ちぬ』の「生きねば。」など、どれも秀逸なものばかり。ここでは、彼らの簡単な経歴や名キャッチコピー、作品を紹介していく。
Read Article
ジブリの歴代ヒロインとは、『風の谷のナウシカ』や『天空の城ラピュタ』といったジブリ作品に登場する女性キャラクターたちのことである。ジブリのヒロインは主人公として登場することも多く、その存在はファンたちから憧れを抱かれることも多い。主に10代の女子が活躍しているが、その他にもポニョやメイのような幼い女の子やマダム・ジーナのような大人の女性も作品を盛り上げている。
Read Article
スタジオジブリとは、主に長編アニメーション映画の制作を主力事業として展開しているアニメーション制作会社である。スタジオジブリは数々の名作を生み出してきた。宮崎駿や高畑勲を筆頭に、生み出される作品の造詣は非常に深い。それ故に、一度見ただけでは理解できない描写や、そもそも何を意味しているのかが説明されていないシーンが多数存在する。ここでは、ジブリにまつわる裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話を一挙紹介していく。
Read Article
『天空の城ラピュタ』とは、1986年に公開されたスタジオジブリ作品。宮崎駿氏が監督、脚本、原作を手掛けた長編アニメです。飛行石という不思議な石を持つシータと、彼女を助けた少年パズー。空に浮かぶとされる島ラピュタ発見を夢見て、飛行機を作っていたパズーはシータと共にラピュタ探しを提案します。そこに空中海賊、政府軍などが飛行石、そしてラピュタを狙い介入。ただの冒険活劇でないところが、数十年経っても衰えない人気を誇っています。
Read Article
『となりのトトロ』とは、1988年に公開したスタジオジブリ制作のアニメ映画。昭和30年代、緑豊かな農村に引っ越してきた草壁さつき、メイの姉妹は奇妙な生き物トトロと出会う。ネコバスも含め、子供の時にしか会えない彼らとの交流、そして少しの成長を描いたもの。爽やかな自然の描写と、それに相反する多くの暗い都市伝説を持つ作品でもある。原作、脚本、監督は宮崎駿。
Read Article
『風の谷のナウシカ』とは、1984年トップクラフト制作の日本アニメーション映画で、宮崎駿監督の長編アニメーション映画第2作である。原作は「アニメージュ」に連載していた宮崎の同名漫画『風の谷のナウシカ』。遥か遠い未来、近代文明が崩壊し「腐海(ふかい)」と呼ばれる菌類の森に世界は覆われていた。その辺境にある「風の谷」で生き抜く少女の生き様を描く。
Read Article
『風立ちぬ』とは、2013年にスタジオジブリが公開したアニメーション映画で、監督は宮崎駿。キャッチコピーは「生きねば。」。主人公の堀越二郎は、幼い頃から飛行機が大好きで飛行機乗りになりたかった。しかし近眼という決定的な欠陥から飛行機乗りの道を諦め、設計者を志すこととなる。そして大学生のころ関東大震災にあい、その時に出会った結核の少女、里見菜穂子と恋に落ちる。大正から昭和へと流れゆく時代に、生と死の間で苦悩する青年を描いた感動作となっている。
Read Article
『おもひでぽろぽろ』とは、1991年公開のスタジオジブリ作品である。監督・脚本は高畑勲。制作プロデューサーとして宮崎駿も参加している。ひとり旅に出た27歳の私が“小学5年生のワタシ”と一緒に、それまでの歩みを振り返るストーリー。 声優として今井美樹や柳葉敏郎が参加していることも上映当時には話題となった。 キャッチコピーは「私はワタシと旅に出る」。
Read Article
『コクリコ坂から』とは、2011年に公開されたスタジオジブリのアニメーション映画。監督は宮崎吾朗で、キャッチコピーは『上を向いて歩こう。』。 港南学園高校2年生のメルこと松崎海は、毎朝庭で旗を揚げていた。それは戦争に行ったきり、帰ってこない父親へ向けた信号旗だった。ある日、学校新聞「週刊カルチェラタン」で、自分が旗を揚げる少女として取り上げられていることに気が付く。それは同じ高校の3年生、風間俊が書いた記事だった。メルはこの記事をきっかけに俊を気にするようになり、だんだんと彼に惹かれていく。
Read Article
『君たちはどう生きるか』とは、義母を救うために不可思議な世界を旅する少年の姿を描いた、宮崎駿によるアニメ映画。宮崎が「これで本当に最後」と明言して制作した作品で、宣伝も無く、公式HPも無く、一切情報を隠したまま公開されるという独特の手法で話題となった。 太平洋戦争が激化する最中、牧眞人は父と共に郊外へ引っ越し、そこで叔母で新たに自身の義母となるナツコと再会。どう接すればいいのか互いに戸惑う中、ナツコはいずこかへと姿を消し、眞人は彼女を連れ戻すために謎のアオサギに導かれて異界へと旅立っていく。
Read Article
『千と千尋の神隠し』とは、2001年の夏に劇場公開されたジブリの長編アニメーション映画。この映画は千尋という10歳の少女が神々の世界に迷い込んでしまう物語である。興行収入は300億円を超える業績を生み出し、2003年にはアカデミー賞を受賞した。まさに大作中の大作である。その名作ぶりは2016年のイギリスBBCの投票で、「21世紀の偉大な映画ベスト100」の4位に選ばれたほどとなっている。
Read Article
『もののけ姫』とは、宮崎駿、スタジオジブリ原作の長編アニメーション映画作品である。 1997年7月12日全国公開され、1998年の春先までロングラン上映を実施した映画館もあったことで、興行収入193億円を記録し、20世紀日本映画歴代興行収入第1位となった。 アシタカという人間ともののけに育てられたサンが出会い、人間と自然の対立を描いた壮大な作品になっている。
Read Article
『ハウルの動く城』とは宮崎駿監督、スタジオジブリ製作の日本の長編アニメーション映画作品である。2004年11月20日に全国公開され、興行収入は196億円。スタジオジブリ製作アニメでは「もののけ姫」を抜き、「千と千尋の神隠し」に次ぐ第2位の記録を樹立した。 物語は魔法と機械が混在する架空の世界が舞台。呪いで老婆にされた少女ソフィーと魔法使いハウルの戦火の恋を描く。
Read Article
『魔女の宅急便』は、1989年に公開されたスタジオジブリ制作のアニメーション映画。キャッチコピーは「おちこんだりもしたけれど、私は元気です」。13歳の魔女キキは満月の夜に自分の住む街を出て、海の向こうの街コリコにたどり着く。そこで「魔女の宅急便」を開業し、挫折を味わい、成長していく。角野栄子の『魔女の宅急便』が原作で、映画では原作よりファンタジー性が抑えられているのが特徴。
Read Article
2006年公開、スタジオジブリ作品であり、宮崎駿氏の息子である宮崎吾朗氏が初監督を務めた長編アニメーション映画。国を捨て旅に出た王子アレンと、その旅の途中で出会った顔にやけどを負った少女テルー。二人は旅をするにつれ、自身が抱える辛い過去と向き合いながらお互いの理解を深めていく。互いの心に歩み成長していく姿や、メッセージ性に様々な考え方をもたらす作品。
Read Article
『紅の豚』は、1992年7月18日に劇場公開された、スタジオジブリ制作・宮﨑駿監督による日本の長編アニメーション作品である。舞台は世界大恐慌に揺れるイタリア・アドリア海。自分自身に魔法をかけて豚の姿になったイタリア人・マルコが偽名「ポルコ・ロッソ」を使い、飛行艇を乗り回す空中海賊「空賊」たちを相手に、賞金稼ぎとして空中戦を繰り広げる。
Read Article
「耳をすませば」は、1995年に公開されたジブリ映画。原作者は柊あおいである。この映画は、ジブリ作品を作画で支えていた近藤善文の最初で最後の監督作品で脚本・絵コンテは宮崎駿が担当している。ストーリーは、主人公「月島雫」を中心に恋や夢、悩みなどを描いている。誰もが一度は経験したことがある甘酸っぱい青春ストーリーで未だに人気の高い作品だ。
Read Article
『借りぐらしのアリエッティ』とはメアリー・ノートン著書の『床下の小人たち』を原作として、米林宏昌が監督のスタジオジブリ制作アニメーション映画である。最終興行収入は92億5000万円で2011年に日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞。とても美しい映像は劇中の音楽とよく合い、見ている人を夢中にさせた。人間に見られてはいけない小人が、人間の家で物を借りながらどのように隠れて暮らすのか、そして短い間に築かれていく小人であるアリエッティと少年の翔との友情と絆を描く。
Read Article
初めてのジブリ作品で、代表作の一つである『風の谷のナウシカ』。ナウシカには映画版と漫画版があり、映画版の内容は漫画版全7卷の中で第1巻のストーリーです。 漫画版では、王蟲や腐海の蟲はなぜ生まれたのか、巨神兵は何のために生まれたのか、ナウシカたちは何者なのか、など映画では描かれなかった衝撃の事実が明らかになります。それを知ったナウシカはある行動に出ます。それは逃れられない滅びの道です。 この記事では、漫画版で描かれた衝撃の結末・ナウシカの決断を解説します。
Read Article
スタジオジブリ制作の長編アニメーション映画「もののけ姫」。人間と森に住まう神々「もののけ」との対立を描く。劇中の神々の頂点としてシシ神という存在が登場する。シシ神は多くの謎を覗かせつつも最後までその存在がどういうものかを劇中で語りつくされることなく、物語は終了する。人にとって、また神々にとってどういう存在なのかについて掘り下げていく。
Read Article
『ハウルの動く城』とは、2004年公開のスタジオジブリ制作の長編アニメーション作品である。脚本・監督は宮崎駿。 帽子屋の少女・ソフィーは兵隊に絡まれていたところを魔法使いのハウルに助けられるが、魔女の呪いによって90歳の老婆に姿を変えられてしまう。店にいられなくなったソフィーは旅に出、その途中でハウルの動く城に出会うのだった。ファンタジックな世界観や美術、個性的なキャラクターが魅力の作品。ハウルとソフィーの戦火の恋がストーリーの軸となっているため、本作にはロマンチックな名言も数多く登場する。
Read Article
『もののけ姫』とは、1997年公開のスタジオジブリ制作の長編アニメーション映画である。原作・脚本・監督は宮崎駿。 中世の日本を舞台に、エミシの村で暮らす少年アシタカが村を襲ってきたタタリ神から村を守ったことで、死の呪いを受けてしまう。呪いを絶つために旅立ったアシタカは、山犬に育てられた少女・サンと出会う。人間と自然の対立を描いた壮大な作品である。本作には、人やもののけそれぞれの立場や考え方を表したセリフも多く、考えさせられるような印象的な名言が数多く登場する。
Read Article
人魚姫って題材自体、難しいものだよなと思います。
あれは、悲劇的だからいいっていうか、恋が叶っちゃああんまりよくないし、だいたい5歳児に真実の愛を求めるのは酷だと思います。
また、洪水の後のボートの親子のところとか、よく意味がわかりません。
ちょっと話を伸ばすために差し入れたんだと思うので、やっぱり、長編映画には向かなかったんじゃないかなと思いました。
いいところは、まずは食べ物が美味しそうなところです。
ジブリといえば、飯って面もあると思います。
今回、ポニョが好きなものをハムにしたので、とても美味しそうで肉肉しいハムが見れました。
ポニョの造形も不気味でありつつ、可愛く見えるもので絶妙でした。
あと、ポニョの妹たちも小さくて可愛いし、波が魚になったり、メルヘンチックでよかったです。
それに、造船の街なのか、船用の踏切とか、船とかでてきて、乗り物好きの息子も気に入っていました。
お母さんがスピードを出しすぎだとか、洪水って、ほんとはもっともっと危険で悲しいものなのに、どこか呑気な人々とか、倫理的にどうなの?と思うところもありますが、子どもには楽しい映像が多かったのではないでしょうか。
あまり、深く考えず見るぶんにはそれなりに面白い作品だったと思います。
お魚のポニョが宗介を好きになって、人間になるという人魚姫モチーフの話です。海の中の表現はきれいだし、ポニョが好きなハムを使ったハムサンド、ラーメンの美味しそうなこと、さすがジブリといった感じです。話もテンポよく進んで、それなりに面白いのですが、気になるところが多々あり、最初は話が入ってきません。なぜか、主役の男の子は両親を名前で呼び捨てにしてるし、そのお母さんリサは子供をほったらかしにして、嵐の中、老人ホームに行くし、そもそも嵐で道が封鎖されてるのに車で家に向かうって、常識的にどうなのでしょうか。日本では台風、地震、津波の大災害もありましたし、そんな場面を子供が見る映画で見せていいのか、甚だ疑問です。さらに、車の運転も荒すぎます。あと、ポニョが人面魚なのに、最初からリサとかの大人が人面魚であることを気にしてないのも気になります。どういう世界観なのかがわかりません。そんなところを気にせず、物語を追えという人もいるでしょうが、そういうところが気になって物語が入ってこないのです。そういう危険行為表現をやめてくれたら、評価はもっと良いです。何度か拝見したので、今ではおかしなところにツッコミを入れて楽しんでいます。
ポニョはかわいらしいです。お魚のときも、半魚人のときも、人間のときも愛らしさがあります。トトロのメイもそうですが、宮崎アニメの幼い子は子供らしい可愛らしさがあっていいです。ポニョの妹の小魚たちも大きな魚になったり、顔が人間だったり不気味ですがポニョを心配したりして可愛いところがあります。話はそうすけ好きさに、人間になったポニョが、図らずも魔法を使ってしまって、世界が滅びるかもしれないという思ったより重い話でした。重い描き方はしていませんが、町は海に沈んでるし波はすごいし、月は近づいてるし、むちゃくちゃです。人がたくさん亡くなっていると思います。それで、いいのかなと思います。あと、気になるのはそうすけのお母さんです。子供を家に残して1人で外出するし、嵐の中無茶な運転はするし、ダメな大人です。子どもも見る作品なのに、教育上良くないと思います。せっかく楽しいところも、絵もきれいなのに残念だなと思います。あと、終わり方もあっさりしすぎというか、そうすけは今は5歳だしポニョのこと好きでしょうが、ずっと好きかはわからないし、今好きだと言ったからOKってあまり納得できません。話を長くなさないために、最後巻いたなという感じを受けました。
宮崎駿版人魚姫。王子は5歳だし、金魚だしなあと思いましたが、おもったよりは人魚姫でした。ポニョが人間になりたいと思ったばっかりに、海が荒れ、船が沈み街が沈むとか、昔話風な悲劇だなと思います。宮崎駿さんがどういう意図で描いたのかはわかりませんが、あれは死後の世界なのかもと思いました。そういう都市伝説が出てもおかしくないくらい、海に沈んでました。ポニョがハムが好きなところとか、魔法でおもちゃの船が大きくなるところとか魔法が解けておもちゃに戻っちゃうとか面白いなと思うところもありましたが、気になるところも多くて、手放しに面白いとは思えない作品でした。やはり、宗介のお母さんが酷すぎます。子供を置いて、職場に戻るなんてあり得ないし、車の運転も荒すぎです。それでいい母親設定なのがおかしいと思います。その場面でもうこの映画を受け付けなくなってみないという人も多いのではないでしょうか。もう少し、大人らしいというか、母親らしい行動とは何かを考えて作ったらいいのになと思いました。あ、あと、不満というと、ポニョの歌が流れるところの映像が地味でした。もっと、かわいらしい、ポニョと宗介の日常とか流してくれたらよかったのにと思います。
人魚姫モチーフの宮崎アニメです。海の中の表現はとてもきれいで、何度も見直したくなる作品です。ポニョは女の子になっちゃうとかわいらしいんだけど、なる前と魚と人間の間みたいな時の顔が不気味です。思ったよりホラーだなと思いました。実際、あんな魚を子どもがとってきたら、捨てなさいといってしまいそうです。そう考えると、宗介のお母さんは子どものことを考えてるいい人だなと思います。ただ、やっぱりお母さんの行動はきになるところが多くて、ノイズとなり、映画に乗り切れませんでした。たとえば、こどもに自分とパパのことを、名前で呼ばせているし、嵐の中、危険な運転をするし、子どもを置いて、職場のおばあちゃんらの様子を見にいっちゃうし、ちょっとおかしな人です。私が今挙げた部分は修正してもストーリーに全く影響はないと思います。なんで、宮崎さんはそんな設定にしたのか、理解不能です。でも、まあ話は面白いです。宗介がポニョを見つけるところや、ポニョがハムを食べちゃうとことか、かわいらしいし、おばあちやんたちが海に沈むところとかも、死んだってこと?それともちがうのかといろいろ考察できます。気になるところは多々ありますが、そういうところに目を瞑れば、楽しめる作品です。
ジブリに出てくる食事はおいしそうと言われますが、この作品も例に漏れず、出てくる料理がおいしそうです。
ポニョはハムが好きなのですが、ハムサンド、ラーメンがとてもおいしそうです。
あのハムの肉っぽい感じとか、よだれがでてきそうです。宮崎監督はご飯表現が上手いなあと思います。
話は、瓶詰めされてしまったポニョが、助けてくれた宗介を好きになって、人間になるという話です。
人魚姫での話の内容は、人魚姫は人間になるために声を無くしますが、ポニョは人間になるかわりに、世界を壊してしまいます。結構怖い話です。
でも、ポニョには全然悪気もないし、気がついてもいません。宗介もポニョが好きだし、仲良しです。5歳児の人魚姫て、と最初思いましたが、5歳くらいだから好きな子のためにただ頑張れるのかもしれません。
なかなかおもしろいのですが、津波表現は怖いし、宗介のお母さんの車の運転は荒いし、気になる点もあります。
あと、ポニョのお父さんの声と顔があってないと思います。
所ジョージはトイ・ストーリーでバズの声もしているし、別に声優が向いてないてこともないと思います。ただ、なんか、キャラ的に変です。画面を見ずに声だけ聞くと変じゃないのに、声とか顔が全くあっていません。
宮崎監督は声優が嫌いだそうですが、その理由がわからないし、考えを改めたほうがいいと思います。
最初、海の中でのポニョたちの様子から映画が始まります。ここの映像がまあ、きれいで、子どももとても食いつきます。
その後、ハムサンドを主役の男の子らがたべるのですが、それが美味しそうだし、嵐も迫力あります。さすが、ジブリだなという感じです。
話はポニョが人間になりたいと魔法を使ったせいで世界が滅びるかもという、結構怖いものでした。後半、デイケアホームの面々が海に沈んでしまいますが、あれは亡くなったということなのでしょうか。都市伝説が生まれるのがうなづける物語運びでした。
こどもは楽しそうにみていましたが、大人が見るとところどころ気になるところがあり、話に入っていけないところがありました。一番はやはり、嵐の中でのリサ(主役のお母さん)の行動です。車の運転は荒いし、通行禁止の危ない道をこどもを乗せたまま運転するし、とても親の行動とは思えません。宮崎駿アニメはあんまり母親とか出てこないし、子どもだけの冒険とかが好きなのかもしれませんが、あれは非常識すぎて見過ごせません。たとえば、まだ通行止めまで行ってないときに家まで帰っちゃって、孤立したとかでも話の運びはおかしくなかったのに、あれで何を表現したつもりなのかと思いました。
ツッコミどころ満載なので、広い心でツッコミながら見たらおもしろいかと思います。
アニメーション映画「崖の上のポニョ」は、海の世界で暮らしていた魚の女の子・ポニョと、人間の男の子・宗介の素敵な物語です。
この映画のおすすめなところは、2人のまっすぐな大好きという気持ちと強い勇気が描かれているシーンがたくさんあるところです。
海を飛び出して宗介と出会い、また海の世界に戻ってしまっても、もう一度、大好きな宗介に会いたいと自分の力で海を飛び出していった、ポニョの勇気を描いたシーン。
そして、ポニョと離ればなれになってしまい、大好きなポニョを守るんだと決めて、ポニョと再会してからずっと大好きな女の子であるポニョを守った宗介の勇気を描いたシーン。
2人のシーンを見て、たくさんの元気をもらいました。
そして、2人のお母さんの大きな優しさを描いたシーンでは、優しい気持ちになり、心温まりました。
映画の中で流れている曲も、海のように優しくそして温かく包み込んでくれるような、元気があふれる力強い曲がたくさん流れるので、すごく素敵です。
一度離ればなれになってしまった2人が再会して、ポニョの妹たちが嬉しそうに海から飛び跳ねて、キラキラと輝くシーンや、おばあちゃんたちが、元気いっぱい楽しく走るシーンも、すごく感動します。
素敵がいっぱい詰まった、心温まる映画です。