十二国記(ラノベ・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『十二国記』とは、小野不由美による小説、及びそれを原作とするアニメなどのメディアミックス作品である。女子高生の中嶋陽子は、人の顔色を気にして生きてきた。そんな陽子の前に、麒麟の景麒を名乗る青年が現れ彼女を王と呼ぶ。陽子は本来の故郷である十二国世界へ渡り、様々な戦いを経て王になる覚悟を決めるのだった。ある者は権力とそれに伴う責任に向き合い、ある者はコンプレックスに向き合って成長を遂げる。古代中国風の異世界を舞台にした異世界ファンタジーでありながら、不思議なリアリティを持つ作品である。

楽俊が柳国に向かった理由

『風の万里 黎明の空』で楽俊が柳国に向かう理由があまり語られていない。原作では、王が在位であるのにもかかわらず柳国に妖魔がはびこっていた。それを変に感じていた延麒が楽俊に頼んで様子を見に行かせている。また原作においてはこの頃に塙王が崩御し、楽俊は国が荒れる前に母を迎えに行こうとしていた。また陽子が官吏たちの間で苦労していることを聞き、様子を見に行きたいとの気持ちもあったが、母と陽子は自分が何とかするとして、延麒が楽俊に頼んだのである。

『十二国記』の主題歌・挿入歌

OP(オープニング):『十二幻夢曲』

十二国記 OP 十二幻夢曲

ED(エンディング):有坂美香『月迷風影』

十二国記 ED 月迷風影-有坂美香

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