ウルトラマンレオ(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ

1974年(昭和49年)4月12日から1975年(昭和50年)3月28日までの間にTBS系で放送。
『ウルトラマンレオ』の製作はTBS・円谷プロダクション。全51話が放送された。
「生きる厳しさと哀しさを鮮烈に謳う」をテーマに掲げ、主人公・おゝとり(おおとり)ゲン=ウルトラマンレオが、強敵や周囲の人々たちとの軋轢により過酷な状況に追い込まれ苦悩しながら成長していく物語。

第39話「レオ兄弟 ウルトラ兄弟 勝利の時」に登場。

身長:2 ~ 56メートル
体重:140キログラム ~ 2万8千トン
出身地:ババルウ星

別名「暗黒宇宙の支配者」。
ウルトラの星を狙っていた宇宙人。
ウルトラ兄弟とも戦った過去があり、巨悪として恐れられている。

左腕には鎖分銅(チェーン)、右腕にはカッター(隠し刀)を、得意武器として戦う。
鎖分銅は巨大化することも可能。
格闘センスもある。

変身能力に優れており、アストラを氷塊の中に閉じ込め、彼に変身してウルトラの星に侵入。
ウルトラの星のエネルギーと運行を制御しているウルトラキーを盗み、地球とウルトラの星を衝突させようと暗躍。
ウルトラマンレオとウルトラ兄弟の同志討ちまでも図る。
しかし、ウルトラマンキングが同志討ちを止めるためウルトラキーを一時破壊、また、にせアストラに洗礼光線を浴びせ正体を暴かれると、逃走。

地球とウルトラの星の衝突までわずかとなった時。
レオ兄弟のウルトラダブルスパークによってウルトラキーが復元。
衝突計画が失敗し、レオ兄弟と戦闘。
アストラがウルトラキーをウルトラの星へ運び、計画は完全に失敗する。

ウルトラマンレオは、ババルウ星人の鎖分銅とカッターで苦しめられるも、逆にカッターを利用し鎖を切り、最後はレオキックを胸のランプに決め倒す。

そして。
ウルトラマンキングの提案により、レオ兄弟は、ウルトラ兄弟の仲間入りをすることになる。

ブラック指令

演者:大林 丈史

第40話 ~ 第51話「恐怖の円盤生物シリーズ」に登場。

身長:189センチメートル
体重:80キログラム
出身地:ブラックスター

悪魔の星・ブラックスターから突如単独で地球に姿を現した宇宙人。
地球侵略及び、その障害となるウルトラマンレオの抹殺を目的とする。
左手に持つ水晶玉を使い、円盤生物をブラックスターから地球へ呼び寄せる。

円盤生物を使い、MACを壊滅、さらにスポーツセンターの仲間をも殺害。
次々と円盤生物を送り込むも、ウルトラマンレオにより撃退される。

最後は、子供を人質に捕りウルトラマンレオを追い詰めるが、子供の機転に反撃をされ、ウルトラマンレオに水晶玉を破壊されると同時に、泡となって消えてしまう。

『ウルトラマンレオ』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話など

真夏竜さん「やめようと思った」

2015年11月3日。
河崎実監督作の特撮映画『アウターマン』の先行上映会が中野サンプラザで行われた。
同作品で、大島幕僚長役として出演していた真夏竜さん。

近年生み出されている特撮ヒーロー作品について、「今のヒーローものの現場は恵まれている。役者も大事にされているよね。僕らのころは怪我をしてもほっとく無責任なスタッフの目があった」と嘆きつつも、ウルトラマンレオ撮影当時について懐かしそうに振り返った。

「いまのヒーローに足りないものは?」という質問に対しては、間髪入れず「死ぬ気」と笑顔で答えた真夏さん。
ウルトラマンレオ主演に抜擢された時は、「やったね」と思われたそうだが。
いざ撮影が始まると、「12月なのに海に入れられたり、1月には滝にうたれたり……。本当にやめようかと思ったぐらい」と。
さらに、「ブレーキの甘いジープでの撮影があって『躓(つまず)いたら放り出されて死にますよ』って抗議したら『次いこう』って」と、現在では考えられないような過酷な現場であったことを語られた。

www.cinematoday.jp

森次晃嗣さんが語る「ウルトラマンレオ」

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