ウルトラマンレオ(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ
1974年(昭和49年)4月12日から1975年(昭和50年)3月28日までの間にTBS系で放送。
『ウルトラマンレオ』の製作はTBS・円谷プロダクション。全51話が放送された。
「生きる厳しさと哀しさを鮮烈に謳う」をテーマに掲げ、主人公・おゝとり(おおとり)ゲン=ウルトラマンレオが、強敵や周囲の人々たちとの軋轢により過酷な状況に追い込まれ苦悩しながら成長していく物語。
ウルトラマンレオが最も得意とする必殺技の一つ。
地上1000メートルのジャンプ力を生かした落下時の衝撃に、自身のエネルギーを加えて片足で相手を蹴る。
その威力は、ダイナマイト1万発分とされる。
足が赤く発光し、敵の体を粉砕するのが特徴。
基本的には右足が光るが、時折、左足や左右両足(ただし相手に当てるのは片足)が光ることもある。
キックには、下記のような種類がある。
「きりもみキック」
空中できりもみ回転しながら急降下し、相手を倒す技。
ウルトラマンタロウのタロウスパウトに負けない威力を持つとされている。
「レオ2段蹴り」
ジャンプして敵の背後に回り、その向こうの山を蹴った反動で反転して背中を狙う技。
「急降下キック」
先制攻撃には有効な技で、敵の眼前で小さくジャンプした後、その脳天を素早く蹴り付ける。
エネルギー光球
火球状の赤い光球を投げつける必殺技。
設定ではレオの光線技の中でも一番強力な技とされている。
当初は牽制程度の威力しかなかったが、次第に決め技として使うようになった。
シューティングビーム(レオビーム)
水平に伸ばした腕から出す光線技。
通常時は片手撃ちで、威力が低いために牽制技として用いられている。
フルパワー時は、両手先から発射する。
ウルトラダブルフラッシャー
アストラと力を合わせて発射する赤色の強力破壊光線。
一人が片膝を突いてしゃがみ、両腕を上に伸ばし、その両手に、背後に立ったもう一人が両手を添えることで発射することができる。
《その他、様々な必殺技一覧》
・レオチョップ
「流れ斬りの技」
「ハンドスライサー(ウルトラチョップ)」
「バックチョップ」
「クロスチョップ」
・レオヌンチャク(ヌンチャク戦法)
・レオクロスビーム(レオ・クロスビーム)
・リライブ光線
・ウルトラマント
・ウルトラダブルスパーク etc.
代表的な怪獣・宇宙人たち
サーベル暴君 マグマ星人
第1話「セブンが死ぬ時! 東京は沈没する!」
第2話「大沈没! 日本列島最後の日!」に登場。
身長:57メートル
体重:2万2千トン
出身地:マグマ星
宇宙の星々を荒らし回る邪悪な宇宙人。
配下の双子怪獣ブラックギラス・レッドギラスと共に、ウルトラマンレオの故郷である獅子座L77星を滅ぼした。
戦闘時にはマントを羽織っている。
武器は、右手に装着している刃渡り25メートルのパタ状のサーベル、左手に装着しているフック状の鉤爪。
サーベルの先端からは、怪光線を発射する。
逃亡時は黄色い煙幕を噴射することが可能。
ウルトラマンレオとは3度交戦。
1度目は、双子怪獣と共にウルトラセブンを追い詰めるが、ウルトラマンレオの登場で形勢不利となり、逃亡。
だが、双子怪獣の攻撃と、サーベルからの怪光線により、ウルトラセブンの変身能力を失わせることに成功。
2度目は、双子怪獣に加勢し、ウルトラマンレオを窮地に追い込むが、モロボシ・ダンのウルトラ念力により身動きが取れなくなり、逃亡。
3度目は、ウルトラマンレオの必殺技により双子怪獣が倒されたのを見て、逃亡。
奇怪宇宙人 ツルク星人
第3話「涙よ さよなら…」
第4話「男と男の誓い」に登場。
身長:2.4 ~ 54メートル
体重:50キログラム ~ 2万トン
出身地:ツルク星
宇宙の通り魔と呼ばれている。
ウルトラマンレオの抹殺と地球征服が目的。
人間と同等の大きさの時はスリムなヒューマノイド体型、巨大化時は恐竜のような姿をしている。
両腕には大きな刀を備えており、その威力は車のドアを両断したり、道路標識などを簡単に切り裂くほど強烈なものである。
また、巨大化時では動きが敏捷で、飛び蹴りなどの格闘技を得意としている。
ウルトラマンレオ初戦は、特訓中により技が未完成であったため、圧倒的な攻撃力を前に敗れ、重傷を負う。
再戦時は、高圧電線から吸収したエネルギーを逆用して両腕の刀から放出し、建物を溶かす能力まで身に付けるがツルク星人に対して、両腕の刀による二段攻撃を破る特訓を極めたウルトラマンレオが、太刀筋をすべて見切ることに成功。
最後は、レオの流れ切りの技で両腕を切断。
倒れたところに落ちてきた自身の両腕が胸に突き刺さり、刀の電流で絶命する。
兄怪獣 ガロン / 弟怪獣 リットル
第22話「レオ兄弟対怪獣兄弟」に登場。
≪兄怪獣ガロン≫
身長:63メートル
体重:4万2千トン
出身地:地底(東京近郊地下)
≪弟怪獣リットル≫
身長:58メートル
体重:3万7千トン
出身地:地底(東京近郊地下)
突如東京に出現した凶暴な怪獣。
兄怪獣ガロンは、口から火炎やロケット弾を発射する。
弟怪獣リットルは、口からロケット弾を発射する。
兄より、弟の方が好戦的である。
兄弟の息は合っており、ウルトラマンレオも追い詰められてしまう。
アストラが駆けつけ、レオ・アストラの連携攻撃とウルトラダブルフラッシャーにより倒す。
暗黒星人 ババルウ星人
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目次 - Contents
- 『ウルトラマンレオ』のあらすじ・ストーリー
- ウルトラマンレオについて
- レオリング(獅子の瞳)
- アストラについて
- MAC(マック)
- 主な登場人物・キャラクター
- おゝとり(おおとり) ゲン
- モロボシ・ダン
- 黒田 明雄(くろだ あきお)
- 青島 一郎(あおしま いちろう)
- 赤石 清彦(あかし きよひこ)
- 桃井 晴子(ももい はるこ)
- 白川 純子(しらかわ じゅんこ)
- 佐藤 大介(さとう だいすけ)
- 白土 純(しらと じゅん)
- 梶田 一平(かじた いっぺい)
- 松木 晴子(まつき はるこ)
- 山口 百子(やまぐち ももこ)
- 代表的な必殺技
- レオキック
- エネルギー光球
- シューティングビーム(レオビーム)
- ウルトラダブルフラッシャー
- 《その他、様々な必殺技一覧》
- 代表的な怪獣・宇宙人たち
- サーベル暴君 マグマ星人
- 奇怪宇宙人 ツルク星人
- 兄怪獣 ガロン / 弟怪獣 リットル
- 暗黒星人 ババルウ星人
- ブラック指令
- 『ウルトラマンレオ』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話など
- 真夏竜さん「やめようと思った」
- 森次晃嗣さんが語る「ウルトラマンレオ」