テニスの王子様(テニプリ)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『テニスの王子様』とは、週刊少年ジャンプで連載されていた許斐剛によるスポーツ漫画である。中学テニスを題材とした漫画で、主人公が所属する青春学園こと青学のテニス部が全国大会での優勝を目指すお話だ。主人公のリョーマの決めセリフである「まだまだだね。」をはじめとした真似をしたくなるようなセリフや、試合や部活中のシーンなどで友情やテニスへの思いが現れた熱いセリフが登場し、大勢の読者たちに好評を博した。

『テニスの王子様』の概要

出典: jin115.com

過去には人気キャラクターの生誕祭も行われた

『テニスの王子様』とは、週間少年ジャンプで連載されていた許斐剛による少年漫画である。アニメ化やミュージカル化、ゲーム化や映画化、グッズ化など、多数のメディアミックス展開がなされており、個性的で格好いい数々のキャラクターが登場することから少年や女性達を中心として爆発的な人気を得た。2009年からは、SQジャンプで続編である『新テニスの王子様』が連載されており、人気を博している。さらに、声優や原作者が出演するライブや関連イベントなど、数多くのイベントが催されており、その人気は衰えることを知らない。

『テニスの王子様』は中学テニスを題材とした話である。テニスの王子様の主人公は、天才的なテニスの実力を持つ中学一年生の越前リョーマだ。リョーマはテニスの強豪校である青春学園中学こと『青学』に入学後、テニス部に入部する。リョーマはそこで青学の部長である手塚をはじめとした仲間達と出会った。リョーマは過去に日本を沸かした元プロテニスのプレイヤーである「サムライ南次郎」こと越前南次郎の息子である。はじめは父親を越えることのみを目標としていたリョーマだが、仲間達やライバルたちと切磋琢磨していくことで徐々に青学に愛着を持つようになり、青学のみんなと共に勝ちたいという思いが芽生える。

『テニスの王子様』は青学が地区予選から順番に中学テニスの公式大会に挑み、全国大会での優勝を目指すストーリーだ。今回は、試合や練習中などに登場するテニスにかける思いが表れたセリフや、友情を感じさせるセリフなど、数々の熱いセリフを紹介する。

青学の名言・名セリフ

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主人公のリョーマが所属する青春学園中学こと青学。個々の実力が高く、個性派ぞろいだ。

やっぱ男は⋯⋯⋯ダブルスでしょう!!

阿吽の像にちなんで「阿」「吽」とサインを送り合う二人

3巻でリョーマと桃城が玉林中ダブルスのペアである泉や布川に言ったセリフである。

青学の一年生であるリョーマは、二年生の桃城とストリートテニス場にシングルス(1人対1人のテニス)の練習をしに来ていた。ところが、そのストリートテニス場ではコート数の問題でシングルスのゲームを行うことが出来ず、ダブルス(2人対2人)のゲームのみだった。

そこで、リョーマは桃城とペアを組んでダブルスのゲームに挑む。二人ともシングルスプレイヤーであったが、ずば抜けたテニスの実力を持っていたため、ストリートテニス場にいたほとんどのダブルスペアにサーブだけで勝ってしまったのだ。

高い実力をもつリョーマ&桃城コンビに対し、今までゲームを見学していた泉は布川に「ケタ外れに強ぇよ。でも惜しいな、ダブルスとしては穴だらけだ⋯。」と、告げる。ストリートテニス場を見学していた不動峰中学の二年生である杏も、リョーマと桃城のダブルスを「すごいサーブ!こんな場所でいいもん見ちゃった。⋯⋯でもダブルスとしては⋯。」と、評する。

泉がリョーマたちに「俺たちが挑戦するよ。」と声をかけたことで、リョーマ&桃城ペアは泉&布川のペアとゲームをすることになった。泉は布川に「賭けてもいいさ。あいつらダブルスは素人だぜ。単純に二人の間を狙え。」と話しかけて布川がリョーマと桃城の間の部分にボールを打つと、二人がボールを取りに行こうとしてぶつかりそうになり、ボールが取れなかった。

リョーマと桃城は意思疎通が取れず、さらにリョーマがダブルスのゲームが初めてだったため、終始泉&布川ペアに押され気味で結果的に敗北となった。泉と布川は、ストリートテニス場でリョーマ&桃城ペアに負けた人たちに「泉、布川。あんな強い2人組倒してすげぇな。さすが玉林中テニス部の名ダブルス!!」と声をかけられた。実は、玉林中は中学テニスの地区予選大会で青学が次に当たる学校だ。泉と布川は、ストリートテニス場にいた人たちに対して、「オレたちのコンビネーションとさっきの2人を比べんなよ。」「腕はピカイチなのにあのダブルスはおそまつだもんな。あんなチグハグコンビ、何回やっても勝てるぜ。」と言った。

リョーマと桃城はそれぞれ、公式戦ではシングルスの試合に出ることを希望していた。ところが、泉と布川の言葉を聞いた二人は「やっぱ男はダブルスでしょう!!」と、地区予選で泉&布川コンビにダブルスで再戦する事を希望する。

そして、地区予選の日がやってきた。リョーマと桃城は、希望通り泉&布川ペアと再戦する事となる。泉たちはストリートテニス場の時と同じようにリョーマと桃城の間にボールを打つが、二人は「阿ーっ!」「吽!」と声を掛け合ってボールを返した。桃城はシングルスの方が得意だが、ダブルスの経験もある。リョーマは地区予選までに、『はじめてのダブルス』という教本を買って桃城からダブルスのことを学んでいた。さらに、二人はたまたま近くにあった阿吽の像を見て、どちらかがボールを取るときに「阿」「吽」と合図を掛け合うことに決める。

リョーマと桃城は真ん中へのボールの対処を完璧にしたが、それ以外の場所だと意思疎通がうまく取れていなかった。それを見抜いた泉と布川は、ダブルスにおいて重要なコンビネーションプレーで2人を押す。時間が経つとともにチグハグなプレーになっていくリョーマと桃城は、コートを縦で半分に区切り、シングルスの戦い方で戦うことに決める。真ん中のラインから片方のコートはリョーマが、もう片方は桃城が守るという単純な作戦に出たのだ。これにより意思疎通を図る必要がなくなり、敵の相手に集中することができる。

シングルスの戦い方をすることでリョーマと桃城は圧倒的な実力が発揮出来るようになり、瞬く間に泉・布川ペアを押していった。焦る布川だが、いくらシングルスの戦いをしようとこの試合はダブルスには変わりないため、ダブルス初心者だと穴になりやすい真ん中にボールを打つ。するとリョーマと桃城は「阿ー!」「吽!」と声を掛け合い、点を入れた。二人は真ん中の部分だけダブルスの戦法を取り入れたのだ。

このセリフは声を掛け合って点を入れた後にリョーマと桃城が言った言葉で、泉と布川に試合に負けた借りを返したことを示し、ダブルスの楽しさを実感していることを意味する名セリフである。試合に負けた泉と布川は2人に、「とんでもねぇな、お前らは。」「またダブルスやりたくなったらいつでもストリートテニス場に来い。」と声をかけた。

(青学/一年生)越前リョーマの名言・名セリフ

越前リョーマは、クールでかっこいい名言の数々を作中で残している。彼の言葉は、どれもファンの心を動かす力強いものばかり。
「まだまだだね」「オレは上に行くよ」のように、真似したくなるものも多い。ただし、彼の言葉は生意気なものも多いため、真似をするには注意が必要だ。

renote.net

(青学/部長/三年生)手塚国光の名言・名セリフ

出典: www65.atwiki.jp

青学を束ねる部長の手塚。その実力は全国区で、非の打ち所がないテニスをする。厳格で自他共に厳しい性格だが、意外と面倒見も良い。

さあ⋯油断せずに行こう

出典: www65.atwiki.jp

手塚は誰が相手であろうと油断や慢心は無い

このセリフは、青学の部長である手塚の代名詞と言える言葉である。主に、青学の部員達に言ったり試合前のタイミングに言ったりしている。常に油断や慢心をせず、全力で自分の課題や試合に挑んでいく手塚の誇り高さや真面目さ、誠意な気持ちが現れた名台詞である。

越前⋯お前は青学の柱になれ!

出典: blog.livedoor.jp

手塚は父親を超えるという目標の先にあるものがないリョーマのために道を示した

6巻で青学テニス部の部長である手塚がリョーマに言ったセリフである。リョーマは青学テニス部に所属する一年生で、世界ランクに名を連ねた元テニスプレイヤーである越前南次郎の息子だ。リョーマは父親譲りのテニスの腕を持つが、リョーマには「テニスで父親に勝つ」ということ以外目標を持っていなかった。

そこで手塚はリョーマの向上心を上げるため、リョーマに試合を申し込む。結果、手塚はリョーマを圧倒した。このセリフは、リョーマに勝った後に手塚が言ったセリフである。

手塚は部長として、類まれなる実力を持つものの青学でテニスをする上で目標を持たないために実力が停滞気味だったリョーマのために自分が試合で圧倒することでリョーマに火をつけ、「青学を束ねるエースになる」という目標を与えたのである。手塚の部長としての責任感やリョーマに対する面倒見の良さが現れた名台詞だ。

その後、リョーマは父親の南次郎とテニスをする際、「親父⋯強くなりたい。もっと⋯もっと!!」と宣言した。

(青学/三年生)不二周助の名言・名セリフ

出典: www65.atwiki.jp

青学の天才テニスプレイヤーの不二。常に冷静で、テニスにスリルを求める一面もある。聖ルドルフには弟の裕太がいて、非常に弟思いだ。

大丈夫だから⋯ねっ?

河村が怪我をしたことで棄権を申し出た不二。後は仲間に託すように河村に言う。

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日吉若(テニスの王子様)の徹底解説・考察まとめ

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日吉若(ひよしわかし)とは、『テニスの王子様』に登場するキャラクターで、氷帝学園中等部2年テニス部のレギュラーである。プレイスタイルはベースライン上で積極的に攻撃するアグレッシブベースライナー。実家が古武術の道場をやっており、古武術を取り入れた通称「演武テニス」で独特なフォームをしている。氷帝学園テニス部次期部長として扱われている実力者。神経質な面もあるが、性格は冷静沈着で他人に流されない。キリッとした目とキノコヘアーが特徴的である。座右の銘と口癖は「下剋上」。

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平等院鳳凰(テニスの王子様)の徹底解説・考察まとめ

平等院鳳凰(テニスの王子様)の徹底解説・考察まとめ

平等院鳳凰(びょうどういんほうおう)とは『新テニスの王子様』に登場するキャラクターで、U-17選抜メンバーNo.1の実力者をもつキャラクターである。金髪の長髪、無精髭が特徴の高校生離れをした貫禄ある顔が特徴的で、額と背中には古傷がある。見た目は大人っぽく、高校3年生には見えない。多種多様な技と強靭な肉体、何度でも這い上がる精神の持ち主。勝利に対して異常な執着をもち、戦った相手が二度と立ち向かってこれないように屈辱を与え、自信を打ち砕く戦い方をする。同じU-17の徳川カズヤとは因縁の関係である。

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毛利寿三郎(テニスの王子様)の徹底解説・考察まとめ

毛利寿三郎(テニスの王子様)の徹底解説・考察まとめ

毛利寿三郎(もうり じゅさぶろう)とは、『新テニスの王子様』にて登場するキャラクターで、U-17日本代表の高校1年生である。播州弁を話すのが特徴で、四天宝寺中学校に在籍していたが、途中で立海大附属中学校へと転校している。自身の才能に甘えて練習を怠っていたため、関東大会で越知に敗北したことで一度は挫折を味わった。試合の後で病院へ行った際に目撃した幸村精市のリハビリ姿に心を打たれ、日本代表に選ばれるほどの努力を重ねた。越知とのペアは「超高校級ダブルス」とも言われてる。

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宍戸亮(テニスの王子様)の徹底解説・考察まとめ

宍戸亮(テニスの王子様)の徹底解説・考察まとめ

宍戸亮(ししどりょう)とは、『テニスの王子様』に登場するキャラクターで、氷帝学園中等部3年テニス部のレギュラーである。元はシングルスプレイヤーだったが、2年の鳳長太郎(おおとりちょうたろう)とダブルスを組んでおり「氷帝最強ダブルス」と呼ばれている。都大会で惨敗し、一度レギュラー落ちを経験した。レギュラー落ち以前は長髪だったが、レギュラー復帰の際に自らハサミで短髪にし青いキャップを後ろ向きに被っている。男気溢れる性格で、口癖は「激ダサ」。

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