光月モモの助（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ

シルバーズ・レイリー（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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シルバーズ・レイリーとは尾田栄一郎による漫画『ONE PIECE（ワンピース）』に登場する海賊。今はなき伝説のロジャー海賊団で副船長を務めていた。大海賊時代のきっかけをつくりだした海賊王ゴール・D・ロジャーの右腕として活躍し「冥王レイリー」という異名を持つ。ロジャー海賊団解散後は、シャボンディ諸島に身を潜めながらコーティング船のコーティング職人をしている。戦闘能力は年老いても健在で、その力の大きさから海軍にまで恐れられている。

スコッパー・ギャバン

スコッパー・ギャバンとは漫画『ONE PIECE』に登場するキャラクターであり、ロジャー海賊団の一員として「ラフテル」に到達した重要人物である。サングラスをかけ、長い長髪を束ねた姿が特徴的であり、両手に持った二振りの斧で戦闘を行う。

「ロジャーとは長い付き合いだ」という本人の発言や、副船長であるシルバーズ・レイリーと対等に会話している点などから第三位の立場にいるのではないかと推察される。また性格に関しては、常に沈着冷静なレイリーと比較すると、やや大胆な性格をしている。

ラフテル到達の為にロジャーがおでんを勧誘して船に乗せた際には、「オレたちは仲間と認めたわけじゃない」とおでんに対してはっきり述べていた。しかしおでんの人柄ゆえかいつの間にか仲良くなっており、ロジャー海賊団解散後おでんが船を降りる際には、涙を流して別れを惜しんでいた。解散後の消息は不明である。

ロジャー海賊団の主な乗組員として、副船長のシルバーズ・レイリーが挙げられる。また期間限定として船医のクロッカスやおでんの家族を船に乗せた。

スコッパー・ギャバン（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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スコッパー・ギャバンとは、漫画『ONE PIECE』に登場するキャラクターであり、ロジャー海賊団の船員である。ロジャーとは古い付き合いであることを自ら語っており、「ロジャーの片腕」と言われていたシルバーズ・レイリーとも対等に話していることから、No3の地位にいるのではないかと目されている。武器は両手に持った斧。サングラスをかけ、黒い長髪を一つに結んだスタイルをしている。

クロッカス

クロッカスとは漫画『ONE PIECE』に登場するキャラクターであり、ロジャー海賊団の船医として「ラフテル」に到達した重要人物である。
「偉大なる航路」入り口にあたるリヴァースマウンテンにて灯台守をやっており、ある時迷子の仔クジラ「ラブーン」を連れたルンバー海賊団と知り合う。彼らは数日滞在した後ラブーンをクロッカスに預けて旅立っていったが、何年たっても彼らは戻ってこなかった。

その後ロジャーの船と出会ったクロッカスは船医として船に乗り込み、ルンバー海賊団の消息を追う。ラフテルに到達しラブーンの元に戻ったクロッカスは、「ルンバー海賊団は全滅してもう誰も迎えに来られない」と告げたものの、ラブーンは納得せず暴れ出すようになってしまった。

クロッカスはクジラの体内を改造して、すぐに鎮静できるようラブーンの体内で過ごし始める。やがて船ごとラブーンに飲み込まれた麦わらの一味と出会い、「偉大なる航路」を進むうえで欠かせない記録指針や最低限の知識を教えて彼らを支援した。
クロッカスはルフィたちにロジャー海賊団の乗組員だった過去は明かさなかったが、ルフィの中にロジャーの気配を感じ取っており、出航する彼らを見送りながら「彼らは我々が待ち望んだ海賊だろうか」とロジャーに向けて問いかけている。

ロジャー海賊団時代の主な乗組員として、副船長のシルバーズ・レイリーやスコッパー・ギャバンがいる。また一時的におでんの家族を船に乗せた。

クロッカス（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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クロッカスとは漫画『ONE PIECE』に登場するキャラクターであり、「海賊王」ゴール・D・ロジャーのクルー（船医）である。ロジャーと出会う前に知り合った「ルンバ―海賊団」が残していった迷子の仔クジラ（ラブーン）を双子岬で預かっていたが、いつまでも戻ってこないルンバ―海賊団の身を案じ、通りかかったロジャーの船に船医として乗船した。解散後は双子岬に戻り、そこでルフィたちに出会う。「偉大なる航路」を進むために必須となる「記録指針（ログポース）」と基礎的な知識を彼らに与えて冒険を後押しした。

光月モモの助の名言・名セリフ／名シーン・名場面

「ルフィ…カイドウを倒しだい！！！」

偉大なる航路（グランドライン）の幻の島・ゾウでモモの助達の素性がルフィ達に告げられた。しかしそれらを語ったのはモモの助でなく、家臣の錦えもん達だった。錦えもん達はルフィ達に事情を一通り話し、カイドウとオロチを討つ助力を乞うが、ルフィはそれをソッコーで拒否している。話の流れ的に断るやつがあるかとウソップに怒られるルフィ。もちろんルフィは手伝う気があったのだろうが、気に入らないのは”大将”であるモモの助が自分で何も言わないことだった。「お前が言えよ！！！偉いんだろうが！！！こんなにすげェ奴らの”大将”なんだろ！！？泣いてるだけか！！！」と言うルフィに8歳の子供相手にムキになるなとナミやブルックも怒るが、ルフィは頑としてきかない。

モモの助はすくっと立ち上がり涙を拭きながら自分の思いを吐露する。「ルフィ…カイドウを倒しだい！！！」父と母の仇を討ち、国も臣下も守りたいが子供の自分にはまだ無理だから、どうか一緒に戦ってほしいとモモの助はルフィに頼む。ルフィはそれを是とし、「よくわかった！！手ェ組もう！！『同盟』だ！！カイドウの首はおれが貰うぞ！！！」と言ってモモの助と握手を交わした。

まだ8歳という幼い身でありながら、ルフィの言葉の意味を理解し、モモの助がそれに応えて立派に”大将”としての筋を通して見せた名場面である。

「拙者の名は！！！光月モモの助！！！ワノ国の”将軍”になる男でござる！！！」

本編の間、モモの助はカイドウに三度名を問われている。

一度目は20年前、焼け落ちるおでん城の天守閣にて。この時のモモの助は恐怖のあまり声も出ず、泣くばかりであり名を名乗るだなんてとてもではないができなかった。ようよう答えた言葉も”親に言わされた言葉”としてカイドウに呆れられる。カイドウはそんなモモの助を見て、これが自分に傷をつけたあの光月おでんの息子なのかと失望し、殺す価値もないと捨て置いた。

二度目は物語時間軸現在において、モモの助が裏切り者のカン十郎に連れ去られ、オロチによってライブフロアのステージ上に磔にされた時。この時堂々とモモの助は名乗りはしたが、結局その後迫りくる恐怖に大泣きをした。しかしこの名乗りは赤鞘九人男やルフィを始めとする侍軍勢の心に十分響き、開戦の合図となるに値する立派な名乗りだった。

三度目は鬼ヶ島から一度離脱したモモの助が再びルフィと共に鬼ヶ島へと赴き、そこで対峙した龍の姿のカイドウに名を尋ねられた時だ。自身も20年後の、28歳まで成長しカイドウと変わらぬ巨大な龍の姿をしたモモの助は、カイドウに名を尋ねられる。そこでモモの助は「光月モモの助！！ワノ国の将軍になる男でござる！！！」とカイドウから目を逸らすことなく言い切った。モモの助が時を経て、いろいろな者達に支えられて成長したことが如実に現れている名セリフであり、名場面である。

「『光月モモの助』が！！！『ワノ国』を統治いたす！！！」

鬼ヶ島で繰り広げられた壮絶な戦いは、ルフィがカイドウを倒すことで幕を閉じた。モモの助はその足で火祭りが行われている花の都へと向かう。龍の姿で現れたモモの助を見て、カイドウと勘違いした民衆は最初こそ混乱したが、狂死郎や小紫の出現で落ち着きを取り戻す。粉塵の中から次々と現れる死んだはずの赤鞘九人男の面々に、民衆は何か大変なことが起きそうだと、映像を送信することができる光画タニシで花の都で起こっていることをワノ国全土に伝えた。赤鞘九人男や小紫が頭を垂れ、人の姿に戻ったモモの助が民衆に向かって口上を述べる。そして「『光月モモの助』が！！！『ワノ国』を統治いたす！！！」と声を上げ、ワノ国を導く次なる将軍になることを宣言したのだった。

光月モモの助の裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話

モモの助のモデルは『子連れ狼』の大五郎、名前の由来は『桃太郎』

モモの助のモデルは、初登場時父と名乗っていた錦えもんと合わせて『子連れ狼』の拝一刀（おがみ いっとう）と拝大五郎（おがみ だいごろう）であるとされている。大五郎のほうが子供、つまりモモの助のモデルだ。

『子連れ狼』は、小池一夫原作・小島剛夕画の時代劇漫画。1970年9月から1976年4月まで『漫画アクション』（双葉社）にて連載されており、映画やテレビドラマ、アーケードゲームなど幅広いメディア展開がされている。特にテレビドラマは主演を変えて幾度にも渡って制作されており、その人気のほどが伺える。内容は柳生一族の手により妻の命と職を失った拝一刀とその息子の大五郎のさすらいと復讐の旅物語である。おでんの敵討ちは言い換えればオロチとカイドウへの復讐とも言え、ストーリーも参考にされているのではないかと言われている。

またモモの助や錦えもんの名前の由来は、日本昔話でも有名な『桃太郎』と昭和の名俳優・中村錦之助（なかむら きんのすけ）からきているという。中村錦之助は後に名を萬屋錦之介（よろずや きんのすけ）と変えており、先に紹介した『子連れ狼』のテレビドラマで拝一刀を演じたことがある。

光月モモの助の正体は古代兵器・ウラヌス説