スコッパー・ギャバン（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ

スコッパー・ギャバンのプロフィール・人物像

CV：森川智之

スコッパー・ギャバンとは、漫画『ONE PIECE』に登場するキャラクターであり、「海賊王」ゴール・D・ロジャーのクルーとして「偉大なる航路（グランドライン）」完全制覇を達成した海賊である。武器は両手に持った二振りの斧で、常にサングラスをかけ長髪をまとめて後ろに垂らしている。

ロジャー船長とは古い付き合いだと明言しており、副船長であるシルバーズ・レイリーとも対等に会話をしている点から、第三位の地位にいるのではないかと目される。また常に冷静な態度を見せるレイリーと比較すると、やや砕けた豪快な性格であることがうかがえる。

最後の島である「ラフテル」に到達するために必要な古代文字を扱えるおでんが乗船した際には、当初仲間とは認めないと頑なな態度を見せていたが、別れの際には滝のような涙を流して見送るほど仲を深めた。
ロジャー海賊団解散後の行方は不明である。

スコッパー・ギャバンの能力

戦闘能力

スコッパー・ギャバンは、両手に持った二振りの斧を武器として使用している。ロジャーの船の見習いだったバギーの回想時にも、両手斧で生き生きと戦う姿が描かれた。

白ひげの船に乗り込んだおでんと初めて邂逅した際には、レイリーと共に戦おうとする様子が見られた。原作では強者との戦いを欲するロジャーに先を越されてしまった為戦闘描写はなかったが、アニメ版では三日三晩続いた戦いの中でおでんと互角に渡り合う様子が描写されている。

スコッパー・ギャバンの来歴・活躍

初登場はロジャー海賊団の見習いとして船に乗っていたバギーの回想シーンである。当時から二振りの斧を武器として使用していた。

次に登場したのは白ひげ海賊団・ロジャー海賊団の船に乗っていた光月おでんの過去回想シーンである。ロジャー海賊団と初遭遇したおでんが斬りかかってきた際、レイリーと共におでんと戦おうとする姿が見られた。しかしこの時には強者との戦いを欲していたロジャーによって止められている。

三日三晩の戦いの後おでんが古代文字を扱えることを知ったロジャーは、ラフテルに到達するために必要だとしておでんを船に誘う。この時ギャバンは「おでんを船に乗せたのはロジャー船長が必要としたからだ。仲間とは認めない」と頑なな態度をとっていたが、おでんの人柄に惹かれたのかすぐに打ち解けている。ロジャー海賊団の解散が告げられ、クルーたちと別れる際には滝のような涙を流して仲間を見送った。

スコッパー・ギャバンの関連人物・キャラクター

ゴール・D・ロジャー

ゴール・D・ロジャーとは、漫画『ONE PIECE』に登場するキャラクターであり、「海賊王」と呼ばれた重要キャラクターである。自由奔放で少年のような性格をしており、自分と渡り合えるほどの強者を見つけるとウキウキと率先して戦いに赴く。一方で「仲間」を非常に大切にしており、仲間が傷つけられた報復として徹底的に相手を叩き潰すような激情も持ち合わせている。

使用武器は最上大業物の剣「エース」と銃で、見聞色・武装色・覇王色の覇気を扱うことができる。特に覇王色の覇気の力は天災級であり、白ひげと切り結んだ際に衝撃波が生じるほどだった。悪魔の実は口にしておらず、非能力者だったことが、百獣海賊団のカイドウにより明言されている。

麦わら帽子を被り、ルフィと似た容姿の少年時代のロジャーは、船を寝床にしていたシルバーズ・レイリーを誘って航海に乗り出す。白ひげや金獅子のシキ、ガープといった強敵と何度も渡り合いながら仲間を増やし、不死の病に侵されながらもついに最後の島である「ラフテル」に到達した。その後「ロジャー海賊団」を解散して自首し、処刑された。

主な「ロジャー海賊団」の船員はシルバーズ・レイリーやスコッパー・ギャバンのほか、見習いとして少年のバギーやシャンクスを乗せている。また短期間ではあるが船医のクロッカス、ワノ国の光月おでん・妻トキ・息子モモの助・娘日和などを乗せた。

家族は妻のポートガス・D・ルージュと、息子のゴール・D・エース（エースは母方の姓であるポートガスを名乗っていた）。

ゴール・D・ロジャー（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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ゴール・D・ロジャーとは、『週刊少年ジャンプ』の大人気海賊漫画『ONE PIECE（ワンピース）』の登場人物。偉大なる航路（グランドライン）を制覇し、海賊王と呼ばれた男。最後の島・ラフテルへとたどり着き、すべての謎を解き明かした重要人物である。
ロジャー海賊団解散後、海軍に自首し故郷・東の海（イーストブルー）のローグタウンで公開処刑された。死の間際に放った遺言は多くの人間を海へ駆り立て、世に大海賊時代を巻き起こす。主人公のルフィもその一人である。

シルバーズ・レイリー

シルバーズ・レイリーとは、漫画『ONE PIECE』に登場するキャラクターであり、「海賊王」ゴール・D・ロジャーが率いるロジャー海賊団の副船長を務めていた人物である。ロジャーと共に「偉大なる航路（グランドライン）」を制覇し、最後の島「ラフテル」に到達した。

ロジャーの死後はシャボンディ諸島にて隠遁生活を行っていたが、島にやって来た麦わらの一味と接触する。ロジャーと共にラフテルに同行している為「世界の全て」を知っているが、ルフィたちの希望により情報は明かさなかった。
その後麦わらの一味を狙ってシャボンディ諸島に襲撃してきた黄猿の足止めを行い、ルフィたちの手助けをする。島に現れた「王下七武海」バーソロミュー・くまの能力によって麦わらの一味がバラバラになった後、頂上戦争終結後にルフィの元へ現れて、一年半に渡り覇気の基礎技術を教え込みルフィを鍛えた。

最後の半年間はルフィ一人で修行をさせ、自身はシャボンディ諸島に戻る。そして麦わらの一味離散から二年後、再集結した彼らの出航を後押しした。

シルバーズ・レイリー（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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シルバーズ・レイリーとは尾田栄一郎による漫画『ONE PIECE（ワンピース）』に登場する海賊。今はなき伝説のロジャー海賊団で副船長を務めていた。大海賊時代のきっかけをつくりだした海賊王ゴール・D・ロジャーの右腕として活躍し「冥王レイリー」という異名を持つ。ロジャー海賊団解散後は、シャボンディ諸島に身を潜めながらコーティング船のコーティング職人をしている。戦闘能力は年老いても健在で、その力の大きさから海軍にまで恐れられている。

光月おでん（こうづきおでん）

光月おでんとは漫画『ONE PIECE』に登場するキャラクターであり、ワノ国の久里大名である。鎖国政策が敷かれたワノ国で育ったおでんは海外に出ることにあこがれを抱いており、たまたまワノ国に漂着した白ひげ海賊団の船に強引に乗り込む。白ひげ海賊団の一員として世界を見て回っていたが、ロジャー海賊団と邂逅した際、ロジャーの船に誘われる。

妻のトキ・息子のモモの助・娘の日和と共にロジャーの船に移ったが、トキが体調を崩したために妻子をワノ国に残し、単独でロジャー達との旅を続ける。ラフテル到達後はワノ国に戻って「開国」を目指したが、国を牛耳っていたカイドウ・黒炭オロチの手によって死亡した。

光月おでん（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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光月おでんと（こうづき おでん）とは、『ONE PIECE』の登場人物。新世界・ワノ国の統治者で「歴史の本文（ポーネグリフ）」を作った光月家の人間である。破天荒すぎるゆえに民の多くに嫌われているが、その大きすぎる器に惹かれている者がそれよりも多い。四皇"白ひげ"ことエドワード・ニューゲートの白ひげ海賊団、海賊王ゴール・D・ロジャーのロジャー海賊団に在籍。ロジャーと共に偉大なる航路の最果ての島・ラフテルに到達し、世界の全てを知った。物語開始時点では故人。「ワノ国を開国せよ」という言葉を遺している。

シャンクス