ONE PIECE（ワンピース）の劇場版・映画作品まとめ

『ONE PIECE』（ワンピース）の概要

『ONE PIECE（ワンピース）』とは、集英社の『週刊少年ジャンプ』で1997年から連載を開始した少年漫画。海賊を題材とした海洋冒険物語である。作者は日本の漫画家・尾田栄一郎だ。『週刊少年ジャンプ』の中でも長寿作品で、2022年に連載25周年を迎え、物語は最終章へと突入した。主人公モンキー・D・ルフィは、「ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）」を見つけて海賊王になるために仲間達ととも大海原を冒険をしていく。総勢1,000を超えるキャラクターが織りなす壮大な物語は、日本だけでなく世界的人気を持っている。

連載から2年経った1999年、TVアニメの放映が開始された。そして2000年には、記念すべき初の劇場版『ONE PIECE（ワンピース）』が公開が始まった。そこから10年間は毎年劇場版が公開され、以降は不定期に映画が制作・公開されている。劇場版には、原作に登場しないオリジナルキャラクターやオリジナルの悪魔の実なども登場することもあり、映画10作品目の『ONE PIECE FILM STRONG WORLD（ワンピース フィルム ストロング ワールド）』に登場したオリジナルキャラクターの金獅子のシキは、原作にも名前が登場する重要キャラクターだった。

劇場版・映画作品について

『ONE PIECE（ワンピース）』がTVアニメ化されたのは、連載を開始した1997年から2年後の1999年である。その翌年2000年には、『ONE PIECE』のシリーズ初となる劇場版『ONE PIECE』が公開された。「東映アニメフェア」の中の一タイトルとして公開され、他の作品との同時上映だったため、上映時間も51分と短い。興行収入は21.6億円となっている。

2003年に公開された劇場版4作目となる『ONE PIECE THE MOVIE デッドエンドの冒険（ワンピース ザ ムービー デッドエンドのぼうけん）』が、初めて長編映画である。上映時間は90分であり、初の単独公開作品となった。

2000年に公開された劇場版第1作目の『ONE PIECE』から2009年に公開された第10作目である『ONE PIECE FILM STRONG WORLD（ワンピース フィルム ストロング ワールド）』までは毎年の上映だったが、そこから映画の作成・公開が不定期となっている。またこの作品から「FILEシリーズ」と呼ばれる映画タイトルに「FILM」という名を関する作品が登場し始めた。

2022年に劇場版第15作品目となる『ONE PIECE FILM RED（ワンピース フィルム レッド）』が、興行収入100億円を超える大ヒットを記録。本作に登場したオリジナルキャラクター・ウタの人気は社会現象を引き起こした。

『ONE PIECE』（ワンピース）の劇場版・映画作品

1作目：『ONE PIECE』（2000年3月4日公開）

タイトル：ONE PIECE（ワンピース）
公開日：2000年3月4日
上映時間：51分
興行収入：21.6億円
受賞：第18回ゴールデングロス賞優秀銀賞
キャッチコピー：「海賊王におれはなる！」、「伝説の大海賊ウーナンが隠した“伝説の秘宝”ついに発見？！」
オリジナルキャラクター：ウーナン、トビオ、岩蔵、エルドラゴ、ゴラス
ゲスト声優・キャスト：笠井信輔（ダニー役）、境鶴丸（ドニー役）、伊藤利尋（デニー役）
主題歌・挿入歌：きただにひろし「ウィーアー！」（OP） / 大槻真希「memories」（ED）
入場者特典・プレゼント：『ONE PIECE』＆『デジモンアドベンチャー』カードダス

『ONE PIECE（ワンピース）』は、尾田栄一郎の漫画『ONE PIECE』を原作とした劇場版の第1作目。2000年3月4日に公開され、興行収入は21.6億円だった。

「東映アニメフェス」の中の一タイトルとして、『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム！』と同時上映だった。そのため上映時間は51分と映画としては短めである。本編に登場する麦わらの一味は、主人公のモンキー・D・ルフィ、剣士のロロノア・ゾロ、航海士のナミ、狙撃手のウソップの4人。ウソップと麦わらの一味の船ゴーイング・メリー号は、TVアニメに先駆けて登場する形だった。エンディングのクレジット画面では、コックのヴィンスモーク・サンジとサンジの働く海上レストラン・バラティエが一瞬だけ映る。

本作だけ明確なOPとEDが存在しており、TVアニメで使用されていた、きただにひろしの「ウィーアー！」がOP、大槻真希「memories」がEDとして使用された。

伝説の大海賊ウーナンが残したと言われる”伝説の秘宝”を巡って、麦わらの一味と黄金を溺愛する海賊エルドラゴが壮絶な戦いを繰り広げる内容となっており、キャチコピーの一つが「伝説の大海賊ウーナンが隠した“伝説の秘宝”ついに発見？！」となっている。

ONE PIECE（2000年の映画）とは【ネタバレ解説・考察まとめ】 - RENOTE [リノート]

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『ONE PIECE（2000年の映画）』とは、海賊を題材にした少年漫画『ONE PIECE』（ワンピース）を原作とした劇場版アニメ。記念すべき『ONE PIECE』の劇場版アニメ第1作品目。「東映アニメフェア」の中の一作品として、2000年3月に公開された。興行収入は21.6億円を記録。
「黄金の大海賊」と呼ばれた伝説の大海賊ウーナンが残した莫大な黄金を巡り、主人公モンキー・D・ルフィ率いる麦わらの一味が、エルドラゴ一味と戦いを繰り広げる。

2作目：『ONE PIECE ねじまき島の冒険』（2001年3月3日公開）

タイトル：ONE PIECE ねじまき島の冒険（ワンピース ねじまきじまのぼうけん）
公開日：2001年3月3日
上映時間：60分
興行収入：30億円
受賞：第19回ゴールデングロス賞優秀銀賞
キャッチコピー：「仲間も船も、盗まれた！？」
オリジナルキャラクター：ボロード、アキース、ベアキング、ピンジョーカー、ハニークイーン、スカンクワン、ブージャック、ダニー、ドニー、デニー
ゲスト声優・キャスト：なし
主題歌・挿入歌：Folder5「Believe」（『ねじまき島の冒険』） / Folder5「Ready!」（『ジャンゴのダンスカーニバル』）
入場者特典・プレゼント：『ONE PIECE』＆『デジモンアドベンチャー』カードホルダー

『ONE PIECE ねじまき島の冒険（ワンピース ねじまきじまのぼうけん）』は、尾田栄一郎の漫画『ONE PIECE』を原作とした劇場版の第2作目。2001年3月3日に公開され、興行収入は30億円だった。これは2009年に公開された劇場版第10作目の『ONE PIECE FILM STRONG WORLD（ワンピース フィルム ストロング ワールド）』が興行収入48億円を出すまでは、シリーズ最高の興行収入だった。

「東映アニメフェス」の中の一タイトルとして、『デジモンアドベンチャー02 ディアボロモンの逆襲』と同時上映だった。上映時間は60分と映画としては短め。またそれと同時に『ONE PIECE』の短編作品「ジャンゴのダンスカーニバル」も公開されている。本編に登場する麦わらの一味は、主人公のモンキー・D・ルフィ、剣士のロロノア・ゾロ、航海士のナミ、狙撃手のウソップ、コックのヴィンスモーク・サンジまでの5人だった。エンディングクレジット画面では、TVアニメに先駆けてアラバスタ編で登場するキャラクターの面々やルフィの義兄ポートガス・D・エースが登場して、当時話題となった。

主題歌は、当時TVアニメのOPだったFolder5（フォルダー ファイブ）の「Believe（ビリーブ）」が使用されている。また同時上映だった「ジャンゴのダンスカーニバル」の楽曲もFolder5が担当しており、「Ready!」という楽曲が使用された。

とある島でバカンスをしていたルフィ達麦わらの一味。しかしバカンス中にゴーイング・メリー号が何者かに盗まれてしまった。普段着ている服や靴、ゾロに至っては刀も全部ゴーイング・メリー号に置いていたため、麦わらの一味は窮地に陥る。麦わらの一味が借り物の船で海へ出たところ、途中「泥棒兄弟」を名乗るボロードとアキースに出会った。ボロード達の話によると、ゴーイング・メリー号を盗んだのはねじまき島を拠点とするトランプ海賊団であるとのこと。ルフィ達は一路ねじ巻き島へと向かった。その後、道中出くわしたトランプ海賊団にナミが連れ去られてしまう。ルフィ達は船と仲間を取り戻すためにねじまき島へと向かうのだった。

ONE PIECE ねじまき島の冒険（ワンピース）とは【ネタバレ解説・考察まとめ】 - RENOTE [リノート]

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『ONE PIECE ねじまき島の冒険』（ワンピース ねじまきじまのぼうけん）とは、海賊を題材にした少年漫画『ONE PIECE』（ワンピース）を原作とした劇場版アニメ。『ONE PIECE』の劇場版アニメ第2作品目。「東映アニメフェア」の中の一作品として、2001年3月に公開された。興行収入は30億円を記録。これは2009年に『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』が公開されるまでの間のシリーズ最高興行収入だった。

3作目：『ONE PIECE 珍獣島のチョッパー王国』（2002年3月2日公開）

タイトル：ONE PIECE 珍獣島のチョッパー王国（ワンピース ちんじゅうじまのチョッパーおうこく）
公開日：2002年3月2日
上映時間：61分
興行収入：20億円
受賞：なし
キャッチコピー：「ルフィ海賊団“改め”オレたち動物王探検隊！？」、「宝を狙う大悪党バトラーいち味から、珍獣達を守るんだ！」
オリジナルキャラクター：モバンビー、ハゲオウム、カラスケ、バトラー伯爵、ヘビー総裁、ホットドッグ将軍
ゲスト声優・キャスト：なし
主題歌・挿入歌：DASEIN「まぶしくて」
入場者特典・プレゼント：『ONE PIECE』＆『デジモンテイマーズ』ボールチェーンホルダー

『ONE PIECE 珍獣島のチョッパー王国（ワンピース ちんじゅうじまのチョッパーおうこく）』は、尾田栄一郎の漫画『ONE PIECE』を原作とした劇場版の第3作目。2002年3月2日に公開され、興行収入は20億円だった。

「東映アニメフェス」の中の一タイトルとして、『デジモンテイマーズ 暴走デジモン特急』と同時上映だった。上映時間は61分と映画としては短め。またそれと同時に『ONE PIECE』の短編作品「夢のサッカー王！」も公開されている。この作品で初めて、麦わらの一味の船医トニートニー・チョッパーが登場。
公開当時原作では、アラバスタ編に登場するアラバスタ王国の王女ネフェルタリ・ビビと、ビビの友人の超カルガモ・カルーが既に出ており、麦わら一味と同行している。ただビビとカルーは『ONE PIECE 珍獣島のチョッパー王国』には登場しておらず、映画の内容はパラレルワールド展開となっている。一方で同時上映だった短編作品「夢のサッカー王！」にはビビとカルーも登場する他、バギーやMr.2／ボン・クレーやジャンゴ、また作者である尾田栄一郎が「オダッチ」として登場する。

麦わらの一味は、珍獣ばかりが住む王冠島という島に、黄金の力を宿した宝があるという噂を耳にした。黄金に興味津々の面々に対し、チョッパーは危険だとして王冠島に行くのに反対。しかしその時突如海底火山が爆発しゴーイング・メリー号はとある島まで飛ばされてしまった。そこはなんと先程まで話をしていた王冠島だったのだ。この時ルフィ達とはぐれてしまったチョッパーは、1人王冠島をさまよう内に王冠島に住む少年モバンビーと出会う。もバンビーはチョッパーのことを言い伝えに伝わる新たな動物王だと思い込んだ。チョッパーは王として歓迎される。
しかし一方で、自称ウルトラ天才で、発明家にして動物学者、そして宝探しの大天才とのたまうバトラー伯爵が、王冠島の宝を手に入れようと暗躍。チョッパーは王冠島の動物達を守るために1人戦うことになるのだった。

ONE PIECE 珍獣島のチョッパー王国（ワンピース）とは【ネタバレ解説・考察まとめ】 - RENOTE [リノート]

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『ONE PIECE 珍獣島のチョッパー王国』（ワンピース ちんじゅうじまのチョッパーおうこく）とは、少年漫画『ONE PIECE』を原作とした劇場版。『ONE PIECE』の劇場版第3作品目。東映アニメフェアの一作品として2002年3月に公開された。興行収入は20億円。
「王なる宝」が眠るという王冠島を訪れた麦わらの一味。そこで船医のトニートニー・チョッパーが新たな動物王に選ばれてしまう。「王なる宝」を狙うバトラー一味から島を守るため、チョッパーは勇気を出して戦うのだった。

4作目：『ONE PIECE THE MOVIE デッドエンドの冒険』（2003年3月1日公開）

タイトル：ONE PIECE THE MOVIE デッドエンドの冒険（ワンピース ザ ムービー デッドエンドのぼうけん）
公開日：2003年3月1日
上映時間：90分
興行収入：20億円
受賞：なし
キャッチコピー：「メシより冒険。」、「生き残れるか！？大海賊が競う史上最悪のレース！！」、「大海賊が集うレース・デッドエンド 最新情報は入手次第伝達する。――海賊本部より」
オリジナルキャラクター：シュライヤ・バスクード、ビエラ、ガスパーデ、ニードルス、ウィリー、ボビー、ポーゴ、ビガロ、ドレイク
ゲスト声優・キャスト：酒井美紀（アナグマ役）
主題歌・挿入歌：BUMP OF CHICKEN「sailing day」
入場者特典・プレゼント：『ONE PIECE THE MOVIE デッドエンドの冒険』ストラップ

『ONE PIECE THE MOVIE デッドエンドの冒険（ワンピース ザ ムービー デッドエンドのぼうけん）』は、尾田栄一郎の漫画『ONE PIECE』を原作とした劇場版の第4作目。2003年3月1日に公開され、興行収入は20億円だった。『ONE PIECE』の映画の中で初めて芸能人の特別演出が試みられた作品。本作では女優で会社役員の酒井美紀が、オリジナルキャラクターの少女アナグマの声を担当した。

『ONE PIECE』の劇場版シリーズ初の長編映画。単独で公開された。この作品で初めて、麦わらの一味の考古学者ニコ・ロビンが登場。しかしエニエス・ロビー編はまだ始まってもいなかったため、ロビンはルフィを「船長さん」と呼ぶなどしており、まだ本当の意味での仲間になる前である。本作中のルフィの懸賞金は3000万ベリーだが、映画の最後で懸賞金が1億ベリーに跳ね上がったことが明かされるシーンが登場する。

金欠に頭を悩ます麦わらの一味は、立ち寄ったハンナバルという島の港町で、海賊だけで行われる何でもありのレース「デッドエンド」が開催されることを知った。優勝すれば多額の賞金が手に入り、それと同時に行われている優勝が誰であるかを予想する賭けに勝てば、麦わらの一味は一気に金欠から解放される。賞金と冒険を求めてルフィは「デッドエンド」への出場を迷わず決めた。
優勝候補の海賊達が次々と脱落していく中、麦わらの一味は永遠の指針（エターナルポーズ）が示すナバロンへと向かった。しかしナバロンはゴールの島などではなく、海軍基地だった。賭けの胴元が優勝候補1番人気の将軍ガスパーデと手を組み、参加した海賊達をハメていたのだ。レース前にガスパーデと一悶着あったルフィは、ガスパーデを倒すために航路を引き返す。そしてサイクロンが迫りくる荒れ狂う海でガスパーデと戦うのだった。

ONE PIECE THE MOVIE デッドエンドの冒険（ワンピース）とは【ネタバレ解説・考察まとめ】 - RENOTE [リノート]

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『ONE PIECE THE MOVIE デッドエンドの冒険』（ワンピース ザ ムービー デッドエンドのぼうけん）とは、少年漫画『ONE PIECE』を原作とした劇場版。『ONE PIECE』の劇場版第4作品目。シリーズ初となる長編映画で、麦わらの一味の考古学者ニコ・ロビンが始めて登場する作品となっている。公開は2003年3月。
主人公モンキー・D・ルフィ達麦わらの一味は深刻な金欠に陥る。そこで資金調達のため、優勝賞金3億ベリーの何でもありのデッドエンドレースに参加するのだった。

5作目：ONE PIECE 呪われた聖剣（2004年3月6日公開）

タイトル：ONE PIECE 呪われた聖剣（ワンピース のろわれたせいけん）
公開日：2004年3月6日
上映時間：95分
興行収入：18億円
受賞：なし
キャッチコピー：「封印できぬ、運命の闘い。」、「ルフィVSゾロ！」、「海賊団崩壊の危機！？ 赤い満月の夜、呪われた島で何かが起きる…」
オリジナルキャラクター：サガ、トウマ、ビスマルク、ブーコング、マヤ、イザヤ、ラコス
ゲスト声優・キャスト：中村獅童（サガ役）、内博貴（トウマ役）、久本雅美（イザヤ役）
主題歌・挿入歌：晴晴゛「あの場所へ」
入場者特典・プレゼント：『ONE PIECE』クルーストラップ

『ONE PIECE 呪われた聖剣（ワンピース のろわれたせいけん）』は、尾田栄一郎の漫画『ONE PIECE』を原作とした劇場版の第5作目。2004年3月6日に公開され、興行収入は18億円だった。同時上映として、短編映画「めざせ！海賊野球王」が上映された。

本作は、麦わらの一味の剣士ロロノア・ゾロにスポットがあたったストーリーとなっている。オリジナルキャラクターでゾロの幼なじみのサガは、俳優の中村獅童が演じて話題にもなった。その他当時ジャニーズグループNEWSのメンバーだった内博貴や、女性お笑いタレントで女優でもある久本雅美も特別出演している。作中ではルフィとゾロが戦う場面も見られ、麦わらの一味崩壊の危機かと読者をハラハラさせた。

麦わらの一味が上陸したアスカ島という島には、伝説の美しい宝刀「七星剣（しちせいけん）」が隠されていた。麦わらの一味はゾロを船番として残して、島の探索に向かう。しかし船に戻るとゾロの姿がなかった。ゾロを探しに再び島の奥へと進んだ麦わらの一味は、村を襲う海軍に出くわす。その中にはゾロの姿があった。ゾロはサンジと戦闘し、サンジは重症を負う。ゾロは頑なに自分の行動の理由を話そうとせず、麦わらの一味は崩壊の危機に陥る。
アスカ島には海軍道場があり、そこには師範をしているサガという人物がいた。サガはゾロの幼なじみであり、共にシモツキ村の道場で剣技を学んだ仲である。しかしある時ゾロを逃がそうとしてサガが船の爆発に巻き込まれて行方不明になっていた。ゾロは生きていたサガの役に立つためにサガの言うことを聞いて村を襲ったのだ。しかしそのサガはゾロの知るサガではなく、「七星剣」に操られて心を失ったサガだったのだ。