東京喰種トーキョーグールの喰種対策局(CCG)捜査官・職員・元職員・補佐まとめ

『東京喰種トーキョーグール』に登場するCCG(喰種対策局)とは、喰種対策法を背景に活動する国の行政機関である。所属する捜査官は喰種の追跡・駆逐を目的としており、クインケという対喰種用生体兵器を持つ。ここではCCGの捜査官や職員など関係を一覧にした。

CV:内野考聡

対策Ⅱ課所属の男性捜査官で、コクリアの監獄長。「隻眼の王」の下に集った好戦的な喰種集団「アオギリの樹」のコクリア襲撃による前任者の失態を経て、副監獄長から昇進した。過去には尋問官を務めている。
コクリア戦において混乱に乗じて脱走した喰種・ドナートによって殺害される。

丸手斎(まるでいつき)

左の男性が丸手。

CV:うえだゆうじ

対策Ⅱ課所属の男性捜査官。嫌味な性格で、自慢するために職場にハーレーを乗り付けたり、他者を見下す発言や陰口を繰り返すため、局員たちからの印象はあまりよくない。
クインケを「オモチャ」と称し嫌っているが、喰種にアサルトライフルで正確な射撃を行うなど、戦士としての実力は確かである模様。アオギリの11区襲撃事件に対処する11区特別対策班の指揮官を務めるが、23区の喰種収容所の襲撃を予測しなかった。梟討伐作戦では副指揮を務める。
CCGの捜査官補佐にスカウトした永近英良(ながちかひでよし)からの情報提供により、CCG本局局長・和修吉時(わしゅうよしとき)が喰種ではという疑いを本人に問い、発砲。局長が喰種と判明し、戦闘に発展したが詳細な描写はない。
戦闘後の局長には大型のクインケが突き刺さっていたが、丸出のものかは分からず、本人の生死も不明。

法寺項介(ほうじこうすけ)

CV:速水奨

20区担当の男性捜査官で、捜査官・滝澤政道(たきざわせいどう)のパートナー。目下にも敬語を使う穏やかで紳士的な性格だが、時折辛辣になることもある。13区のピエロマスク掃討戦だけでなく、中国の「赤舌連(チーシャーリェン)」という喰種集団を相手にして功績を残す程の実力者である。真戸の2代目パートナーだった。
梟討伐作戦では第一隊の班長を務め、「あんていく」の店長であり喰種の芳村功善(よしむらくぜん)に致命傷となる一撃を与えた。

二対の針状の羽赫のクインケ「イイツウ」、ビームのような攻撃を行う羽赫のクインケ「ホロウ」、最高クラスの重量と威力を誇る甲赫「赤舌(チーシャ)」を使用する。
第2部では特等捜査官へと昇進しているが、流島の決戦において喰種化した滝澤である「オウル」により殺害される。

有根(ありね)

7区担当の男性捜査官で、ピエロマスク掃討戦では法寺と並ぶ成果を収めるほどの人物。黒ウサギのマスクを被った霧嶋絢人(きりしまあやと)にクインケを展開する暇もなく殺された。

宇井郡(ういこおり)

CV:織田圭祐、成瀬誠(『東京喰種トーキョーグール:re』)

4区担当の男性捜査官。一人称は「私」の中性的な青年。准特等だが、4区の指揮権と特等会議への参加権を持っている。元・有馬班のホープ。梟討伐作戦では第0隊の副隊長を務める。隻眼の梟が奇襲を掛けて来た時は唯一人攻撃を回避し反撃に転じており、非常に高い戦闘力を持つ。

使用するクインケは甲赫「タルヒ」は、ギミック変化により槍と斧の形状で戦闘可能。「梟」に一撃を加え駆逐に一役買うが、その後現れた「隻眼の梟」に折られたことから、法寺の「赤舌」を使用する場面も。

第2部では特等へと昇格している。

亜門鋼太朗(あもんこうたろう)

CV:小西克幸

誕生日は4月7日で、牡羊座。身長191cm、体重94kg、足のサイズ28.0cm。
好きなものはトレーニング、捜査、甘味(ドーナツなど)。ラビットと眼帯の喰種のことが気になっている。

人間側の主人公的立場の人物。初登場時は一等捜査官だったが、アオギリの騒乱後からは上等捜査官に昇進した。
真戸のパートナーであり、彼に全幅の信頼と尊敬を抱いている。しかし、ラビットとの交戦で真戸は殉職。彼の死に強い責任を感じている。
愚直と言える程正義感が強く、喰種被害者やその遺族を思い、悲しみや怒りを露わにすることも多い。それゆえ「この世界は間違っており、歪めているのは喰種」という考えを持っている。
「梟討伐作戦」では、半赫者となったカネキである「ムカデ」との死闘の末に相討ちとなる。
直後にアオギリの襲撃を受ける。 アオギリの幹部・タタラに攻撃を仕掛けたが、他の捜査官共々捕獲され、カネキを半喰種にした嘉納(かのう)教授実験隊となり、半喰種化する。

金棒状の甲赫のクインケ「ドウジマ1/2」、真戸が生前使っていた甲赫「クラ」、赫者のクインケとして完成した甲赫の「アラタ・弐〈proto〉」などを使用していた

御坂矜持(みさかきょうじ)

CV:かわのをとや

コクリア元監獄長で、原作では名前のみ登場。第1部における11区アオギリ戦でCCGが陽動された隙に、アオギリ本隊によって行われたコクリア襲撃で命を落とした。

伊庭藤重(いばふじしげ)

CV:かわのをとや

篠原や真戸、黒磐の元上司で尾赫使いのベテラン捜査官。過去の梟戦において利き腕を切断されたため、捜査官を引退した。

瓜江幹人(うりえみきと)

CV:沖野晃司

第2部に登場する瓜江久生(うりえくき)の父親であり、故人。黒磐の所属していたS3班の班長を務めていたが、部下たちに撤退を指示し、単独で隻眼の梟と対峙して殉職した。

和修政(わしゅうまつり)

CV:川原慶久

『東京喰種トーキョーグール:re』から登場した男性捜査官。CCG本局局長・吉時の息子。S2班所属。
18歳でドイツのアカデミーに入学し、卒業後は捜査官として多大な成果を挙げる。温和な性格の父親とは違って無駄を嫌う合理的思考の持ち主であり、成果を挙げるためならば犠牲を厭わない。

使用するクインケは不明。「オークション編」後、特等へと昇格を果たした。

しかし流島上陸作戦時に、複雑な感情を抱いていた父・吉時が暗殺され、キャラクターが崩壊し、読者に衝撃を与えた。

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