ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』とは、2016年に映画監督ギャレス・エドワーズによってアメリカで制作された実写SF映画。スター・ウォーズサーガの本編では語られなかった物語を描く、スピン・オフシリーズの第一弾。シリーズ1作目『エピソード4/新たなる希望』に登場した、銀河帝国軍の誇る究極兵器「デス・スター」の設計図を盗み出すため、決死の作戦に挑む戦隊「ローグ・ワン」の熾烈な戦いを描く。
帝国軍の士官役で、『エピソード5/帝国の逆襲』『エピソード/ジェダイの帰還』でボバ・フェットを演じた、ジェレミー・ブロックが出演している。
ライアン・ジョンソン/ラム・バーグマン
デス・スターの砲手役で、『エピソード8/最後のジェダイ』の監督を務めたライアン・ジョンソンと、『エピソード8』のプロデューサーを務めたラム・バーグマンが出演している。
C1-10P
反乱同盟軍の本拠地のシーンで、R2-D2と同タイプのアストロメク・ドロイドのひとつとして、3DCGテレビアニメ『スター・ウォーズ/反逆者たち』に登場するドロイドC1-10Pが出演している。
ジョーダン・ステファンズ
惑星スカリフの戦闘シーンで、帝国軍の輸送シャトル内にボーディー・ルックと一緒にいたストーダン・トンク伍長役で、イギリスのヒップホップ・デュオ「リズル・キックス」のジョーダン・ステファンズが出演している。
ギャレス・エドワーズ
デス・スターの設計図データを受け取った反乱同盟軍が、データを受け継いでいった先の輸送船タンティブⅣの中で、ダース・ベイダーの追撃から逃れてタンティブⅣの発進レバーを引く兵士役で、本作の監督ギャレス・エドワーズが出演している。
デイビット・アンクラム
反乱同盟軍がスカリフへ出撃する際に聞こえるアナウンスの声の役名は、『エピソード4』~『エピソード6』の「旧三部作」に登場した反乱軍のパイロット、ウェッジ・アンティリーズであるが、この声を『エピソード4/新たなる希望』でウェッジ・アンティリーズの声を担当した、デイビット・アンクラムが演じている。
ブルーミルク、40年ぶりの登場
惑星ラムーで、アーソ一家が住んでいた家のキッチンにある飲み物は、『エピソード4/新たなる希望』で、ルーク・スカイウォーカーが住んでいた惑星タトゥイーンのラーズ家で飲まれていたブルーミルクである。
銀河のどこでも「ならず者」の二人
惑星ジェダの露天商のシーンで、狭い通りでジンと肩がぶつかって文句を言って来た二人組は、『エピソード4/新たなる希望』で、惑星タトゥイーンの酒場でルーク・スカイウォーカーに絡んできたドクター・エヴァザンとポンダ・バーバの二人である。
「ゴジラ」と「モンスター」、スター・ウォーズに登場
ソウ・ゲレラのアジトの壁に、本作の監督ギャレス・エドワーズが監督した『GODZILLA/ゴジラ』に登場するゴジラと、『モンスターズ/地球外生命体』のキャラクターが描かれている。これはエドワーズが描いたものではなく、スタッフがエドワーズに対するドッキリとして描いたもので、エドワーズは撮影中にこのキャラクターに気付いた。
「ベイダーの城塞」、35年振りに実現
クレニック長官がダース・ベイダーを訪ねていくベイダーの居住地「ベイダーの城塞」は、旧三部作のコンセプト・アートを手掛けたデザイナーのラルフ・マッカリーが、1980年に製作された『エピソード5/帝国の逆襲』の初期製作段階で描いたスケッチに触発されてデザインされたものである。
反乱軍のパイロット、40年振りの登場
反乱同盟軍が惑星クレストへ攻撃を仕掛ける際、「レッド・リーダー」「ゴールド・リーダー」という、それぞれの戦隊を率いる戦闘機パイロットが登場する。このパイロットは旧三部作の『エピソード4/新たなる希望』にも登場しており、『エピソード4』の製作時に撮影されたが使用されなかったフィルムからそれぞれの顔を切り取り、本作の戦闘機の場面に張りつけることで本作での「出演」が実現した。なお、レッド・リーダーを演じていたドリュー・ヘンレイは2016年2月14日に死去しており、本人の死後に出演した作品となった。ゴールド・リーダーを演じたアンガス・マッキネスは、本作の出演場面に合わせて、新たな音声も収録した。
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目次 - Contents
- 『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の概要
- 『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のあらすじ・ストーリー
- ジンとキャシアン
- 刹那の邂逅
- ローグ・ワン
- 犠牲と希望
- 『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の登場人物・キャラクター
- ジン・アーソ(演:フェリシティ・ジョーンズ)
- キャシアン・アンドー(演:ディエゴ・ルナ)
- K-2SO(演:アラン・テュディック)
- チアルート・イムウェ(演:ドニー・イェン)
- ベイズ・マルバス(演:チアン・ウェン)
- オーソン・クレニック(演:ベン・メンデルソーン)
- ターキン総督(演:ガイ・ヘンリー/CG・アーカイブ映像:ピーター・カッシング)
- ソウ・ゲレラ(演:フォレスト・ウィテカー)
- ボーディー・ルック(演:リズ・アーメッド)
- ゲイレン・アーソ(演:マッツ・ミケルセン)
- ベイル・オーガナ(演:ジミー・スミッツ)
- ドレイヴン将軍(演:アリステア・ペトリー)
- モン・モスマ(演:ジュヌヴィエーヴ・オライリー)
- ラダス提督(演:ポール・ケイシー/声:ステファン・スタントン)
- ダース・ベイダー(演:スペンサー・ワイルディング&ダニエル・ナプラス/声:ジェームズ・アール・ジョーンズ)
- C-3PO(演:アンソニー・ダニエルズ)
- R2-D2(演:ジミー・ヴィー)
- メリック将軍(ブルー・リーダー)(演:ベン・ダニエルズ)
- ドドンナ将軍(演:イアン・マッケルヒニー)
- ヴァスパー議員(演:ファレス・ファレス)
- ジュベル議員(演:ジョナサン・アリス)
- パムロ議員(演:シャロン・ダンカン・ブルースター)
- ライラ・アーソ(演:ヴァリーン・ケイン)
- ウェッジ・アンティリーズ(声:デイビット・アンクラム)
- レイア姫(演:イングヴィルド・デイラ/CG・ストック・フッテージ:キャリー・フィッシャー)
- 『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 惑星スカリフでの、壮絶な戦闘シーン
- ダース・ベイダーが反乱同盟軍の母艦に乗り込むシーン
- 「データの中身は?」「希望です」
- 『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の用語
- ローグ・ワン
- 反乱同盟軍
- 銀河帝国
- デス・スター
- フォース
- カイバー・クリスタル
- 『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- カメオ出演
- ワーウィック・デイヴィス
- ジェレミー・ブロック
- ライアン・ジョンソン/ラム・バーグマン
- C1-10P
- ジョーダン・ステファンズ
- ギャレス・エドワーズ
- デイビット・アンクラム
- ブルーミルク、40年ぶりの登場
- 銀河のどこでも「ならず者」の二人
- 「ゴジラ」と「モンスター」、スター・ウォーズに登場
- 「ベイダーの城塞」、35年振りに実現
- 反乱軍のパイロット、40年振りの登場
- 「ブルー中隊」、40年振りの出撃
- 「レジェンズ」(ルーカス・フィルム監修以外のスピン・オフ作品)との関連
- デス・トルーパーはストームトルーパーより背が高い
- CGTVアニメ『スター・ウォーズ 反乱者たち』とのシンクロ
- ドニー・イェン、「盲目役」を提案
- 銀河帝国からファースト・オーダーへ受け継がれた「ハイパースペース・トラッキング」
- 『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の主題歌・挿入歌
- 挿入曲:Jyn Erso & Hope Suite(ジン・アーソと希望の組曲)