聖杯/ヤルダバオト(ペルソナ5)の徹底解説・考察まとめ
聖杯/ヤルダバオトとは、株式会社アトラスのジュブナイルRPGシリーズ『ペルソナ』の5作目に登場するキャラクターである。本作の一連の事件の黒幕・元凶として、ボスキャラクターを務めている。元は大衆の願いを叶える為に存在していた「聖杯」であったが、大衆が「誰かに全てを任せて、自分は特に何もせず何も考えず生きていきたい」という怠惰な願いを抱くようになった事で歪んでしまい、統制の神・ヤルダバオトになってしまった。人間を管理する存在となり、現実世界をサブダンジョン・メメントスのような世界にする事を目論む。
ジュスティーヌ&カロリーヌ
不思議な青い部屋・ベルベットルームの住人。ベルベットルームの主であるイゴールに従い、P5主人公の更生の手伝いとして、新たなペルソナの召喚等、ペルソナにまつわる様々な事を行ってくれる。本作のベルベットルームのデザインが「監獄」の為、それに見合った看守姿の双子の住人となっている。なお、編み込みをし、左目に眼帯をつけているのがジュスティーヌ、お団子結びをし、右目に眼帯をつけている方がカロリーヌとなっている。
物語後半で、本当のベルベットルームの住人・ラヴェンツァをヤルダバオトが分断した事で生まれた存在であった事が判明。その事実が判明するまで、2人は自分達の本当の姿を忘れていた。
ラヴェンツァ
不思議な青い部屋・ベルベットルームの本当の住人。ベルベットルームの主・イゴールが生み出した造魔の少女である。本編が始まるよりも前に、聖杯/ヤルダバオトによって体を分断され、ラヴェンツァとしての記憶も封印されてしまうも、物語後半、全てを思い出して元の姿に戻る。普段はクールな態度の少女であるが、ちょっとした事で怒って感情を顕にしたりなど、素の性格は見た目相応のものの様子。
聖杯/ヤルダバオトの名言・名セリフ/名シーン・名場面
聖杯「選ばずともよい自由、考えずともよい自由…だが、皆が誰かに肩代わりをさせた気でおれば、実際は誰もしておらぬのが当然の道理。そこに広がる巨大なひずみを、誰が引き受ける?」
再び聖杯の前に姿を現した怪盗団へ向けて、聖杯が述べたセリフ。彼自身が存在する意味について語っている。
「大衆の願いを叶える」存在として生まれた聖杯。その役割は彼の思想が歪んだ事で、自らで大衆を統制する神になろうとしてしまう。だが、そもそも彼を歪ませた原因は大衆、つまりは人間側にある。人間が怠惰な願いを抱かなければ、彼が歪む事はなかった。しかし「楽をしたい」「誰か他の者に任せて、自分は何も考えないでいたい」という願いを抱かない者は数少ないのが、世の中の現状だ。誰しも楽に生きられるのであれば、それを選びたくなるというのが人間の傾向としてあるのは否定できない。しかしそうやって「誰かが」「自分以外の他の者に」と誰もが投げやりにしてしまえば、生活をしていく上で必要なものは何一つ成り立たない社会となってしまう。「選ばずともよい自由、考えずともよい自由…だが、皆が誰かに肩代わりをさせた気でおれば、実際は誰もしておらぬのが当然の道理。そこに広がる巨大なひずみを、誰が引き受ける?」というセリフからは、そんな世の中の人々の現状を皮肉ると同時に、社会という大きなくくりの中で生きていくには、他者に頼ってばかりではいけないという厳しい教訓すらも感じられるセリフとなっている。
ヤルダバオト「我は世界を支配し、統制する存在。世界の未来は、我の采配次第。」
ヤルダバオトとしての姿をP5主人公達の前に晒したヤルダバオトが、P5主人公達へ向けて述べたセリフ。
「我は世界を支配し、統制する存在。世界の未来は、我の采配次第。」という上から目線な言い回しや、自らを「世界を支配し、統制する存在」と豪語している点からもわかるように、非常に「悪役」らしいセリフ回しの言葉となっている。これまでにも多くの悪行を行ってきたボスキャラクター達が『ペルソナ』にはいたが、ここまで「悪役らしいセリフ」を口にしたキャラクターは、ヤルダバオトぐらいである。自らこそが世界の頂点であり、神である己に従わせられないものなど誰もいない、という傲慢さが非常によく伝わってくる。
元々は「願いを叶える存在」であったが故に、それなりの力のある存在だった事は確かだが、それはあくまでもそういう「存在」であっただけで、「神」だったというわけではない。つまり、あくまでも「統制神」というのは、彼自身が語っているに過ぎない肩書きだともいえる。そう考えると、このセリフは、ボスキャラクターとしては「らしい悪役セリフ」だが、「聖杯」という存在から見た場合は「身分相応な悪役セリフ」に捉えられる。戦闘の終盤で、ヤルダバオトが、人間の持つ「反逆の意思」を力に変えたP5主人公に倒される点から見ても、このセリフ吐く程の傲慢さを持ってしまっていたが故に人間を侮っていたヤルダバオト自身の性格が、その敗北を導いたようにも見える。ヤルダバオトというキャラクター性がよく出たセリフだ。
ヤルダバオト「人間など、欲望の塊でしかない。これでは世界など、衰えるが道理。」
ヤルダバオト戦にて、ヤルダバオトの圧倒的な力の前に倒れたP5主人公達に向けて、彼が述べたセリフ。
「人間など、欲望の塊でしかない。」という言い回しからは、ヤルダバオトが人間に対して失望している事がわかる。かつて「大衆の願いを叶える存在」であったが故に、怠惰な願いを持ち続ける人間の心を直接感じ取り続けてきたヤルダバオトだからこその、人間への失意を示すセリフだともいえる。「これでは世界など、衰えるが道理。」という呆れ混じりのセリフからも、彼の中で人間への期待は完全に潰えている事が察せられる。実際戦闘時においては、「自分(聖杯/ヤルダバオト)という強大な敵に立ち向かうP5主人公達の姿を目にしている筈なのだが、それでもヤルダバオトは人間のうす汚い、堕落した一面ばかりに目を向け続け、そしてこのセリフを吐く事になる為、彼の人間への失望が非常に根深いものである事がわかる。しかし失望というのは、期待を抱いた事がある相手に対してのみ生まれる感情だ。期待が最初になければ、そこに失望は生まれない。そう考えると、ヤルダバオトのこのセリフは、彼が「願いを叶える存在」として、かつて人間に対して親しみや期待を持っていた可能性を感じられるセリフだともいえる。ヤルダバオトというキャラクターの背景を深く感じ取れるセリフである。
聖杯/ヤルダバオトの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
ヤルダバオトの元ネタ「ヤルダバオート」がゲーム『真・女神転生NINE』に登場している
『ペルソナ』シリーズが誕生するきっかけとなった作品であり、アトラスの代表作の1つでもあるゲーム『女神転生』シリーズ。そのシリーズの1つである『真・女神転生NINE』において、ヤルダバオトの元ネタとなったグノーシス主義の創造神・ヤルダバオートの名前を持ったキャラクターが登場している。登場するヤルダバオートは、『ペルソナ5』のヤルダバオトと同じく『真・女神転生NINE』のラスボスキャラクターを務めている。だが姿形は『ペルソナ5』のヤルダバオトとは完全に異なり、金属製でなければ天使を模してもいない。ラスボスであることや、原典となる伝承が同じものである以外は、『ペルソナ5』のヤルダバオトとの共通点は存在しない。
ヤルダバオトの顔がないのは「真意」を伝えないようにする為
金属製の体を持っているヤルダバオト。その頭部も当然金属で出来ている。だが、その表面には目や鼻といった、顔らしい部位が1つも存在しない、のっぺらぼうのような顔となっている。このデザインについて公式は「顔はミラー状になっていて、顔を覗き込んでも見ている人が映るだけで、ヤルダバオトの真意はわからないといったイメージにしたかった」という事を明かしている。ヤルダバオトは、本作のラスボスであると同時に、元は大衆の願いを叶える存在であった、という人智を超えた設定のキャラクターだ。そのような人智を超えた存在の真意を、人間が見る事など適うわけがない、という事を表現しているようにも推測できる。また願いを持つ人間自身の心が反映された結果、聖杯から統制神として生まれ変わったという経緯も持つ為、「顔を覗き込んでも見ている人が映るだけ」という設定は、この「人間自身の心が反映される」という経緯に通ずるものがある。ヤルダバオト自身の存在に関する設定や誕生の経緯と深く関わってくるデザインだ。
『ペルソナ5』のアニメ『PERSONA5 the Animation』(P5A)にて出番をカットされた聖杯
Related Articles関連記事
ペルソナ5(P5・Persona 5)のネタバレ解説・考察まとめ
心の力「ペルソナ」を召喚する能力に目覚めた主人公たちの活躍を描く「ペルソナシリーズ」の第5弾。 腐った大人たちにより未来を奪われようとしている主人公達は、ターゲットを改心させるべく「心の怪盗団」を結成し、暗躍する。 システム面においても従来のシリーズ作品より強化されており、やり込み要素も豊富。 スタイリッシュに綴られる学園ジュブナイルは中毒性抜群で何度もプレイしたくなる作品に仕上がっている。
Read Article
ペルソナ5(P5)のペルソナ使い・ペルソナ能力まとめ
『ペルソナ5』とは、株式会社アトラスの大人気ジュブナイルRPG『ペルソナ』シリーズの5作目にあたるゲーム作品である。「悪人の『改心』を行う怪盗団」の活躍を描く物語となっており、従来の『ペルソナ』シリーズがもつ「ジュブナイル」の要素に「ピカレスクロマン」の要素を足した作品となっている。 怪盗団のメンバーはそれぞれ「ペルソナ」と呼ばれる力を用いて「悪人」やダンジョン内をうろつく敵と戦う。この「ペルソナ」とは、自分の中に眠る「もうひとりの自分」が神や悪魔の姿となって出現したものである。
Read Article
芳澤かすみ(ペルソナ5)の徹底解説・考察まとめ
芳澤かすみ(よしざわ かすみ)とは、株式会社アトラスのジュブナイルRPGシリーズ『ペルソナ』の5作目、そのリメイク版の『ペルソナ5 ザ・ロワイル』(P5R)にて追加されたキャラクターである。物語序盤、P5主人公と共に都内の高校「秀尽学園(しゅうじんがくえん)」に転入してくる。美しい容姿と新体操選手としての優秀な成績がある事から、人々に将来を期待されている。物語後半、ペルソナ使いに覚醒してからは心の怪盗団の協力者となる。「3学期中」に起こる騒動の際は、心の怪盗団と共に黒幕の目論見を止めに向かう。
Read Article
丸喜拓人/アザトース(ペルソナ5)の徹底解説・考察まとめ
丸喜拓人(まるき たくと)/アザトースとは、株式会社アトラスのジュブナイルRPGシリーズ『ペルソナ』の5作目、そのリメイク版である『ペルソナ5 ザ・ロワイル』(P5R)にて追加されたキャラクターである。物語序盤、とある事件がきっかけで、非常勤スクールカウンセラーの拓人がP5主人公の通う高校「秀尽学園(しゅうじんがくえん)」に赴任する。アザトースの方は拓人の持ちペルソナであると同時に、『P5R』で追加された時間軸「3学期」の中で起こる事件の黒幕にあたるキャラクターとして、物語終盤に登場する。
Read Article
明智吾郎(ペルソナ5)の徹底解説・考察まとめ
明智吾郎(あけち ごろう)とは、株式会社アトラスのジュブナイルRPGシリーズ『ペルソナ』に登場するキャラクターである。巷で人気の高校生探偵であり、数々の事件を解決してきた実力をもつ。初めて登場した際は警察と共に主人公達「心の怪盗団」を追いかける側のキャラクターであったが、後にペルソナ使いであった事が判明し、「心の怪盗団」のメンバーとして主人公達と共に行動するようになる。怪盗団仲間入り時のコードネームは「クロウ」。
Read Article
イゴール(ペルソナ)の徹底解説・考察まとめ
イゴールとは、株式会社アトラスのジュブナイルRPGシリーズ『ペルソナ』に登場するキャラクターである。『ペルソナ』シリーズ全作品に登場しており、ペルソナ使いである主人公達の活動を手助けしていく役を担っている。1・2ではフィレモンと呼ばれる人物に従っている存在だったが、『ペルソナ3』以降では、不思議な青い部屋・ベルベットルームの主として登場するようになる。長い鼻が特徴のキャラクターとなっており、公式にてネタとしていじられてもいる。
Read Article
モルガナ(ペルソナ5)の徹底解説・考察まとめ
モルガナとは、株式会社アトラスのジュブナイルRPGシリーズ『ペルソナ』の第5作目に登場するキャラクターである。P5主人公達がペルソナ使いになる前からその能力を覚醒させ、認知世界で怪盗業に従事していた。猫の姿をしているが、本人曰く「ニンゲンである」とのこと。とある事件で生身を失い、それを取り戻すべくダンジョン「パレス」内にあるオタカラを求めているのだという。P5主人公達と出会ってからは、「心の怪盗団」の先導役として現実世界の悪人の「改心」を行っていく。怪盗団内でのコードネームは「モナ」。
Read Article
ジョーカー/P5主人公(ペルソナ5)の徹底解説・考察まとめ
ジョーカー/P5主人公とは、株式会社アトラスのジュブナイルRPGシリーズ『ペルソナ』の第5作目の主人公である。ゲーム内での決まった名前はない、ネームレスキャラクター。ただしコミカライズ版では来栖暁(くるす あきら)、アニメ版では雨宮蓮(あまみや れん)という名が与えられている。コードネームは「ジョーカー/JOKER」。様々なペルソナを自由自在に使いこなしながら、「心の怪盗団」のリーダー・切り札として、悪人の心を盗み「改心」させている。
Read Article
佐倉双葉(ペルソナ5)の徹底解説・考察まとめ
佐倉双葉(さくら ふたば)とは、株式会社アトラスのジュブナイルRPGシリーズ『ペルソナ』の5作目に登場する女性キャラクターである。「心の怪盗団」のダンジョン探索、戦闘時のサポート役を担うペルソナ使い。人間離れした計算能力と天才的なプログラミングスキルを持つハッカー。世界的ハッカー集団「メジエド」の創始者でもある。母を亡くした事をきっかけに、引きこもりとなる。母亡き後は、P5主人公の居候先「喫茶店ルブラン」のマスター佐倉惣治郎(さくら そうじろう)に引き取られ暮らしている。コードネームは「ナビ」。
Read Article
高巻杏(ペルソナ5)の徹底解説・考察まとめ
高巻杏(たかまき あん)とは、株式会社アトラスのジュブナイルRPGシリーズ『ペルソナ』の5作目に登場するキャラクターである。P5主人公が通う「私立秀尽学園高校」に通う高校2年生。アメリカ系クォーター。学業の傍ら、読者モデルもしている。「悪人」な大人によって親友が傷つけられた事をきっかけに、ペルソナ使いに覚醒。その後、同時期にペルソナ使いとなったP5主人公達と共に「心の怪盗団」を結成し、ペルソナ使いの力を使い、悪人の「改心」を行っていくようになる。怪盗団内でのコードネームは「パンサー」。
Read Article
新島真(ペルソナ5)の徹底解説・考察まとめ
新島真(にいじま まこと)とは、株式会社アトラスのジュブナイルRPGシリーズ『ペルソナ』の5作目の女性キャラクターである。「私立秀尽学園高校」の生徒会長。検事の姉、新島冴(にいじま さえ)と2人で暮らしている。当初は校長からの指令により、「心の怪盗団」の調査を命じられ、怪盗団であるP5主人公とその仲間達の行動に目を光らせていたが、後にペルソナ使いとして覚醒。「心の怪盗団」の作戦参謀役として、P5主人公達と共に悪人の心を盗み「改心」させていくようになる。怪盗団内でのコードネームは「クイーン」。
Read Article
喜多川祐介(ペルソナ5)の徹底解説・考察まとめ
喜多川祐介(きたがわ ゆうすけ)とは、株式会社アトラスのジュブナイルRPGシリーズ『ペルソナ』の5作目に登場するキャラクターである。日本画家、斑目一流斎(まだらめ いちりゅうさい)の下で住み込みの門下生として暮らしている。しかし実は斑目が悪人であった事から彼を「改心」させようとしているP5主人公達「心の怪盗団」と関わるようになる。その結果ペルソナ使いとして覚醒。「心の怪盗団」に加入し、P5主人公達と共に悪人の心を盗み「改心」させていくようになる。怪盗団内でのコードネームは「フォックス」。
Read Article
吉田寅之助(ペルソナ5)の徹底解説・考察まとめ
吉田寅之助(よしだ とらのすけ)とは、株式会社アトラスのジュブナイルRPGシリーズ『ペルソナ』の5作目に登場するキャラクターである。渋谷駅前で街頭演説をしている政治家の男。『ペルソナ5』のサブ要素・コープの「太陽」枠を担当している。過去に何度も不祥事を起こしており、7回連続で選挙に落選している。だが本人は過去の事を悔やんでおり、それ故に真剣に国の未来と向き合おうとしている。P5主人公とは街頭演説中に知り合う。自分の演説を訊いてくれたP5主人公を見込んで、演説の手伝いを頼むようになる。
Read Article
奥村春(ペルソナ5)の徹底解説・考察まとめ
奥村春(おくむら はる)とは、株式会社アトラスのジュブナイルRPGシリーズ『ペルソナ』の5作目に登場するキャラクターである。大手ハンバーガーチェーン「オクムラフーズ」の社長令嬢であり、P5主人公達が通う「秀尽学園高校」の3年生。父、奥村邦和(おくむら くにかず)が「悪人」であった為、彼の「改心」を行おうとしていたP5主人公達「心の怪盗団」と知り合う。父の一件をきっかけにペルソナ使いに覚醒。以降は怪盗団に加わり、「悪人」の「改心」を行っていくようになる。怪盗団内でのコードネームは「ノワール」。
Read Article
ジュスティーヌ&カロリーヌ/ラヴェンツァ(ペルソナ5)の徹底解説・考察まとめ
ジュスティーヌ&カロリーヌ/ラヴェンツァとは、株式会社アトラスのジュブナイルRPGシリーズ『ペルソナ』の5作目に登場するキャラクターである。P5主人公の手伝いをする不思議な青い部屋・ベルベットルームの住人。本作のベルベットルームは「監獄」がテーマの為、ジュスティーヌ&カロリーヌは「双子の看守」としてP5主人公の「更生」を手伝っていく事となる。元はラヴェンツァという1人の少女であったが、本作の黒幕・聖杯/ヤルダバオトによって、ジュスティーヌ&カロリーヌの2人に分断されてしまう。
Read Article
坂本竜司(ペルソナ5)の徹底解説・考察まとめ
坂本竜司(さかもと りゅうじ)とは、株式会社アトラスのジュブナイルRPGシリーズ『ペルソナ』の5作目に登場するキャラクターである。P5主人公が通う「私立秀尽学園高校」に通う高校2年生。P5主人公が最初に仲良くなる親友、または悪友ポジションのキャラクターとなっている。P5主人公と共に「心の怪盗団」を発足させたペルソナ使いでもある。「怪盗団の切り込み隊長」を自称している。怪盗団内でのコードネームは「スカル」。
Read Article
岩井宗久(ペルソナ5)の徹底解説・考察まとめ
岩井宗久(いわい むねひさ)とは、株式会社アトラスのジュブナイルRPGシリーズ『ペルソナ』の5作目に登場するキャラクターである。渋谷の裏通りに店を構えているミリタリーショップの店長。本作の「武器屋」の店主にあたる人物であり、サブ要素・コープ「刑死者」枠を担当してもいる。モデルガンのカスタムが得意で、P5主人公達「怪盗団」が使う銃のカスタムもしてくれる。P5主人公とは、彼が客として店にやってきた時に知り合う。宗久作の改造銃を欲しがるP5主人公を利用し、己の「シゴト」を手伝わせるようになる。
Read Article
東郷一二三(ペルソナ5)の徹底解説・考察まとめ
東郷一二三(とうごう ひふみ)とは、株式会社アトラスのジュブナイルRPGシリーズ『ペルソナ』の5作目に登場するキャラクターである。P5主人公の仲間であるペルソナ使い・喜多川祐介(きたがわ ゆうすけ)と同じ高校に通う、女子高生棋士。『ペルソナ5』のサブ要素・コープの「星」枠を担当している。棋士の腕前と美麗な容姿が認められ、「美しすぎる棋士」として人々の注目を集めている。そんな一二三の棋士としての戦術の腕前に興味を持ったP5主人公が、彼女に声をかけた事から2人の交流が始まるようになる。
Read Article
PERSONA5 the Animation(ペルソナ5・P5A)のネタバレ解説・考察まとめ
『PERSONA5 the Animation』とは、アトラス製作のゲーム『ペルソナ5』を原作とするアニメーション作品。全26話+特番2話で、原作に忠実にストーリーが展開される。 転校生の雨宮蓮は学校へと向かったが、着いた場所は異形な城「パレス」だった。そこで“ペルソナ”使いとして覚醒した蓮は、新たに出会った仲間達とともに「心の怪盗団」を結成し、悪しき欲望に塗れた大人達の“歪んだ欲望”を盗んで改心させていく。 原作通りのスタイリッシュさが健在で、高評価を得ている作品。
Read Article
【ペルソナ5・P5】モルガナの正体と事件の真相のネタバレ解説・考察まとめ
ATLUSのRPGシリーズ「ペルソナ」の五作目にて、主人公らと共に「怪盗団」の一味として活躍する謎の黒ネコ・モルガナ。主人公らに怪盗としてのノウハウを教えつつ、日常生活にも溶け込み、悪人を改心すべく活躍する。怪盗団として彼が見つけ出した自身の正体と、真相について解説する。
Read Article
ペルソナシリーズの音楽・BGMまとめ
『ペルソナ』とは、株式会社アトラスより発売されているジュブナイルRPGシリーズである。全世界累計売上本数が1300万本越えの大人気ゲームとなっている。その人気の理由の1つにあるのが、ゲーム本編を彩る楽曲達の存在がある。魅力的な楽曲で多くのファンの心を掴んでいったペルソナの音楽は、人気が高まった結果両国国技館を舞台にライブを行ったり、リズムゲームまで発売するまでに至っている。ペルソナの魅力を語る上で外せない要点である。
Read Article
ペルソナ5の聖地巡礼のスポットまとめ【P5】
『ペルソナ5』は今までのシリーズ作品とは異なり、実際にある都市(東京)が舞台となっており、渋谷や三軒茶屋(作中での表記は四軒茶屋)が登場する。 主人公の住む喫茶店のモデル・元ネタとなったお店は三軒茶屋に存在していて、聖地巡礼のスポットとして有名である。
Read Article
ペルソナ5のイラスト・画像まとめ【P5】
『ペルソナ5』は『ペルソナシリーズ』のナンバリング第5作目のゲームである。東京を舞台に主人公たちが「心の怪盗団」として悪人を改心させていくストーリーで、ダンジョンでは怪盗らしいスタイリッシュなアクションが行える。 ここでは『ペルソナ5』のイラスト・画像をまとめた。
Read Article
ペルソナ5主人公・ジョーカーの魅力とは?【P5解説・考察】
『ペルソナ5』の主人公は困っている人を放っておけない性格の持ち主だ。しかし本作の物語が始まる前、道路で酔っ払った男に絡まれていた女性を助けた結果、冤罪をかけられてしまう。そのような苦い経験をした後でも彼の正義感が鈍ることはなく、窮地に陥った人々を「心の怪盗団」として救い出していく。
Read Article
高評価多数!PlayStation 4のおすすめソフトまとめ!『ペルソナ5』『ドラクエ11』など
ソニーから発売されている「PlayStation 4」は、技術の進歩によってグラフィックスやサウンド性能が以前の機種よりも格段に上昇しており、よりリアルにゲームを楽しむことができるようになっている。さらにVRシステムに対応している為、ゴーグルや専用コントローラーを使用すればさらにゲームの楽しみ方の幅が広がるのだ。本記事では特にユーザーからの評価が高かった、おすすめの「PlayStation 4」ソフトを厳選して紹介する。
Read Article
ペルソナ5主人公の初期ペルソナはアルセーヌ!そこからわかる主人公の人物像は?【解説・考察】
『ペルソナ』において、主人公たちが召喚する「ペルソナ」の姿かたちには当人の思いや考えなどが反映される。『ペルソナ5』主人公の初期ペルソナは「アルセーヌ」だった。アルセーヌはフランスの小説家モーリス・ルブランの小説に登場する怪盗である。それを踏まえ、主人公がどのような人物であるのか考察してみた。
Read Article
【ペルソナ5】世界観が特徴的なPS4用ソフトを大特集!シュールさがクセになる!【風ノ旅ビト】
ゲーム選びの際に重要視するポイントとして、ストーリーの面白さやキャラクターデザインにこだわっているというプレイヤーは多い。しかし「たまには一味違ったゲームを楽しみたい」という時には、世界観に注目して選んでみてはいかがだろうか。PS4には「シュールさにハマる!」とプレイヤーから評価された作品が多数あるのだ。本記事では世界観が特徴的なPS4用ソフトを、厳選して紹介する。
Read Article
ペルソナシリーズ歴代主人公の不幸な要素まとめ
『ペルソナシリーズ』では、主人公や仲間が困難に立ち向かい、成長していく様子が描かれる。主人公はストーリーの導入として序盤から不幸な目に遭っている場合が多い。中でも『ペルソナ2』の周防達哉は最後まで報われないことで有名である。 ここでは『ペルソナシリーズ』歴代主人公の不幸な要素をまとめた。
Read Article
ペルソナシリーズの歴代売り上げランキング!No.1はどの作品?
『ペルソナシリーズ』は現代日本を舞台に、「ペルソナ能力」に目覚めた主人公たちが街や学校で起こる異変を解決していくRPGである。シリーズの全世界累計売上本数は2021年の時点で1500万本を突破している。 ここではどの作品が一番売れているのか、売り上げをランキング形式でまとめた。
Read Article
ペルソナシリーズのシャドウとは?由来・元ネタとなったユング心理学を交えて解説!
『ペルソナシリーズ』に登場する重要な用語である「ペルソナ」や「シャドウ」は、ユング心理学に由来する言葉だ。ペルソナ4では仲間たちが自身のシャドウと向き合うことでペルソナを獲得するという流れになっており、これらの語句がストーリーと密接に関わっている。 ここではユング心理学ではどのように説明されているのかを交えて、「ペルソナ」や「シャドウ」について解説を行う。
Read Article
ペルソナシリーズのおしゃれな壁紙・画像まとめ
『ペルソナシリーズ』は『女神異聞録ペルソナ』から始まる『女神転生シリーズ』の派生作品である。『ペルソナ3』からはシステムや設定が一新され、スタイリッシュなゲームとして知られるようになった。 ここでは『ペルソナシリーズ』のおしゃれな壁紙・画像をまとめた。
Read Article
名作揃い!ペルソナシリーズの作品まとめ
『ペルソナシリーズ』は『女神転生シリーズ』の派生作品で、ナンバリングタイトルは2022年までに『5』が発売されている。派生作品も数多く発売されており、その人気の高さがうかがえる。 ここでは名作揃いの『ペルソナシリーズ』の作品についてまとめた。
Read Article
目次 - Contents
- 聖杯/ヤルダバオトの概要
- 聖杯/ヤルダバオトのプロフィール・人物像
- 聖杯
- ヤルダバオト
- 聖杯/ヤルダバオトの能力
- 聖杯
- 大衆の望み
- 薙ぎ払う光の刃
- 光の矢
- 乱反射する光の矢
- 収束する無尽の光
- 聖杯無尽光
- ヤルダバオト
- 光の矢
- 銃の創造
- 鐘の創造
- 剣の創造
- 書の創造
- 神意の高潮
- 統制の光芒
- デクンダ
- デカジャ
- 歪んだ色欲
- 歪んだ強欲
- 銃刑
- 乱れ撃ち
- 歪んだ虚飾
- 歪んだ嫉妬
- 福音
- 脆弱の法
- 強靭の法
- 歪んだ暴食
- 真空刃
- 断罪の剣
- 歪んだ憤怒
- 歪んだ傲慢
- 神の怒槌
- ブフダイン
- ジオダイン
- 聖杯/ヤルダバオトの来歴・活躍
- 大衆の願いを叶える存在として生まれた「聖杯」
- イゴールのフリをしてP5主人公の手伝いをする聖杯/ヤルダバオト
- 双子の反逆、P5主人公達との戦闘
- 聖杯/ヤルダバオトの関連人物・キャラクター
- 心の怪盗団
- P5主人公/ジョーカー
- モルガナ
- 坂本竜司(さかもと りゅうじ)
- 高巻杏(たかまき あん)
- 喜多川祐介(きたがわ ゆうすけ)
- 新島真(にいじま まこと)
- 佐倉双葉(さくら ふたば)
- 奥村春(おくむら はる)
- ベルベットルーム
- イゴール
- ジュスティーヌ&カロリーヌ
- ラヴェンツァ
- 聖杯/ヤルダバオトの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 聖杯「選ばずともよい自由、考えずともよい自由…だが、皆が誰かに肩代わりをさせた気でおれば、実際は誰もしておらぬのが当然の道理。そこに広がる巨大なひずみを、誰が引き受ける?」
- ヤルダバオト「我は世界を支配し、統制する存在。世界の未来は、我の采配次第。」
- ヤルダバオト「人間など、欲望の塊でしかない。これでは世界など、衰えるが道理。」
- 聖杯/ヤルダバオトの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- ヤルダバオトの元ネタ「ヤルダバオート」がゲーム『真・女神転生NINE』に登場している
- ヤルダバオトの顔がないのは「真意」を伝えないようにする為
- 『ペルソナ5』のアニメ『PERSONA5 the Animation』(P5A)にて出番をカットされた聖杯