フィレモン（女神異聞録ペルソナ・ペルソナ2）の徹底解説・考察まとめ

『女神異聞録ペルソナ』に登場するペルソナ使いの1人。「セベク編」のメインメンバーである。聖エルミン学園に通う高校1年生。見た目のチャラさに反し、正義感が強く頼りがいのある性格をした少年。しかし短気で直情的な性分をしている為、1人突っ走って問題を起こす事も多くある。麻希に淡い恋心を抱いている。
P1主人公を含む友人らと噂の儀式「ペルソナ様」を試した結果、フィレモンに「ペルソナ使い」の才能を認められ、ペルソナを与えられる。その後、御影町で起きた異変を解決する為、同じくペルソナの力を与えられたP1主人公や仲間達と共に奮闘していく。

なんじょうくん／南条圭（なんじょう けい）

『女神異聞録ペルソナ』に登場するペルソナ使いの1人。「セベク編」のメインメンバーである。聖エルミン学園に通う高校1年生。日本有数の大企業「南条財閥」の御曹司であり、次期総帥として幼い頃から様々な教育を施されてきた。徹底した合理主義者な性格で、周囲を見下しているさまがある。
P1主人公を含む友人らと噂の儀式「ペルソナ様」を試した結果、フィレモンに「ペルソナ使い」の才能を認められ、ペルソナを与えられる。その後、御影町で起きた異変を解決する為、同じくペルソナの力を与えられたP1主人公や仲間達と共に奮闘していく。
本作の数年後の時間軸を舞台とした次作『ペルソナ2』においても登場する。選択メンバーの為、仲間にするかしないかは、プレイヤーの選択に委ねられる。ペルソナ使いの1人として、作中の主人公達と共に、フィレモンの部下であるイゴール達が運営するベルベットルームの世話になっている。

ゆきのさん／黛ゆきの（まゆずみ ゆきの）

『女神異聞録ペルソナ』に登場するペルソナ使いの1人。「雪の女王編」のメインメンバー。聖エルミン学園に通う高校1年生。元はかなりの不良であったらしいが、自分を気にかけてくれた聖エルミン学園の教師・冴子のおかげで更生。その為、冴子を尊敬している。サバサバした言動が特徴的な姉御肌な性格の少女である。
P1主人公を含む友人らと噂の儀式「ペルソナ様」を試した結果、フィレモンに「ペルソナ使い」の才能を認められ、ペルソナを与えられる。その後、「雪の女王」によって氷漬けにされた聖エルミン学園を元に戻す為、そして人質として「雪の女王」に体を乗っ取られた冴子を助ける為、同じくペルソナの力を与えられたP1主人公や仲間達と共に奮闘していく。
なお、本作の数年後の時間軸を舞台とした次作『ペルソナ2』においても登場し、フィレモンと顔を合わせている。その際、フィレモンを介して、『ペルソナ2』のラスボスに利用された挙げ句、戦う力を奪われてしまった少年・黒須淳に、己のペルソナ使いとしての力を授けた。

ブラウン／上杉秀彦（うえすぎ ひでひこ）

『女神異聞録ペルソナ』に登場するペルソナ使いの1人。聖エルミン学園に通う高校1年生。お調子者で、少々騒がしすぎる面がある少年。常に自分をアピールする事に余念がなく、一人称も「おれ様」と自分に自信があるようなものを使っている。
物語序盤で儀式「ペルソナ様」をやろうと発案した人物。彼の発案により、P1主人公達はペルソナ能力を手に入れる事になったと言っても過言ではない。ただし「セベク編」、「雪の女王編」ともに選択メンバーとなっており、戦闘メンバーにいれる事もできるし、いれない事もできる。どちらにせよ物語に支障はない。
「セベク編」、「雪の女王編」共に、フィレモンから与えられたペルソナを使いながら、同じくペルソナを与えられたP1主人公や仲間達と共に街で起こる異変の解決に努める。

エリー／桐島英理子（きりしま えりこ）

『女神異聞録ペルソナ』に登場するペルソナ使いの1人。聖エルミン学園に通う高校1年生。容姿端麗な帰国子女。海外生活が長いせいか、友人達の名前をアルファベットで呼んだり、セリフの端々に英単語が交じる不思議な喋り方をする。だからといって日本語が下手なわけではなく、流暢な発音で喋る他、「ですわ」等育ちの良さを感じられる喋り方をしていたりする。
「セベク編」、「雪の女王編」ともに選択メンバー。戦闘メンバーにいれる事もできるし、いれない事もできる。どちらにせよ物語に支障はない。
「セベク編」、「雪の女王編」共に、フィレモンから与えられたペルソナを使いながら、同じくペルソナを与えられたP1主人公や仲間達と共に街で起こる異変の解決に努める。
本作の数年後の時間軸を舞台とした次作『ペルソナ2』においても登場する。『女神異聞録ペルソナ』の時同様に選択メンバーの為、仲間にするかしないかは、プレイヤーの選択に委ねられる。ペルソナ使いの1人として、作中の主人公達と共に、フィレモンの部下であるイゴール達が運営するベルベットルームの世話になっている。

アヤセ／綾瀬優香（あやせ ゆか）

『女神異聞録ペルソナ』に登場するペルソナ使いの1人。聖エルミン学園に通う高校1年生。『女神異聞録ペルソナ』発売当時に流行していたコギャルを連想させる容姿と性格のキャラクター。自分の感情に素直で、思った事はそのまま言ってしまうタイプ。言われた相手がどう思うか等は一切考えない為、それがきっかけでトラブルを起こす事も多い。
「雪の女王編」のメインメンバー。「セベク編」では選択メンバーとなっており、戦闘メンバーにいれる事もできるし、いれない事もできる。どちらにせよ物語に支障はない。
「セベク編」、「雪の女王編」共に、フィレモンから与えられたペルソナを使いながら、同じくペルソナを与えられたP1主人公や仲間達と共に街で起こる異変の解決に努める。

レイジ／城戸玲司（きど れいじ）

『女神異聞録ペルソナ』に登場するペルソナ使いの1人。聖エルミン学園に通う高校1年生であり、P1主人公とはクラスメイトの関係にあたる。「セベク編」の隠しキャラクターである為、「セベク編」突入前にいくつかの条件を満たしておかないと仲間入りをさせられない。御影町が異変に襲われる事になる半年前に、聖エルミン学園に転入してきた。無口で他人を寄せ付けない雰囲気があり、P1主人公達とも「セベク編」に入るまでは一切関わりがなかったよう。「セベク編」を通して、P1主人公達との間に友情が芽生えていくようになる。
彼がいつ、どのタイミングでペルソナ使いとしての力を手に入れたのかは不明。仲間になった際は、ペルソナ使いの1人として、P1主人公達と共にフィレモンの部下達が運営するベルベットルームの世話になっている。

神取鷹久（かんどり たかひさ）

『女神異聞録ペルソナ』に登場するボスキャラクター。「セベク編」、「雪の女王編」、その両方にてボスとして登場する。なお「雪の女王編」には、「夜の女王」と、園村麻希と思しき白い仮面を被った女子生徒もボスキャラクターとして登場しており、彼女達と融合し、ボスキャラクター「アシュラ女王」と化す。本職は、御影町にある大企業「セベク社」の支社長。野心に溢れた人物であり、人類掌握を目論んでいる。御影町で起こる様々な異変の諸悪の根源である。
作中でのフィレモンとの直接的な関わりはない。だが「セベク編」の最後に、仮面の下のフィレモンの顔が神取そっくりである事が判明する。その理由が作中で語られる事はないが、人の心から生まれたフィレモンの性質上、『女神異聞録ペルソナ』のラスボスであった彼の心理状態等に影響されて、この顔立ちになった（またはP1主人公からはそう見えるようになっていた）のではないかと推測できる。

『ペルソナ2』