神取鷹久/アシュラ女王(女神異聞録ペルソナ・P1)の徹底解説・考察まとめ
神取鷹久(かんどり たかひさ)/アシュラ女王とは、株式会社アトラスのジュブナイルRPGシリーズ『ペルソナ』の1作目に登場するキャラクターである。本作には「セベク編」と「雪の女王編」と呼ばれる2シナリオが存在しており、神取はその両方にボスキャラクターとして登場する。付随するアシュラ女王は「雪の女王編」にのみ登場する謎の仮面の女子生徒と神取が融合して生まれたボスキャラクターとなっている。なお作中での神取の立場は、物語の舞台「御影町」にあるセベク社の支社長。「雪の女王編」では高校生時代の姿で登場する。
黒い服を着ている女の子。悪魔を召喚する力を持っており、もう1つの「御影町」で様々な問題を起こしている。神取の事をパパと呼び慕っており、自らの力を使って彼の邪魔をしようとするP1主人公達の行動を阻止しようとしてくる。
容姿の似た、白い服を着ている女の子・まいとは、対立の関係にある。だが、元はまいと一緒にもう1つの「御影町」を作った、いわゆる創造神にあたる存在であったという。わがままで気が強い性格。
物語後半で、P1主人公の仲間の1人であるペルソナ使い・園村麻希から生まれた存在であった事が判明する。
まい
白い服を着ている女の子。もう1つの「御影町」の創造神。ダンジョン「迷いの森」の奥深くに1人で暮らしている。もともとは、自分と容姿の似た女の子・あきと一緒に暮らしていたようだが、ある日、神取がやってきて彼女を連れ去ってしまったという。わがままで気の強い性格のまいとは反対に、泣き虫で気弱な性格をしている。
物語後半で、P1主人公の仲間の1人であるペルソナ使い・園村麻希から生まれた存在であった事が判明する。
マキ/園村麻希(そのむら まき)
本作に登場するペルソナ使いの1人。セベク編のメインメンバーである。聖エルミン学園に通う高校1年生であり、P1主人公とはクラスメイトの関係にあたる。だが入学してから、ほとんど病院で入院生活を送っている為、学校にはあまり来ていない。
セベク編では、突然元気になった姿でP1主人公達の前に現れ、皆を驚かせる。その後、P1主人公達と共に御影町の異変の原因である神取を止めるべく、ペルソナ使いとしての力を駆使しながら神取の足取りを追っていく事になる。だが実は、御影町で起きている異変に神取以上に大きく関わっている人物であった事が、物語後半にて判明する。
雪の女王編では、マキと思しき謎の仮面の少女が現れ、神取と思しき謎の少年と融合してアシュラ女王と化す。
P1主人公/ピアスの少年
本作の主人公。『女神異聞録ペルソナ』内でのデフォルトネームは存在していないが、後に発売された次作『ペルソナ2 罰』にて「ピアスの少年」という通称が与えられた。以降は「ピアスの少年」としてファンからは呼ばれるようになる。
ごく普通のなんの特徴もない男子高校生。仲間達と噂の儀式「ペルソナ様」を試した結果、ペルソナ使いとしての力を手に入れる。その後、御影町で起きた異変の原因である神取を止めるべく、ペルソナ使いとしての力を駆使しながら、仲間達と共に神取の足取りを追っていく事になる。
なんじょうくん/南条圭(なんじょう けい)
本作に登場するペルソナ使いの1人。セベク編のメインメンバーである。聖エルミン学園に通う高校1年生。日本有数の大企業「南条財閥」の御曹司であり、次期総帥として幼い頃から様々な教育を施されてきた。徹底した合理主義者な性格で、周囲を見下しているさまがある。
神取とは大企業に関係している者同士という事でか、本編開始前から知り合いだった様子。御影町で起きた異変の原因である神取を止めるべく、ペルソナ使いとしての力を駆使しながら、仲間達と共に神取の足取りを追っていく。
マーク/稲葉正男(いなば まさお)
本作に登場するペルソナ使いの1人。セベク編のメインメンバーである。聖エルミン学園に通う高校1年生。見た目のチャラさに反し、正義感が強く頼りがいのある性格をした少年。しかし短気で直情的な性分をしている為、1人突っ走って問題を起こす事も多くある。麻希に淡い恋心を抱いている。
御影町で起きた異変の原因である神取を止めるべく、ペルソナ使いとしての力を駆使しながら、仲間達と共に神取の足取りを追っていく。
ゆきのさん/黛ゆきの(まゆずみ ゆきの)
本作に登場するペルソナ使いの1人。雪の女王編のメインメンバー。聖エルミン学園に通う高校1年生。元はかなりの不良であったらしいが、自分を気にかけてくれた聖エルミン学園の教師・冴子のおかげで更生。その為、冴子を尊敬している。サバサバした言動が特徴的な姉御肌な性格の少女である。
雪の女王によって氷漬けにされた聖エルミン学園を元に戻す為奮闘していた最中に、神取と思しき、仮面を被った謎の少年と出会う。物語終盤、彼とマキと思しき仮面の少女が融合して生まれたアシュラ女王との戦う事になる。
ブラウン/上杉秀彦(うえすぎ ひでひこ)
本作に登場するペルソナ使いの1人。聖エルミン学園に通う高校1年生。お調子者で、少々騒がしすぎる面がある少年。常に自分をアピールする事に余念がなく、一人称も「おれ様」と自分に自信があるようなものを使っている。
物語序盤で儀式「ペルソナ様」をやろうと発案した人物。彼の発案により、P1主人公達はペルソナ能力を手に入れる事になったと言っても過言ではない。ただしセベク編、雪の女王編ともに選択メンバーとなっており、戦闘メンバーにいれる事もできるし、いれない事もできる。どちらにせよ物語に支障はない。
セベク編の場合は、ペルソナ使いとしてP1主人公達と共に神取の行方を追い、雪の女王編では雪の女王のせいで氷漬けになった聖エルミン学園を元に戻そうと奮闘する最中に神取と思しき仮面を被った謎の少年と出会う。
エリー/桐島英理子(きりしま えりこ)
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目次 - Contents
- 神取鷹久/アシュラ女王の概要
- 神取鷹久/アシュラ女王のプロフィール・人物像
- 神取鷹久
- アシュラ女王
- 神取鷹久/アシュラ女王の能力
- 「セベク編」神取第1形態:超人カンドリ
- シバブー
- ふめつのくろ
- デカバー
- デスティカ
- ろうがてんちゅうぎり
- マハラギオン
- 「セベク編」神取鷹久第2形態:ゴッド・神取
- 4回攻撃
- 複数混乱
- えいえんのしろ
- ヘルズアイズ
- マハジオンガ
- アシュラ女王
- マハラギダイン
- マハブフダイン
- マハザンダイン
- マハジオダイン
- デカバー
- デサンガ
- ペトラマ
- シシリッカ
- マカカジャ
- ラクカジャ
- デカジャ
- ディアラマ
- 嘆きのシンフォニー
- オールガード
- 神取鷹久/アシュラ女王の来歴・活躍
- 物語冒頭:己の野望を叶える為にデヴァ・システムを起動させた神取
- 雪の女王編
- 「夜の女王」を止める為に奮闘していたP1主人公達の前に現れた、学生時代の神取
- P1主人公達との再会、アシュラ女王としての戦闘
- セベク編
- 全ての諸悪の根源として、P1主人公達の前に現れた神取
- もう1つの「御影町」で暗躍する神取
- 全ての野望を手にした所為で生きる気力を失ってしまった神取
- P1主人公達との戦闘と神取の最期
- 神取鷹久/アシュラ女王の関連人物・キャラクター
- あき
- まい
- マキ/園村麻希(そのむら まき)
- P1主人公/ピアスの少年
- なんじょうくん/南条圭(なんじょう けい)
- マーク/稲葉正男(いなば まさお)
- ゆきのさん/黛ゆきの(まゆずみ ゆきの)
- ブラウン/上杉秀彦(うえすぎ ひでひこ)
- エリー/桐島英理子(きりしま えりこ)
- アヤセ/綾瀬優香(あやせ ゆか)
- 神取鷹久/アシュラ女王の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 神取鷹久「私は 現世の神となる 神の仕業はただ一つ 愚かな人類に…裁きの杖を奮うことだ!」
- 神取鷹久「君をここまで来させたのも それを問うためだ 君らはなんのために生きている?」
- 神取鷹久「そう言って欲しかったから 君達を招いたのかもしれんな… フフ… 不様だが 良い気分だ…」
- アシュラ女王(夜の女王)「待ちかねたぞえ」
- 神取鷹久/アシュラ女王の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 神取が主役のノベライズ『女神異聞録ペルソナ 神取の野望』
- 神取鷹久は『ペルソナ2』にも登場