【進撃の巨人】アルミン「暇だなぁ」キース「そうだね」【厳選名作SS】

進撃の巨人の厳選名作SSを掲載しています。とある休日、暇を持て余すアルミンの前に現れたのはなんとキース教官で…。いつもとは正反対の砕けた喋り方をするキースにアルミンも大困惑です。

アルミン「暇だなぁ」キース「そうだね」

出典: seiga.nicovideo.jp

1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/31(金) 21:25:35 ID:rBwpXCIE

アルミン「」

キース「せっかくの休日なのに大嵐とか…本当についてない」

アルミン「」

キース「どうせなら街に行きたかったよねー?」

アルミン「シガンシナ区出身!アルミン・アルレルトです!」

キース「ん?うん、知ってる。確かお祖父ちゃんがつけてくれた名前だったよね」

2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/31(金) 21:27:04 ID:rBwpXCIE

アルミン「教官!何かご用命がございましたらなんなりとお申し付けください!」バッ

キース「あー、お願いがあるにはあるんだけどね。それにしてもせっかくのお休みなんだし、もっとラフに話してよ」

アルミン「はっ!…は…うん、わかった……」

キース「その意気だ、アルレルト訓練生」

アルミン「ふああいっ!?失礼しましたぁぁぁ!」バッ

キース「あ、違う違うさっきの感じでお願い。私が間違えちゃっただけだから」

3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/31(金) 21:29:27 ID:rBwpXCIE



アルミン「ということは、今日は教官の半年ぶりの休日だったと…?」

キース「そういう事だ。しかし残念ながら今日は見ての通り外出許可を出せないほどの大嵐……妻と子の待つ家には帰れそうもない」ガッカリ

アルミン「心中お察し致します…」

キース「超大型巨人が出現する以前はもう少し休日もあったのだがな……やっぱりラフに話しちゃダメ?」

アルミン「教官モードのままでお願い致します!」

キース「そうか…残念だ。どこまで言ったっけ?ああ、そうだ今日家では妻が隣家の家族も招いてパーティーをすると聞いていたのだ」

アルミン「それはご家族もさぞ楽しみにされていたことでしょう」

キース「うむ、その隣家は私の戦友の家でな。友は先頃戦死したものの、我が家の子と隣家の子はまるで兄弟のように仲良しで、二人のじゃれあいは微笑ましいものだった」

キース「貴様らを見るとまるでその子らを見ているようで……どこか懐かしい気になるのだよ」シミジミ

アルミン(お前に家畜以下って言われた子もいたけどな)

4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/31(金) 21:31:59 ID:rBwpXCIE

――――――
――――
――

アルミン「……ということで、皆に協力して欲しいんだよ」

キース「協力して欲しいんだよー」

一同「…………」

アルミン「……教官モードで、お願いします」

キース「心臓を捧げよ!」

一同「はっ!」バッ

アルミン「(そんな意味合いの言葉だったんだ…)じゃあ詳しい説明をするね」

キース「アルミンって、頼りになるなぁ」

アルミン「(無視)まずはこの十二名でくじ引きをしてペアを決めましょう」

7: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/31(金) 22:11:25 ID:rBwpXCIE

ライナー「質問があります!なぜ104期のメンバーばかりが選ばれたのでしょうか?」

アルミン「あー…教官、何故ですか?」

キース「話せば長くなるが…103期までと104期では少し訓練方針が違うのだ」

キース「103期まではもうバッキバキにしごいて育てていた為か、離職者が大変多かった」

キース「例えば諸君の内何人かも経験した通過儀礼…103期までは1人につき20分は怒鳴り続ける決まりだった」

ミーナ(思い出しちゃった…)シクシク

キース「喉弱いからすぐ痛めちゃって…いつもあめ玉舐めてたよー。…そして有事の際の人材確保の為、104期生からは少しゆとりをもって個性を伸ばす訓練方針に切り替えたのだ」

アルミン「あの教官…それとこれと何の関係が…?」

キース「つまり103期以前の訓練生には厳しくしすぎて友達が1人もいないのだ。理由としては以上。他に質問は?」

アルミン(友達認定されてた…)

8: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/31(金) 22:13:24 ID:rBwpXCIE

ミーナ「わ、私も質問失礼します!このメンバー、成績優秀者が多くみられますが…何故特別秀でたもののない私が選ばれているのでしょうか?」ビクビク

アルミン「えーっとそれは…?」チラッ

キース「家畜呼ばわりしちゃったんだもんミーナの事は気になっちゃって。本当にあの時はごめんね?」

ミーナ「」

ライナー「……質問します!では今回は成績に関わらず教官の記憶に残る者を集めた、と考えてよいのでしょうか?」

キース「ライナー・ブラウン!言わねばわからぬか…?貴様は名前も知らぬ有象無象と休日を共に遊んで過ごしたいのか!?」

ライナー「しっ…失礼致しました。確かに名前も知らぬ相手と過ごす休日はなかなか難しいものと考えられます!」

キース「そうであろう…私ももう歳だからな、いくらズッ友の104期生と言えども全員の名前なぞ覚えるのは無理ゲーなのだ!」

アルミン「教官、落ち着いて話してください。ごちゃごちゃになっています」

キース「休日モードから切り替えるの大変で…気をつけるね」

アルミン(逃げ出したい……)

10: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/31(金) 22:18:06 ID:rBwpXCIE

アルミン「じゃ、じゃあ気をとり直してペア決めのくじ引きをしよう!」

アルミン「六組ペアを作るけど、別に男女ペアじゃなくてもいいみたいだから、適当に引いてね」

【結果】
1アルミン・クリスタ
2ミカサ・アニ
3コニー・サシャ
4ライナー・ミーナ
5エレン・ベルトルト
6ジャン・ユミル

クリスタ「アルミンと一緒ね」
アルミン「…っ!…っ!」声にならない

ミカサ「……」
アニ「……」

コニー「芋女かよ…」
サシャ「私はハゲもいけますよ!」

ライナー「お、あまりない組み合わせになったな」
ミーナ「よろしくね」

エレン「よろしくな」ギュッ
ベルトルト「うん」

ジャン「アニの位置と交換してください」
ユミル「アルミンと自分チェンジで」

11: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/31(金) 22:22:48 ID:rBwpXCIE

アルミン「決まったもんは決まったんだ!文句を言うな!絶対にこのままやるからな!」ドンッ

アルミン「コホン…じゃあ次に課題の説明をするよ。教官、お願い致します」

キース「重要事項だ。必要であればメモをとれ。貴様らには四つの課題を与える」

キース「一つ、この場所からおんぶ状態でスタートし、決められた場所に到着すること」

キース「二つ、ペア同士で手をつなぐこと」

キース「三つ、片方が相手を膝に乗せ、仲の良い語らいをすること」

キース「そして最後、ペアによる共同作業だ。これは各ペアで考えて自由に実行するものとする」

キース「持ち時間は2時間!その間に課題を実行することが絶対条件だ。不履行が多ければ罰則が待っているから十分に注意するように」

キース「この遊びの目的はただ一つ!仲の良い姿を余すところなく私に見せることだ!」

アルミン「終わったら教官の部屋に集合してね。結果発表と罰則、ご褒美の配布があるよ」

ライナー「質問します!」

キース「貴様は質問が多いな…キースうんざり」

ライナー「はっ…申し訳ありません。しかし六組の者達が兵舎内をバラバラに散らばるのに、どうやって評価をするのでしょうか?」

12: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/31(金) 22:26:07 ID:rBwpXCIE

キース「それは私専用の部隊が見えぬ場所から監視して採点することになっている」

サシャ「はい!ご褒美とはなんですか!?」

キース「楽しみにしていろ…特に貴様は好きそうな物だ」

サシャ「……コニー!頑張りましょうね!」

コニー「褒美が出てもお前が全部かっさらいそうで嫌だな…」

キース「……では他に質問はないな?なければこれより開始を宣言する!」

キース「頑張ってぇぇぇ!!」

アルミン「……教官、モード切り替えてやり直し」

キース「始めぇぇぇ!」

一同「ハッ!」バッ

13: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/31(金) 22:28:46 ID:rBwpXCIE

――コニー・サシャペア

サシャ「さぁ!一位目指して突っ走りますよ!」

コニー「おうっ!」ヒラリッ

サシャコニ「「おらおらどけーい!」」ダダダダッ

ライナー「コニー…躊躇い無くサシャの背中に飛び乗ったな……」

ミーナ「でもコニーが相手だとサシャが背負うことに違和感なさすぎだよね」クスクス

――アルミン・クリスタペア

クリスタ「おんぶだって…ちょっと恥ずかしいね」ニコッ

アルミン「ぼぼぼ僕が背負うからっ!その…よろしく///」

クリスタ「うん、重かったらごめんね」ヒョイッ

アルミン(生きてて良かった…)ジーン

クリスタ「じゃあ指定場所の、えーと…図書室にゴー!」

アルミン「ゴー!(可愛いぃぃぃぃぃ!)」

15: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/31(金) 22:39:16 ID:rBwpXCIE

――エレン・ベルトルトペア

エレン「身長差があるからな~…俺の事背負ってもらってもいいか?」

ベルトルト「勿論。でもその前に……僕の名前はなんでしょーか…?」ドキドキ

エレン「は?ベルトルト・フーバーだろ。その問題必要なのか?じゃあ……俺の名前はなーんだ?」キョトン

ベルトルト「…誰かにフルネームを呼ばれるなんて何年ぶりなんだ…っ!さあエレン、僕の背中に乗るんだ!いっそ馬と呼んでも構わないっっっ!」ササッ

エレン「俺の問題は無視かよ!馬なんて呼ばねーし…まぁいいか、いくぞベルトルト!発進!」ヒョイッ

ベルトルト「鈍感無邪気可愛いです!」ダダダダッ

エレン「うぉっ高い!早い!いっけぇぇぇ!」

――ライナー・ミーナペア

ミーナ「……ちょっとエレンとベルペアが心配だね」

ライナー「ああ、変な突き抜け方をしていたな……おっと、俺たちも急ごうか」ササッ

ミーナ「じゃあ乗るね!……ライナーの背中、すごい安定感!楽しい~!」クスクス

ミーナ「あ!私たち、二人合わせて“ミイナー”だね!」

ライナー「……よし意味不明に可愛い!ミイナー出発だっ!」ダダダダッ

16: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/31(金) 22:45:36 ID:rBwpXCIE

――ミカサ・アニペア

ミカサ「私は…背が高い……」

アニ「……そうだね」

ミカサ「そしてとても重い……」

アニ「まぁ……私よりは」

ミカサ「つまり小柄で軽いあなたを、私が背負うべき……」

アニ「……そうなるね」

ミカサ「兵士として、私はこの体を誇りに思ってきた……」

ミカサ「しかし…今この場で……女として……圧倒的敗北っ…」ポロポロ

ミカサ「迷いようもない……馬の選択…っ!」ポロポロ

アニ「……時間かかりそ」ポンポン

――ジャン・ユミルペア

ジャン「ミカサが泣いている…っ!俺がっ俺が慰めてやブゴハっ…!」

ユミル「てめぇを倒して私はクリスタを追う!」ゲシゲシ

ジャン「俺は中ボスじゃねえ!行きたきゃ勝手に行け!蹴るな!」

17: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/31(金) 22:51:03 ID:rBwpXCIE

キース「全部のペアが出発したようだな。成果を期待出来るペアもいくつかあった。さぁ…お前たち、私を楽しませてみろ…っ!」ワクワク

…二時間後…

ゾロゾロ…

キース「ご苦労であった。私は今から報告部隊と採点の作業にうつる。暫くここで茶でも飲みくつろぐがいい」

アルミン「あれ?ちょっと何人かたりなくない?」

クリスタ「……まだ半分しか集まってないよね?」

ミカサ「エレンはまだみたい…」

アニ「どこいったんだろうね?」

ミカサ「ね、早くこないかな」

アルミン(なんかミカサとアニがちょっと仲良くなってる…)ゾクッ

19: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/31(金) 22:58:24 ID:rBwpXCIE

キース「待たせたな。では発表にうつる」

アルミン「あの、教官!まだ全員集まっていませんが…」

キース「大丈夫だ、それには理由がある」

キース「さて今回の順位だが…残念なことに営倉送りのペアが出てしまった」

アルミン(なんだって!?手をつないだり遊んでいただけで何故そんなことに…)

キース「それはコニー・スプリンガー、サシャ・ブラウスのペアだ」

アルミン「あんなに張り切って飛び出していったのに!?」

キース「奴らはおんぶで出発後、五分で目的地に到着。六秒間手をつなぎ、スプリンガー訓練生がブラウス訓練生の膝座ると同時に共同作業を開始、三分間行った」

ライナー(コニー…膝にすわるのもお前なのか……)

キース「一応課題はこなしている。しかし問題は共同作業だ」

キース「奴らは共同で盗み食いをした」

アルミン「」
クリスタ「えー…」
ライナー「まさか監視の存在を忘れたのか…?」
ミーナ(ぶっちゃけ想像通り…かな)

20: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/31(金) 23:05:10 ID:rBwpXCIE

キース「監視役が食糧の危機と判断し即刻捕縛、既に営倉にて反省中だ。まず最初に設定した目的地を無視して食糧庫に直行したのは許し難いがな」

キース「……と、いうことで残り五ペアの順位発表にうつるぞ」

キース「第五位、ジャン・ユミルペア!課題クリア0によりすでに罰則が決定し、その準備に移っている」

クリスタ「!だからユミルがいなかったんだ…罰則って何なんだろ…?」

キース「第四位、ライナー・ミーナペア!課題はオールクリア、おんぶ八分、手つなぎ十分、膝抱っこ五分、共同作業は装備点検で三十分だ」

キース「課題遂行は完璧。だがしかしぎこちなさが両者とも最後まであり、共同作業の間も会話が極少なくなってしまっていたのでこの順位だな」

ライナー「すまんなミーナ、気づかぬうちに緊張していたようだ」

ミーナ「私もだよ。楽しかったけどね!」

キース「しかし二人の名前を合わせて“ミイナー”としたことは花丸満点だ!今後も続けるように!」

クリスタ「ミイナーだって…可愛いね」クスクス

アルミン「でも…ちょっと恥ずかしいかな」フフッ

ライナー「」
ミーナ「」

21: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/31(金) 23:11:24 ID:rBwpXCIE

キース「第三位、ミカサ・アニペア!課題オールクリア。出発に手間取ったもののおんぶ四分、手つなぎ三分、膝抱っこ五分。共同作業は組み手で一時間二十分!」

キース「共同作業以外の課題は正直時間が短い。しかし、104期きってのクールビューティー二人が、無言で握り合った手つなぎ!レオンハート訓練生が顔を赤らめて膝に腰を落としたその場の空気!好敵手と向かい合った二人のハイレベルな組み手!」

キース「加えて以前よりも親交を深めたようでなによりだ。監視役から大変よい二時間であったと報告が来ているぞ」ニヤリ

キース「ちなみに監視役のベストオブ萌えポイントはアッカーマン訓練生の膝抱っこ時のセリフ『重くなどない、もっと私に身を任せて構わない』だそうだ」

アニ「……なんだか恥ずかしいね」

ミカサ「ええ、でも確かにとても楽しい時間だった。是非また組み手をお願いしたい」

アニ「……気が向いたらね」プイッ

ライナー「アニ、まだ顔が赤いぞ」ニヤニヤ

アニ「……ふんっ!」バキッ

ライナー「ふぐっ…」

22: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/31(金) 23:19:04 ID:rBwpXCIE

キース「第二位、アルミン・クリスタペア!課題オールクリア、おんぶ十分、手つなぎ十五分、膝抱っこ三分、共同作業はパズルを三十分だ」

アルミン「あれ?エレン達がいないから僕らが一位かと思ったんだけどなぁ」

クリスタ「残念だね」シュン

キース「二人から伝わる初々しさに加えて、まるで金髪の双子天使のような清らかさが監視役を虜にしたようだ。寝そべって二人でパズルに興じる姿は、そのまま一枚の絵画にでもなりそうであったと報告されている」

アルミン「図書室にあったパズル結構難しかったね」

クリスタ「同じような色のピースばっかりだったしね。途中で終わりになっちゃったから、ちゃんと終わらせたかったなぁ」

アルミン「……良かったら今度また…完成させにいかない?///」

クリスタ「いいね!楽しみにしてるね」ニコッ

キース「またこのペアの監視役ベストオブ萌えポイントは“たまたま開いた本の巨人絵に男根のイタズラ書きをみつけてしまった時のクリスタ嬢の反応”だそうだ」

クリスタ「だってあれは…////」

ライナー(よいね、素晴らしいね…)

23: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/31(金) 23:29:40 ID:rBwpXCIE

キース「最後に、優勝…エレン・ベルトルトペア!彼らの成績を聞いて驚くなよ?……」

キース「課題オールクリア、おんぶ三十分、手つなぎと膝抱っこ、共同作業に至っては現在も記録を更新中だ!!!」

アルミン「なん…だと…?」

クリスタ「す…すごいね///」

ライナー「……少なくとも奴らは手をつなぎながら膝抱っこしつつ、共同作業をしているということか……」ゴクリ

ミカサ「まさか……幼い頃の私ですら……そんな経験は……」ガクガク

アニ「あんたまた涙が……」ナデナデ

ミーナ(その場面を是非見たい)ワクワク

24: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/31(金) 23:35:31 ID:rBwpXCIE

キース「ではミーナ・カロライナ訓練生の希望通り、これから二人のもとへと移動しよう」ガチャッ

ミーナ(心を読まれた!?)

キース「思えば彼らはペアが決まった瞬間から、優勝を約束された存在だったのかもしれない」シミジミ

キース「ペアが決まった時を思い出して欲しい。イェーガー訓練生は、挨拶とともにフーバー訓練生と手をつないだ……まだ課題が何も発表されていないにも関わらず…だ!」ドンッ

アルミン「ハッ!…確かに…」ワナワナ

キース「“ペアを作ったら手をつないでおくのが普通だよね”という幼児並みの純粋さからの行動…!萌えずにはいられなかった……」

ミカサ「エレンに萌えずにはいられない……それは当然のこと」ドキドキ

キース「そして第一関門となったおんぶ…そのスタイルすら彼らは他を圧倒していた!」

ライナー「人を背負うというだけの……おんぶで差をつけただと!?」ワナワナ

アルミン「一体どんな秘密が……」ゴクリ

キース「わからないか……。例えるならば、貴様らのおんぶは騎馬が一頭で支える騎馬戦のそれと同じ!背負われたものは馬の両肩を掴んでバランスをとっていたはずだ」

クリスタ「あ、確かにそうだったかも」

25: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/31(金) 23:38:19 ID:rBwpXCIE

キース「しかしイェーガー訓練生のスタイルは違う…その名も“ドキドキおっ○いおんぶ”…っ!」

アルミン「ドキドキおっぱいおんぶ!?」

キース(ちょっと、ちゃんと伏せ字にしてよっ!)プンスカ

アルミン(あ、ごめんごめん)

キース「コホン…そうそれは胸の鼓動が伝わるほど完全に相手の背中に密着し、かつ腕を首に絡めるという究極のスタイルだ!」

ミカサ「可愛い!そのエレンは絶対に可愛い!」フガフガ

アニ「興奮しないの」ペシッ

キース「まだあるぞ…貴様らはおんぶの恥ずかしさから目的地までの最短距離を駆け抜けただろう……」

ミーナ「ハッ…まさか…」

キース「そう、そのまさかだ。彼らは出発時にテンションが上がりすぎて無駄に走り回った。結果多くの人目に晒されることとなったのだが……」

キース「イェーガー訓練生の姿勢は……衆人環視の中でさえブレなかった!」

アルミン「!」

26: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/31(金) 23:43:35 ID:rBwpXCIE

キース「フーバー訓練生の長身から生まれた高い目線にはしゃぐイェーガー訓練生……」

ライナー「……」ゴクリ

キース「……普段数十メートルの高さまでひとっ飛びに動き回っているはずなのに、ニメートルにも満たない高さで喜ぶその姿……まさに至高!」

ミカサ「」バタン

アルミン「ミカサが!想像だけで倒れた!?」

ライナー「ミカサは俺が運ぼう…」ハァハァ

アニ「アンタも興奮しすぎだ!気持ち悪い!」ゲシッ

ミカサ「私は…倒れていられない……エレンの話を…全て聞くまでは…!」ググッ

ライナー「俺の背中で聞くといい…友よ」キラリ

アルミン(気持ち悪い)

クリスタ「気持ち悪い」ペッ

アニ(……)ゲシッ

28: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/31(金) 23:48:57 ID:rBwpXCIE

キース「監視役曰わく、“新しい扉が開くかと思った”だそうだ」

アニ(ここに扉が開ききった奴がいるんだから…その監視役もガチなんだな)ゾクッ

キース「……さあ着いたぞ。このリネン室の中に二人がいるのだ」

ライナー「よりによってリネン室……中で何をしてやがるんだ」ハァハァ

キース「では開けよう」ガチャ

アルミン「!そんな簡単に開けてしまってはっ!もし中でゴニョゴニョしてたらっ!」アセアセ

アニ「アルミン!アンタはここにいる最後の良心なんだよっ!そっち側に行っちゃダメだ!」

キース「シーッ!……静かに入れ…」ソロソロ

アルミン「!あ…」

キース「大丈夫だ……二人ともよく寝ている」

29: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/31(金) 23:52:24 ID:rBwpXCIE

ライナー「ベルトルトが布団の山に寄っかかって…」

アルミン「その膝にエレンが座って…」

クリスタ「手を握りあって…」

アニ「ベルトルトの胸に頭を預けて…エレンも寝てる」

ミカサ「……ライナーごめんなさい、あなたの服が鼻血にまみれてしまった」ポタポタ

ライナー「……構わんよ」フフッ

キース「彼らの共同作業は同室の者たち全員分のシーツ交換の予定だったそうだ」

アルミン「僕らの分も…?」

キース「そうだ。しかし課題を誤解していたイェーガー訓練生は困ってしまった」

アニ「まさか…」

キース「そう、おんぶから降りたら、残りの時間ずっと手をつなぎ膝に座り続けなければいけない、とな」

30: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/31(金) 23:56:17 ID:rBwpXCIE

キース「だからリネン室には辿り着いたものの、シーツ一枚すら運べない事実に気づき二人で途方に暮れていたという訳だ」

ライナー「ベルトルトも気が回らなかったのか……」

キース「いや……フーバー訓練生は気づいていたようだ。膝から降りて手を離せば済むということに」

アルミン「!じゃ、じゃあベルべ…はわかっていて続けたと言うんですか!?ライナーじゃあるまいし!」

キース「なら貴様は出来るのか?成績上位で、熱い気持ちを隠しもしない、人を引きつける強い瞳を持った……天然ちゃんの渾身のボケにっ!突っ込むことが出来るのか!?」

アルミン「!!!……無理だ…僕には出来ない…っ!エレンは時々とんでもなく鈍感だから…この手の間違いは今までも何度もあった……でも僕は…それを指摘するどころか……」ポロポロ

ミカサ「アルミン、自分を責めてはいけない。原因は指摘する方が恥ずかしいという特殊な雰囲気を作ってしまうエレンにある」

アルミン「ミカサぁ……」ポロポロ

アニ(アルミンがついにあっち側にいってしまった……)ホロリ

31: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/01(土) 00:09:42 ID:KpEpD73o

キース「さてここに、一枚の報告書がある。言わずもがな、この二人の監視報告書だ」ピラリ

キース「ここには監視役により報告された萌えポイントがいくつも書かれている。紙の裏側にまで及んだのはこのペアだけだがな」

キース「先ほどのおんぶスタイル等々の情報もここから抜粋したのだが……」

キース「アルレルト訓練生に“ライナーじゃあるまいし”と言わしめたフーバー訓練生の真面目さをも覆した、イェーガー訓練生の言動がここに記されている」

ミーナ(見たい!聞きたい!)

クリスタ「気になる……かも//」

ミカサ「エレンの口説き文句……知りたい…ああでも言われたのは私ではない…悔しい」ビクンビクン

キース「今更見るなとは言わない。しかし……後戻り出来なくなる可能性もあるので見るならば腹をくくるんだな」チラッ

アニ(私を見た…!上等じゃないか…やってやるよ…)ゴクリ

35: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/01(土) 06:01:48 ID:KpEpD73o

――エレン・ベルトルトペア監視報告

(おんぶ時)
すごいなベルトルト!父さんにおんぶされたってこんなに高くなかったぜ!と首に腕を回した密着状態ではしゃぐ

(手つなぎ時)
ベルトルトってデカくて格好いいよな~何食ったらそんなにデカくなれるんだ?今日から飯一緒に食おうかな、と提案するも、…って兵舎の飯は皆同じだなと自分で気づき赤面する
………

(膝抱っこ時)
おんぶ重かっただろ?次はベルトルトが休めよ、俺の膝に座ればいい、と膝をポンポンと叩いて無茶を言う
結局ベルトルトの膝に座ることになると、おじゃましますと言って座るが体重を掛け過ぎないよう中腰なり震えていた
気づいたベルトルトが若干悶えていた

(相談中)
両手をつなげばシーツ沢山持って歩けるよな!と元気に提案
とりあえずやってみようかと膝の上のエレンと両手を繋いで向かい合ったところでベルトルトが何かに負けた模様
急に笑い出し、悩むのをやめるようエレンにいい、二人で昼寝を始めた

――…

36: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/01(土) 06:04:47 ID:KpEpD73o

アニ(あ……あ…)プルプル

クリスタ「挿し絵が欲しい」

ミーナ(教官!あとで書き写させてください!)

キース(あとでね)

ライナー(ベルトルトの名前を俺の名前に書き変えたい……)

キース(きも)

アルミン「脳内での会話はやめてください!」

37: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/01(土) 06:09:44 ID:KpEpD73o

アルミン「あ…そう言えばご褒美って結局なんだったんですか?」

キース「おお忘れていた。優勝ペアには先日手に入れた珍しい焼き菓子をやろうと思っていたのだ」

アニ「!」ピクン
ミカサ「!」ピクン
クリスタ「!」ピクン
ミーナ「!」ピクン
営倉サシャ「!」ピクン

アルミン(女子の食いつきが半端ないな……)

キース「自分で食べようと思ったんだが、よくよく材料表示をみたらアレルギーで食べられないものがあってな。超がっかり」

キース「しかし何かには使えるだろうと思ってとっておいたのだが、なかなかいい使い方になったな」

キース「さあもういいだろう、二人を起こして今回のお遊びは終了だ」

38: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/01(土) 06:15:11 ID:KpEpD73o



エレン「でもなんかな…俺たち走り回って寝てただけなのに優勝って言われてもよ…」

ベルトルト「基準がよくわからないね(さっきライナーが力説していた新たな扉のことは流石に言えない…)」

エレン「あ、この菓子だけどさ、ベルトルトに全部やるよ。俺何もしてないし。文字通りベルトルトにおんぶに抱っこだったからさ」

ベルトルト「……僕はエレンから沢山貰ったから、これはエレンにあげるよ」

エレン「いやいやおかしいだろ?俺何もしてないって…」

ベルトルト「ありがとうエレン、それでも今日僕は楽しかったから。六枚もあるんだし、それはエレンがあげたい人に分けてあげたらいいよ」

エレン「あ?……うん、わかった」

ベルトルト(僕もライナーの事を言えないな。仲間と大声あげて笑って、走り回って、手をつないで名前を呼び合う…それだけの事がこんなに楽しいことだったなんて)

ライナー「おい、早く罰則組を見にいこうぜ!」

ベルトルト「うん、いこうか」

エレン「……んー…」

39: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/01(土) 06:18:33 ID:KpEpD73o

アルミン「あ、エレン!教官にご褒美貰ってきたんだね」

エレン「おう、これから罰則くらった奴らを見に行くんだろ?」

アルミン「うん、皆が揃ったら激励にいってやれって教官が言ってたからね」

クリスタ「ユミルたちの罰則なんだろうね?」

エレン「流石に嵐の中じゃ外は走れないしな。ほれ、クリスタ」

クリスタ「え?」

エレン「あとアニとミカサとミーナに一枚ずつな」

アニ「!これは…」
ミカサ「……焼き菓子」
ミーナ「え?食べていいの?」

エレン「おう、甘いの好きだろ?菓子なんてなかなか食えないし。ベルトルトがあげたい奴にあげていいって言ってたからな。いいんだろ?」

ベルトルト「ああ、皆良かったね」

エレン「よし、じゃいこうぜ」スタスタ

アルミン(女子が感動してるよこの天然たらしめ!全く…なんて読めない男なんだよ君は…)クスクス

40: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/01(土) 06:27:51 ID:KpEpD73o

――食堂近くの一室

┌────────┐
│ジャミル様控え室│
└────────┘

エレン「ここか……ジャミル?」ガチャッ

ユミル「……」フリッフリ
ジャン「……」フリッフリ

アルミン「」
エレン「思い切った格好だなー」
ライナー「ぷっくっ…」ククク
ベルトルト「……」
ミカサ「……」
アニ「」
クリスタ「……」ガタガタ

エレン「夕食終わったら特設ステージで歌うらしいじゃん、がんばれよ!」

エレン「しかしジャンもユミルもフリッフリのステージ衣装だな!」

エレン「ジャンなんて腹筋丸出しで女装したミカサみてーだし」

ミカサ「!?」

アルミン「エレン!?色々酷いよその言い方は!」

41: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/01(土) 06:33:42 ID:KpEpD73o

エレン「おい、ユミルもそんなに離れてないでこっちこいよ」

クリスタ「!!だめっ!エレンっ!」

アニ「アンタは……部屋の隅で気配を消していたあの子の気持ちがわからないのかい!?」

ミカサ「エレン、ここはジャンをいじる流れ。ユミルは許してあげて」

エレン「なんでお前ら目をそらして話すんだ?」

ユミル「そうさ……てめぇはそういう奴だよな死に急ぎ野郎……!」ユラリ

ユミル「こんなフリッフリの服を着せられた私を笑いたいんだろう…?」ユラリ

クリスタ「あ……ああユミル、ヤケになっちゃダメよ…」

ユミル「歌を歌えだとよ、可愛い女の子たちならいざしらず……私とあのジャンに…っ!」カッ!

ユミル「出落ちは……必至だろう?」フッ

アニ(可哀想だが……)
ミカサ(その通りだとしか……)
クリスタ(ユミル……)ウルウル
ミーナ(……)ブルブル

ユミル「なんならてめぇも一緒に……モガッ」サクッ

ユミル「……甘い」サクサク

エレン「焼き菓子だよ。ユミルもなかなか可愛いぜ?それ食って頑張れよな」

43: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/01(土) 06:42:22 ID:KpEpD73o

ユミル「……可愛い?」

エレン「おう、似合ってんじゃねーか、ジャンよりよっぽど見られるぜ?」

ユミル「……ジャンよりも?」

エレン「ん?ああ」コクン

ユミル(ジャンはミカサの女装みたいだと言われた…私はジャンより似合っていると言われた……つまり!)

ユミル「私は、ミカサよりも似合っているってことだな!」ピラメキ

ミカサ「!エレン!訂正して!これは聞き逃すことは出来ない!」ガタッ

ユミル(ミカサより上…これは容姿に若干のコンプレックスを抱きながら生きたこれまでの人生最大の賛辞!)

ユミル「今なら私は……何でも出来る…!」

クリスタ「ダメ…それは大きな思い違い…っ!」

ユミル「歌って踊って…ファンと握手!」

アルミン「……ファン……」ゴフッ

アニ「アルミンが吐血!?早速の犠牲者が…」ワナワナ

44: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/01(土) 06:46:23 ID:KpEpD73o

クリスタ「二人も協力してよぉ!このままじゃユミルが…大事故を起こしちゃう…」ウルウル

ライナー「クリスタ、すまんが関わりたくない」

ベ「」通常攻撃・気配断ち

ユミル「ジャン、やるぞ!時間があまりない!練習だっ!」

ジャン「」

エレン「おう、訓練通りやれば上手くいくさ」

アルミン「訓練関係ないだろ!?…あふ……」

アニ「わざわざ突っ込まなくていいんだ…横になってろ!」オロオロ

クリスタ「エレンが煽ったせいで大変なことに…これは玉突き型の巻き込み事故になるわ…ウウッ…」ポロポロ

ユミル「私はやる!やれる!うおぉぉぉっ!」





46: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/01(土) 06:51:41 ID:KpEpD73o

そんなこんなで夕食後の罰則ステージ。

嵐効果で普段よりも多くの者がひしめく会場で、アイドルユニット「ジャミル」はデビューを果たした。

からかい目的で来た者達も、ユミルによる自信満々のパフォーマンスを前にヤジすら飛ばせず、ステージは全十曲を歌いきる大成功をおさめた。

自信に満ちた者は輝くのだと、彼女は自らを持って証明したのである。

――ついでに言うと彼女は結構歌が上手かった。ファンもついた。

ジャンは手品を覚えた。

48: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/01(土) 07:00:01 ID:KpEpD73o

――男子寮、廊下

ベルトルト「すごいねエレン、本当にステージが成功したよ。正直ダメだと思っていたけど」

エレン「ああ、俺も正直ダメだと思ってたけどな。結果オーライだな」

アルミン(なんかエレンとベルトルトがいい感じに見えてきて複雑だよ)

ライナー(お前もこっち側に来ればいい…悩むことはない)ハアハア

アルミン(やめてよライナー。君興奮の沸点低すぎない?)

エレン「あ、ベルトルトそういえば……」

ベルトルト「ん?―─モガッ」サクサク

ベルトルト「んぐっ……これ最後の一枚じゃ…?」

エレン「あげたい奴にやれって言ってたからな。一緒に遊べて楽しかったぜ」ニカッ

ベルトルト「……」キュン
ライナー「……」キュン
アルミン「……」キュン
キース(……)キュン

アルミン(居たんですね……教官、報告書写させてください)

キース(あとでね)

関連リンク

renote.net

bc201
bc201
@bc201

Related Articles関連記事

進撃の巨人(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

進撃の巨人(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『進撃の巨人』とは、諫山創による日本の漫画作品。『別冊少年マガジン』で連載されていた。ジャンルはダークファンタジーであり、人類存亡をかけて巨人との戦いに挑む人々の物語が描かれている。巨大な壁に守られた人類達の元に、圧倒的な力を持った「巨人」が出現。主人公のエレン・イェーガーは目の前で母を捕食され、巨人の殲滅を誓う。日本国内だけでなく、海外からの人気も高く、テレビアニメや実写映画化をはじめ、様々なメディアミックス展開がされている。

Read Article

進撃の巨人の九つの巨人まとめ

進撃の巨人の九つの巨人まとめ

『進撃の巨人』とは、諫山創によるダークファンタジー漫画およびそれを原作としたアニメ・小説・ゲーム・映画などのメディアミックス作品。人類を無差別に殺す謎の生命体「巨人」が存在する世界を舞台に、巨人を駆逐することに執念を燃やす主人公エレン・イェーガーの戦いを描く。作中ではエレン以外に巨人化の能力を持つ人物が登場し、それらは「九つの巨人」と呼ばれている。「九つの巨人」はそれぞれ「始祖の巨人」や「鎧の巨人」などの固有名称を持ち、普通の巨人とは一線を画す特殊技能を持っている。

Read Article

進撃の巨人の恋愛関係・カップル・カップリング・夫婦・恋人まとめ

進撃の巨人の恋愛関係・カップル・カップリング・夫婦・恋人まとめ

『進撃の巨人』は、諫山創原作の漫画である。少年漫画雑誌『別冊少年マガジン』で2009年から連載された。突如現れた巨人により人類は滅亡の危機にさらされるが、巨大な壁を建設することで100年間平和を保ってきた。しかしある日超大型巨人が壁を蹴破り、人類は再び巨人の襲来に遭う。巨人に母を捕食された主人公・エレンは、巨人のせん滅を誓って調査兵団に入団する。大迫力の戦闘シーンの合間には、エレンや幼なじみのミカサらをめぐる恋愛要素も描かれている。

Read Article

進撃の巨人の壁・地区・歴史情報まとめ

進撃の巨人の壁・地区・歴史情報まとめ

『進撃の巨人』とは、諫山創によるダークファンタジー漫画およびそれを原作としたアニメ・小説・ゲーム・映画などのメディアミックス作品。人類を無差別に殺す謎の生命体「巨人」が存在する世界で、生き残った人類は3重の壁を築き、その内側でかろうじて命脈を繋いでいた。しかしそんなある日、壁を超える巨体を持つ「超大型巨人」によってシガンシナ区の扉が壊され、巨人の大群が壁内に侵入。人類は活動領域の後退を余儀なくされた。巨人に母親を殺されたエレンは、全ての巨人を駆逐することを心に誓う。

Read Article

NEW
北欧神話徹底解説・考察まとめ!おもしろくて分かりやすい!

北欧神話徹底解説・考察まとめ!おもしろくて分かりやすい!

北欧神話(ほくおうしんわ)とは、キリスト教が広まる以前にノルド人(ノース人)が信仰していた神話体系。ノルド人がスカンジナビア半島を勢力圏としていたため、スカンジナビア神話とも呼ばれている。口伝によって伝えられていたが、13世紀頃、アイスランドの詩人スノッリ・ストゥルルソンによって『エッダ』という書物にまとめられた。 「滅亡の運命」が定められた神々の隆盛と終焉を描いており、全体的に暗い印象のエピソードが多い。物語全体の完成度が高く、漫画などの現代の創作物においてもたびたび題材として用いられる。

Read Article

進撃の巨人の回収済み・未回収の伏線・謎まとめ

進撃の巨人の回収済み・未回収の伏線・謎まとめ

『進撃の巨人』とは諫山創の漫画およびそれを原作としたアニメである。2009年から少年漫画雑誌『別冊少年マガジン』で連載された。正体不明の巨人の脅威に怯える人類は、強固な壁を作り100年間の平和を実現していた。しかしある日超大型巨人が壁を破壊し、人類は再び巨人に襲撃される。巨人に母親を喰われたエレン・イェーガーは巨人を駆逐するために調査兵団に入団。巨人との対戦の中で、巨人の正体やエレンたちの出生の秘密など、たくさんの伏線が明かされてゆく。

Read Article

進撃の巨人の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

進撃の巨人の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『進撃の巨人』とは、巨人たちに立ち向かう人類の戦いと世界の謎を描いた、諫山創による漫画作品。人類を守る壁を破壊し侵入した巨人によって両親を喪った少年エレン・イェーガー。巨人を滅ぼすためエレンは調査兵団に参加し、巨人との戦いに身を投じる。作品の人気が高まるに従い、個々のキャラクターへの注目も高まって、彼らが発した心揺さぶるセリフに惹かれる読者も増えていった。巨人という死に直結する敵が常に存在する世界での物語は、数々の名言を生み出した。

Read Article

ユミル・フリッツ/始祖ユミル(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ユミル・フリッツ/始祖ユミル(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ユミル・フリッツは『進撃の巨人』の登場人物で、「始祖ユミル」とも呼ばれている。エルディア人こと「ユミルの民」の始祖となった女性で、光るムカデのような生物と接触したことで彼女は「始祖の巨人」の能力を得たとされている。マリア・ローゼ・シーナという名前の3人の娘達がおり、パラディ島の3重の壁は彼女達の名前から名付けられた。ユミルの死後、巨人化能力は3人の娘達に引き継がれ、さらに子々孫々に脈々と継承されることとなった。

Read Article

ジーク・イェーガー(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ジーク・イェーガー(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ジーク・イェーガーとは『進撃の巨人』の登場人物で主人公エレン・イェーガーの異母兄。「獣の巨人」の継承者として調査兵団の前に立ちはだかり、高い投擲能力で多くの兵士を殺傷した。「九つの巨人」の継承者で組織されるマーレの戦士部隊のリーダーであり、多くの戦場でマーレに勝利をもたらしてきた。しかしその真の目的はエルディア人の救済であり、全てのエルディア人から生殖能力を奪うことで巨人の力を巡るこれ以上の悲劇を起こらないようにしたいと考えている。

Read Article

リヴァイ・アッカーマン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

リヴァイ・アッカーマン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

リヴァイ・アッカーマンとは『進撃の巨人』の登場人物であり、調査兵団に所属する兵士長。1人で1個旅団(約4000人)並みの戦力を持つとされ、「人類最強の兵士」として名高い。三白眼と刈り上げた髪型、小柄な体格が特徴で、ブレードを逆手に持って回転しながら巨人の肉を切り刻む戦闘スタイルを好んでいる。性格は冷静沈着で無愛想。スラム出身ということで言動も粗暴である。神経質で潔癖症だが、部下の最期を看取る際には汚れを気にせず手を握るという仲間想いの一面もある。

Read Article

エレン・クルーガー(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

エレン・クルーガー(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

エレン・クルーガーとは『進撃の巨人』の登場人物で、ユミルの民であることを偽造してマーレ人になりすまし、マーレ治安当局の職員として潜入していたエルディア復権派のスパイである。九つの巨人の一つである「進撃の巨人」の力を身に宿し、通称「フクロウ」と呼ばれている。 ユミルの呪いによって寿命が近い自分の代わりに、グリシャ・イエーガーにエルディア復権の願いを託して壁の中へ行くよう指示した。その後進撃の巨人を継承させる為無垢の巨人化したグリシャに捕食され、スパイとしての任務を果たし、その生涯を終えた。

Read Article

アニ・レオンハート(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

アニ・レオンハート(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

アニ・レオンハートとは、『週刊少年マガジン』に連載されている諫山創原作の漫画・テレビアニメ作品に登場する人物である。主人公のエレン・イェーガーと同じ第104期訓練兵団に所属し、卒業後は憲兵団に入団する。口数が少なく感情を表に表さないため、取っ付きにくい印象を与える性格。しかし格闘技に優れており、冷静な判断を下せるため訓練兵団卒業の際は4位の成績を収める実力の持ち主。

Read Article

フロック・フォルスター(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

フロック・フォルスター(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

フロック・フォルスターとは『進撃の巨人』の登場人物で、104期訓練兵団の卒業生。当初は駐屯兵団に所属していたが、ウォール・マリア最終奪還作戦の前に調査兵団に移籍した。「獣の巨人」を倒すための特攻作戦では唯一生き残り、瀕死のエルヴィン団長をリヴァイ達の元へ連れて行った。その後はエレンをパラディ島の救世主として祭り上げる「イェーガー派」の中心人物として、兵団総統を暗殺しクーデターを先導した。

Read Article

エレン・イェーガー(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

エレン・イェーガー(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

エレン・イェーガーとは諫山創による漫画『進撃の巨人』の主人公。壁の外の世界に強い憧れを持っており、幼少期から調査兵団に入ることを目指してきた。その想いは、母親を巨人に食い殺されたことで一層強まり、調査兵団に入って巨人を駆逐することを心に誓う。性格は熱血漢で直情的。無鉄砲と思えるほどの勇敢さから、強大な巨人相手にも物怖じせずに向かっていく。命の危機に瀕した際に巨人化する能力に目覚め、人類の自由のためにその力を振るっていくことになる。

Read Article

グリシャ・イェーガー(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

グリシャ・イェーガー(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

グリシャ・イェーガーとは『進撃の巨人』の登場人物で主人公エレン・イェーガーの父。シガンシナ区で診療所を開き街の人々から尊敬を集めていたが、シガンシナ区に巨人が流入した後行方不明となる。失踪直前エレンに巨人化の薬を打ち込み、世界の真実が隠された自宅地下室の鍵をエレンに託した。物語中盤で彼が壁外の世界から「始祖の巨人」奪還のためにやってきた巨人化能力者であったことが明らかとなる。

Read Article

ファルコ・グライス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ファルコ・グライス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ファルコ・グライスとは『進撃の巨人』のキャラクターでマーレの戦士候補生。戦士候補生の同期であるガビ・ブラウンに好意を抱いており、彼女を救うために「鎧の巨人」継承を目指している。内気な性格だが、「悪魔の末裔」と言われるパラディ島の人々に対しても自分達と変わらない人間だと捉える優しい心の持ち主。心的外傷を負った兵士にも親切に接しており、そこでクルーガーと名乗る負傷兵と出会い、交流を深めていく。

Read Article

ピーク・フィンガー(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ピーク・フィンガー(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ピーク・フィンガーとは『進撃の巨人』の登場人物で「車力の巨人」の継承者。「九つの巨人」継承者で構成されるマーレの戦士の一員として、数々の戦場で功績を打ち立ててきた。当初は始祖奪還計画に参加せずマーレ本国を守っていたが、850年「獣の巨人」であるジーク・イェーガーと共にパラディ島に上陸する。ウォール・マリア奪還を狙う調査兵団との決戦では後方支援を担当し、負傷したジークと「鎧の巨人」であるライナー・ブラウンの逃走を助けた。性格はマイペースだが、冷静沈着で判断力に優れている。

Read Article

キース・シャーディス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

キース・シャーディス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

キース・シャーディスとは『進撃の巨人』の登場人物で第104期訓練兵団の指導教官。スキンヘッドに顎ひげを生やした強面の男性で、訓練兵の間では鬼教官として恐れられている。元々は第12代団長として調査兵団を率いていたが、無謀な壁外調査を繰り返し多くの部下を死なせたにもかかわらず成果を残せなかったことから、自分の無能を悟りエルヴィン・スミスに団長職を引き継がせた。主人公エレンの父親であるグリシャ・イェーガーとは以前から面識があり、彼が消息を絶つ直前に顔を合わせた最後の人物である。

Read Article

ダイナ・フリッツ(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ダイナ・フリッツ(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ダイナ・フリッツとは『進撃の巨人』の登場人物。主人公エレンの父親グリシャの前妻で「獣の巨人」ジークの母。その正体はフリッツ王家の末裔。ストーリー上、巨人の歴史と王家の情報を語る重要な役割を持つ。パラディ島に移住することを拒みマーレに留まった一族は、代々巨人の情報を隠し持っており、その末裔であるダイナはエルディア復権派と共に始祖の巨人の奪還を企てるが、計画は息子ジークの密告により失敗。ダイナは巨人化後、グリシャの後妻であるカルラを捕食する。最期はエレンの持つ座標の力で巨人の群れに喰われた。

Read Article

ロッド・レイス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ロッド・レイス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ロッド・レイスとは、「進撃の巨人」に登場するキャラクターである。壁内人類の真の王家であるレイス家当主。実質的には壁内での最高権力者である。ウーリ・レイスの兄であり、フリーダ・レイスやヒストリア・レイスの父親。正妻との間に5人の子がいたが、当時使用人として働いていたアルマとも関係を持ち、ヒストリアが産まれたことにより、事実的には子供は6人。だがグリシャにより正妻との間の子は皆殺されてしまい、生き残っている子供はヒストリアただ1人である。

Read Article

ケニー・アッカーマン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ケニー・アッカーマン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ケニー・アッカーマンとは『進撃の巨人』の登場人物で、中央第一憲兵団対人立体機動部隊の隊長。かつて「切り裂きケニー」の異名を取った大量殺人鬼だったが、ウーリ・レイスとの出会いを経て現在は中央第一憲兵団に所属し対人戦闘を専門とする部隊を率いている。リヴァイ・アッカーマンの育ての親であり、彼に戦闘技術を教えた人物でもある。その戦闘能力はリヴァイと同等かそれ以上であり、対立した調査兵団を大いに苦しめた。

Read Article

ヒッチ・ドリス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ヒッチ・ドリス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ヒッチ・ドリスとは『進撃の巨人』の登場人物で、憲兵団の新兵。アニ・レオンハートとは同期でルームメイト。ウェーブヘアが特徴の少女で、軽薄で不真面目な言動が多い。他の新兵同様安全な内地で楽をするために憲兵団に入ったが、実は機転の利くところがある。アニのことは愛想のない同期だと思っていたが、ストヘス区の戦闘以降行方不明になったことを心配しており、アニの正体が「女型の巨人」であることを知って大きなショックを受けていた。同期のマルロ・フロイデンベルクに好意を持っているが、マルロ本人は気づいていない。

Read Article

エルヴィン・スミス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

エルヴィン・スミス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

エルヴィン・スミスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、調査兵団第13代団長である。調査兵団は人類の生存圏を広げることを目的とし、日々巨人との死闘を繰り広げている。その類まれなる頭脳と判断力から大きな功績を挙げているが、目的のためなら手段を選ばない非情さから「悪魔的」と称されることもある。彼の真の目的は世界の真実を解き明かし、「人類は王家によって記憶を改竄された」という父の仮説を証明すること。人類最強と称されるリヴァイ兵士長を調査兵団に入れたのも彼である。

Read Article

ベルトルト・フーバー(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ベルトルト・フーバー(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ベルトルト・フーバーとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団団員。第104期訓練兵団を3位で卒業し、どの分野でもそつなくこなすことができる優秀な人物である。ただし優柔不断で判断を他人に任せる傾向があり、積極性に欠けることから他の同期と比べると少し影が薄い。その正体は、ウォール・マリア陥落の主因となった「超大型巨人」であり、始祖奪還作戦のために大国マーレから派遣された「マーレの戦士」の1人だった。任務を達成し故郷に帰ることを切望していたが、結局その願いは叶わず異国の地で命を落とすこととなる。

Read Article

ライナー・ブラウン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ライナー・ブラウン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ライナー・ブラウンとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団の団員。主人公エレン・イェーガーとはウォールローゼ南区第104期訓練兵団時代の同期である。責任感が強く、リーダーシップもあることから同期の中ではまとめ役を担っていた。しかし、その正体はウォール・マリアを破壊した「鎧の巨人」であり、始祖奪還を目的にパラディ島に送り込まれたマーレの戦士である。正体が判明した後はたびたびエレン達と対立し、始祖の力を巡って死闘を繰り広げていく。

Read Article

ポルコ・ガリアード(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ポルコ・ガリアード(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ポルコ・ガリアードとは『進撃の巨人』の登場人物で「顎の巨人」の継承者。「九つの巨人」継承者で構成される「マーレの戦士」の一員として、「顎の巨人」の持ち味である硬い顎と牙や俊敏性を活かし数々の戦場で活躍している。戦士候補生時代の同期であるライナー・ブラウンとは「鎧の巨人」継承権をめぐって争ったライバルだった。自分ではなく能力の低いライナーが「鎧の巨人」継承者として選ばれたことや、兄のマルセルがライナーをかばって巨人に食われたことから、ライナーに対して悪感情を抱いている。

Read Article

ガビ・ブラウン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ガビ・ブラウン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ガビ・ブラウンとは『進撃の巨人』の登場人物で、「マーレの戦士」候補生。天真爛漫で型破りな性格で、憧れの従兄であるライナーから「鎧の巨人」を継承するため日夜訓練に励んでいる。パラディ島のエルディア人を悪魔の末裔として強く憎んでおり、彼らを皆殺しにして自分達善良なエルディア人を収容区から解放することを願っていた。しかし成り行きでパラディ島に渡ることとなり、そこで出会った人々との交流からガビの考え方は変化し始める。

Read Article

ハンジ・ゾエ(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ハンジ・ゾエ(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ハンジ・ゾエとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団所属のベテラン兵士。初登場時は分隊長だったが、後にエルヴィン・スミス団長の後を継いで調査兵団第14代団長に就任する。ゴーグル(平常時は眼鏡)を着用し、茶髪を無造作に1つにまとめた中性的な外見をしている。明るく聡明な人物だが、巨人に対する情熱は人一倍で変人揃いの調査兵団内でも特に異彩を放っている。ウォール・マリア最終奪還作戦以降は左目を負傷したことから眼帯を着用している。

Read Article

アルミン・アルレルト(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

アルミン・アルレルト(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

アルミン・アルレルトとは『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。金髪ボブカットの中性的な外見を持つ。大人しいが芯の強い勇敢な性格で探求心が強い。祖父の影響で人類はいずれ壁の外に出るべきだという思想を持っており、エレンが外の世界に憧れるようになったのもアルミンの影響である。小柄で身体能力は低いものの、知能や判断力はずば抜けており、エレンや調査兵団の窮地をその知略で度々救っている。

Read Article

ダリス・ザックレー(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ダリス・ザックレー(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ダリス・ザックレーとは『進撃の巨人』の登場人物で憲兵団・駐屯兵団・調査兵団の3つの兵団を束ねる総統。特別兵法会議においてエレン・イェーガーの処遇を調査兵団に委ねた人物である。王政編では調査兵団団長のエルヴィン・スミスや駐屯兵団司令官のドット・ピクシスらと共にクーデターに加担する。実はエルヴィンが決起する以前から王政に根深い嫌悪感を抱いており、密かに体制転覆の機会をうかがっていた。王都制圧後は身柄を拘束した王政幹部達に喜々として拷問を行っている。

Read Article

進撃!巨人中学校(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

進撃!巨人中学校(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『進撃!巨人中学校』とは中川沙樹が描く、諫山創の『進撃の巨人』の公式学園パロディ漫画。2015年にProduction I.G製作でアニメ化。前半をアニメパート、後半を出演声優たちによるバラエティ番組の実写パートとして30分枠で放送。中学生になったエレン・イェーガーは進撃中学校へ入学する。学校には巨人も在籍しており、エレンは巨人に恨みを持っており巨人を駆逐しようと非公式部活「調査団」へ入部した。

Read Article

ミカサ・アッカーマン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ミカサ・アッカーマン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ミカサ・アッカーマンとは諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。本作のヒロイン的ポジションで、幼い時にエレンに助けられた経験から、彼を守ることを自分の使命だと考えている。驚異的な身体能力を持ち、トップの成績で訓練兵団を卒業。実戦でも1人で複数の巨人を討伐する実績を残す。性格は寡黙で口下手だが、エレンのこととなると取り乱す一面もある。物語後半において、母方の祖先が東洋にあるヒィズル国将軍家だったことが明らかになった。

Read Article

クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

クリスタ・レンズ(ヒストリア・レイス)とは、諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物。第104期訓練兵団卒業生であり、主人公エレン・イェーガーは同期の1人。小柄で温厚、思いやりのある可愛らしいアイドル的な存在として登場する。同期のユミルと仲が良い。成績10位以内に入っているが、実際はユミルからその座を譲られただけで身体能力は人並みである。本名はヒストリア・レイスといい、壁内世界の真の王家の末裔であることが後に発覚する。

Read Article

イェレナ(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

イェレナ(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

イェレナとは『進撃の巨人』の登場人物で反マーレ派義勇兵の中心人物。マーレに滅ぼされた国の出身で、「獣の巨人」継承者で王家の血を引くジーク・イェーガーの信奉者として活動し、パラディ島の近代化に大きく貢献した。ジークの提唱する「エルディア人安楽死計画」達成のためなら寝食を共にした仲間すら殺害する冷酷な性格の女性。しかし実際にはマーレの被害者というのは虚偽であり、「世界を救う英雄」に憧れているだけのごく一般的なマーレ人である。

Read Article

ジャン・キルシュタイン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ジャン・キルシュタイン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ジャン・キルシュタインとは『進撃の巨人』の登場人物で、調査兵団に所属する兵士。第104期訓練兵団を6番で卒業した。自己の保身を第一に考える現実主義者で、思ったことを率直に言い過ぎる性格からたびたび主人公のエレン・イェーガーと対立していた。当初は巨人の脅威から逃れるために内地への配属を希望していたが、友人のマルコ・ボットが戦死したことで考えを大きく変え、調査兵団に入団する。入団後は持ち前の現状把握能力を活かして同期のまとめ役として活躍した。

Read Article

目次 - Contents