マッピー(Mappy)のネタバレ解説・考察まとめ

『マッピー』とは、1983年にナムコ(現・バンダイナムコエンターテインメント)よりリリースされたアーケードゲームである。1984年に発売されたファミリーコンピュータ版以降、さまざまな機種に移植されている。本作は、ネズミの警官であるマッピーが、泥棒猫のニャームコ達のアジトである洋館「ニャームコ屋敷」から盗品をすべて奪い返すというストーリーである。操作は左右移動と扉の開閉だけというなんともシンプルなゲームで、軽快な音楽が耳に残るのが印象的である。

屋敷にある盗品は、5種類のターゲットが2個の、全部で10個である。マッピーがターゲットに触れることで回収でき、種類に応じた得点を獲得する。すべて回収すればクリアになるが、ハイスコアも狙いたいときは回収する順番を意識したりすることも重要となる。
回収する際に同じ盗品をペアでとっていくと特典が倍になるという裏技も存在する。さらに同じラウンド内で連続して点滅したターゲットを回収すれば、、倍率が1倍ずつ、最大6倍まで上昇。点数の低い順に、ラジカセ→ラジカセ→テレビ→テレビ→マイコン→マイコン→モナリザ→モナリザ→金庫→金庫と回収していけば、合計8,500点になる。

ボーナスラウンド

3ラウンド(ゲーム開始後は2ラウンド)クリアごとにボーナスラウンドが登場。ボーナスラウンドは床がなく、壁・天井・トランポリンだけで構成されたステージである。ステージにいは15個の赤い風船とニャームコ入りの大風船があり、音楽が鳴っている間にすべての風船を割ることが目的。途中でトランポリンを破って画面外に落ちたり、音楽が終了したり、ニャームコ入りの大風船を割るとラウンド終了となる。
赤い風船は1つ200点、ニャームコ入りの大風船は2,000点、パーフェクトの場合は5,000点のボーナスが加わり最高で10,000点獲得できる。

『マッピー』(Mappy)の登場人物・キャラクター

マッピー

本作の主人公であるネズミ。正義漢に燃える若き警察官である。もともとは、マイクロマウス大会のロボットに由来するキャラクターである。
ニャームコ達に盗まれた品物を取り返すことに執念を燃やす。

ニャームコ

ミューキーズの親。赤い色をしている少し太目のネコで、見た目は怖そうだが実は臆病な性格をしている。マッピーと同様に、もともとはマイクロキャット大会のロボットに由来するキャラクター。ただし、もとのロボットの方はロボット然としたデザインになっており、印象は異なる。
移動速度はミューキーズより少し速いが、マッピーを追いかけず、一定の行動パターンで動く。

ミューキーズ

ニャームコの子どもたちを総称した名称。ピンク色の無邪気で悪戯好きなネコ。ミューキーズの1匹だけはマッピーを追って階着地直後に飛び直してくる。

ご先祖様

ニャームコたちのご先祖様。見た目はネコの顔が刻印されたコイン。永久パターン防止キャラクターで、他のキャラクターと異なり、トランポリンで昇降中でも触れればミスになる。

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