リッジレーサー(Ridge Racer)のネタバレ解説・考察まとめ

『リッジレーサー』とは、ナムコが1993年に稼働を開始させたアーケード用ゲームであり、初代PlayStation向けとしても展開されたレーシングゲームである。テクスチャマッピングを導入した最初期の3Dレースゲームの一つ。派手なドリフト走行で高速のまま曲がり切る、高低差により大きくジャンプするなど、リアルさを度外視し、レースゲームとして爽快感を重視したゲーム性が特徴である。
リッジレーサーの概要
『リッジレーサー』(Ridge Racer)とは、ナムコ(後のバンダイナムコエンターテインメント)が1993年に稼働を開始させたアーケード用レーシングゲーム、および初代PlayStation、携帯電話向けレーシングゲームである。PlayStation版は1994年12月3日に販売した。キャッチコピーは「フルカウンターで駆け抜けろ」。
PlayStation版には、ライバルカーの使用や高い性能を持つデビルカーの出現、逆走モードといった様々な追加要素が導入された。また、ゲーム起動時の読み込み中に「ギャラクシアン」で遊ぶことができ、のちのシリーズでも起動時にミニゲームで遊べるのが定番化している。
本作はテクスチャマッピングを導入した最初期の3Dレースゲームである。派手なドリフト走行で高速のまま曲がり切る、高低差により大きくジャンプするなど、リアルさを度外視し、レースゲームとして爽快感を重視したゲーム性が特徴である。ドリフトやアクセルワークやステアリングをプレイヤーが操作することで楽しめる。
現実とは違った感じの車を走行させられることがプレイヤーの向上心を煽る。美しいグラフィックスの素晴らしい風景の中、軽快なドリフトが楽しめるゲームである。
リッジレーサーのあらすじ・ストーリー
プレイヤーは、架空の都市にあるサーキットを舞台としたレースに参加する。その目的は、ライバル車を抜き、優勝を目指すことである。
タイムアタックモードでは、コースレコードの更新を目指す。
ルールとしては、「1:定められた周回数を制限時間内にクリアするとゴール」「2:制限時間内にチェックポイントを通過すればタイムが追加される」「3:フィニッシュする前に制限時間が無くなるとゲームオーバーになる」がある。
リッジレーサーのゲームシステム
ドリフト
ドリフト走行をするための方法は以下の通り。
・ステアリングを切り、マシンが曲がり始めたら一度アクセルを離して再び踏む。
・ステアリングを切りつつ、ブレーキを一瞬踏む。
・ステアリングを切ってから一瞬アクセルを離し、その瞬間にブレーキを踏む。
PlayStation版では、路面とほぼ並行にドリフトする「サイレントドリフト」という半バグ技が存在する。成功するとグリップ走行と同じように無音で曲がり始めるが、本来の最高速度以上に加速する。この技を利用すると残り時間が99秒以上になり、カウンターストップする。
タイム計測方法
スタートし、コース上のフィニッシュラインを通過するとタイム計測が開始される。ただし、制限時間はスタート直後から減り続けため、本作ではスタート後に一定距離を逆走し、スタートライン通過時の速度を稼いでタイムを伸ばすことも可能。
ただし、タイム制限が存在しなくなったシリーズ作品では、タイムアタックモードでこの動作を行うと失格となる。
モード・コース

コースは複合カーブのステージや急コーナーのあるステージなどさまざま。
車もオートマティック車とマニュアル車を選択できる。レース中に流れるBGMを変えることもできるので、BGMでテンションをあげてプレイすることができる。
初級
規定周回数は2周。開始時制限時間66秒、最高速度165km/h(コース選択時は160km/hと表示)。
最も簡単なコースで気軽に楽しめる。2周することでゲームを終える。最高速度は低いので初心者レベル。
中級
規定周回数は3周。開始時制限時間59秒、最高速度211km/h(コース選択時は200km/hと表示)。
周回数は3周で初級と同じコースを回る。最高速度は初級より上がり、レースの難易度も上がる。
上級
規定周回数は3周。開始時制限時間52秒、最高速度216km/h(コース選択時は200km/hと表示)。
最高速度は中級と同じ。しかし走るコースのカーブが多い。難易度は非常に高い。
T.T.(タイムトライアル)
規定周回数は3周。開始時制限時間47秒、最高速度231km/h(コース選択時は220km/hと表示)。このモードのみライバルと1対1でレースする。
最高速度が一番高く、ノーミスでクリアしたときの爽快感は高い。
リッジレーサーの登場人物・キャラクター
ノーマルカー
#3 F/A RACING

目次 - Contents
- リッジレーサーの概要
- リッジレーサーのあらすじ・ストーリー
- リッジレーサーのゲームシステム
- ドリフト
- タイム計測方法
- モード・コース
- 初級
- 中級
- 上級
- T.T.(タイムトライアル)
- リッジレーサーの登場人物・キャラクター
- ノーマルカー
- #3 F/A RACING
- #4 RT RYUKYU
- #2 RT YELLOW SOLVALOU
- #12 RT BLUE SOLVALOU
- 「ギャラクシアン」でパーフェクトを達成すると使用できるマシン
- #15 RT PINK MAPPY
- #5 RT BLUE MAPPY
- #16 GALAGA RT PLID'S
- #6 GALAGA RT CARROT
- #18 RT BOSCONIAN
- #8 RT NEBULASRAY
- #7 RT XEVIOUS RED
- #17 RT XEVIOUS GREEN
- デビルカー
- #13 13th RACING
- #0 WHITE ANGEL
- リッジレーサーの用語
- ドリフト
- ステアリングコントローラ
- リッジレーサーの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 「ヒットしたら結婚してあげる」という約束を反故にされたプログラマーがいる説
- コースデザインに大出ゼネコンでの経験を生かした開発者の佐々木建仁