アレッシー(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

アレッシーとは、『ジョジョの奇妙な冒険』Part3『スターダスト・クルセイダース』に登場する38歳独身の敵スタンド使い。無力な子どもを痛めつけるのが大好きというゲスな性格をしている。スタンド「セト神」でターゲットを子どもにしてから殺すのが基本戦法。セト神は戦闘能力がほとんどなく、本体のアレッシーも子どもの承太郎にボコボコにされる程度にはひ弱だ。
ターゲットを子どもにして無力化できるが、ポルナレフのように生まれついてのスタンド使いがターゲットの場合は逆転されるリスクがある。

アレッシーの概要

アレッシーとは、『ジョジョの奇妙な冒険』Part3『スターダスト・クルセイダース』に登場する38歳独身の敵スタンド使い。無力な子どもを痛めつけるのが大好きというゲスな性格をしている。スタンド「セト神」でターゲットを子どもにしてから殺すのが基本戦法。セト神は戦闘能力がほとんどなく、本体のアレッシーも子どもの承太郎にボコボコにされる程度にはひ弱だ。
ターゲットを子どもにして無力化できるが、ポルナレフのように生まれついてのスタンド使いがターゲットの場合は逆転されるリスクがある。

アレッシーのプロフィール・人物像

CV:小野坂昌也(TVアニメ版)、垂木勉(ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険』)

ポルナレフと承太郎を襲撃した刺客。DIOには金で雇われている様子で、ンドゥールやマライアのように忠誠を誓ってはいないようだ。自分が「大人」であることに拘り、子どもを痛めつけて喜ぶゲスな男。
スタンド「セト神」でターゲットを子どもにしてから殺すのが基本戦法。強力なスタンドだが直接戦闘する力はなく、本体のアレッシーも子どもの承太郎に肉弾戦で負けるほど弱い。

アレッシーの来歴・活躍

子どもの底力

子どもになったポルナレフに襲い掛かるアレッシー。

ジョセフ・ジョースターとモハメド・アヴドゥルが「バステト女神」のスタンド使い・マライアと戦っている間、空条承太郎(くうじょう じょうたろう)と共にいたジャン・ピエール・ポルナレフは自分たちを付け狙う不審な男を発見する。すぐさまシルバー・チャリオッツで戦闘に入るポルナレフだったが、男は自身の影と一体化したスタンドを一瞬見せただけで逃げ出してしまった。ポルナレフはすぐ近くにいた承太郎を呼び寄せようとしたが、承太郎はポルナレフの名前を呼びながらどこかへ行ってしまう。
近くのガラスに映りこんだ自分を見たポルナレフは驚愕する。なんとポルナレフは7歳ほどの子どもの姿になっていたのだ。ポルナレフは承太郎と合流しようとするが、承太郎の名前を思い出すことができない。離れたところから様子を伺っていた男、アレッシーはポルナレフが子どもになったのを確認して姿を現した。アレッシーのスタンド「セト神」は、アレッシーの影に交わった人間を若返らせることができるのだ。子どもにされた人物は記憶も肉体に合わせて徐々に後退し、スタンド能力を得た年齢より若返るとスタンドを使えなくなってしまう。
ポルナレフはアレッシーに襲われるが、生まれつきのスタンド使いであるポルナレフはシルバー・チャリオッツを出して応戦する。しかしチャリオッツもポルナレフの肉体に合わせて小さくなっており、セト神と真っ向勝負して勝てる力はなかった。ポルナレフはダメージを負いながらもアレッシーを負傷させてその場から逃げることに成功する。すると一般人の女性(TVアニメ版ではマレーナという名前がついている)が通りかかり、怪我をしているポルナレフを自宅へ連れ帰って手当てをしてくれる。
なんの見返りも求めない純粋な親切に喜ぶポルナレフだったが、アレッシーが女性の自宅に侵入してくる。女性はセト神の餌食となって、手のひらの大きさ程の胎児にされてしまった。速やかにアレッシーを倒さなくては、女性が死んでしまう。
ポルナレフは度胸と機転でアレッシーを翻弄し、小さなチャリオッツでアレッシーの顔面をズタズタにすることに成功する。アレッシーが窓を突き破って路地へと逃れると、なんとそこには承太郎が立っていた。ポルナレフは承太郎のことをすぐに思い出すことができず、警告が遅れる。結果、承太郎もセト神の餌食となり、スタンド能力を得ていない7歳ほどの子どもになってしまった。勝利を確信して凶器を振りかぶったアレッシーだったが、その顔面に小さな拳が飛んできた。承太郎は幼い頃から「やるときはやる」性格だったので、大人と喧嘩する度胸のないアレッシーに後れを取るはずもない。アレッシーは子どもの承太郎にボコボコにされて気を失い、意識を取り戻してから大人に戻った承太郎とポルナレフに強烈なダメ押しを食らって敗北した。
自宅で目を覚ました女性は、自分を守ってくれた勇敢な男の子を探して通りへ出る。ポルナレフの耳飾りを見た女性は彼を呼び止めようとするが、ポルナレフはこれ以上彼女を巻き込まないために全くの他人のふりを貫いた。承太郎は何も言わず、ポルナレフの肩を叩いて微笑むのだった。

アレッシーのスタンド:セト神

スタンドとは

「スタンド」とは、その人を守ってくれる守護霊のようなものである。スタンドはひとりの人間につき一能力。スタンドを自由自在に意志で操れる人間を「スタンド使い」と呼ぶ。
スタンドを傷つけられると、スタンド使いも傷つく。またスタンドはスタンドでしか倒せない。スタンドという名称は「そばに立つ(スタンド・バイ・ミー)」という意味から来ている。
スタンドは基本的に普通の人間には見る事ができず、スタンド使いから離れれば離れるほどスタンドのパワーは弱くなる(『ジョジョの奇妙な冒険』15巻124ページより抜粋)。

ステータス

破壊力 - D / スピード - D / 射程距離 - E / 持続力 - C / 精密動作性 - D / 成長性 - D
(A-超スゴイ B-スゴイ C-人間並 D-ニガテ E-超ニガテ)

エジプト9栄神の1つ、嵐と暴力を司る「セト神」の暗示を持つ。

能力:セト神に触れた者を若返らせる

セト神の餌食となり、子どもになってしまったポルナレフ。

セト神はアレッシーの影と同化しているスタンド。この影に触れたものは肉体が若返っていく。若返る年数は影に触れている時間に応じて長くなり、10数秒も触れていれば胎児にまで戻ってしまう。
セト神の影響下に置かれた人物は、記憶や思考力も年齢に応じて徐々に戻っていく。また、生まれつきのスタンド使いではない者は、スタンドを身に着けた年齢より若返るとスタンドを失う。
アレッシーの影と一体化しているため、アレッシーが武器を持つとその武器もスタンドに反映される。ただし操作性や破壊力はいまいちなので、基本的にアレッシーはスタンド能力を使った直接戦闘は避ける。

アレッシーの関連人物・キャラクター

ジャン・ピエール・ポルナレフ

DIOの討伐を目指して旅をするジョースター一行の仲間。達人の剣技を誇るスタンド「シルバー・チャリオッツ」の使い手。フランス出身で、妹シェリーを殺したJ・ガイルを探していた。インドでJ・ガイルに出会い、かたき討ちを果たす。
アレッシーの能力の餌食となり、子どもに戻ってしまう。ポルナレフは生まれついてのスタンド使いだったためシルバー・チャリオッツは失わなかったが、チャリオッツもポルナレフに合わせて小さくなってしまった。ひとりで途方に暮れていたところを親切な女性に助けられる。

renote.net

空条承太郎(くうじょう じょうたろう)

shuichi
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@shuichi

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エンヤ婆/エンヤ・ガイル(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

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エンヤ婆/エンヤ・ガイルとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第3部『スターダストクルセイダース』に登場する敵スタンド使いで、DIOにスタンドについて指南した魔女。ポルナレフの妹の仇であるJ・ガイルの母親で、息子を「心のきれいな子」と呼んで溺愛している。J・ガイルがジョースター一行に殺害されたことで激昂し、自ら始末するためにパキスタンへ向かう。 ジョースター一行に敗北した後、DIOの情報を引き出すために拘束されていたが、DIOに雇われたスティーリー・ダンに殺害された。

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フォーエバー(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

フォーエバー(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

フォーエバーとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第3部『スターダストクルセイダース』に登場するオランウータンのスタンド使い。ジョジョ史上初となる人間以外のスタンド使いだ。多面パズルを容易く解く高い知能を持っている反面、人間の女性のポルノを好んだり、家出少女アンに襲い掛かったりする好色な性質がある。承太郎に敗北して命乞いをするが、多くの船員を殺害していたため聞き入れられず、駆除された。 船と一体化したスタンド「力(ストレングス)」の使い手。

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ズィー・ズィー(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

ズィー・ズィー(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

ズィー・ズィーとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第3部『スターダストクルセイダース』に登場する敵スタンド使いで、腕だけが筋骨隆々の男。年代物の古い車の姿をしたスタンド「運命の車輪(ホウィール・オブ・フォーチュン)」の使い手。見た目はボロいが戦車並みのパワーを持ち、地中を掘り進んだり、車体が変形して狭い隙間を通ったりと、ターゲットをどこまでも追跡して攻撃することができる。 インドからパキスタン国境へ向かう山の中でジョースター一行を襲撃した。

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