アヌビス神(スターダストクルセイダース)の徹底解説・考察まとめ

アヌビス神とは、『ジョジョの奇妙な冒険』Part3『スターダスト・クルセイダース』に登場する敵で、意思を持ったスタンド。本体は500年前のエジプトの刀鍛冶キャラバン・サライで、既に死亡している。アヌビス神の刀を手に取った者は意識を乗っ取られ、剣技の達人となる。アヌビスは石で出来た柱をバターのように切断する切れ味を持ち、戦った相手のデータを完璧に覚えるため、一度剣を交えた相手には決して負けない。作中ではポルナレフに取りついたことでシルバー・チャリオッツとの二刀流になり、承太郎を大いに苦戦させた。
アヌビス神の概要
アヌビス神とは、『ジョジョの奇妙な冒険』Part3『スターダスト・クルセイダース』に登場する敵で、意思を持ったスタンド。本体は500年前のエジプトの刀鍛冶キャラバン・サライで、既に死亡している。アヌビス神の刀を手に取った者は意識を乗っ取られ、剣技の達人となる。アヌビスは石で出来た柱をバターのように切断する切れ味を持ち、戦った相手のデータを完璧に覚えるため、一度剣を交えた相手には決して負けない。作中ではポルナレフに取りついたことでシルバー・チャリオッツとの二刀流になり、承太郎を大いに苦戦させた。
アヌビス神のプロフィール・人物像

CV:松本保典(TVアニメ版)、長嶝高士(ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険』)
500年前のエジプトの刀鍛冶キャラバン・サライが打った刀に宿ったスタンド能力。本体はキャラバン・サライだが既に死亡しているため、スタンドの意思だけでひとり歩きをしている。博物館にしまわれていたところをDIOに発見され、部下となった。
コム・オンボの町で牛飼いの青年に取りつき、ポルナレフを襲撃する。一度は敗北するが、別の人物に取りついて再度襲撃し、偶然としか言いようのない経緯でポルナレフに取りついてしまう。承太郎はシルバー・チャリオッツとアヌビス神の二刀流に大苦戦することになる。
アヌビス神の来歴・活躍
ふたりの剣の達人

アヌビス神に乗っ取られたポルナレフ(奥)とそのスタンド、シルバー・チャリオッツ(手前)。
DIOのいるカイロを目指すジョースター一行は、コム・オンボという町に立ち寄る。そこでジャン・ピエール・ポルナレフは「アヌビス神」を名乗るスタンド使いの襲撃を受けた。彼の刀は物体を透過してポルナレフだけを切り裂き、石で出来た柱をバターのように切断してポルナレフを追い詰める。剣の達人のスタンド「シルバー・チャリオッツ」を持つポルナレフは、「チャリオッツの剣針を飛ばす」という奥の手を使ってアヌビス神を倒した。ポルナレフは男が持っていた刀を警察に預けるために回収してその場を去る。
道中、空条承太郎(くうじょう じょうたろう)と合流したポルナレフは、刀を持ったまま床屋に立ち寄る。店主に刀を預けて顔を剃ってもらおうとしたポルナレフだったが、今度は店主がアヌビス神として襲ってきた。アヌビス神は本体を持たないひとり歩きしているスタンドで、刀を鞘から抜いた者の精神を乗っ取って活動するのだ。ポルナレフはシルバー・チャリオッツで応戦するが、アヌビス神は一度戦った相手の情報を完璧に覚えて対応し、同じ相手には決して負けないという能力を持っていた。絶体絶命に陥ったポルナレフだったが、承太郎が助けに入り、スタープラチナでアヌビス神の刀身を白羽取りしてへし折ることで無力化した。
アヌビス神が鞘から抜かれた状態で手にした人間を乗っ取ると判明したため、ポルナレフは柄を触らないようにアヌビス神を鞘に納める。そこに騒ぎを聞きつけた警官が駆けつけ、ポルナレフから刀を取り上げようとして鞘を引っ張ってしまった。ポルナレフは抜き身のアヌビス神を手にしたことで乗っ取られ、承太郎に挑みかかる。刀身を折られてリーチが短くなったとはいえ、スタープラチナのスピードを覚えたアヌビス神は承太郎を圧倒する。承太郎は「ポルナレフを殺す気で挑まなければ負けてしまう」と確信するが、アヌビス神はさらにポルナレフのシルバー・チャリオッツとの二刀流を繰り出してきた。最強のスタープラチナを持つ承太郎だが2人の剣の達人の前には成すすべもなく、もろに胴体にアヌビス神の突きを食らってしまった。アヌビス神は勝利を確信し、承太郎の内臓をズタズタにするために全力で刀身を押し込む。
承太郎はこの時を待っていた。自分の腹に突き刺さったアヌビス神に向かってスタープラチナの拳を何度も振り下ろし、刀身をどんどん砕いていく。刃を失った柄まで粉々に砕いて、承太郎はアヌビス神に勝利した。承太郎自身も無事ではすまない、ギリギリの勝利だった。
しかしアヌビス神はまだ生きていた。承太郎が白羽取りで折った刀身の半分がまだ残っていたからだ。キラキラ光る刃に興味を持った子どもが拾ってしまい、アヌビス神は4人目の肉体を得る。ポルナレフと共に立ち去ろうとする承太郎に向けて刃を投擲したアヌビス神だったが、子どもが落とした飴に食いついた野良犬イギーに躓いて狙いが外れ、ナイル川に落下してしまう。水中の生き物が刀に興味を持つはずもなく、自力で動くことのできないアヌビス神はそのまま川底で錆びついていった。
アヌビス神の能力
スタンドとは
「スタンド」とは、その人を守ってくれる守護霊のようなものである。スタンドはひとりの人間につき一能力。スタンドを自由自在に意志で操れる人間を「スタンド使い」と呼ぶ。
スタンドを傷つけられると、スタンド使いも傷つく。またスタンドはスタンドでしか倒せない。スタンドという名称は「そばに立つ(スタンド・バイ・ミー)」という意味から来ている。
スタンドは基本的に普通の人間には見る事ができず、スタンド使いから離れれば離れるほどスタンドのパワーは弱くなる(『ジョジョの奇妙な冒険』15巻124ページより抜粋)。
ステータス

破壊力 - B / スピード - B / 射程距離 - E / 持続力 - A / 精密動作性 - E / 成長性 - C
(A-超スゴイ B-スゴイ C-人間並 D-ニガテ E-超ニガテ)
エジプト9栄神の1つで、冥府の神、墓地の守護神である「アヌビス神」の暗示を持つ。
能力
鞘から抜いた人物の意識を乗っ取る

アヌビス神が乗っ取った床屋の店主(上)と、襲撃されるポルナレフ(下)。
アヌビス神そのものである刀を鞘から抜いた者は、アヌビス神に意識を乗っ取られる。
剣の達人
アヌビス神は剣の達人だ。意識を乗っ取った者の体を使い、ポルナレフのシルバー・チャリオッツにも見劣りしない剣技を繰り出す。
物体を透過する
アヌビス神の刃は、斬りたくないと思う物体を透過することができる。柱の向こうにいる人物を柱越しに斬ることができるし、服を斬らずに肉体だけを斬りつけることもできる。
アヌビス神の関連人物・キャラクター
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