『死霊館 最後の儀式』とは2025年に公開されたアメリカのホラー映画である。監督を務めるのはマイケル・チャベス。本作は「死霊館ユニバース」の9作目であり、完結編となっている。ペンシルベニア州で暮らす一家が呪いの鏡による怪異現象に襲われた。心霊研究家の調査を休んでいたため依頼を受ける気のなかったロレイン・ウォーレンとエド・ウォーレンの夫妻であったが、娘のジュディ・ウォーレンの熱意に負け依頼を引き受けることとなる。調査を進めていくうちに事件が夫妻と因縁のある悪魔の仕業であることが明らかになる。
ジュディとトニーの結婚式に参列している。白と赤の衣装を着た女性。シリーズ3作目である『死霊館 エンフィールド事件』(2016年)に登場している。4人の子供を育てるシングルマザー。
ジャネット・ホジソン(演:マディソン・ウルフ)
ジュディとトニーの結婚式に参列している。赤いネックレスをしたペギーの手前に立つ女性。シリーズ3作目の『死霊館 エンフィールド事件』で、亡霊に取り憑かれたホジソン家の次女。
デヴィッド・グラツェル(演:ジュリアン・ヒリアード)
ジュディとトニーの結婚式に参列している。眼鏡をかけて蝶ネクタイをしている青年。『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』で、悪魔に取り憑かれていた。
ジェームズ・ワン(演:本人)
「死霊館ユニバース」の創作者。ジュディとトニーの結婚式に参列している。シンディの奥にいる男性。
ナタリア・サフラン(演:本人)
本作で製作総指揮を務めている女性。ピーコックグリーンのような色の衣装を着ている。
『死霊館 最後の儀式』の用語
堅信礼(けんしんれい)
ヘザーがミサで受けたもの。幼児洗礼を受けた者が、10代半ばに自己の信仰を堅く誓う儀式。信仰を自ら認める行いは、子供から青年への道を進む門出の意味合いも含んでいる。
スロース
ヘザーの生まれた時の姿が『グーニーズ』のスロースみたいであると周囲から言われていたものとして、ヘザーに話すドーン。『グーニーズ』は1985年に製作されたアメリカの冒険映画である。監督を務めるのはリチャード・ドナー。原案はスティーヴン・スピルバーグが手がけている。ドーンはジョン・マトゥザックの演じるスロース(ロトニー・フラッテリー)のことを言っており、顔などが奇形となっている。
雷管(らいかん)
雷管とは火薬を爆発させるための発火装置のこと。トニーが警官を辞職する原因となった事件の際、犯人に突きつけられた散弾銃は不発に終わったが、中には弾が入っていた。雷管が詰まっていたことでトニーは命拾いしたのである。
『死霊館 最後の儀式』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
ロレイン・ウォーレン「あなたは木を見るだけで森を見てない。」 ジュディ・ウォーレン「墓を見て幽霊を見ない。」
講演後にウォーレン家の3人がレストランで食事をしていた時のことである。講演会の参加者は激減し、意気消沈のエド。彼は心霊現象を専門とする自身の仕事をコメディ番組のコントのようなものであると話していた。そんなエドに対し話を聞いていたロレインは「あなたは木を見るだけで森を見てない。」 と言い、間を置かずにジュディは「墓を見て幽霊を見ない。」と続けた。彼らの仕事は講演ではなく霊や悪魔に苦しめられている人々を助けることである。ウォーレン夫妻は1,000件に及ぶ依頼を受けてきており、それだけの人を助けてきていた。一部のことに囚われているエドを嗜めるセリフとなっている。それに加えジュディのセリフは心霊研究家でありながら娘が霊感によって苦しんでいることや、レストランにいる霊の存在に気付いていないエドを表すセリフとしても捉えられるものとなっている。霊に気付いたジュディは小さくまじないを唱え、そんな彼女の手にロレインは自身の手を重ねていた。
ジュディ・ウォーレン「子供の頃は理解できなかった。なぜ知らない人を助けるのか。今も分からない。なぜ自分がここにいるのか。でもここにいる。彼らは助けを求めてる。」
ゴードンの棺に触れ、彼が自殺した現場を霊視したジュディ。彼女はその後、ゴードンが最後に行った場所がペンシルベニア州であることを知り、単身でそこに向かう。そうしてスマール家で彼女を追ってきたウォーレン夫妻やトニーと合流した。夫妻は彼女を連れてすぐに帰ろうとしたが、それをジュディは「子供の頃は理解できなかった。なぜ知らない人を助けるのか。今も分からない。なぜ自分がここにいるのか。でもここにいる。彼らは助けを求めてる。」と言って拒む。ジュディの熱意に負け、夫妻とトニーはスマール家に留まることとなった。ジュディは何かが自身をスマール家に来させた気がすると話しているが、それが何かは明確になっていない。ジュディを呼び寄せたのは、彼女が鏡の元に戻ってくるのを待っていた悪魔であるのか、それともゴードンがウォーレン夫妻に助けを求めようとしていたものであるのか、どちらにも捉えられるようになっている。しかし原因よりも、自身のいる場所に困っている人がいるというシンプルな事実が彼女を突き動かしていた。ジュディは一度鏡の悪魔から逃げたウォーレン夫妻に決着をつけるチャンスを作っていた。
ロレイン・ウォーレン「目をそらさないで。見るのよ。逃げないで。」
スマール家の廊下で鏡の中の悪魔が暴走し、トニーの足は鏡と床に挟まれたまま引き摺られていた。それをエドが全身を使って食い止めながら、背後にいるロレインとジュディに逃げるよう叫ぶ。この時すでにエドは発作を一度起こしかけており、ジュディも一度死にかけていた。床を這って逃げようとするジュディのそばで、ロレインは今度こそ逃げないと誓う。そしてこれまでジュディに対して霊を見ないようにするまじないを教え、霊を無視することを言い聞かせてきたロレインであったが、ここでは逃げようとするジュディを止め「目をそらさないで。見るのよ。逃げないで。」と彼女を勇気づける。そしてロレインとエド、ジュディの3人で鏡を押さえながらジュディが悪魔の存在を否定するまじないを唱えた。直後に悪魔の叫び声と共に爆風が窓を抜けていった。幼少期からジュディに霊を見ないようにと教えてきたロレイン。それは心霊研究家として依頼を受け始めた夫妻が初めて出会った悪魔から逃げ続けていた時のロレインの考えである。ロレインは本作でその悪魔から逃げるのを止め、そしてジュディは自身の持つ霊能力を否定し続けるのを止めることとなった。ジュディはシリーズの過去の作品からも自身の能力を受け入れたことはなかった。本作はロレインがジュディに戦いの場で霊との向き合い方を教える最後の儀式にもなっている。ジュディは自身の能力を受け入れ、戦いの最後には自らの意思でその能力を使い悪魔を封じた。
『死霊館 最後の儀式』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
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目次 - Contents
- 『死霊館 最後の儀式』の概要
- 『死霊館 最後の儀式』のあらすじ・ストーリー
- ウォーレン夫妻が調査を休んでいる間に起きた鏡による怪異事件
- ウォーレン夫妻が過去に放棄した事件に関与する悪魔との再会
- 成長したジュディと再会する時を待ち侘びていた悪魔
- 『死霊館 最後の儀式』の登場人物・キャラクター
- ウォーレン家
- ロレイン・ウォーレン(演:ヴェラ・ファーミガ)
- エド・ウォーレン(演:パトリック・ウィルソン)
- ジュディ・ウォーレン(演:ミア・トムリンソン)
- ウォーレン家の関係者
- トニー・スペラ(演:ベン・ハーディ)
- ゴードン神父(演:スティーヴ・コールター)
- スマール家
- ジャネット・スマール(演:レベッカ・コールダー)
- ジャック・スマール(演:エリオット・コーワン)
- ヘザー・スマール(演:カイラ・ロード・キャシディ)
- ドーン・スマール(演:ボー・ガズドン)
- ウォーレン夫妻の調査関係者
- ブラッド・ハミルトン(演:ジョン・ブラザートン)
- ドリュー・トーマス(演:シャノン・クック)
- カメオ出演
- キャロリン・ペロン(演:リリ・テイラー)
- シンディ・ペロン(演:マッケンジー・フォイ)
- ペギー・ホジソン(演:フランセス・オコナー)
- ジャネット・ホジソン(演:マディソン・ウルフ)
- デヴィッド・グラツェル(演:ジュリアン・ヒリアード)
- ジェームズ・ワン(演:本人)
- ナタリア・サフラン(演:本人)
- 『死霊館 最後の儀式』の用語
- 堅信礼(けんしんれい)
- スロース
- 雷管(らいかん)
- 『死霊館 最後の儀式』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- ロレイン・ウォーレン「あなたは木を見るだけで森を見てない。」 ジュディ・ウォーレン「墓を見て幽霊を見ない。」
- ジュディ・ウォーレン「子供の頃は理解できなかった。なぜ知らない人を助けるのか。今も分からない。なぜ自分がここにいるのか。でもここにいる。彼らは助けを求めてる。」
- ロレイン・ウォーレン「目をそらさないで。見るのよ。逃げないで。」
- 『死霊館 最後の儀式』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- ジュディの唱えるまじないの元ネタは童謡の「Lucy Locket lost her pocket」
- 「死霊館ユニバース」創作者のジェームズ・ワンやシリーズの出演者に製作総指揮者までが集った結婚式
- ヴェラ・ファーミガとマイケル・チャベスが撮影時に体験した怪奇現象
- 『死霊館 最後の儀式』の主題歌・挿入歌
- OP(オープニング):ベンジャミン・ウォルフィッシュ「Last Rites」
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