ラテン・アメリカの旅(ディズニー映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ラテンアメリカの旅』とは1943年に公開されたディズニーの映画作品である。ディズニースタジオのアニメーターがスケッチ旅行として南米大陸4か所の国と地域を訪れるストーリー。スタッフが現地の様子をスケッチしている様子や各国の美しい風景が紹介されるパートと、スケッチをもとに生まれたアニメーションのパートに分かれている。アニメーションでは音楽に合わせたリズミカルな映像が評判を呼び、1943年のアカデミー賞楽曲部の3部門でノミネートされた。本作の続編として1945年には『三人の騎士』が公開されている。
『ラテンアメリカの旅』の概要
『ラテンアメリカの旅』(原題:Saludos Amigos)とはウォルトディズニー製作の長編アニメーションで、実写パートとアニメーションパートに分かれたオムニバス形式の映画作品である。1942年8月24日にブラジルで先行公開され、翌年の1943年2月6日にアメリカで公開。日本では戦後の1957年3月20日に公開された。
ディズニースタジオのアニメーターたちがペルーのチチカカ湖・アンデス山脈からチリ・アルゼンチンのパンパス・ブラジルのリオデジャネイロの4か所を訪れ、スケッチを行うストーリー。各地でのステッチの後に誕生したアニメーション4作品を楽しむことができる。『ドナルドのアンデス旅行』ではドナルドダックがチチカカ湖やペルーの街を散策し、ラマと共に登山に行く様子が描かれ、『小さな郵便飛行機ペドロ』は郵便飛行機の子供の郵便配達を通じてアンデス山脈を越えることの過酷さが伝えられている。『グーフィーのガウチョ』ではアメリカのカウボーイとアルゼンチンのガウチョの違いについてコミカルに描かれ、最後の『ブラジルの水彩画』では美しい草花や鳥たちがいる自然と、サンバなどの明るく楽しい雰囲気の両方を併せ持つブラジルの魅力が水彩画になって表されている。4作品目の『ブラジルの水彩画』はディズニーの人気キャラクターの一人「ホセ・キャリオカ」が初登場した作品でもある。
作中では「Aquarela do Brasil」や「Tico-Tico no Fubá」などをはじめ南米のリズミカルな楽曲や伝統的なカントリーミュージックを楽しむことができ、典型的な“ラテンアメリカらしさ”を味わえる。公開された年である1943年度、第16回のアカデミー賞では主題歌賞(主題歌のSaludos Amigos)・作曲賞・音響録音賞の3部門でノミネートされた。また、アメリカの非営利団体である映画批評会議「ナショナル・ボート・オブ・レビュー」からナショナル・ボート・オブ・レビュー賞・ドキュメンタリー映画賞も授与されている。
『ラテンアメリカの旅』のあらすじ・ストーリー
ドナルドのアンデス旅行
ドナルドダックは旅行でチチカカ湖を訪れている。アンデス山脈が近いこの地域では標高が高く、高山病になる危険性がある。ドナルドは初め自分なら大丈夫だと安心していたが、ナレーターの説明を聞いているうちに自分にもめまい・動機・耳のつまり・頭痛の症状が出初めて、元気をなくしてしまう。
場面は湖に変わり、ドナルドは「バルサ」と呼ばれる葦で作られたボートに乗ろうとしている。早速出発しようと岸繋がれている縄を解こうとした。しかし実際に引っ張ったのはボートを編んでいた草の結び目で、ボートはあっという間にほどけてなくなり、ドナルドは湖に落水してしまった。気を取り直して新しいバルサに乗り出発する。チチカカ湖の上では突然の強風や無風状態に合うことがあり、ドナルドも例にもれず遭遇してしまう。バルサの帆を下した瞬間に強風が吹きバルサが浮いてしまうほどのスピードで湖を駆け抜けていく。すると次の瞬間、急に風が止みバルサが急停止する。ドナルドは急停止の衝撃に耐えられず、バルサから身を投げ出されて飛び石のように湖を渡って岸に上がってしまった。陸に上がっても止まることができず、屋外でパンの生地を捏ねている人の前に突っ込んでしまい、生地と共に捏ねられてしまう。
ドナルドはパン屋から逃れるとそのまま街の散策に向かった。街は現地の人々が笛を吹いていたり、市場で買い物をしたりと活気にあふれている。アンデス山脈周辺の街では強風や傾斜に耐えられるように頭か足のどちらかを出し、体を斜めにした状態で歩いている人を見ることができる。ドナルドは物珍しそうにあちこちの様子をカメラに収めていった。
街の一角では少年がラマに芸を教え込んでいる。ラマは少年の笛に合わせて立ったり座ったり、回って見せたりしている。少年とラマの様子を見ていたドナルドは、少年にジェスチャーを使って自分も笛を吹いてみたいと伝えて笛を貸してもらうことにした。笛だけでなく少年が身につけていた帽子やポンチョも自分の服と交換してもらい、ノリノリで写真を撮ってもらっている。そして元気一杯に笛を吹くが、音が外れてしまい少年のようにきれいな音色が出ない。ラマはひどい音色に顔をしかめるが、笛に合わせて体が動いてしまうためおかしな動きをせざるを得ない。一方ドナルドはラマの様子を全く気にせずリズミカルな曲を吹き始める。ラマは笛に合わせて再び踊らされてしまい機嫌を損ねる。
ドナルドはラマと共に登山に出掛けようとしている。先程より笛の腕が上達し、きれいな音色でラマに指示を送る。得意になって進んでいくと、次第に雲が出てきて視界が悪くなり始めた。しかしドナルドは全く気付かずに進み続けている。ナレーターの「吊り橋」という言葉に反応し、周囲を渡すと自分がつり橋の上を歩いていることに気が付いた。雲はなくなり視界が晴れた状態で下にある街の景色がよく見渡せる状態になっている。ドナルドは驚いてラマの首にしがみつくが、ラマが下を見下ろしてしまいドナルドが落ちそうになる。橋の上に挙げてもらおうと笛を吹くが、慌てていて上手に吹くことができない。ラマはパニックになり力尽くでドナルドを持ち上げ、吊り橋に使われている板も一緒に引っ張ってしまう。橋の上に上がれたドナルドがびっくりすると吊り橋が大きく揺れて橋に使われていたほとんどの板が下に落ちてしまった。何も考えず歩き出すラマに、ドナルドは後を追いかけながら残っている板を並べていくが急いでいるうちにラマを追い越してしまい、慌てて戻ると今度はラマとぶつかり再び板を落としてしまう。最後に一枚だけになった板の上に乗り、ラマを上に乗せて2本のロープをつたいながら反対側の山に向かう。ようやく反対側にたどり着いた時にラマが勢いよくドナルドから飛び降り、その反動でロープがちぎれてしまった。ドナルドは急いで自分の手首とロープを結びつけるがすぐにほどけてしまい、そのまま落下する。ドナルドが落ちた先は焼き物屋だった。焼き物と共に傾斜を下るとチチカカ湖に落水し、ツボに乗って大急ぎでチチカカ湖を去った。
小さな郵便飛行機ペドロ
チリのサンティアゴにある飛行場には三機の飛行場家族が暮らしている。大きな機体の父親と、中くらいの機体の母親と、小さな機体のペドロである。ペドロはまだ学校に通っている年齢で、学校では読み書きや計算の他に歴史、自分(飛行機)の体の仕組み、空の飛び方について教えてもらっている。ペドロが上手に空を飛べるようになったら、父親のように郵便物を受け取りに行く仕事をすることになっていた。
ある日、父親が風邪をひいてしまい母親も熱を出し、誰も配達の仕事に出られなくなってしまった。元気なのはペドロしかおらず、急遽ペドロの初飛行が決まる。飛行場があるサンティアゴからアルゼンチンのメンドーサへ行き、郵便物を受け取ったらまた戻ってくるというルートだ。母親から「下降気流を避けて飛ぶように」とアドバイスをもらい、父親からは「アコンカグアには近寄るな」と注意してもらったペドロはやる気いっぱいで走り出す。しかしまだ上手に飛べる段階ではなく、地面ぎりぎりを飛行し、塀や鐘にぶつかりかけながら離陸していった。
飛行場を後にしてしばらく飛んでいると、そのうち落ち着いてきてまっすぐ飛べるようになった。ペドロがチリとアルゼンチンの国境付近を飛んでいると、目の前に大きな山が現れた。父親から聞いたアコンカグア山である。ペドロはすぐに雲で身を隠しながらアコンカグア山の横を足早に通り抜けた。アコンカグア山の付近を通過したら間もなくメンドーサに到着した。手紙入りのバッグを見つけ、予定より早くサンティアゴへ向かう。
初めての仕事が上手くいき、ペドロはすっかり上機嫌になっている。雲の間を細かく縫うように進んでみたり、くるくると回転しながら飛んでみたり、急降下をしてふざけ始めた。するとペドロの前に鳥が現れた。鳥を見たペドロはすっかり集中力を切らしてしまい、後を追いかけてしまった。鳥を追って岩陰を抜けるとアコンカグア山の目の前に出てきてしまった。行きに見た時よりも遥かに近い距離でアコンカグア山の大きさを目の当たりにしたペドロは怯えて凍り付いてしまう。震えながらも帰ろうとするが、今度は雨が降り始めてきた。雨は次第に嵐に代わり、最後は吹雪になった。前に進もうとしても強い雨風が吹いて思うように進めない。さらに吹雪で視界が悪く、周りのとがった岩肌だらけで、あちこちぶつけてしまう。ペドロは上空へ飛べば嵐を回避できると思い、上へ向かおうとするが、手紙が入ったバッグが無いことに気づく。慌ててバッグを拾い、向かい風にあおられながら何とか上空まで飛び続け嵐を回避することができた。あとは無事に飛行場まで帰るだけだがペドロはガス欠を起こし、地上に向かい落下してしまう。
飛行場では一丸となってサーチライトを照らし、ペドロの帰りを待っている。母親は夜になっても戻ってこない息子を心配し、もう二度と会えないかもしれないと涙を流している。するとどこからエンジンのような音が聞こえ、ペドロがよろよろしながら戻ってきた。ペドロはガス欠になった後陸路をたどって帰って来たのだった。ペドロが命を懸けて持ち帰ったバッグにはたった一枚のポストカードしか入っておらず、「旅はとっても楽しいよ」と書かれていた。
グーフィーのガウチョ
アメリカ・テキサスの平原にはカウボーイのグーフィーが住んでいる。グーフィーは飛ばされてアルゼンチンにたどり着く。アルゼンチンでカウボーイは「ガウチョ」と呼ばれている。
カウボーイとガウチョは類似点が多いが、服装は異なっており、グーフィーはガウチョの服に着替えさせられる。帽子やパンツはゆったりとしていて、最後にはポンチョを被るのが特徴だ。ガウチョの服に着替えると今度は馬と写真を撮っている。
ナレーターによるとガウチョにとって馬は恋人のような存在であり、常に行動を共にしている。しかしグーフィーの馬は自由奔放でどこかへ走り出してしまう。グーフィーはすかさず投げ縄を手にして馬を手なづけとする。「馬を手なづけるのは簡単」というナレーターの言葉とは裏腹に、馬は陽気に歩き回り、グーフィーは馬につながっている縄で杭に縛り上げられてしまった。
次のシーンでグーフィーは鞍付けに挑戦している。ガウチョが使う鞍はカウボーイが使うものに似ているが、一番上には分厚く柔らかい布を置くのが特徴だ。この布のおかげで夜は馬の上でもベッドのように眠ることができる。グーフィーが鞍付けを終えて落ち着いていると、ナレーターの「ベッド」という言葉を聞いて馬が大喜びし、グーフィーを下敷きにして自分が柔らかい布の上で眠ってしまった。
今度はアルゼンチン流のバーベキューを楽しんでいる。アルゼンチン流バーベキューの食べ方は独特で、片手にパンと肉を持ち、もう片方の手にナイフを持って食べる。肉をかじり、一口サイズにナイフで切り、今度はパンをかじってナイフで切るというようにリズムよく食べるのがマナーとされている。グーフィーもリズムよく肉とパンを食べ進めていたが食べ物を飲み込むと固い金属のような音が聞こえた。グーフィーは誤ってナイフも食べてしまっていた。
食後、グーフィーは投げ球に挑戦しようとしていた。投げ球はガウチョがよく使う道具の一つで、縄の端には皮に重しを詰めた3つの玉が付いている。今回はこの投げ球を使ってアルゼンチンのダチョウを捕まえるつもりだ。グーフィーは馬に乗り投げ球を使ってダチョウを捕まえることに成功した。するとナレーターが「それではもう一度最初からスローモーションでご覧ください。」と言い、映像が巻き戻され、ダチョウを追いかけるところから始まる。今度は全てのものがスローで動き、グーフィーの体も大きく揺れだしてしまっている。グーフィーは自分のかかとの上にお尻をつき、お尻にブーツの拍車が刺さってしまう。痛さに飛び上がったグーフィーは馬の前に出てしまい、ダチョウと共に投げ球から逃げる側に回ることになる。ダチョウ、グーフィー、馬の順で投げ球から逃げ回り最後は三人とも投げ球に縛られてしまった。
夜になるとグーフィーは美しい星空の下で火をおこし、馬と共にゆったりとくつろいでいる。ギターを弾きながら哀愁漂う歌を歌っていると何度も同じフレーズを繰り返し言い続けてしまう。グーフィー自身も険しい顔をして後ろを振り返るとレコードが使えてしまっていた。歌を歌っていたのはグーフィーではなくレコードの音声だった。曲調が変わり、アルゼンチンの陽気なカントリーミュージックになるとグーフィーは女装をした馬と一緒に踊り始める。馬に足を踏まれたり、口元を蹄で挟まれたりしながらも楽しそうに踊っている。踊っているうちにグーフィーのポンチョに火が付き、そのままテキサスへ戻されてしまう。テキサスの水場に着陸し、無事に消火できたところで物語は終わる。
Aquarela do Brasil(ブラジルの水彩画)
ある人が画用紙に向かい線画を描き始める。Aquarela do Brasilの曲に合わせて茶色の絵の具で山や草花の輪郭を描いていく。川の着彩に入ると曲調が変わり、筆の絵の具も川に合う水色に変わった。川の水はサンバのリズムに合わせて流れ、画用紙の絵に色を流し込んでいく。ブラジルの美しい花やヤシの木、バナナから絵の具が流れ落ちていくとフラミンゴやオオハシが姿を現して歌いだす。皆それぞれ歌に合わせてダンスをしたりくちばしを鳴らしてリズムを取ったりしている。筆は新しくピンク色の食虫花を描き、そこにハチを止まらせた。花がハチを食べると花の中でハチが暴れだして次第にドナルドの姿に変わっていった。
「ここはどこだ?」とうろたえるドナルドの前に傘や帽子、襟が描かれだす。ドナルドは襟からインクを取り、自分も指で雪だるまのような絵を描き始める。筆はドナルドが勝手に絵を描き始めたことに気づき、小さな水たまりを作ってドナルドを落とした。ドナルドは怒ろうとしたが、先程描かれていた帽子や傘に絵が描き足され、黄緑色のオウムが完成した。ホセ・キャリオカの誕生である。ホセは全身の着彩が終わると傘を回しながら陽気に歩み寄り、ドナルドに挨拶をして自分の名刺を渡した。名刺には「Jose Carioca Rio de Janeiro Brasil」と書かれている。ドナルドはポルトガル語に馴染みがなく、読むのに苦戦している。ホセはドナルドに名刺はないのかと聞き、ドナルドも自分の名刺をホセに渡す。名刺を見たホセは自分が話している相手が有名なドナルドダックであると分かり、大興奮してドナルドに抱擁をする。そして自分の故郷であるブラジルの街をドナルドに案内しようかと誘い出す。しかしドナルドはホセの早口なポルトガル語を全く理解できず、何冊もの辞書を使って言葉を調べるがスピードに追い付けずにいる。するとホセが「えぇ、だからつまり、街を案内するよ。」とドナルドと同じ言葉を使ってもう一度提案してきた。ドナルドはようやく意味を理解でき、街を見て回れると知り大喜びでホセについて行く。
道中、サンバを知らないドナルドのためにホセは自分の体や傘を使ってサンバのリズムを刻みだす。ホセの体の動きに合わせて音楽が流れだし、再び音楽と共に筆が動き出す。二人は描かれたばかりのブラジルの街並みを歩いていくと一見のお店にたどり着いた。テラス席には飲み物が入ったボトルとグラスが用意されている。「ソーダ!」と喜ぶドナルドに、ホセが「これはカシャーサである」と教え、二人は乾杯する。ドナルドは未だにカシャーサが何のことか分かっておらず、グラスに注がれた分を一気に飲み干してしまう。カシャーサの強い刺激に目をチカチカさせ、口から火を噴き一気に力が抜けてしまった。一方ホセはカシャーサを飲みなれており、余裕の表情でドナルドが噴いた火を使ってタバコを吸い始める。ドナルドはしゃっくりを出し始め、しゃっくりが次第にサンバのリズムに変わり、再びサンバが流れる。筆はボトルからカシャーサを吸い上げるとサンバに使われる楽器やサンバに合わせて踊る女性のシルエットを描いて場面はブラジルのクラブへと変わる。
ドナルドはクラブの中でノリノリになってサンバを踊っている。場面が徐々に引きになり、ブラジルの夜景となる。画用紙には美しい草花と夜景の水彩画が完成しており、物語が終わる。
『ラテンアメリカの旅』の登場人物・キャラクター
ドナルドダック
CV:クラレンス・ナッシュ(字幕版)/山寺宏一(吹き替え版)
本作では『ドナルドのアンデス旅行』と『Aquarela do Brasil』に登場するアヒルのキャラクター。短く「ドナルド」と呼ばれることが多い。ディズニーを代表するキャラクターの一人である。青いセーラー服を着ていることが多い。活舌が良くないため彼が何と言っているか分からず、周りが苦労することもある。短気ですぐに怒りだしてしまう性格。あまり容量が良くなく、様々な作品の中で登場キャラクターや物などにちょっかいをかけられている。家族が多く、叔父のスクルージ・マクダックや甥である三つ子のヒューイ、デューイ、ルーイなども有名。デイジーダックという恋人がいる。
ペドロ
CV:なし
本作では『小さな郵便飛行機ペドロ』に登場する。チリのサンティアゴにある飛行場で暮らしている小さくて赤い飛行機。風邪をひいて働けなくなった両親に代わり、アルゼンチンのメンドーサまで郵便物を受け取りに行く。まだ幼く、学校に通って勉強や飛行について教えてもらっている。純粋で頑張り屋のいい子。作中では嵐に巻き込まれて自分の身が危ない状態になっても手紙入りのバッグを取りに戻る責任感の強い一面も見せる。
グーフィー
CV:ピント・コルヴィッグ(字幕版)/島香裕(吹き替え版)
本作では『グーフィーのガウチョ』に登場する犬のキャラクター。ドナルドダックと同様にディズニーを代表的するキャラクターである。普段は黄緑色の帽子にオレンジのニットを着ているが、本作ではカウボーイやガウチョの装いをしている。「間抜けな」という意味の英語「Goofy」が名前の由来。名前の通りいつも抜けており、出演作品ではおっちょこちょいな姿を見ることができる。マックスという名前の息子がいる。
ホセ・キャリオカ
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『プリンセスと魔法のキス』とはウォルト・ディズニー・スタジオが制作した2Dアニメーション・ファンタジー・ミュージカル映画。原題は『The Princess and the Frog』。日本では2010年に公開され、ディズニー初のアフリカ系アメリカ人のプリンセス映画として知られる。アメリカ合衆国ニューオーリンズを舞台に、主人公ティアナと王子ナヴィーンを蛙に変えた魔法と、それを解く「プリンセスのキス」をめぐる冒険を描く。
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美女と野獣(ディズニー映画)のネタバレ解説・考察まとめ
フランスの民話を元に1991年に制作されたディズニーの長編アニメーション映画作品。魔女の呪いによって醜い野獣に姿を変えられた古城の王子と美しく聡明な街の娘ベルとの奇跡の愛の物語。ロマンティックな音楽と美しい映像が全編を彩り、信じ合うことで起こる不思議な奇跡が深い感動を呼び起こすファンタジー・ラブストーリー。アニメ作品として初のアカデミー作品賞にノミネートされ、さらに作曲賞と歌曲賞を受賞した。
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アリス・イン・ワンダーランド(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『アリス・イン・ワンダーランド』とは2010年公開のアメリカの3D映画。監督はティム・バートン。ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ配給。原作はルイス・キャロルの児童文学小説『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』。19歳になったアリスが再びワンダーランドに迷い込み、赤の女王に支配されていたワンダーランドを救う。実写とモーションキャプチャーの技術を使い映画化した。映像が素晴らしく童話の世界観を見事に実写化しており、アカデミー賞では衣装デザイン賞をはじめ、3部門で受賞した。
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インサイド・ヘッド(ピクサー映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『インサイド・ヘッド』とは、公開される前からピクサー史上最高傑作と言われた、人間の頭の中が舞台となったアニメ映画である。人間の感情「喜び」「怒り」「悲しみ」「嫌悪」「恐れ」がキャラクターとなり様々なピンチを乗り越えるという内容。それぞれの感情がなぜ必要なのか、子供から大人まで楽しんで見ることの出来る作品である。ピクサー長編アニメーション第1作は『トイ・ストーリー』であり、20年後の2015年に本作が公開されたので「20周年記念作品」とされている。
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ファインディング・ニモ(ピクサー映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ファインディング・ニモ』とは、第76回アカデミー賞で長編アニメ賞を受賞した、ディズニー / ピクサー製作の冒険ファンタジー映画である。 2016年には続編『ファインディング・ドリー』が公開された。人間に捕らえられたニモを助ける為、父親であるカクレクマノミのマーリンが旅の途中で出会ったナンヨウハギのドリーと共に、大冒険を繰り広げる物語を描いている。ニモの居場所がシドニーだと知り、急いで向かう2人に幾度となくピンチが降り注ぐ。旅の終わりに親子の絆を感じる事が出来る、感動が詰まった作品である。
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ポカホンタス(ディズニー映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ポカホンタス』とは1995年に公開されたディズニーアニメ映画33番目の作品。ディズニー映画史上、初めて実在の人物を扱った歴史的映画である。映画中盤の挿入歌「カラー・オブ・ザ・ウィンド(Colors of the Wind)」はアカデミー賞で受賞するほど評判が高い。舞台は17世紀初頭のアメリカ、インディアンのポカホンタスが植民地開拓するためにアメリカ大陸に上陸したジョン・スミスに出会い、お互いに恋に落ちる。人種の壁を越えたロマンスは、ディズニーでは異例ともいえる作品だ。
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カーズ/クロスロード(ピクサー映画)のネタバレ解説・考察まとめ
2017年7月15日に公開されたピクサー映画。ブライアン・フィーの初監督作品。大人気カーズシリーズの第3弾。ベテランレーサーとなったライトニング・マックィーンがシーズン最後のレースで最新テクノロジーを追及した次世代レーサーたちのスピードに圧倒され大クラッシュをしてしまう。「人生の岐路(クロスロード)」に立たされ仲間や新しい相棒に支えられながら運命の決断を迫られる物語。
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ミラベルと魔法だらけの家(ディズニー映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ミラベルと魔法だらけの家』とはウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオによって2021年に公開されたミュージカルファンタジー映画。南米コロンビアの山奥を舞台に、魔法の力を授かった不思議な一家の絆を描いた作品だ。そんな特別な家族の中で唯一、魔法の力を授からなかった主人公ミラベル。普通である彼女が、家族の危機を救うべく奮闘していく物語だ。自分だけが普通だというミラベルの葛藤だけでなく、家族がそれぞれ抱く悩みなど、登場人物たちの内面がミュージカル調で表現されている点も注目である。
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アナと雪の女王2(アナ雪2)のネタバレ解説・考察まとめ
『アナと雪の女王2』は、2019年に公開されたウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ製作による、アメリカ合衆国のコンピュータアニメーション・ミュージカル・ファンタジー映画である。2013年に公開された『アナと雪の女王』の続編となっている。キャッチコピーは「なぜ、エルサに力は与えられたのか―。」であり、エルサの力の謎を解き明かす旅に出る冒険物語が描かれている。4柱(はしら)の風、火、大地、水の精霊を周囲の物を使って姿を表現したり、動物の姿で表現したりしている所が魅力である。
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ベイマックス(ディズニー映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ベイマックス』とはウォルト・ディズニー・アニメーションが2014年に公開した、少年と心優しいロボットの絆と冒険を描いたヒューマン・ヒーロー映画である。原作はディズニー初のマーベルコミック『ビッグ・ヒーロー・シックス』。兄の死で心を閉ざした14歳の天才少年ヒロ。兄が開発したケアロボット”ベイマックス”や友人達と共に、ヒロが兄を失った怒りと悲しみを乗り越えてゆく成長と冒険の物語。ロボットと少年の絆を描くヒューマンドラマと、科学を用いたヒーローアクションの両方が魅力的に描かれている。
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目次 - Contents
- 『ラテンアメリカの旅』の概要
- 『ラテンアメリカの旅』のあらすじ・ストーリー
- ドナルドのアンデス旅行
- 小さな郵便飛行機ペドロ
- グーフィーのガウチョ
- Aquarela do Brasil(ブラジルの水彩画)
- 『ラテンアメリカの旅』の登場人物・キャラクター
- ドナルドダック
- ペドロ
- グーフィー
- ホセ・キャリオカ
- 『ラテンアメリカの旅』の用語
- チチカカ湖
- アコンカグア山
- ガウチョ
- カシャーサ
- 『ラテンアメリカの旅』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- アニメーターのスケッチ
- ホセ・キャリオカの誕生
- Aquarela do Brasil (ブラジルの水彩画)
- 『ラテンアメリカの旅』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 最短の長編作品
- もう1つの制作目的「現実逃避」
- 自慢“されたい”ラテンアメリカの魅力
- 『ラテンアメリカの旅』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:『Saludos Amigos』
- 挿入歌:アロイシオ・デ・オリヴェイラ『Aquarela do Brasil/ブラジルの水彩画』
- 挿入歌:『Tico-Tico no Fubá/チコチコ・ノ・フバ』