白雪姫(ディズニーアニメ映画)のネタバレ解説・考察まとめ
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『白雪姫』とは1937年に公開されたディズニー初の長編アニメーション映画である。
世界一の美しさを持つ王女、白雪姫が継母である女王から逃れ、七人の小人たちと共に森で暮らす数日間を描いたファンタジー作品。
制作は莫大な借金を抱え、周囲に揶揄されながらも、長い年月と多額の費用を費やして行われた。その結果、映画は大ヒットとなり、公開から85年以上たっても多くの人々から愛され続けている。後のディズニー映画作品の発展に大きく貢献した作品とされ、2025年には実写映画の公開が決まっている。
てれすけ(Bashful/バッシュフル)
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CV:スコッティ・マットロー(字幕版)、春風亭枝雀(1958年の吹き替え版)、二見忠男(1980年の吹き替え版)
ひげが長く、青緑色の帽子を被っている。恥ずかしがり屋で事あるごとに顔を赤くし、ひげをいじったり、ひげで顔を隠したりするのが特徴。
白雪姫にお話を聞かせてほしいと頼んでいるシーンでは恋の物語をリクエストするなどロマンチストな一面を持つ。
ねぼすけ(Sleepy/スリーピー)
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CV:ピント・コルヴィッグ(字幕版)、柳家小さん(1958年の吹き替え版)、北村弘一(1980年の吹き替え版)
見た目はてれすけと似ているが、ぼんやりとした半目をしているのが特徴。いつも眠そうにしており、よくハエのような虫が近くにいる。眠っている白雪姫を見て「すんごいカワイ子ちゃん」と言って気に入っている。普段は寝ぼけているが、「女王が白雪姫を捕まえに来たかな」と他の6人がハッとさせられるような発言もする。
くしゃみ(Sneezy/スニージー)
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CV:ビリー・ギルバート(字幕版)、坊屋三郎(1958年の吹き替え版)、槐柳二(1980年の吹き替え版)
茶色の帽子を被っているのが特徴。名前の通り頻繁にくしゃみをしている。普段はただのくしゃみをしているが、時折大きなくしゃみをすることがある。大きなくしゃみをした後は突風のような風が起こり、遠くへ飛ばされてしまうので彼が鼻をムズムズさせていると皆隠れ始める。くしゃみを抑えるには鼻の下を指で押さえるか、ひげを肩結びすると効果がある。
おとぼけ(Dopy/ドーピー)
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CV:エディコリンズ
大きな耳を持ち、ひげがないのが特徴。そして小人の中で唯一言葉を発しない。ごきげんには「口を動かすのは食べる時だけ」と言われている。本編で声を出すのは、白雪姫を怪物と勘違いして逃げ出す時だけである。いつも他の6人から遅れを取っており、おっちょこちょいな性格。誰よりも白雪姫に懐き、仕事前に白雪姫が小人たちを見送る際には一人だけ3回もキスをせがむなどちゃっかりした一面もある。
その他
女王/老婆
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画像左側が本来の姿、右側が魔法で物売りの老婆に変身した姿
CV:ルシル・ラ・ヴァ―ン(字幕版)、北林谷栄(1958年の吹き替え版)、里見京子(1980年の吹き替え版)
本作における悪役。Evil Qeen(イーヴィル クイーン)とも呼ばれいている。
物語冒頭では世界一の美しさを持っているという設定。この地位を保ち続けたいと願っており、日頃から魔法の鏡に「この世で最高に美しい女は誰か」と問いては確認している。白雪姫が自分に代わり世界一美しい存在になると姫の殺害を命じ、その証拠に姫の心臓を持ち帰るよう指示する冷酷な性格。しかし姫の殺害が失敗に終わったと知ると、自分の美しい姿を醜い老婆に変えてまで姫の命を奪おうとする程美に対して深い執念を抱いている。
ディズニーヴィランズ(ディズニー作品における悪役たち)の中でも人気なキャラクターの一人である。
狩人
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CV:スチュアート・ブキャナン(字幕版)、村上冬樹(1958年の吹き替え版)、八代駿(1980年の吹き替え版)
女王に使えている城の狩人。女王から白雪姫を暗殺するように命じられるも、美しく心優しい姫を目前に殺害を決行できず、姫を森に逃がす。姫の心臓の代わりに豚の心臓を持ち帰り女王に渡した。
王子
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CV:ハリー・ストックウェル(字幕版)、五十嵐喜芳(1958年の吹き替え版)、三林輝夫(1980年の吹き替え版)
白い羽の付いた大きい帽子がトレードマーク。白雪姫の美しい歌声を聞き、お城に忍び込む。白雪姫の姿を一目見て恋に落ちる。恥ずかしがって逃げ隠れる白雪姫を引き留めようとしたり、森で眠りについた白雪姫を迎えに行ったりするなど白雪姫の事を一途に慕っている。
魔法の鏡
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レミーのおいしいレストラン(ピクサー映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『レミーのおいしいレストラン』とは、2007年に公開されたディズニー/ピクサー制作のハートウォーミング・コメディな長編アニメーション映画である。監督はブラッド・バード。物語の舞台はフランス・パリ。料理を愛し、フランス料理のシェフになることを密かに夢見るネズミのレミーと、料理が苦手な青年リングイニが出会い、かつて5つ星だったが星を2つ失ってしまったレストラン「グストー」に新風を巻き起こしていく。自分に自信がもてないネズミと人間の成長と友情が描かれた、子どもから大人まで楽しめる作品。
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トイ・ストーリー4(Toy Story 4)のネタバレ解説・考察まとめ
『トイ・ストーリー4』とは、ピクサー・アニメーション・スタジオ製作、ディズニーの大人気シリーズ『トイ・ストーリー』の第4作目である。ある少女のおもちゃ・ウッディとその仲間たちが新しく加わった、プラスチック製フォークで作られたおもちゃ・フォーキーと一緒に冒険するという物語。キャッチコピーは「あなたはまだ─本当の『トイ・ストーリー』を知らない。」。『トイ・ストーリー2』を最後に登場が無かったボー・ピープとウッディたちの再会なども描かれている。
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プリンセスと魔法のキス(ディズニー映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『プリンセスと魔法のキス』とはウォルト・ディズニー・スタジオが制作した2Dアニメーション・ファンタジー・ミュージカル映画。原題は『The Princess and the Frog』。日本では2010年に公開され、ディズニー初のアフリカ系アメリカ人のプリンセス映画として知られる。アメリカ合衆国ニューオーリンズを舞台に、主人公ティアナと王子ナヴィーンを蛙に変えた魔法と、それを解く「プリンセスのキス」をめぐる冒険を描く。
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アリス・イン・ワンダーランド(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『アリス・イン・ワンダーランド』とは2010年公開のアメリカの3D映画。監督はティム・バートン。ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ配給。原作はルイス・キャロルの児童文学小説『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』。19歳になったアリスが再びワンダーランドに迷い込み、赤の女王に支配されていたワンダーランドを救う。実写とモーションキャプチャーの技術を使い映画化した。映像が素晴らしく童話の世界観を見事に実写化しており、アカデミー賞では衣装デザイン賞をはじめ、3部門で受賞した。
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美女と野獣(ディズニー映画)のネタバレ解説・考察まとめ
フランスの民話を元に1991年に制作されたディズニーの長編アニメーション映画作品。魔女の呪いによって醜い野獣に姿を変えられた古城の王子と美しく聡明な街の娘ベルとの奇跡の愛の物語。ロマンティックな音楽と美しい映像が全編を彩り、信じ合うことで起こる不思議な奇跡が深い感動を呼び起こすファンタジー・ラブストーリー。アニメ作品として初のアカデミー作品賞にノミネートされ、さらに作曲賞と歌曲賞を受賞した。
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インサイド・ヘッド(ピクサー映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『インサイド・ヘッド』とは、公開される前からピクサー史上最高傑作と言われた、人間の頭の中が舞台となったアニメ映画である。人間の感情「喜び」「怒り」「悲しみ」「嫌悪」「恐れ」がキャラクターとなり様々なピンチを乗り越えるという内容。それぞれの感情がなぜ必要なのか、子供から大人まで楽しんで見ることの出来る作品である。ピクサー長編アニメーション第1作は『トイ・ストーリー』であり、20年後の2015年に本作が公開されたので「20周年記念作品」とされている。
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ファインディング・ニモ(ピクサー映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ファインディング・ニモ』とは、第76回アカデミー賞で長編アニメ賞を受賞した、ディズニー / ピクサー製作の冒険ファンタジー映画である。 2016年には続編『ファインディング・ドリー』が公開された。人間に捕らえられたニモを助ける為、父親であるカクレクマノミのマーリンが旅の途中で出会ったナンヨウハギのドリーと共に、大冒険を繰り広げる物語を描いている。ニモの居場所がシドニーだと知り、急いで向かう2人に幾度となくピンチが降り注ぐ。旅の終わりに親子の絆を感じる事が出来る、感動が詰まった作品である。
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ポカホンタス(ディズニー映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ポカホンタス』とは1995年に公開されたディズニーアニメ映画33番目の作品。ディズニー映画史上、初めて実在の人物を扱った歴史的映画である。映画中盤の挿入歌「カラー・オブ・ザ・ウィンド(Colors of the Wind)」はアカデミー賞で受賞するほど評判が高い。舞台は17世紀初頭のアメリカ、インディアンのポカホンタスが植民地開拓するためにアメリカ大陸に上陸したジョン・スミスに出会い、お互いに恋に落ちる。人種の壁を越えたロマンスは、ディズニーでは異例ともいえる作品だ。
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カーズ/クロスロード(ピクサー映画)のネタバレ解説・考察まとめ
2017年7月15日に公開されたピクサー映画。ブライアン・フィーの初監督作品。大人気カーズシリーズの第3弾。ベテランレーサーとなったライトニング・マックィーンがシーズン最後のレースで最新テクノロジーを追及した次世代レーサーたちのスピードに圧倒され大クラッシュをしてしまう。「人生の岐路(クロスロード)」に立たされ仲間や新しい相棒に支えられながら運命の決断を迫られる物語。
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目次 - Contents
- 『白雪姫』(ディズニーアニメ映画)の概要
- 『白雪姫』(ディズニーアニメ映画)のあらすじ・ストーリー
- 女王と白雪姫
- 白雪姫の初恋と女王の妬み
- 狩人の優しさと裏切り
- 森へ逃げる白雪姫
- 新しい生活の始まり
- 働き者の小人たち
- 白雪姫と小人たちの出会い
- 食事の時間
- 女王の変貌
- 一緒に暮らす新しい仲間
- 毒のリンゴ
- 白雪姫の危機
- 小人たちの悲しみ
- 王子のお迎え
- 『白雪姫』(ディズニーアニメ映画)の登場人物・キャラクター
- 主人公
- 白雪姫
- 七人の小人たち
- 先生(Doc/ドック)
- おこりんぼ(Grumpy/グランピー)
- ごきげん(Happy/ハッピー)
- てれすけ(Bashful/バッシュフル)
- ねぼすけ(Sleepy/スリーピー)
- くしゃみ(Sneezy/スニージー)
- おとぼけ(Dopy/ドーピー)
- その他
- 女王/老婆
- 狩人
- 王子
- 魔法の鏡
- 森の動物たち
- 『白雪姫』(ディズニーアニメ映画)の用語
- 願いが叶う井戸
- 毒のリンゴ
- 『白雪姫』(ディズニーアニメ映画)の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 女王の質問
- 森へ逃げる白雪姫
- ハイ・ホー
- 女王の変身
- 毒のリンゴをかじる白雪姫
- 王子からのキス
- 『白雪姫』(ディズニーアニメ映画)の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 白雪姫仕様のオスカー像
- 白雪姫の赤い頬の秘密
- 考案当時の白雪姫は金髪
- おとぼけはボツ案
- 『白雪姫』(ディズニーアニメ映画)の主題歌・挿入歌
- 挿入歌:白雪姫「私の願い/I'm Wishing」
- 挿入歌:王子「ワン・ソング/One Song」
- 挿入歌:白雪姫「歌とほほえみと/With a Smile and a Song」
- 挿入歌:白雪姫「口笛ふいて働こう/Whistle While You Work」
- 挿入歌:七人の小人たち「ハイ・ホー/Heigh-Ho」
- 挿入歌:七人の小人たち「ブラドル・アドル・アム・ダム/Blludle-Uddle-Um-Dum」
- 挿入歌:七人の小人たち「小人達のヨーデル/The Dwarfs' Yodel Song (The Silly Song)」
- 挿入歌:白雪姫「いつか王子様が/Someday My Prince Will Come」