
『天使なんかじゃない』とは、1991年から1994年まで集英社『りぼん』にて連載された矢沢あいによる学園ラブストーリー漫画。単行本は全8巻、完全版は全4巻、文庫版が全6巻発行されている。高校生の冴島翠を中心とした生徒会役員の仲間たちの恋愛や葛藤を経験する様子が描かれた作品。作者・矢沢により登場人物たちの心情が丁寧に描かれ、恋愛や青春の切なさを感じさせる名セリフも多く、連載終了後も多くのファンに愛されている。
「別れたことで失うものより とり戻すものの方が大きかった気がするし」
瀧川との関係に悩む志乃に対し、翠は自分の体験に基づき「別れたことで失うものより とり戻すものの方が大きかった気がするし」と言葉をかける。実際に晃と別れた時のことを語っている実体験ベースの一言だが、これは後に瀧川との別れを決断する志乃にとって、とても大きな気持ちの転換を促すものになった。
翠にとって「これ以上ない」というほどの相手である晃と別れ、本心からこう思っているか否かは読者が想像するしかないのだが、翠が純粋に晃の幸せを願って彼を手放したからこそ、自然に出てきた一言であることは間違いない。
「さっすがマミリン頼りになるぅ♡」

OBとしての活動継続を了承させた麻宮に、翠が歓声を上げたシーン。聖学園の第一期生徒会任期は2年の1月に終わる。
その後まもなく新生徒会役員選挙が行われるのだが、第一期生徒会メンバーはこれを嫌がる。
顧問の足立に言われて選挙の準備を始めると宣言する秀才の麻宮に、副会長の翠はショックを受ける。しかし彼女は、雄弁に第一期生徒会のこれまでの成果を語り、新生徒会結成後もOBとして活動に参加する許可をもぎ取った。それには思わず、会長を務めている晃も麻宮を「あねさん」と呼ぶしかなかった。
「これほど好きになれる人には 二度と出会えない 絶対に…」

冴島翠と須藤晃の2回目のキスシーンでの一言。新入生歓迎会が終わった週末のこと、翠と晃は遊園地デートに来ていた。
乗り物には粗方乗りつくし、乗っていないのが観覧車だけとなった二人。しかし翠は、どうしても観覧車だけには乗りたくなくて、売店へと逃げてしまう。
というのも、翠はこの前まで牧博子と晃の関係を疑って大泣きしたばかりであり、この遊園地に来たのもそのことで話があるからと晃に言われたためであった。
もし、観覧車の中で二人きりになれば、必然的に博子の件について話を聞かなければならなくなる。
万が一失恋してしまったらどうしよう、聞きたくない。そう思っていた翠がマーブルチョコ片手に戻った時、晃を探すが見当たらない。
すると「至急観覧車の乗り場までお越しください」という園内放送がかかり、翠はやられたと思うのだった。
観覧車におとなしく乗りこんだ翠は、沈黙に耐えられずにマーブルチョコをむさぼる。
と、その時、手が震えていたせいでマーブルチョコの中身を全部床にぶちまけてしまう。
慌てて拾おうとする翠を遮り、晃は牧先生とは高校以前から知り合いだったこと、当時家庭教師をしていた将志という人物の恋人が牧先生であり、自分とは何も関係はないことを打ち明けられる。
その言葉に心底ほっとする翠だったが、それと同時に観覧車が一周し終わって扉が開いた。
マーブルチョコを拾い終わってない!そう思った二人はもう一周することに決め、言い争いながらマーブルチョコを拾い集める。
やっと拾い終わった、そう思った時、翠がまた盛大にチョコをぶちまける。
晃の罵声を浴びつつそれもかき集め、二人で「終わった…」とため息をついた時、連日の不安が解消された翠は晃にキスを求める。
その求めに応じた晃は翠に深いキスをし、そしてまたマーブルチョコをぶちまけてしまう。
マーブルチョコという作中のキーアイテムを使った、印象的なシーンだ。
「神様どうか その時晃が 世界一幸せにしたいと思う女の子は あたしでありますように 次の流れ星が消えないうちに 3回唱えて目を閉じるから」

夏休みのキャンプにて。夜中にトイレに立った翠が、恋人の晃のカミングアウトを聞いて人知れず涙するシーン。
牧博子の恋人、坂本将司の発案で、夏休みを使ってキャンプに行くことになった翠達。
昼間に思う存分楽しんだ後、夜も更け、就寝の時間になった。
フクロウの鳴く真夜中に一人起きた翠は、猛烈な尿意に襲われてトイレに立つ。
しかし、キャンプ場のトイレはボロボロで不気味。
こんなところでとても出来ない!そう思った翠は、茂みで用を足すことに。
事を済ませた後、さて帰ろうとした翠だったが、「こんな不気味な便所入れるかよ」と怒鳴る晃と将司を目撃する。
二人との距離は目と鼻の先。
だが、運よく二人は翠に気づかず、立ちションの後に座り込んで星を眺めていた。
そして、博子と3人で北海道旅行した時の話を語りだす。
二人のすぐそばにいたので動けなかった翠は、偶然会話を立ち聞きしてしまう。
旅行の話をしばらくしていた晃と将志だったが、ふと話題は博子と将志の将来の話に移る。
「結婚しろよ」と呟き、説教臭く将志を諭す晃。
晃は、日本に一人残されて寂しい思いをしていた博子を案じていた。
そして最後に、かつて博子を好きだった事を暴露した。
そのカミングアウトに、胸が張り裂けそうになる翠。
晃の博子に対する恋心を疑っていた翠にとって、まるで今の晃すら博子にすべて持っていかれてしまったような敗北感だった。
そして、晃が幸せにしたい女性が自分ではない事を悲しみ、そして上記のように願うのだった。
「マミリンのこといじめたら あたしが許さないんだからっ」

志乃と別れて間もない瀧川と付き合ったことで、「後輩の男を取った女」として噂されている麻宮を庇った際の翠のセリフ。
良いところも悪いところもすべて見てきた親友の翠は、麻宮を取り巻く根拠もない噂を絶対に許すことができず、噂していた女生徒に向かって「マミリンのこといじめたら あたしが許さないんだから!」と食って掛かる。二人が築いた友情の強さと、翠のまっすぐな性格がよく出た言動だ。
「ほらね あたしの一番の願いごと 叶えることができるのは 晃だけなのよ」

冴島翠と須藤晃の初めてのキスシーンでの一言。12月25日、翠は母が手作りしてくれたケーキを片手に、晃の住むアパートに来ていた。
意気揚々とチャイムを鳴らす翠だったが、晃はバイトに出かけており不在。
そんなことはつゆほども知らない翠は、もう少し待ったら帰ってくるかもと思いつつ、あたりが暗くなるまで待ち続けた。
一方晃は、バイト先で得たクリスマスケーキを片手に家に帰るところだった。
直前に翠の家に電話をかけたが、不在を告げられておとなしく引き下がったのだ。
まさか翠が家に来ているとは思わなかった晃は、自分の家の前で膝を抱えてうずくまっている翠を発見し、目を見開く。
涙を流しながらしどろもどろに受けごたえする翠に、晃はクリスマスケーキを放り出して抱きしめた。
「どこ行ってたの?」と質問する翠に、「今日は駅前でケーキ売った サンタクロースになって」と返す晃。
スドーザウルスがサンタの恰好をしている姿を想像して思わず笑いだす翠だったが、気を取り直し「あたしにとっては晃がたった一人のサンタクロースだよ」と発言。
それを聞いた晃は、翠の顎に手を添えてキスをするのだった。
「ねえ 神様 もし運命が本当にあるなら あたしは 晃と出会うために 生まれて来たんだって思ってもいい?」
フランスにいる晃は、現地で事故にあったことでようやく、自分が翠を想い続けていることに気づく。一方、晃がどこにいるかわからない状態にあった翠は、同級生や後輩たちに支えられながら、2度目の新入生歓迎会を迎えていた。意を決した晃は翠の元に電話をかけ、二人はお互いの気持ちを再確認する。
最終巻を迎え、それぞれが自分の恋を掴み、将来の道を歩み始める中で、翠もとうとう自分の幸せを見つけることができた。「ねえ 神様 もし運命が本当にあるなら あたしは 晃と出会うために 生まれて来たんだって思ってもいい?」という言葉は、まさしく「少女漫画」のクライマックスに相応しい一言である。
「迷わずマキちゃんの手をつかんだ晃を むきになる晃を かっこいいと思った 頼もしいと思った さっすが須藤晃だと思った」

フランスに行っていた将志が帰ってきていることを知り、すぐに迎えに行こうと動き出した晃に対して、翠は自分から「牧をバイクで連れて行ってあげるべきだ」と進言する。こうして晃と牧はバイクに跨って成田空港へと旅立っていくのだが、それを見送った翠が心の中でつぶやいた一言が「迷わずマキちゃんの手をつかんだ晃を むきになる晃を かっこいいと思った 頼もしいと思った さっすが須藤晃だと思った」である。
牧に対してヤキモチを妬き、苦しみぬいた一度目の失恋を乗り越えた翠は、彼からの愛の言葉をもらっていたことで、信用して送り出せるほどの余裕を身に付けていた。晃という人物を信用しているからこそ出た言葉である。
冴島翠の18歳の誕生日パーティー

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目次 - Contents
- 『天使なんかじゃない』の概要
- 冴島翠の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「ヒロコは 彼女なんかじゃない そうだ 妹ってことにしよう! あたしには 運命の神様という強い味方がいるんだから」
- 「あんたがあたしを嫌いでも あたしは好きよマミリン!」
- 「ばかみたいじゃないよ 恋をしたら 情けなくてみっともないこと いっぱいあるよ みんなそうだよ」
- 「マミリンの「帰ろっか」が 「がんばろうね」って聞こえた がんばろうね 好きなんだもん」
- 「負けるもんか 負けるもんか 負けるもんか この恋を手放してたまるもんか」
- 「負けるもんか」
- 「付き合ってたってやさしくなれなきゃ意味なんかないもん。別れてもお互いを認め合えるならその方がずっとハッピーだよ」
- 「別れたことで失うものより とり戻すものの方が大きかった気がするし」
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- 「うるせえ!! いつまでもうれしがってんじゃねえよ あんな色気のねぇケツに!」
- 「スドーザウルス」をめぐった第一期生徒会メンバーのやりとり
- 「いいかてめえら つまり 校長先生は こうおっしゃった 互いに協力し合い しのごの言わずにやるときゃやれよ!」
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- 「アキラ」
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- 「あんたみたいな友達は…もう出来ないかもしれない」
- 「ほんとに今日はよけいなことしてくれて、とんでもない1日だったわ。おかげで楽しかった」
- 「あんたが みんなに好かれる理由がわかるわ」
- 「あんたが何しようと勝手だけど 侮辱しないで… 瀧川くんのこと侮辱しないでよ!」
- 「須藤くん… 早く… 帰ってきてくれないかな そしたら 翠… 今度こそ幸せになれるよね?」
- 「噂になんか 負けたりしないわ」
- 「うれし… 夢みたい」
- 瀧川秀一の名言・名セリフ/名シーン・名場面
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- 原田志乃の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 志乃が「秀一命」の特攻服で登場したシーン
- 涙ながらにマミリンへ懺悔する志乃
- 秀一から貰った指輪を返して別れを告げる志乃
- くしゃくしゃにされた翠のハンカチを丁寧に洗う志乃
- 「自分を信じること 周りを愛すること 明日を夢見ること 先輩達が教えてくれた幸せの三原則を私達は決して忘れません」
- 「いいな…やっぱり あこがれちゃうなあんな2人…」
- 柴田広子の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「自分の好きな人達が淋しい顔してたら 自分が淋しいより悲しいでしょ?」
- 牧博子の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「さよなら! また明日ね!」
- 「自分からだめだって思い込んだら、うまくいくものもだめになってしまうから」
- 将志からのキャンバスを受け取って泣き崩れる博子
- 中川ケンの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「ふ~~~~じこちゃ~~~~ん」
- 「オイラのあの娘 天使のほほ笑み」
- 坂本将志の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「できたぃ!」
- 川上友子(トン子)の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「翠はA組の天使です!」