八木山夜露(ジョジョリオン)の徹底解説・考察まとめ
八木山夜露(やぎやま よつゆ)とは、『ジョジョの奇妙な冒険 Part8 ジョジョリオン』の登場人物であり、人間と同じ見た目をしているが独自の進化を遂げた謎の生物・岩人間。年齢は28歳で職業は建築家、好きな飲み物はチェリーコーク。社会的な名声を欲し、地元の名家である東方家を乗っ取るべく暗躍する。夜露自身が触れた相手をターゲットとし、それに向かって、周囲の何かが徐々に加速しながら集まってくるスタンド「アイ・アム・ア・ロック」を持つ。
夜露が触れた相手をターゲットとし(人間以外をターゲットにできるのかは描かれていないため不明)、ターゲットの中心部に向かって周囲の何かを引き寄せる能力。その何かは夜露が自由に決めることができ、集まってくるものは一度の能力発動につき一種類のみ。引き寄せる速度は最初はよく見ないと気づかないくらいにゆっくりだが、徐々に加速しながら集まってくる。集まってくる力は非常に強く、周囲のあらゆるものを武器として扱うことが可能である。大型の植木鉢のように質量が大きいものでターゲットを押しつぶすといった攻撃方法はもちろん、栗のような軽いものでさえ体内に向かって人力では対処不能な凄まじい力で食い込んでくる。もちろん毒物のような触れるだけでも危険なものを引き寄せた場合は、危険度が跳ね上がる。更に、この能力は障害物等では防げないという厄介な特性がある。引き寄せたものが個体ならば障害物を押し除けたり迂回したりし、液体ならば水中に逃げても水に混じったり薄まったりすることなく構成成分が体内を目掛けて追ってくる。発動している限りは非常に強力な能力であり、能力の射程内にいる限りターゲットは死ぬまで逃れることはできないと言える。定助はこの能力を「重力の愛情」と表現している。
逆に言えば、能力射程から逃れられると一切の効果がなくなってしまうのが最大の欠点である。もしも射程距離から逃れられた場合、再び夜露自信が相手に触れてターゲットと引き寄せる物体を設定し直さなくてはならない。肝心の射程距離は本体から5~10m程度と、極端に短いわけではないが長いと言えるほどでもなく、敵と付かず離れずといった距離を保たなくてはならない。また、スタンド自体には白兵戦を行う戦闘能力がなく、能力で敵を倒し切るまでは夜露自身が敵の反撃をやり過ごさなければならない。夜露は瞬時に体を硬質化させて岩のようになれるという岩人間の体質を利用し、岩場を戦場とすることで自身の居場所を隠すことでこの欠点を補っていた。
八木山夜露の関連人物・キャラクター
田最環(だも たまき)
夜露が所属する岩人間グループのリーダー。リーダーではあるが夜露を始めとしたメンバーとは対等に接しており、上司というよりは同志といった間柄。一見すると小柄で小太り、自称23歳とは思えぬ老け顔、小声でボソボソ喋る、と情けない冴えない男である。しかしそれらは全て相手を騙すための演技であり、本性は目的のためなら拷問や殺人すら何の躊躇もせずに(それどころか笑いながら)行う冷酷で残酷な男である。さらに、彼は人間ではなく岩人間(見た目は人間と同一だが体がケイ素で構成されている等、人間とは違った進化を遂げた謎の生物)である。岩人間は本名の他に人間社会で生活するための名前を持つ者がおり、田最環もその1人だと思われる。仲間の岩人間が「ダモカン」と読んでいるシーンが度々あることから、それが本名である可能性が高い。人間としての「田最環」という名前も、音読みすれば「ダモカン」と読める。夜露ら4人の部下と共に、食べた者の体を等価交換という形で治療する(例えば肩を壊したピッチャーが食べると、顎が石化して崩れ落ちる代わりに再起不能とまでいわれた怪我が時速160kmを投げられるほどにまで回復する)不思議な果実・ロカカカを密売していた。
夜露たち部下が全員戦死した後、ロカカカの情報と戦死した彼らの仇(田最はかつてロカカカを巡って敵対していた空条仗世文が下手人だと推測していた)の居場所を得るために、東方家の長女・東方鳩(ひがしかた はと)の彼氏として東方家に侵入。本性を露わにして自身のスタンド能力で東方邸にて邸内にいた全員を術中に嵌め動けなくする。それでも尚、自分のことを信じている鳩に縋られるも、「私が歩くのに邪魔だろうが」と無碍もなく足蹴にした。しかし東方定助(ひがしかた じょうすけ)が鳩を田最のスタンドの射程範囲外に逃したことで、裏切られて悲しみつつも敵対の覚悟を決めた鳩のスタンドで身体中を貫かれてしまう。岩人間の高い生命力ゆえに致命傷にはならなかったこともあり、鳩の父である東方憲助(ひがしかた のりすけ)を人質にとって鳩を止めようとするが、射程外である屋根の上に登った鳩に定助が田最の位置を知らせる連携で頭部を貫かれる。これでもまだ致命傷には至らなかったが、大ダメージを受けて戦う余力はなくなり逃走を図る。しかし定助に先回りされ、「お前もロカカカが必要なら私と組むべきだ」と醜く命乞いをするも、もはや聞き入れられるはずはなく、頭部を粉砕されて完全に死亡した。
スタンドは予め結界を張るように指紋をつけておき、それに触れた生物(スタンド使いが対象の場合スタンドも含む)をドロドロに軟化させる「ビタミンC」。軟化した生物は物理強度が著しく低下し、紙や流水で容易に体を切断されたり貫通されたりする。さらに、軟化しても痛覚は元のままである。田最はこれを利用し、紙幣で体の一部だけを切断したり、軟化した体内に金魚を泳がせたりする等の拷問を行なっていた。スタンド自体の格闘能力も高いため、一度能力にはめてしまえば抵抗すらできない強力な能力である。欠点は射程範囲がそれほど広くなく、範囲外にさえ出てしまえば即座に軟化が解除されてしまうことである。そのため、飛び道具を持つなどの射程範囲外から遠距離攻撃を仕掛けてくる相手にはどうすることもできない。鳩の「ウォーキング・ハート」が正にその条件に当てはまる天敵であり、「騙しやすい単純な小娘」と侮って利用した鳩によって敗北を喫することとなった。
大年寺山愛唄(だいねんじやま あいしょう)
夜露が所属する岩人間グループのメンバー。取引相手へのロカカカの直接の引き渡しを担当している。職業は地元の野球チーム、晴天バーディーズの本拠地「杜王スタジアム」の非正規の警備員で、戸籍上の年齢は29歳。野球のアンダーシャツのような服装で、厚手のセーターのような服を袖で首に巻き、毛糸のパンツのような帽子を被っている。人間を見下した尊大な態度を取る岩人間にしては珍しく非常に小心かつ神経質な性格をしている。鳥に見つめられただけで動悸が止まらなくなったり、糞をかけられた時にはヒステリーを起こして石を投げつけたりする。そのためか、常に「救心」を携帯している。以前は人間の女性と交際しており、自分が岩人間だということを明かすほどの仲であったが、冬眠中に浮気されたばかりか自宅の権利書を奪われてしまう。更に(彼女にとってもそこまでは想定外だったとはいえ)生埋めにされて殺されかけるという、悲惨な体験をしている。その時に助けてくれたのが夜露であり、そのため彼を依存と言えるほどに強く信頼している。
愛唱が東方常敏(ひがしかた じょうびん)とロカカカの取引をするところを目撃し、正体を探るべく追跡していた東方つるぎ(ひがしかた つるぎ)の「ペーパー・ムーン・キング」を発見。踏みつぶしてダメージを与えるが、同時に認識を狂わせる「ペーパー・ムーン・キング」の能力で逃げられてしまい、自身のスタンド「ドゥービー・ワゥ!」を送り込む。この時点では愛唱は敵の正体がわからず、取引をしたばかりである常敏に心当たりがないか電話で確認しながら追跡を始める。自動追跡して攻撃を仕掛ける「ドゥービー・ワゥ!」でつるぎを追い詰めるが、その途中で疑惑の対象だった常敏が目の前に現れる。と同時に敵の正体が常敏の息子であるつるぎだと知り、怒りをあらわにして常敏に掴みかかったが、実はこの常敏は「ペーパー・ムーン・キング」で誤認識させられていたバスであり、バスの前に飛び出す形となった愛唱はそのまま轢かれて死亡。遺体は岩となって砕け散ったことで誰にも認識されない最期を迎えた。
スタンドは愛唱が直接触れるた対象をターゲットとしてロックオンし、呼吸をスイッチとして自動で追跡しながら竜巻で攻撃する「ドゥービー・ワゥ!」。竜巻の威力は高く、コンクリートすら容易く削り取るほどである。また、呼吸という生命活動に必要不可欠なものをスイッチとしている上に射程距離は無限である。よって、一度ターゲットにされたら愛唱本人を倒す以外に逃れる方法はない非常に強力なスタンド。欠点はこの手の自動で追跡するスタンド(遠隔自動操縦型と呼ばれる)に共通することとして、愛唱側もターゲットの状況を把握できないということである。作中でも攻撃されているつるぎがどんな行動をしていたのかわからず、結果的にそれが敗因となった。
大年寺山愛唱(ジョジョリオン)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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大年寺山愛唱(だいねんじやま あいしょう)とは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part8 ジョジョリオン』に登場する岩人間で、杜王スタジアムの職員。スタジアム職員は表向きの仕事で、実際はロカカカ密売組織の一員。
かつて本気で愛した恋人がおり、自身が岩人間であること、一度眠ったら1か月は目覚めないといった秘密を打ち明けた。しかし恋人は愛唱が眠っている間に彼の家で別の男と関係を持ち、家の権利書を持ちだして換金し、逃走してしまう。そういった経験がトラウマになっており、かなり小心な性格をしている。
エイ・フェックス兄弟
夜露が所属する岩人間グループのメンバー。双子の兄弟であり、ピアスの位置と髪型が若干異なる以外はほとんど同じ姿をしている。左耳にピアスをしているのが「兄」、右耳にピアスをしているのが「弟」である。また、「兄」は冷静ながらも非常に饒舌であるが、「弟」は兄以外とはほとんど言葉を交わさないほどに寡黙である。常に一緒に行動しているためか、夜露たち仲間からも「双子」と呼ばれており、個々の名前は不明。
ロカカカの秘密を知る一人である、かつて空条仗世文の恋人だった作並カレラ(さくなみ かれら)を始末するべく杜王町に現れる。吉良吉影の住んでいたマンションの前で、カレラから自身の記憶の手がかりを聞き出そうとしていた定助と彼女が共にいるのを発見する。更に自分たちの攻撃からカレラを守ろうとした定助の能力を見て、彼が吉影と仗世文に関わりがあると判断。二人をまとめて始末するために交戦する。カレラが逃げ出したこともあって実質的に2対1の状況となり、双子ならではのコンビネーションもあって定助を追い詰めるが、トドメを刺す直前に定助の能力で「弟」の能力である毒ガスがしゃぼん玉に閉じ込められてしまい不発になる。その毒ガス入りのしゃぼん玉を「兄」の周囲に配置されたことで、動けばしゃぼん玉が割れて毒ガスを浴びるという状況に逆に追い詰められてしまう。更にカレラが戻ってきて、彼女の「触れた場所に髪の毛を生やす能力」である「ラブラブデラックス」の髪の毛にガソリンを染み込ませて導火線代わりにするという戦法で「兄」は火達磨にされてしまう。それを見て動揺した「弟」もまた先の毒ガス入りのしゃぼん玉を破裂させられたことで自らが毒ガスを浴びてしまう。これらが致命傷となり二人とも死亡した。
スタンドは「兄」が、左手で触ったものを右手に瞬間移動させる能力を持つ「ショット・キーNo.1」。直接的な攻撃力はなく、金網を解かせながら移動させて相手を拘束したりといったサポートのための能力。「弟」がサッカーボールの中に入った毒ガスである「ショット・キーNo.2」。毒は非常に強力であり、少し触れるだけでも皮膚が爛れ、吸い込めば致命傷となる。対象を選べず、仲間や自身も含めて無差別に効果を発揮してしまうのが欠点。
エイ・フェックス兄弟(ジョジョリオン)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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エイ・フェックス兄弟とは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part8 ジョジョリオン』に登場する岩人間で、サッカーのユニフォームを着た兄弟。瓜二つの容姿をした双子のようで、ピアスの位置と髪型が若干異なる。スタンドは「ショット・キーNo.1」と「ショット・キーNo.2」。
ロカカカの秘密を知ってしまった作並カレラを始末するために後を追って各地を移動しており、杜王町で追い詰める。カレラと定助のタッグに敗れて死亡する。
吉良吉影(きら よしかげ)
主人公である東方定助(ひがしかた じょうすけ)の元となった片割れの1人。職業は船医。本編開始から程なくして変死体として壁の目(そこに埋められたものを融合させる不思議な土地。東日本大震災で隆起した)に埋まっているのを発見される。享年29歳。
過去に母であるホリーの病気を治すべくロカカカを狙い、空条仗世文(くうじょう じょせふみ)と協力して夜露が所属するロカカカ密売グループからロカカカの枝を盗み、それを壁の目で接木して育てていた。しかし実の収穫まであと少しというところで密売グループに突き止められ、戦闘の末に仗世文を庇って致命傷を負ってしまう。仗世文は幼い頃、ホリーと彼に命を救われていたことから恩義に報いるべくロカカカを使って吉影を治そうとする。しかしロカカカは壁の目で育てられたことで突然変異し、近くにいる者との間で等価交換を起こす別種・新ロカカカとなっていた。それによって仗世文と体を交換し、その時に東日本大震災の余震が起こったことで地割れが発生。吉影と仗世文は二人揃って地の底に沈んでしまった。新ロカカカの効果と壁の目の特性が合わさった結果か、二人の肉体は融合して新しい一人の人間として生まれ変わった。それこそが本作の主人公・東方定助である。
スタンドは爆発するしゃぼん玉を打ち出して攻撃する「キラー・クイーン」。しゃぼん玉だけではなく、小さな戦車の形をした爆弾を打ち出す「シアー・ハート・アタック」という技も持つ。単純な攻撃として強力なのはもちろん、体内の血栓を破壊して医療行為に使う等、色々な応用が効く能力である。
吉良吉影(ジョジョリオン)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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吉良吉影(きら よしかげ)とは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part8 ジョジョリオン』の登場人物で、爆発するシャボン玉を生み出すスタンド「キラークイーン」の使い手。享年29歳。
本編ではすでに死亡しており、主人公の東方定助が埋まっていた場所から睾丸の無い遺体として発見される。定助の失った記憶と正体を明らかにするためのキーマンとして、彼の過去と謎を追う事が物語前半の主題となっている。物語中盤、吉良の目的は母ホリーの治療であり、そのために必要なロカカカの実を入手しようとしていた事が判明する。
空条仗世文(くうじょう じょせふみ)
上記の吉良吉影と共に、主人公である東方定助(ひがしかた じょうすけ)の元となった片割れの1人。幼い頃に海で溺れ、ホリーと息子の吉影によって命を救われた青年。実母からネグレクト同然の扱いを受けており、母との仲はいいとは言えなかった(お互いに愛情がないわけではなかったようだが)。それ故に自分を救ってくれたホリーを実の母以上に慕っており、彼女の命を救うために命がけと知りながらロカカカ奪取のために吉影に協力する。
計画はうまく行っていたが、あと一歩というところでロカカカ密売グループに存在を突き止められてしまう。グループリーダーの田最環(だも たまき)は二人を拷問し、「奪ったロカカカの場所を先に吐いた方を助けてやる」と、お互いが我が身可愛さに裏切るように仕向ける。仗世文は母からも裏切られていたことから、「吉影もどうせ自分を裏切る」と疑心暗鬼になり口を割りそうになるが、直後に吉影は仗世文だけでも逃げるように言い、更に巻き込んでしまったことへの謝罪まで口にした。吉影の爆発能力でなんとかその場を脱したが、吉影は爆破から仗世文を庇って致命傷を負ってしまう。ロカカカで吉影を助けようとするも、新ロカカカに変異していたことで吉影が治る代わりに自分の体が等価交換されて石化してしまう。しかし仗世文は手を止めず、「幼い頃に死んでいた自分が今あるのはあんたたち親子のお陰だ」とし、自分を犠牲にして吉影を助けることを決める。その時に震災の余震が来て仗世文と吉影は共に地割れに飲み込まれ、壁の目の効果も合わさって肉体が融合。東方定助として生まれ変わった。
スタンドは接触したものを吸い上げる特性を持つしゃぼん玉を発生させる「ソフト&ウエット」。吸い上げる効果の応用性は非常に高く、ラーメンの中から胡椒だけを取り出して丼の外に出したり、片方の物体にもう片方の物体を吸わせて二つの異なる物体同士を接合することもできる。この接合させる能力を応用し、奪ったロカカカの枝を接木して育てていた。
空条仗世文(ジョジョリオン)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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空条仗世文(くうじょう じょせふみ)とは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の第8部『ジョジョリオン』の登場人物で、主人公「東方定助」の過去の姿。「ロカカカ」の果実により「空条仗世文」と「吉良吉影」が融合し、東方定助となった。スタンドは「ソフト&ウェット」で、シャボン玉で何かを吸い上げ奪う能力を持つ。幼少期に溺れて病院に運ばれた際に空条仗世文を救ったのが、吉良吉影とその母「吉良・ホリー・ジョースター」であった。10数年後に吉良吉影と再会し、命の恩人であるホリーを救うため、吉良吉影の計画に協力する。
東方定助(ひがしかた じょうすけ)
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ラヂオ・ガガ(ジョジョリオン)の徹底解説・考察まとめ
ラヂオ・ガガとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part8 ジョジョリオン』の岩生物で、エピローグ『ラヂオ・ガガ事件(1941年)』に登場した。ロカカカが隠されている果樹園の近くの路上でガードレールに擬態しており、番犬の役割をしていた。 ロカカカの調査のために日本へやってきたルーシー・スティールと、彼女の荷物持ちのバイトとして雇われたジョセフ(仗世文)・ジョースターが遭遇する。車の運転手を殺し、ルーシーとジョセフも餌食にしようとするが、ジョセフの覚醒したスタンド能力によって敗北、死亡した。
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空条聖美(ジョジョリオン)の徹底解説・考察まとめ
空条聖美(くうじょう きよみ)とは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part8 ジョジョリオン』の登場人物で、空条仗世文(くうじょう じょせふみ)の母親。若く美しい女性だが、仕事を仮病で休んで遊びに出かける等、責任感に欠ける性格。息子の仗世文のことも重荷に思っており、愛情がないわけではないものの、心からその身を案じることはしない。 最終回で定助とすれ違ったが、言葉を交わすことはしなかった。しかし仗世文の失踪後、ずっと探し続けていることが判明する。
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東方理那(ジョジョリオン)の徹底解説・考察まとめ
東方理那(ひがしかた りな)とは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part8 ジョジョリオン』に登場するジョニィ・ジョースターの妻。第8部の吉良吉影の先祖にあたる人物で、物語の時点では既に故人となっている。 『ジョジョの奇妙な冒険 Part7 スティール・ボール・ラン』の主人公、ジョニィが物語の完結後に結婚した。夫婦はアメリカの牧場で幸せに暮らしていたが、あるとき理那が治療不可能な奇病にかかってしまう。ジョニィは理那を救うため「聖なる遺体」をアメリカ政府から盗み出し、杜王町で死亡した。
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東方花都(ジョジョリオン)の徹底解説・考察まとめ
東方花都(ひがしかた かあと)とは、『ジョジョの奇妙な冒険 Part8 ジョジョリオン』に登場する東方家の1人であり、当主である東方憲助の元妻。年齢は52歳。憲助との間に4人の子供を設ける。花都は長男である東方常敏を守るために殺人を犯し、懲役15年の刑に服していた。殺人が息子を守るためだとは当人たちしか知らないため、現在の花都は常敏以外の家族とは絶縁状態にある。トランプのカードで挟んだものを異空間に隠せるスタンド、「スペース・トラッキング」を持つ。
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ドロミテ/泥駒政次(ジョジョリオン)の徹底解説・考察まとめ
ドロミテ/泥駒政次(どろこま まさじ)とは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part8 ジョジョリオン』に登場する岩人間で、六壁神社の池に棲んでいる。他の岩人間と違ってロカカカ密売団の仲間ではなく、ロカカカが生み出す莫大な金にも興味がなかった。 かつては美青年だったが、スタンド能力で支配していた恋人を庇って高圧電線に触れてから四肢と皮膚を失った異形の姿となってしまう。東方常敏(ひがしかた じょうびん)の口車に載せられて定助を襲うが、康穂によって撃退される。
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大年寺山愛唱(ジョジョリオン)の徹底解説・考察まとめ
大年寺山愛唱(だいねんじやま あいしょう)とは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part8 ジョジョリオン』に登場する岩人間で、杜王スタジアムの職員。スタジアム職員は表向きの仕事で、実際はロカカカ密売組織の一員。 かつて本気で愛した恋人がおり、自身が岩人間であること、一度眠ったら1か月は目覚めないといった秘密を打ち明けた。しかし恋人は愛唱が眠っている間に彼の家で別の男と関係を持ち、家の権利書を持ちだして換金し、逃走してしまう。そういった経験がトラウマになっており、かなり小心な性格をしている。
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苦竹財平(ジョジョリオン)の徹底解説・考察まとめ
苦竹財平(にがたけ ざいへい)とは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part8 ジョジョリオン』に登場する、「ミラグロマン」に取りつかれた男性。「使っても使っても金が増え続ける」というミラグロマンの呪いにかかった状態で、物乞いに近いことをしながら2年間生き延びていた。彼がはった罠に東方常秀(ひがしかた じょうしゅう)が引っ掛かったことで呪いを押し付けることに成功するが、居場所をつきとめた常秀に呪いを移し返されてしまった。
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髪留め(ジョジョリオン)の徹底解説・考察まとめ
髪留めとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part8 ジョジョリオン』に登場する岩生物。広瀬康穂(ひろせ やすほ)の回想にのみ登場する。普段は髪留めに擬態しており、自身を髪につけた相手の頭部に寄生し、精神を追い詰める幻覚を作り出す。康穂は離婚した父親に見捨てられる幻覚によって自殺未遂を起こした。その後、病院で偶然髪留めに遭遇した吉良吉影(きら よしかげ)が踏みつぶしてしまったことで死亡する。
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オータム・リーブス(ジョジョリオン)の徹底解説・考察まとめ
オータム・リーブスとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part8 ジョジョリオン』に登場する杜王町に存在する、本体不在のスタンド能力。第7部の主人公・ジョニィの行動によって土地に発現したスタンドだ。 ある道に落ちているイチョウの葉を踏むと、踏んだ本人が気付かない猛スピードで一定の距離を滑り、またもとの位置に戻ってくるという現象を引き起こす。周辺住民がこの現象を利用して、通行人に私物を壊させて慰謝料をせしめることからこの場所は「カツアゲロード」と呼ばれている。
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エイ・フェックス兄弟(ジョジョリオン)の徹底解説・考察まとめ
エイ・フェックス兄弟とは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part8 ジョジョリオン』に登場する岩人間で、サッカーのユニフォームを着た兄弟。瓜二つの容姿をした双子のようで、ピアスの位置と髪型が若干異なる。スタンドは「ショット・キーNo.1」と「ショット・キーNo.2」。 ロカカカの秘密を知ってしまった作並カレラを始末するために後を追って各地を移動しており、杜王町で追い詰める。カレラと定助のタッグに敗れて死亡する。
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ドレミファソラティ・ド(ジョジョリオン)の徹底解説・考察まとめ
ドレミファソラティ・ドとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part8 ジョジョリオン』に登場する岩生物で、岩人間アーバン・ゲリラのペット。スタンド能力は持っていない。体にキャタピラがついており、土砂と一体化しながら地中をかなりのスピードで移動することができる。知能はあまり高くないようだ。 ロカカカの枝を発見することができる豆銑礼(まめずく らい)をアーバン・ゲリラと共に追跡し、定助と戦闘になる。
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喜谷真亜子(ジョジョリオン)の徹底解説・考察まとめ
喜谷真亜子(きたに まあこ)とは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part8 ジョジョリオン』の登場人物で、笹目桜二郎(ささめ おうじろう)の恋人であり金づるだ。愛称は「マコリン」。プロ野球団「晴天バーディーズ」のオーナーと晴天ホールディングスCEOを務める資産家だ。 表面上は東方家に親切に振舞っているが強欲な性格で、東方家の土地を狙っている。彼女の話を聞いた笹目桜二郎はかつて吉良に聞いたロカカカの存在を思い出し、つるぎと常敏(じょうびん)を襲撃してロカカカを強奪しようとする。
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吉良・ホリー・ジョースター(ジョジョリオン)の徹底解説・考察まとめ
吉良・ホリー・ジョースター(きら ホリー ジョースター)とは『ジョジョの奇妙な冒険 Part8 ジョジョリオン』の登場人物であり、吉良吉影(きら よしかげ)と虹村京(にじむら けい)の母親。年齢は52歳。元は眼科医であったが、現在は脳の一部が欠損する謎の病に侵されており入院している。歩行や食事といった動作に支障は見られないが認識能力に異常をきたしており、人間とブーツの区別が付かないほど。スタンド能力を認識できているが、彼女自身がスタンド使いであるかは不明。
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広瀬鈴世(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ
広瀬鈴世(ひろせ すずよ)とは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part8 ジョジョリオン』の登場人物で、ヒロイン・康穂(やすほ)の母親。康穂が10歳のときに夫と離婚し、それ以来母子家庭。酔っ払って昼間に帰宅したり、康穂が異性関係のある素振りを見せるとしつこく嫌味を言ったりと、母娘仲は険悪そのものだ。また、作中では女性と性的関係を持っていることが匂わされている。 康穂に敵意を向けつつも、母親として愛情がないわけではなく、自分の言動を後悔する様子も描かれている。
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目次 - Contents
- 八木山夜露の概要
- 八木山夜露のプロフィール・人物像
- 八木山夜露の来歴・活躍
- 過去:吉良吉影と空条仗世文を追い詰める
- つるぎの弱みに漬け込んで懐柔
- 定助・憲助への攻撃
- 農薬による追撃 海に沈められて死亡
- 八木山夜露のスタンド:アイ・アム・ア・ロック
- スタンドとは
- 能力
- ターゲットに向けて周囲の物体を引き寄せる
- 八木山夜露の関連人物・キャラクター
- 田最環(だも たまき)
- 大年寺山愛唄(だいねんじやま あいしょう)
- エイ・フェックス兄弟
- 吉良吉影(きら よしかげ)
- 空条仗世文(くうじょう じょせふみ)
- 東方定助(ひがしかた じょうすけ)
- 東方常敏(ひがしかた じょうびん)
- 八木山夜露の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「オレはひとつの岩だ」「そしてひとつの島だ」
- 「柔らかくはないし…濡れてもいない」
- 八木山夜露の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 容姿がブローノ・ブチャラティに類似
- スタンド名の由来はアメリカの楽曲「I Am A Rock」
- 目と口からラップのような物体を出現させる謎の能力