メトロイド ドレッド(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『メトロイド ドレッド』とは、2021年にNintendo Switchで任天堂が発売した、2Dアクションゲーム。2002年に発売された『メトロイド フュージョン』の続編で、2D『メトロイド』シリーズでは19年ぶりの完全新作である。物語の舞台となるのは未開の惑星「ZDR」。そこに、絶滅したはずの危険な寄生生命体「X」が存在する可能性がある。すぐに探査ロボット「E.M.M.I.」が派遣されたが、7体すべてが行方不明になってしまった。このZDRに物語の主人公サムス・アランが向かい、惑星を調査する。

『メトロイド ドレッド』の概要

『メトロイド ドレッド』は2021年に任天堂が発売した、Nintendo Switch用2Dアクションゲーム。2002年に発売された『メトロイド フュージョン』の続編で、2D『メトロイド』シリーズでは19年ぶりの完全新作となっている。スペインのゲームスタジオMercurySteamが開発しており、ゲームシステムは2017年に3DSで発売し、同じくMercurySteamが開発を手掛けた『メトロイド サムスリターンズ』の要素が引き継がれている。「ドレッド(Dread)」とは、英語で恐怖を意味する言葉である。

イギリスで一般公開され、世界最大のゲームアワードと言われる「Golden Joystick Awards(ゴールデンジョイスティックアワード)」において、2021年にNintendo Game of the Yearを受賞し、Ultimate Game of the Yearにもノミネートされている。また、その他多数のゲームアワードで様々な賞を受賞しており、そのアクション性やグラフィックを中心に、世間から高い評価を受けているゲームと言える。

物語の舞台となるのは、未開の惑星「ZDR」。この惑星から、絶滅したはずの寄生生命体「X」が活動している映像が送られた。Xは以前に物語の主人公であるサムス・アランを命の危機に陥れ、宇宙全体に混乱を招きかけた危険な生命体である。

ZDRを探査しXの存在を確認するため、銀河連邦は大型探査ロボット「E.M.M.I.」7体を部隊として派遣した。E.M.M.I.は宇宙で最も硬質と呼ばれる特殊素材でできており、あらゆる環境で活動できる高い機動力を持つ。ところがZDRに到着して間もなく、E.M.M.I.たちは消息を絶ってしまう。

Xが存在する可能性があり、E.M.M.I.たちも行方が知れない。そのため凄腕の賞金稼ぎであり、メトロイドDNAを体内に持ち宇宙で唯一Xに耐性を持つサムスが、ZDRを調査するために新たに派遣されたのだ。

今作は惑星ZDRに作られていた地下施設の最深部から始まり、地上を目指して探索を行う。アイテムを獲得し使える能力を増やしながら、探索範囲を広げていく。

また、遭遇したE.M.M.I.たちはすべて、サムスを襲うようになっている。サムスは基本的に、E.M.M.I.への反撃手段を持たない。さらにE.M.M.I.に捕まった場合、高確率で死亡する。逃げるしかない敵に襲われる、恐怖を味わうゲーム構成になっている。

一方で『メトロイド サムスリターンズ』からシステムを受け継いだことで、サムスの操作性が向上している。360°任意の方向に射撃ができる「フリーエイム」や、特殊なエネルギーを使うことで発動する「エイオンアビリティ」がその一例である。また敵の攻撃に合わせて発動することで、相手を怯ませ一方的に攻撃する「メレーカウンター」が使用できる。多彩なアクションで敵をなぎ倒していく、爽快なアクションゲームでもある。

今作には、ゲームの進行順序を変えてしまう挙動「シーケンスブレイク」が存在する。シーケンスブレイクにより本来の進行順序では持っていないはずの武器を手に入れることで、ボス戦を有利に進められるなどのメリットがある。例えばボスのクレイド戦では、シーケンスブレイクによって「ボム」と「フラッシュシフト」を先行取得したプレイヤーに向けたギミックが用意されている。

ただしシーケンスブレイクには難易度が高い操作を求められることが多く、またバグに近い挙動を起こす必要があるものも存在する。公式が想定していないシーケンスブレイクもあるので、起こす場合は注意が必要である。

『メトロイド ドレッド』のあらすじ・ストーリー

はじまり 未開の惑星ZDR

寄生生命体「X」。他のあらゆる生物に寄生し、神経中枢にダメージを与えて死に至らしめる能力を持つ生命体。種の保存と拡大を最優先として分裂と合体を繰り返す、危険な存在である。

主人公であるサムス・アランもかつてこのXに寄生され、命の危機に追いやられた。しかしベビーメトロイドの細胞組織から作られたワクチンを投与されたことで生還し、さらにはXへの耐性も身に付けた。メトロイドは惑星SR388に生息するXを駆除するために鳥人族が生み出した、人工生命体であった。

そして「BIOLOGIC宇宙生物研究所」、通称B.S.L.に輸送され、数々のトラブルを起こすXとの戦いに向かう。最終的にサムスは、自爆機能を持つB.S.L.をXの巣窟となったSR388にぶつけ、両方を爆破したことですべてのXを消滅させた。この作戦を立案したのは、銀河連邦が新たに提供したスターシップに搭載されたコンピュータ「アダム」だった。

B.S.L.での戦いから時間が流れ、Xとメトロイドが絶滅し過去のものとなりつつあった頃、銀河連邦本部にある映像データが送られた。それは生きたXの映像だった。発信源は惑星ZDR。連邦にとっては未知の惑星である。

もしXが生息するなら、またも銀河の平和を揺るがしかねない。そこで連邦は大型調査ロボット「E.M.M.I.」を7体、ZDRに派遣した。しかし到着して間もなく、E.M.M.I.はすべて消息を絶ってしまう。

Xが存在する可能性があり、E.M.M.I.も行方不明。そんなZDRに行くことができるのは、Xに唯一耐性を持つ存在であるサムスしかいない。

サムスはスターシップをZDRの地表に着陸させ、発見したエレベーターで惑星の深部へと足を踏み入れる。その先で出会ったのは、鳥人族の大男。サムスを見るやいきなり襲い掛かり、サムスも応戦する。スーパーミサイルで仮面に傷をつけるも、軍配が上がったのは大男の側。サムスは掴まれ、ビーム砲でとどめを刺されるところで意識を失う。

気が付いた時には、潜在能力のほとんどを失っていた。サムスの身体に何か、大きな変化が起きたらしい。大男に見逃された理由も不明。なおエレベーターは、戦闘中に大男が破壊したため使えなくなってしまった。

今作には、ゲームの進行順序を変えてしまう行動「シーケンスブレイク」が存在する。以下で紹介するストーリーは、シーケンスブレイクを使わない正規ルートで攻略した場合の進行順序となる。

アルタリアから行動開始

ここはZDRの最下層であるアルタリア。アダムと交信し、ひとまず惑星の上層部まで戻ることを目的に行動を開始する。

アルタリアの探索中、左腕を破壊されたE.M.M.I.に遭遇する。E.M.M.I.はなぜかサムスを襲ってきた。遭遇した先で見つけた謎のエネルギー砲「オメガキャノン」を使い、E.M.M.I.を撃破する。

白いE.M.M.I.

1体目のE.M.M.I.を倒して間もなく、侵入したE.M.M.I.ゾーンにて白いE.M.M.I.を発見する。このE.M.M.I.も、サムスを襲ってきた。すべてのE.M.M.I.がシステムを書き換えられ、サムスを捕獲するように仕向けられているのだろうとアダムは推測した。E.M.M.I.には、オメガキャノン以外に有効な攻撃手段がない。また捕まると、死はほぼ避けられない。生存を最優先し、E.M.M.I.から逃げながら探索する。

途中で「チャージビーム」を入手する。さらに道を開いた先で、オメガキャノンのエネルギーを持った生体コンピュータ「セントラルユニット」との戦いになる。セントラルユニットを倒し、取得したオメガキャノンでE.M.M.I.を破壊する。破壊したE.M.M.I.は触れると消滅し、サムスは特殊な壁や天井に掴まることができる「スパイダーマグネット」の能力を覚醒させる。

コルピウスとの戦闘

アルタリアにて、サソリのような生物「コルピウス」との戦闘になる。自身を透明化する能力に翻弄されつつ撃破する。倒したコルピウスの体内に、エイオンアビリティキューブが隠されていた。手に取ると、エイオンという特殊なエネルギーを消費して透明化する「ファントムクローク」が使えるようになる。新たな能力を手にしたサムスは、カタリスへと移動する。

カタリスと黄緑色のE.M.M.I.

溶岩が流れる灼熱エリアのカタリス。入るだけでダメージを受けてしまう高温環境を避けつつ、エリア内を探索する。

探索中、黄緑色のE.M.M.I.を発見する。ファントムクロークを使うと、E.M.M.I.にも探知されない。能力を駆使してE.M.M.I.ゾーンを突破し、エリア上部に設置されたシャトルを使ってダイロンに進む。

高速移動する黄色のE.M.M.I.

ダイロンは生体研究所。機械的な内装をしたエリアを進む。停電を復旧し、入れるようになった部屋で「ワイドビーム」を発見する。ビームの強化により探索可能範囲が広がったため、カタリスに戻ろうとする。

しかし戻る途中で、黄色いE.M.M.I.と遭遇してしまう。このE.M.M.I.は高速でダッシュする能力を持ち一気に距離を縮めてくるが、シャッターが閉まったことで難を逃れる。

モーフボールとバリアスーツ獲得

カタリスに戻り、通れるようになった道を進んでいくと、セントラルユニットを発見する。またもオメガキャノンを取得し黄緑色のE.M.M.I.を倒すと、サムスは「モーフボール」を獲得した。モーフボールは丸まることで姿勢を小さくし、小さな隙間にも入れるようになる能力だ。これにより通れるようになった道を進むと、テレポータルを発見する。

テレポートした先はアルタリア。モーフボールを使って進んでいくと、マグマの供給先を変更する装置を発見した。装置を操作すると部屋中で炎が噴き出し、部屋の温度が上がっていく。急いで脱出したサムスは、その先で「バリアスーツ」を発見する。これによって高温環境でダメージを受けなくなり、探索可能範囲がさらに広がった。

クレイド登場

テレポータルでカタリスに戻り、高温環境の部屋を進んでいく。その先で、スペースパイレーツの幹部でもあった巨大生物の「クレイド」が拘束されていた。敵意を剥き出しにしたクレイドだったが、サムスは冷静に撃破する。クレイド撃破後、チャージビームが着弾時に爆風を発生させる「ディフュージョンビーム」に強化され、見つけたテレポータルでダイロンに戻った。

黄色いE.M.M.I.を撃破

ダイロンに戻り、探索を進める。

停電を復旧した区画で「ボム」を入手し、水没したエリアのバルエニアを経由する。バルエニアにて左右に高速移動するエイオンアビリティ「フラッシュシフト」を取得し機動力を上げたサムスは、ダイロンに戻りセントラルユニットを発見した。そして黄色いE.M.M.I.を撃破すると、高速移動能力の「スピードブースター」が使えるようになった。

フェーレニアに初潜入

スピードブースターを駆使して道を切り開くと、ダイロンとアルタリアを結ぶテレポータルを発見した。アルタリアで、「グラップリングビーム」を手に入れる。ロープ状のビームを発射しマグネットサーフィスなどに掴まることができる能力で、水中での機動力の向上にも繋がる。

さらに探索範囲を広げたサムスは、次なるエリアのフェーレニアへと足を踏み入れた。

謎の壁画とクワイエットローブ

wyoshino2014
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@wyoshino2014

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ゼルダの伝説 トライフォース3銃士(トラさん・トラ3)のネタバレ解説・考察まとめ

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『ゼルダの伝説 トライフォース3銃士』は2015年に任天堂から発売されたニンテンドー3DS専用のアクションアドベンチャーゲーム。『トラさん』『トラ3』などと略される。本作はマルチプレイ特化型のゲームで、3人のプレイヤーが協力してプレイしていく。とあるオシャレを愛する国のお姫様が、魔女の呪いで脱ぐことのできないタイツ姿にされてしまう。呪いを解くため王様は魔女を倒すことができるというウワサの「伝説の勇者」を募集した。

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トモダチコレクション 新生活(トモコレ)のネタバレ解説・考察まとめ

トモダチコレクション 新生活(トモコレ)のネタバレ解説・考察まとめ

『トモダチコレクション 新生活(トモコレ)』とは、2013年に任天堂がニンテンドー3DS用にリリースしたソフトである。翌年には欧米やオーストラリア、韓国でも英語版がリリースされ、2015年にオランダ語版も実装された。本作から専用アバター「Mii(ミー)」を使うことができ、キャラクタークリエイトの幅も広がった。またゲーム内の舞台である島も2つに増え、遊園地や喫茶店などの施設が追加された。

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ゼルダの伝説 大地の汽笛(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

ゼルダの伝説 大地の汽笛(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『ゼルダの伝説 大地の汽笛』は2009年に任天堂から発売されたニンテンドーDS専用のアクションアドベンチャーゲーム。『汽笛』などと略される。ニンテンドーDS本体に搭載されているタッチパネルやマイクを使って移動したりアクションを起こしたりするのが特徴的な作品。ハイラル王国のゼルダ姫は王国の大臣キマロキによって魔王復活のため魂だけの姿にされてしまう。リンクはゼルダ姫の体と王国の平和を取り戻すために冒険に出発する。

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Pikmin Bloom(ピクミン ブルーム)のネタバレ解説・考察まとめ

Pikmin Bloom(ピクミン ブルーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『Pikmin Bloom』は、任天堂とナイアンテックが共同で開発・提供するスマートフォン向けゲーム。2021年より配信が開始された。任天堂が展開する『ピクミンシリーズ』を題材としており、ピクミンと一緒に現実世界で実際に歩く位置情報ゲームである。「日常生活をサポートする」という方針で開発されており、全世界でダウンロードされ楽しまれている。 可愛いピクミンと一緒に現実世界を歩きながら、健康的な日常生活を送ることができる魅力的なゲームだ。

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スターフォックス64(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

スターフォックス64(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『スターフォックス64』とは、1997年にNINTENDO64で発売された、3Dシューティングゲーム。『スターフォックス』シリーズの第2作目。架空の恒星ライラット系に属する惑星や宙域が舞台で、マシンを操作し敵を倒していく。Dr.アンドルフがライラット系の支配を目論み、フォックス・マクラウドをリーダーとしたチーム「スターフォックス」がその野望を阻止するために戦う。 全世界における売上本数は約400万本以上。世界一売れたシューティングゲームソフトとして、ギネス・ワールドレコーズに登録されている。

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