マリオカート7(マリカー7)のネタバレ解説・考察まとめ
『マリオカート7』は任天堂より2011年に発売されたニンテンドー3DS専用のアクションレースゲームである。『マリオカートシリーズ』としては7作目となる。シリーズでは初めてタイトルに作品数の数字が記された。本作より空中操作ができるハンググライダーや水中で使えるスクリュープロペラなどの要素が登場した。またインターネット通信プレイによる通信要素も拡充された。
『マリオカート7』の概要
『マリオカート7』は任天堂より2011年12月1日に発売されたニンテンドー3DS専用ゲームソフトのアクションレースゲームである。前作『マリオカートWii』の後継となり、『マリオカートシリーズ』としては7作目となる。国内では発売4日間で45万1932本という当時の3DS向けソフトでは過去最高の初週販売本数を記録しており、発売1ヶ月後には売り上げが100万本を突破した。また本作は2011年2月26日に発売された新しいハード、ニンテンドー3DSとしての初の『マリオカートシリーズ』のソフトとなる。
本作よりコースに「陸海空」をテーマとして取り入れ、空を飛んだり、海に潜ったりといった新しいレース世界が展開された。これにより空を飛ぶためにこれまでのカートに「グライダー」というハングライダーのような大きな翼のパーツを取り付けたり、水中で走行するために後方にスクリュープロペラパーツを取り付けたりと、カートをカスタマイズする要素が新たに加わった。このカスタマイズでは、カートの「フレーム」「タイヤ」「グライダー」の3種類を組み合わせることができる。これにより、これまでキャラクターとマシンの特性で選択していたマシンがさらにオリジナル性を増し、さらには本物のレースのようにタイヤ選択など本格的なマシン選択ができるようになった。操作性としてはグライダーという新しい操作が追加されたが、前作『マリオカートWii』で導入されたジャンプアクションや、ドリフト走行などは本作にも引き継がれている。グライダーは「グライダーボード」と呼ばれる従来のジャンプ台の赤い部分が青くなっているジャンプ台に乗ることで操作できるようになる。コースによってはグライダーを駆使したショートカットも存在する。
また本作には3DSというハードの特性を活かしたジャイロ機能が搭載されており、これは視点をドライバー視点に切り替えることで本体を傾けて、ハンドル操作をするように操作することを可能としている。
通信モードも充実しており、前作同様インターネットを介し世界中のプレイヤーと対戦が可能。同時対戦は最大7人までとなる。また「コミュニティ」という対戦ルールや条件を決めたグループを作成することができ、コミュニティ内だけでの対戦もできる。前回から登場した「マリオカートチャンネル」も健在、かつ3DSというハードの特性から「すれちがい通信」にも対応している。
ゲームの世界観はこれまでと変わらず『マリオシリーズ』のキャラクターがカートに乗り、アイテムを利用しながら様々なレースコースで順位を競い合うことを基本としたアクションレースゲームとなる。本作よりカスタムが可能となったが、このカスタムに必要なパーツはレース中にコインを集めることで獲得ができる。キャラクター数は前作よりも少ない全17キャラとなる。オリジナルキャラクター8体、隠しキャラ9体となり、隠しキャラの中には3DSの中で作成するMiiも含まれている。
本作のゲームモードには1人で遊ぶ「ひとりで」モード、複数人であそぶ「みんなで」モード、通信対戦するための「インターネットで」モードがある。ゲームは「グランプリ」「タイムアタック」「ふうせんバトル」「コインバトル」「VS」の5種類が用意されており、モードによって遊べるゲームが異なる。またこれらのゲームモードの他に、プレイヤー同士の交流を図るための「マリオカートチャンネル」モードが用意されている。
コースはこれまでと同様の仕組みで新作16コース、旧作リメイクの16コースの全32コースから成り、4コースから編成されるカップ形式で競い合う。
持ち運びのできる3DS待望の『マリオカートシリーズ』として、本作も前作に引き続き世界的に人気となったゲームの1つとなる。
『マリオカート7』のあらすじ・ストーリー
本作は『マリオシリーズ』に登場するおなじみのキャラクターと任天堂の他タイトルに登場するおなじみのキャラクターたちと様々なコースで競い合うレースアクションゲームとなる。メインゲームとなる「グランプリ」では現実のレース同様、各コースのレース結果順位に応じたポイント制で競い合い、そのポイントの総計で最終ランキングを決定する。
本作の「グランプリ」では前作同様カップ(大会)方式となり、1カップ4つのコースで編成されている。また各カップは3つの排気量クラスに分かれており、好みの排気量を選択して遊ぶことができる。排気量が大きくなるとCOMキャラクターであるライバルたちもレベルアップするため、レース中の妨害も激しくなっていく。
この「グランプリ」に参加するため、プレイヤーは用意されているキャラクターを選択する。キャラクターは軽量級・中量級・重量級にカテゴライズされており、それぞれが一長一短の特性を持つ。次にプレイヤーはマシンを選択するが、本作では前作登場したバイクは登場せずカートのみとなる。バイクという選択がない分、種類が減るのかというとそうではなく、本作ではカートを「フレーム」「グライダー」「タイヤ」の3パーツを使ってカスタムすることで、独自のマシンを創り上げることができる。そのコースの特性や選択したキャラクターの特性に応じてパーツ選びをするなど、より本格的なレースゲームを体感できる。
初期状態では通常キャラクターが8キャラ、マシンパーツである「フレーム」「グライダー」「タイヤ」が各3種類用意されており、その中から好きな組み合わせを行う。ゲームを進めていくうち、隠しキャラや隠しパーツが解放されるが、パーツを増やすにはレース中に出現するコインを獲得し、そのコインの合計数で入手することができる。最終的にはキャラクターは総数17キャラクター使えるようになり、パーツはそれぞれ16種類のフレーム、10種類のタイヤ、7種類のグライダー利用できるようになる。
本作でもコースの半分はこれまでのシリーズ同様、旧作からのリメイクコースとなるので、従来からのファンも充分に楽しめる作りとなっている。また本作からはグライダーを使っての空中戦の他、水中コースもある。これまで水の上を走ることはあっても水の中を潜って走ることはなかったが、本作では水中を走ることができるようになった。水中に入るとカートの後ろに自動的にスクリュープロペラが装着されるが(陸上に上がると消える)、このスクリュープロペラはカスタマイズパーツには含まれていない。
このように本作では新たな試みも多く、またキャラクターもこれまでスターターとして活躍していたジュゲムや、『マリオカートDS』でダウンロードプレイ時に出現したヘイホーの再登場、また『マリオシリーズ』でおなじみのハナちゃんがドライバーとして加わるなど、ファンの心をグッと掴みにくる構成となっている。これらのキャラクターやカスタムしたオリジナルカートでグランプリの頂上を目指しながらゲームを進めていく。
『マリオカート7』のコース
『マリオカート7』では本作で追加された新たな16コースを編成した4つのカップと旧作リメイク16コースを編成した4つのカップ、合計8カップが用意されている。
キノコカップ
新作4コースで編成されたキノコカップが最初に登場する。ここをクリアすると、次のカップが開放される。最初のカップなので、優しいコースのみで編成されている。キノピオサーキット → デイジーヒルズ → プクプクラグーン → ヘイホーカーニバル の順に進んでいく。
キノピオサーキット
巨大なキノピオの風船が設置されているオンロードサーキット。途中緩やかめのヘアピンがあるが、コーナーも緩めのシンプルサーキット。
デイジーヒルズ
山岳地帯の農村や高原を走るコース。農村エリアはブロック道路だが、それ以外はダートコースや木の橋の上などを走るオフロード。このコースで初めてグライダーを使用することとなる。途中浮かんでいる気球にぶつかると、少しだけ弾かれてしまうので注意。
プクプクラグーン
プクプクたちが住む海中コース。初の水中でのレースとなる。ダート走行から始まり、すぐに水の中へと進んでいく。途中のアコヤガイにはアイテムやコインが置かれているが、一定時間で口を閉じてくるので注意が必要。コース後半は水中と陸上に分岐している。障害は多いが、コース自体はシンプル。
ヘイホーカーニバル
空飛ぶ絨毯にヘイホーが乗っていたりするアラビアンなヘイホーの街。途中にある壺は割ると中からアイテムがでてきたりする。ここも途中グライダーを使用するコース。キノコカップの中では一番長いコースであるが、特に難しい箇所はない。ヘイホーたちが側道で応援している。
フラワーカップ
キノコカップをクリアすると出現する新作4コースで編成されたカップ。ウーフーアイランド 1 → マリオサーキット → ミュージックパーク → ロックロックマウンテンの順に進んでいく。まだそれほど難易度のあるコースはでてこない。
ウーフーアイランド 1
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目次 - Contents
- 『マリオカート7』の概要
- 『マリオカート7』のあらすじ・ストーリー
- 『マリオカート7』のコース
- キノコカップ
- キノピオサーキット
- デイジーヒルズ
- プクプクラグーン
- ヘイホーカーニバル
- フラワーカップ
- ウーフーアイランド 1
- マリオサーキット
- ミュージックパーク
- ロックロックマウンテン
- スターカップ
- パックンスライダー
- ワリオシップ
- ネオクッパシティ
- ウーフーアイランド 2
- スペシャルカップ
- DKジャングル
- ロゼッタプラネット
- クッパキャッスル
- レインボーロード
- こうらカップ
- 64 ルイージサーキット
- GBA クッパキャッスル 1
- Wii キノコキャニオン
- DS ルイージマンション
- バナナカップ
- 64 ノコノコビーチ
- SFC マリオサーキット 2
- Wii ココナッツモール
- DS ワルイージピンボール
- このはカップ
- 64 カラカラさばく
- DS DKスノーマウンテン
- GC デイジークルーザー
- Wii メイプルツリーハウス
- サンダーカップ
- Wii ノコノコみさき
- GC ディノディノジャングル
- DS キラーシップ
- SFC レインボーロード
- 『マリオカート7』のゲームシステム
- 「ひとりで」モード
- 「みんなで」モード
- 「インターネットで」モード
- せかいのだれとでも
- フレンドやライバルと
- コミュニティ
- 「マリオカートチャンネル」モード
- いつの間に通信
- すれちがい通信
- グランプリ
- タイムアタック
- VS
- ふうせんバトル
- コインバトル
- バトルゲームのステージ
- GBAバトルコース1
- 64ビッグドーナツ
- DSサザンリーフ
- ハニービーハウス
- シャーベットリンク
- ウーフータウン
- 『マリオカート7』の登場人物・キャラクター
- 軽量級
- キノピオ
- ノコノコ
- ジュゲム (新キャラ・隠しキャラ)
- ヘイホー(隠しキャラ)
- 中量級
- マリオ
- ルイージ
- ヨッシー
- ピーチ
- デイジー(隠しキャラ)
- Mii(隠しキャラ)
- 重量級
- クッパ
- ドンキーコング
- ワリオ(隠しキャラ)
- ロゼッタ(隠しキャラ)
- メタルマリオ(新キャラ・隠しキャラ)
- ハニークイーン (新キャラ・隠しキャラ)
- ハナチャン(新キャラ・隠しキャラ)
- 『マリオカート7』のアイテム
- アイテム
- バナナ
- トリプルバナナ
- ミドリこうら
- トリプルミドリこうら
- アカこうら
- トリプルアカこうら
- トゲゾーこうら
- ボムへい
- ダッシュキノコ
- トリプルダッシュキノコ
- パワフルダッシュキノコ
- キラー
- ゲッソー
- サンダー
- スーパースター
- ファイアフラワー(新アイテム)
- スーパーこのは(新アイテム)
- ラッキー7(新アイテム)
- カート
- フレーム:スタンダード
- フレーム:バナナバギー
- フレーム:バースデーガール
- フレーム:スケルトン
- フレーム:マッハクイーン
- フレーム:ワルビデール
- フレーム:ジェットサイダー
- フレーム:Bダッシュ
- フレーム:エッグワン
- フレーム:タルポッポ
- フレーム:レトロまる
- フレーム:サンドランナー
- フレーム:クッパクラウン
- フレーム:H2O
- フレーム:ダンガンダック
- フレーム:コバルトセブン
- フレーム:ゴールドカート
- タイヤ:ノーマルタイヤ
- タイヤ:ワイルドタイヤ
- タイヤ:ローラータイヤ
- タイヤ:リングタイヤ
- タイヤ:スリックタイヤ
- タイヤ:スポンジタイヤ
- タイヤ:スーパーキノコ
- タイヤ:ウッドリング
- タイヤ:ワイルドレッド
- タイヤ:ゴールドタイヤ
- グライダー:スーパーカイト
- グライダー:ピーチパラソル
- グライダー:フラワーカイト
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- 『マリオカート7』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- クリア後のタイトル画面の変化
- グランプリとグマルチプレイで違うパックンフラワー
- エンディング画面で全員集合
- 独走時は豪華なBGM
- 優勝カップは回転可能
- 尻尾で叩けるアカこうら
- 黒い泡がでてくるラッキー7のゲッソー