ディズニードリームライトバレー(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『ディズニードリームライトバレー』は、2022年にゲームロフトから発売されたライフシミュレーション・アドベンチャーゲーム。
ディズニー・ピクサーのキャラクターたちと一緒にディズニー作品の世界や魔法に満ちた冒険へと旅立ったり、自分だけのアバターや家、バレーを作成し、キャラクターたちとの暮らしを楽しむことができるのが魅力的な作品。ある日森でうたた寝をしていたプレイヤーは、「ドリームライトバレー」といわれる場所へと迷い込んでしまう。プレイヤーは「忘却」で闇に包まれたバレーを救うために冒険に出発する。

『ディズニードリームライトバレー』の概要

『ディズニードリームライトバレー』は2022年9月6日に配信開始、2022年12月5日にゲームロフトから正式リリースされたライフシミュレーション・アドベンチャーゲーム。『DLV』などと略される。PC、Xbox One、Xbox Series X|S 、PS4、PS5、Nintendo Switchで配信され、クロスプラットフォーム対応となっている。9月6日にアーリーアクセス版の配信が開始されると、美しいグラフィックで再現されたディズニーの世界観と、自分好みにアバターとバレー、自宅を飾りつけできるクリエイティブ性の虜になるプレイヤーが続出し、正式配信前にも関わらず、国内外から注目を集めていた。
物語は、プレイヤーが引っ越し先で居眠りをしたところから始まる。気が付くとプレイヤーは辺りが闇とトゲに包まれた場所に舞い降りていた。魔法使いのマーリンによると、ここは「ドリームライトバレー」と呼ばれる場所であり、かつては美しく、たくさんの村人で賑わっていた。しかしある日、バレーの統治者が姿を消し、「忘却」が始まってしまった影響で、バレーはトゲと闇に包まれ、村人は記憶を失いはじめ、バレーからいなくなってしまったとのことであった。彼はプレイヤーこそが救世主であると言い、バレー再建の力になるようプレイヤーに伝えたことから、プレイヤーの冒険が始まる。
どうしてバレーがこのような事態に陥ってしまったのかがキャラクターのクエストを進めていくと明らかになっていき、それに伴いキャラクターや映画の世界が解放されていく。ストーリーの続きが知りたい、キャラクターに会いたい一心で夢中になってクエストを進めるプレイヤーが続出している。
また、キャラクターのサブクエストやバレーの飾りつけ、期間限定のイベントといったやり込み要素が多く、メインストーリーが終了してもゲームを続けているプレイヤーが圧倒的に多い。

『ディズニードリームライトバレー』のあらすじ・ストーリー

輝きを失ったドリームライトバレー

かつてのドリームライトバレー。

プレイヤーはせわしない街から引っ越し、どこか見慣れた場所へと辿り着く。近くの小道を歩いていくと、そこには子供の頃を思い出させる景色が広がっていた。休憩するのにぴったりな場所を見つけたプレイヤーは、一息つきながら忘れてしまった夢について思い出し始めていくうちに眠りについてしまう。目が覚めるとプレイヤーはあたり一面が闇とトゲに覆われた場所に舞い降りていた。近くにいた魔法使いのマーリンにどこからどのように来たのかを聞かれ、彼はプレイヤーが特別な魔法を使える救世主だと確信する。彼の話によると、ここは「ドリームライトバレー」と呼ばれる場所であり、統治者の魔法のおかげで幸せな村人で賑わう場所だった。しかし、ある日統治者が突然姿を消し、「忘却」と呼ばれる呪いが始まってしまい、その忘却の力で人々の記憶が無くなり始め、バレーもかつての姿を失ってしまったとのことであった。プレイヤーの特別な魔法を使い、忘却からバレーを守っていた柱のオーブを取り戻して呪いを解くこと、各エリアに生えている闇のトゲを排除し、エリアの解放と村人をバレーに連れ戻すことをマーリンから告げられ、プレイヤーのバレーと様々なディズニー・ピクサーの世界への冒険が始まる。

消えた統治者と忘却の主の正体

「信頼の湿地」のトゲを取り除き、闇の魔法に覆われた巨大な木を開放したプレイヤー、木の中に入るとそこには『塔の上のラプンツェル』の悪役ゴーテルがいた。彼女によると、統治者を閉じ込めておくために闇の魔法に手を出したが、それを見た統治者が魔法を跳ね返しゴーテル自身が閉じ込められてしまったとのことであった。しかし、プレイヤーが巨木を開放したため魔法がバレーに広がってしまい、村人が家から出られなくなってしまった。難を逃れたマーリンと『リトルマーメイド』の海の魔女アースラ、『アナと雪の女王』のクリストフ達と力を合わせ、バレーから魔法を消すことにプレイヤーは成功する。ゴーテルに「どうやら『今回も』あなたが救世主となるようね。」と言われ、困惑するプレイヤー。何も覚えていないプレイヤーに、プレイヤーがかつての統治者であったこと、ある日から変わり始め、突然姿を消してしまったことを告げられる。その後、「太陽の台地」を開放している際にプレイヤーと瓜二つの影に遭遇する。マーリンに報告すると、忘却の主はプレイヤーの断片であると告げた。その断片とは、成長していくにつれ切り離されていく、相容れなくなった自分の一部であった。だが、切り離しても完全に縁は切れてはおらず、何かを伝えようとプレイヤーの前に姿を現したようであった。「忘却の地」を守る追憶のオーブを盗んだ忘却の主は、自身の忘れたい記憶を隠しているドリームスケープという場所にオーブを隠したと『シンデレラ』に登場する魔法使いフェアリーゴッドマザーに告げられ、プレイヤーはオーブを取り戻しにドリームスケープへと向かう。オーブは発見されるものの、その力は衰えつつあり、その力を回復させるには忘却の主の過去の記憶を追体験する必要があった。

キオク:友情

1つ目の記憶で、忘却の主はミッキーに最近君らしくないから心配していると声をかけられる。誰も理解してくれない、嫌なことばかりだというネガティブな感情が湧いてくるが、全てうまくいってると答えてしまい、正直に気持ちを言えない、言ったところでどうせわかってもらえないと悩みを抱える。ミニーに、あなたはみんなから愛されている、たとえ馬鹿げたことだと思っても、仲間に自分の気持ちを素直に伝えるべきだと諭されるも、忘却の主は心を閉ざしたままだった。その心に応じたかのように、「平和の草原」の友情のオーブが柱から外れてしまう。

キオク:信頼

2つ目の記憶では、バレーに闇のトゲが現れ、何人かの村人たちが記憶を失い始めていた。それはバレーが統治者である忘却の主の夢、欲、恐怖を反映しているためであり、あなたの責任だと忘却の主は傍にいたゴーテルから伝えられる。そのまま「信頼の湿地」のオーブがある柱の所まで連れていかれ、マーリンは嘘をついていると告げられる。彼女の話によると、彼は柱がバレーを守っていると言っているがそれは嘘であり、全ては忘却の主をコントロールするためである。柱からオーブを外せば正しいことをしたとわかると言われ、忘却の主は言われるがままに柱から信頼のオーブを外してしまう。オーブを外したことをゴーテルに報告した忘却の主は、大切な宝石が散りばめられた鏡を失くしてしまったので見つけて欲しいと頼まれる。近くの水辺で鏡を釣り上げた忘却の主だが、その鏡は単なるジャンクであった。どういうことかと問い詰める忘却の主に対し、彼女はあっさりとそんな大切なものを落とす訳がない、ただの時間稼ぎだと述べる。続けて彼女は、忘却の主の特別な魔法が、『塔の上のラプンツェル』に登場する、髪に不思議な魔法をもつ少女、ラプンツェルの魔法の髪と同じ力を秘めているのではないかと考えており、アースラやマーリンと取引をして本やポーションを揃え、忘却の主がオーブを外したことにより、呪いが使えると嬉々としていた。その呪いとは、忘却の主を永遠に巨木の中に閉じ込めておくものであった。そして呪いを忘却の主に放つが、忘却の主の魔法により跳ね返され、ゴーテルは逆に自身が巨木の中へ閉じ込められることとなった。この一連の出来事で、忘却の主は信頼していた人に裏切られた悲しみと、人への不信感を募らせていた。

キオク:育み

3つ目の記憶で、忘却の主は「太陽の台地」で『ライオンキング』に登場するライオン、スカーと落ち合う。彼は俺たちのように賢く、強く、狡猾である者だけがこの村を統治すべきだと思う。しかし、エリアにあるオーブがその邪魔をしていると述べる。このオーブは他の物と違い、周囲の自然で守られているらしく、動植物を一時的に傷つけなければ取り出せないと言う。忘却の主はゴーテルの件もあり、スカーのことも仲間であるマーリンのことも信用できなくなっていたが、オーブを取り出すことを了承してしまう。手始めに周囲に咲いている花を駆除することをスカーに提案され、忘却の主は花を全て踏み潰していく。その後、スカーに闇のトゲの元である小さな闇を洞窟とドリームライト・ツリー、そして柱の近くに植えろという指示を受け、忘却の主は闇のトゲの種を植えていく。力の弱った柱からオーブを取り出すことに成功した忘却の主がスカーに報告しに行くと、彼はオーブが強力で危険なため保管したい、こちらへ渡せと要求してくる。前回のゴーテルと同じように、自分を騙そうとしていると感じた忘却の主は、「何をやろうとしているのか、お見通しだ!騙されたりしない!」と告げる。しかし、スカーから辺りを見渡して、自分が何をしたか見てみるがいい、他の村人はお前を決して許さないだろうと告げられ、忘却の主は何てことをしてしまったんだと焦る。焦る忘却の主に対し、スカーは、俺をバレーの統治者にしろ、自分なら全て解決できる、どちらにせよその選択しか残されていないと述べる。だが、忘却の主は「お前を王にはさせない。それだけは阻止して見せる。」と突き放し、スカーが洞窟に戻った後、大きな岩で洞窟の入り口を塞いで外へ出れないようにした。
スカーを探していたマーリンに声をかけられた忘却の主は、彼からバレーで起きていることも心配だが、最も君を心配していると告げられる。心配する必要はないと答える忘却の主だが、心の中では、もうすぐここから逃げ出して、二度と戻らないつもりでいた。マーリンは、人は大人になるにつれて、自分に対して疑問を抱くようになる。忘れたいと思うようなこともある。だが、忘れてはいけないこともある。愛、友情、思いやりはどんな魔法よりも強く、これらはあらゆる場所において、最も素晴らしいものだと力説し、皆忘却の主のことを気にかけており、バレーでは愛と友情がいつでも得られることを約束した。だが、忘れ去られるべきものもあると忘却の主は感じ、より一層心を閉ざしてしまうのであった。

ドリームライトバレーの危機

全ての忘却の主の記憶を追体験し、修復された追憶のオーブを持ち帰ろうとしたプレイヤーだが、またしても忘却の主に盗まれてしまう。やっと会えたと話しかける忘却の主。プレイヤーは君を傷つけたくない、助けになりたいと伝えるが、忘却の主は、助けを求めなかったわけではない。スカーとの件があった日以来、自分の声は誰にも届かなくなった。影の世界に囚われ、迷子になってしまった。自分はずっと隠れていたわけではない、あることを成し遂げようとしていたとプレイヤーに語る。それは、二度とだれも孤独を感じないで済むための、ドリームライトバレーの闇の世界に誰も引きずり込まれない1つだけの方法であり、バレーと向こう側の世界の間の壁に穴を開けるとのことだった。そのために追憶のオーブが必要だと言って、忘却の主は去って行ってしまった。
一方その頃バレーでは、上空の至る所に亀裂が現れる。フェアリーゴッドマザーから、現実世界の構造を壊そうとするのはかなり危険な魔法であり、少しのミスでも犯してしまうと、バレーだけでなく、文字通り全てが破滅してしまうため、止めなければならない。今は高難易度の魔法であるためバレーは安全だと思うが、いずれ闇の世界に行き、忘却の主と対峙する必要があるとプレイヤーは告げられる。

終わりと始まり

忘却の主を探して止めるために、バレーに残された忘却の主と縁のあるものを見つけ、それぞれの物にまつわる逸話を知る必要があるとマーリンから伝えられるプレイヤー。見つけたものは童話、ブランケット、ビーチトイ、そしてスカーの似顔絵といった何の変哲もない物であったが、どれもプレイヤーが幼少期に村人たちと一緒に時間を過ごした思い出の物であった。全ての忘却の主と縁のあるものを見つけ出したプレイヤーは、その物が発している魔力を使ってポータルを開き、忘却の主がいる「ダークキャッスル」へと向かうのであった。
ダークキャッスルへ足を踏み入れたプレイヤーが目にしたのは、シャンデリアが崩れ落ち、至る所に闇のトゲが生えて荒れているお城の中で、闇の魔法を放ち続けている忘却の主の姿だった。ギミックを解いていくつものドアをくぐり抜け、ついにプレイヤーは忘却の主と対峙する。忘却の主はプレイヤーがいることに驚くも、来るのが遅かった。もう自分にもこの魔法は止められないと告げる。力を合わせれば止められると言うプレイヤーに対し、そもそもプレイヤーが見捨てなければこんなことにはならなかった、あの苦しみを誰にも味わって欲しくないからこの計画を邪魔させるわけにはいかないと忘却の主に反論され、二人は戦うことになってしまう。両者同時に魔法を放ち、ぶつかり合った瞬間、二人は暗くて何もない場所に転送させられてしまう。わずかな光が差している場所へ向かうと、そこには忘却の主と見覚えのある砂場があった。どうやらこの空間は二人が記憶を共有している場所のようで、過去の記憶が現れているようだ。二人は砂場、ベッド、机、本棚を幼少期の記憶を思い出しながら転々とし、徐々に忘却の主は子供心を忘れないこと、マーリンが過去に言っていた愛情、優しさ、気遣いの大切さを思い出す。自分は大変なことをしてしまった、自分では止められない、もう手遅れなのではないかと問う忘却の主だが、プレイヤーは一緒に止めれば良いと諭し、二人は元の世界へと戻る。戻ってきた二人は力を合わせて一つの魔法を放ち、無事に亀裂を閉じることに成功した。バレーに戻ってきたプレイヤーと忘却の主を村人たちは歓迎し、二人は笑顔でグータッチを交わす。こうして、バレーに再び平和が訪れたのであった。

『ディズニードリームライトバレー』のゲームシステム

三人称視点で全て行われる。基本操作は、トゲの除去や物を調べる、建物の出入り、村人と会話をすることや、必要に応じてツルハシやジョウロなどの道具に切り替えて仕掛けを解いていくことである。メインストーリーとキャラクターごとに用意されているサブクエストがあるが、全てのクエストが終わってもバレーのデコレーションやファッションを楽しむことが出来る。また、クロスセーブ対応であり、1つのアカウントを複数のプラットフォームでプレイすることが可能。マルチプレイ機能もあるため、他のプレイヤーのバレーへ遊びに行ったり、自分のバレーに招待する楽しみ方も出来る。

『ディズニードリームライトバレー』の登場人物・キャラクター

ゲーム内に登場するキャラクター達

『ディズニードリームライトバレー』では、ディズニー・ピクサー作品から36人のキャラクターが登場している。

『アナと雪の女王』のキャラクター

rukina961
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@rukina961

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ファインディング・ニモ(ピクサー映画)のネタバレ解説・考察まとめ

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『ファインディング・ニモ』とは、第76回アカデミー賞で長編アニメ賞を受賞した、ディズニー / ピクサー製作の冒険ファンタジー映画である。 2016年には続編『ファインディング・ドリー』が公開された。人間に捕らえられたニモを助ける為、父親であるカクレクマノミのマーリンが旅の途中で出会ったナンヨウハギのドリーと共に、大冒険を繰り広げる物語を描いている。ニモの居場所がシドニーだと知り、急いで向かう2人に幾度となくピンチが降り注ぐ。旅の終わりに親子の絆を感じる事が出来る、感動が詰まった作品である。

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アリス・イン・ワンダーランド(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

アリス・イン・ワンダーランド(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『アリス・イン・ワンダーランド』とは2010年公開のアメリカの3D映画。監督はティム・バートン。ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ配給。原作はルイス・キャロルの児童文学小説『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』。19歳になったアリスが再びワンダーランドに迷い込み、赤の女王に支配されていたワンダーランドを救う。実写とモーションキャプチャーの技術を使い映画化した。映像が素晴らしく童話の世界観を見事に実写化しており、アカデミー賞では衣装デザイン賞をはじめ、3部門で受賞した。

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カーズ/クロスロード(ピクサー映画)のネタバレ解説・考察まとめ

カーズ/クロスロード(ピクサー映画)のネタバレ解説・考察まとめ

2017年7月15日に公開されたピクサー映画。ブライアン・フィーの初監督作品。大人気カーズシリーズの第3弾。ベテランレーサーとなったライトニング・マックィーンがシーズン最後のレースで最新テクノロジーを追及した次世代レーサーたちのスピードに圧倒され大クラッシュをしてしまう。「人生の岐路(クロスロード)」に立たされ仲間や新しい相棒に支えられながら運命の決断を迫られる物語。

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ミラベルと魔法だらけの家(ディズニー映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ミラベルと魔法だらけの家(ディズニー映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ミラベルと魔法だらけの家』とはウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオによって2021年に公開されたミュージカルファンタジー映画。南米コロンビアの山奥を舞台に、魔法の力を授かった不思議な一家の絆を描いた作品だ。そんな特別な家族の中で唯一、魔法の力を授からなかった主人公ミラベル。普通である彼女が、家族の危機を救うべく奮闘していく物語だ。自分だけが普通だというミラベルの葛藤だけでなく、家族がそれぞれ抱く悩みなど、登場人物たちの内面がミュージカル調で表現されている点も注目である。

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アナと雪の女王2(アナ雪2)のネタバレ解説・考察まとめ

アナと雪の女王2(アナ雪2)のネタバレ解説・考察まとめ

『アナと雪の女王2』は、2019年に公開されたウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ製作による、アメリカ合衆国のコンピュータアニメーション・ミュージカル・ファンタジー映画である。2013年に公開された『アナと雪の女王』の続編となっている。キャッチコピーは「なぜ、エルサに力は与えられたのか―。」であり、エルサの力の謎を解き明かす旅に出る冒険物語が描かれている。4柱(はしら)の風、火、大地、水の精霊を周囲の物を使って姿を表現したり、動物の姿で表現したりしている所が魅力である。

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アメイジング・スパイダーマン2(マーク・ウェブ版)のネタバレ解説・考察まとめ

アメイジング・スパイダーマン2(マーク・ウェブ版)のネタバレ解説・考察まとめ

「アメイジング・スパイダーマン2」は、映画「スパイダーマン」のリブート(再始動)作品。 恋人「グウェン」を危険にさらさないという、彼女の亡き父との約束に悩む「スパイダーマン」こと「ピーター」は、両親の死に繋がる大きな陰謀に巻き込まれ、運命に翻弄されていく。

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ベイマックス(ディズニー映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ベイマックス(ディズニー映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ベイマックス』とはウォルト・ディズニー・アニメーションが2014年に公開した、少年と心優しいロボットの絆と冒険を描いたヒューマン・ヒーロー映画である。原作はディズニー初のマーベルコミック『ビッグ・ヒーロー・シックス』。兄の死で心を閉ざした14歳の天才少年ヒロ。兄が開発したケアロボット”ベイマックス”や友人達と共に、ヒロが兄を失った怒りと悲しみを乗り越えてゆく成長と冒険の物語。ロボットと少年の絆を描くヒューマンドラマと、科学を用いたヒーローアクションの両方が魅力的に描かれている。

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