牧場物語 はじまりの大地(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『牧場物語 はじまりの大地』とは、自分だけの牧場で野菜や果物などの作物を作って出荷したり、動物の世話や釣りをしながら、のんびりとした暮らしを満喫できるほのぼの牧場生活シリーズの第27作目。
主人公は父から譲り受けた牧場で作物作りや動物の世話をながら、過疎化の進む町を復興させていく。本作では性別以外に髪型や肌の色、表情などを自由に選んで自分らしくアレンジできるようになった。

『牧場物語 はじまりの大地』の概要

『牧場物語 はじまりの大地』とは、2012年2月23日にマーベラスAQLより発売されたニンテンドー3DS専用のゲームソフトである。本作はマーベラスAQLとして初の新作パッケージソフトであり、牧場物語シリーズの中で初のニンテンドー3DS作品となる。また、牧場物語15周年記念作品でもある。
全体的に評価は良く、牧場物語シリーズでよく問題となっているバグがほとんど無いとされている。売り上げも前作を上回り、ファミ通の売り上げランキングでは1位を獲得した。
本作は今までの牧場物語シリーズと同じように、作物を育て、動物の世話をしながら牧場を運営していく他に、過疎化が進む町を復興させるという目的要素もある。また、性別以外に髪型や肌の色、表情などを自由に選んで自分らしくアレンジできるようになったのに加え、牧場や町のレイアウトを自由に配置したり、オブジェを作ったりできるカスタマイズ要素が追加になっている。
本作でも牧場物語シリーズの特徴の一つである、恋愛、結婚システムは健在である。

『牧場物語 はじまりの大地』のあらすじ・ストーリー

両親からとある町の小さな牧場をプレゼントされた主人公。
でも、いざその町に行ってみると、住人は少なく、動物もいない寂しい風景が広がっていた。そこに住む一人のおじいさんから話を聞くと、若い人たちが便利な都会へと移り住み、昔は活気あふれる賑やかだった町が今ではすっかり寂れてしまったという。

町復興を目指す主人公。

始まりは作物も無い、動物もいない小さな牧場であった。しかし、様々な作物を育てお金を貯めて、牧場や町に色んな施設を増やしていけば、町に人が戻ってきて再び賑やかさを取り戻せるかもしれない。
作物を作り、動物を育て、町の人々と交流しながら町復興のための課題をクリアしていくことで、少しずつ町が賑やかさを取り戻していく。
どんな雰囲気の町にするのかは、主人公次第だ。自由に町作りをしながら自分だけの牧場生活を送っていく。

『牧場物語 はじまりの大地』のゲームシステム

基本のプレイシステム

牧場物語シリーズ27作目となる本作は、主人公が両親から譲り受けた牧場の主となり、寂れた町を復興させていくものである。最初の目的は牧場作りと町の復興であるが、町復興のために与えられるクエストクリア後は主人公の自由にプレイできる。クエストクリア後の明確な目的はなく、主人公の満足がいくまで半永久的にプレイすることが可能である。

自分好みの牧場を作る

本作では牧場物語シリーズ初となる新しいシステムとして、エディット機能が登場している。
ゲームを進めていく中で手に入る設計図を元に、自分の好きなオブジェを作り、牧場だけでなく町を丸ごと自分好みにカスタマイズできる。どんな雰囲気の牧場や町を作るかは主人公次第である。

作物を育てる

牧場物語シリーズでは、様々な作物を育て出荷することでお金を稼ぐことができる。
育てられる種類は、野菜、果物、穀物、花、お茶、ハーブと種類が豊富だ。収穫した作物は出荷し、お金を貯めて動物を飼ったり、設備を整えたりし牧場生活を充実させていくことができる。

通常、作物は季節ごとに育つものが決まっており、それ以外の季節では育たない。しかし、ビニールハウスを建てると季節に関係なく、いつでも好きな作物を育てることができ、冬に夏の果物であるパイナップルを育て出荷することが可能となっている。

旅をする

本作では、町の住人であるガードナーが営業している「ツバキ旅行店」を利用すれば旅行ができるようになった。南国や古代遺跡、雪国といった他の土地へ旅行し、旅先でしか手に入らない作物やレアな昆虫やアイテムを採集できる。また、旅先で集めたアイテムを使ってでしか作成できないオブジェも存在している。

旅行は一人旅のほか、結婚しパートナーができると夫婦旅行、さらに子供ができると家族旅行もできるようになっている。旅先では、そこでしか聞けない会話があるのが特徴だ。

料理をする

aoiro1063
aoiro1063
@aoiro1063

Related Articles関連記事

牧場物語 3つの里の大切な友だち(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

牧場物語 3つの里の大切な友だち(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『牧場物語 3つの里の大切な友だち』は、自分だけの牧場で野菜や果物などの作物を作って出荷したり、動物の世話や釣りをしながら、のんびりとした暮らしを満喫できるほのぼの牧場生活シリーズの第29作目である。主人公は子供の頃からの夢を叶えるため、叔父の住む町へ新米牧場主としてやってきた。先輩牧場主である叔父にアドバイスを貰いながら文化やライフスタイルの違う3つの里の住人と交流し、作物や家畜を育てていくほのぼの生活ゲームである。

Read Article

牧場物語2(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

牧場物語2(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『牧場物語2』とは、ビクターインタラクティブソフトウエア(2007年に後のマーベラスに吸収)より1999年にNINTENDO64用ソフトとして発売されたほのぼの生活シミュレーションゲーム。舞台は『牧場物語』から数十年後の「花の芽町」。亡くなった祖父が経営していた牧場を孫である主人公が継ぐことになった。荒れ果てた牧場を再建しながら、町の住人とコミュニケーションをとったり、仲良くなった女の子と結婚したり、のんびりとした牧場生活を過ごしていく。

Read Article

牧場物語 Welcome!ワンダフルライフ(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

牧場物語 Welcome!ワンダフルライフ(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『牧場物語 Welcome!ワンダフルライフ』とは、2003年にマーベラスインタラクティブからニンテンドーゲームキューブ専用ソフトとして発売された『牧場物語 ワンダフルライフ』のフルリメイク作となるほのぼの牧場ライフゲーム。物語の舞台は山あいの集落「わすれ谷」で、のんびりしたスローライフはそのままに、70種類以上の新しいイベントや結婚相手候補、作物や飼育できる動物など、追加要素がてんこ盛りの作品である。

Read Article

牧場物語(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

牧場物語(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『牧場物語』とは、パック・イン・ビデオ(2007年に後のマーベラスに吸収)より1996年にスーパーファミコンで発売された経営シミュレーションゲーム。『牧場物語』は生みの親である和田康宏の代表作。舞台となっているのは、昔主人公の祖父が経営していた牧場のある町「花の芽村」。荒れ果てた牧場を再建し、作物や家畜を育て、町の住人とコミュニケーションをとり、自由に牧場生活を楽しむことが目的となっている。

Read Article

牧場物語GB(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

牧場物語GB(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『牧場物語GB』とは、ビクターインタラクティブソフトウェア(2007年に後のマーベラスに吸収)より1997年にゲームボーイ用ソフトとして発売された経営シミュレーションゲーム。『牧場物語』シリーズ作品では第二作目になる。第一作目に引き続き和田康宏がプロデュースし、開発は日本のゲームソフト開発会社である株式会社トーセ。本作では恋愛要素やお祭りがなくなり荒れ果てた牧場を再建することだけが目的となっている。『牧場物語』シリーズの中で最もシンプルな作品となっておりじっくりと牧場生活を楽しむことができる。

Read Article

【これ何ゲー?】『牧場物語』シリーズの作りこまれすぎているミニゲームまとめ

【これ何ゲー?】『牧場物語』シリーズの作りこまれすぎているミニゲームまとめ

牧場を経営しつつ、住人たちとのコミュニケーションが特徴の『牧場物語』。このシリーズには本編以外にもミニゲームが多数収録されています。ゲームの進行が有利になるものや、完全にお楽しみ要素のものなど、毎回かなりの作りこみがなされているお楽しみポイントです。このまとめでは「牧場物語シリーズに収録されているミニゲーム」をまとめていきます。

Read Article

牧物シリーズの攻略サイト・Wikiまとめ【牧場物語】

牧物シリーズの攻略サイト・Wikiまとめ【牧場物語】

『牧場物語シリーズ』は牧場を運営し、自然やさまざまな動植物と触れ合ったり、作物や畜産物を生産して生活するシミュレーションゲームである。ここでは『再会のミネラルタウン』『はじまりの大地』『つながる新天地』『3つの里の大切な友だち』『キミと育つ島』『風のバザール』『ふたごの村』『ミネラルタウンのなかまたち』『GB』『GB2』『GB3』の攻略サイトをまとめた。

Read Article

目次 - Contents