おじゃる丸(アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『おじゃる丸』とは、NHK Eテレにて、1998年から放送している子供向けテレビアニメ番組。原案者は、犬丸りん。これまでに、漫画化、映画化、ゲーム化のメディア展開もなされている。ヘイアンチョウの妖精・おじゃる丸が、小学生のカズマをはじめ様々な個性的な登場人物と出会う。そして、月光町で出会う仲間たちと起こる愉快な物語が描かれている。子供向け番組ではあるが、愉快な仲間たちの織り成す物語に大人も癒され、楽しむことができるのが『おじゃる丸』の魅力である。

CV:津田健次郎
館長さん、夏季限定のお化け屋敷の館長。本名は不明。冬は仕事を持たない。一人称は「ボク」。白い顔に、青い目で、吸血鬼「ドラキュラ」を思わせる風貌で、お化けの存在を感じることができ、人間には見えない貧ちゃんと会話をする、人間なのかは不明な人物。人々を驚かすのが好きで、人が「キャー」などと叫んでいるのを聞くと、幸せな気分になれる。お化けの拓本を取ってコレクションにしている。
典型的な夜型人間で、朝に弱い。基本的に恐怖というものを知らない。マントで空を飛ぶ。マントを着た金ちゃんが空を飛んだことがある。マントには意思があるようで、洗濯してもらいに金ちゃんの家に行き、金ちゃんの家から館長の家に金ちゃんを連れてきたり、館長と話をする。
カレーのにおいが大の苦手で川上さんがマリー屋敷にカレー屋を開いた際、庭の木の上に小屋を建てて、避難した。

乙女先生(おとめせんせい)

CV:天野由梨(1〜2シリーズ)、今井由香(3〜19シリーズ)、種﨑敦美(20シリーズ以降)
乙女先生、22歳。バレエの先生で、現役のバレリーナ。美人でおじゃる丸を始め、老若とわず男性に好かれている。かなりの大食いで、店で行われる大食いのチャレンジを軽々クリアして賞金をもらうほど。
基本的におっとりしてかなりの天然な性格だが、怖い話でうすいやケンを驚かすという側面も持ち合わせている。相撲が好きでよくテレビ観戦している。

ミノル

CV:うえだゆうじ
ミノル、ケンの元バイト仲間の青年。初登場時はケンと食器店のバイトを競っていたが、食器に対する思いやりからケンにバイトを譲られる。その後は優秀な仕事に店長からも客からも褒められていたが、客からの「すごい」という言葉を言われ続けた結果その言葉によるプレッシャーに耐えられずに置き手紙を残して食器のバイトをやめてしまった。そのため「すごい」といわれるだけでプレッシャーを感じて落ちこんでしまう。
その後は行く当てがないと聞いたケンから勧められ、マリー屋敷のアパートにケンと同居する。

月光町で働く人々

川上さん(かわかみさん)

CV:モリノリ久(旧名:森訓久)
川上さん、普通の平の会社員。いつも「遅刻、遅刻」といいながら急いでいる。下の名前は不明。
顔の輪郭は骸骨のような輪郭で萩本欽一のような独特な走り方をする。この走り方は本田一直によるとドッジボールで当たりにくい走り方で、ドッジボールの指導を厳しく行ったが、走り方しかしなかったのでドッジボールのメンバーはかわし方こそ上達し当たらなかったものの、攻撃もせずに日没を迎えたので引き分けとなった。よくバスに乗り遅れる。引越しが大好きで、月光町の町内で何度も引っ越している。エンディングで必ず最後に登場する。
仕事の時はグレーのスーツを着ているが、プライベートではグリーンのブルゾンを着ている。
満願神社によくお参りをするが、賽銭箱には小銭の代わりにボタンを入れる。演歌歌手に憧れている。会社で3枚だけコピーするはずが、誤って300枚コピーしてしまうなどのちょっとした失敗をしてもかなり落ち込み、クビにされるのではないかと思ってしまうほどの小心者である。クビになるとお金に困り、今住んでいるア
カレーライスが好物で、違う銘柄のルーを入れるなどカレー作りにはこだわりを持ち、「カレー作りにはうるさい」と自認する。時々「アンパン仮面」として働くことがある。

本田一直(ほんだ いっちょく)

CV:一条和矢
本田一直、月光小学校の教諭で、カズマの担任。31歳。通称「本田先生」。毎朝ジョギングを欠かさず行っている。
常に声が大きく熱血タイプ。ケンの先輩。服装は月光小学校ではスーツを着ていることもあるが、普段はオレンジのスウェットを着ていることが多い。

本田朝子(ほんだ あさこ)

CV:麻生かほ里
本田朝子、一直の妻。20歳。通称「朝ちゃん」。旧姓、早井(はやい)。月光町の新聞販売店の娘。新聞配達を一生の仕事と決めている。
髪型はショートカットで、服装は主に横縞のTシャツに白のショートパンツを着用し、赤い帽子を被り赤のスニーカーを履いている。新聞配達中、ジョギングをする一直にプロポーズされ、結婚した。

冷徹斎星月(れいてつさい せいげつ)

CV:高橋ひろし(旧芸名:高橋広司)
道端に店を構える占い師。35歳独身。黒い長髪で眼鏡をかけている。未来に迷いを抱く人に明るい道をピタリと示すのが仕事。得意な占いは前世占い。
裕福な家庭で育ったが、親に反抗し、10年前に家を出てこの仕事に就いた。本名の苗字は不明だが、下の名前は「ひろふみ」である。
ファッションや部屋の内装は黒を基調とするものを好む。占いを始めたきっかけは、大学時代にお気に入りの女の子が占いサークルに入っていたから。髪は毎日シャンプーをしている。

小町パパ(こまちパパ)

CV:小和田貢平
小町パパ、小町ちゃんの父である。KOMACHIヘアーサロンを経営している。体型は太め。娘の将来を考えると心配で仕事が手に付かなくなる。
娘の髪型を「世界一可愛い髪型」に悩んでいたこともある

小町ママ(こまちママ)

CV:寺田はるひ
小町ママ、小町ちゃんの母である。目は雫の形である。KOMACHIヘアーサロンで働く。

開干ゑ門(ひらき ほしえもん)

CV:竹本英史(少年時代:今井由香)
開干ゑ門、乾物屋「ひらきや」を経営している。通称「カンブツさん」。名付け親はおじゃる丸。乾物に人一倍の熱意を持つ。色白の顔が特徴。基本的に温厚な性格ではあるが、はっきり言うタイプで加えて世間の常識に疎く、何気ない一言が他人を傷つけることがあるが、本人はまったく気づいていない。

小心さん(しょうしんさん)

CV:内藤玲
小心さん、お巡りさん。すごく臆病で涙もろい性格。一人称「本官」で、語尾に「であります」と付ける。

三宅八右衛門(みやけ はちえもん)

三宅八右衛門、八百屋の店員。通称「ハチ」。顔が稲妻のような形をしている。
店にお客さんが大勢来るとすぐヤケになって稲光と雷鳴を出し「エーイやけっぱちだー!! 持ってけドロボー!!」などとやるため、八百屋の店主に怒られる。

kyohe0079-_7
kyohe0079-_7
@kyohe0079-_7

目次 - Contents