おじゃる丸(アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『おじゃる丸』とは、NHK Eテレにて、1998年から放送している子供向けテレビアニメ番組。原案者は、犬丸りん。これまでに、漫画化、映画化、ゲーム化のメディア展開もなされている。ヘイアンチョウの妖精・おじゃる丸が、小学生のカズマをはじめ様々な個性的な登場人物と出会う。そして、月光町で出会う仲間たちと起こる愉快な物語が描かれている。子供向け番組ではあるが、愉快な仲間たちの織り成す物語に大人も癒され、楽しむことができるのが『おじゃる丸』の魅力である。

ヘイアンチョウに住む者

オカメ姫(オカメひめ)

CV:三石琴乃
オカメ姫、おじゃる丸の許婚である。
おじゃる丸を「おじゃる様」と慕っているが、おじゃる丸には嫌がられている。おじゃる丸を追って月光町に留学しており、現在は小町の家に居候している。一度、おじゃる丸との交換日記の計画を立てたことがある。交換日記以外にも、おじゃる丸の心を鷲掴みにするため、いろいろと考えを巡らせているが、それがストーカー的行動になってしまうことがある。おじゃる丸は、オカメ姫を見たり、彼女が近づいて来たりすると寒気を感じる。
月光町で7年に一度行われている伝統行事「星祭り」のメインイベントである「星の王子様・お姫様コンテスト」で星のお姫様に選ばれたことがある。王子様に選ばれたのはおじゃる丸である。その時に叶えて欲しい願い事を言うことになっており、彼女の願いは「これからもおじゃる様が毎日一個プリンが食べられますように」であった。オカメ姫によると「おじゃる様がプリンを食べている時の笑顔が好き」。
ご飯は一日6食の大食い。ダイエット中は一日3食にした。そのおかげで「満月ロード」を通ることが出来た。カズマのことはおじゃる丸の義兄として憧れるところがある。

おじゃる丸の父(おじゃるまるのちち)

CV:陶山章央
おじゃる丸の父、正式な名前は不明。おじゃる丸からは「父上」と呼ばれている。
千年後の世界へ行ったきりのおじゃる丸をのんびりまったり見守っているようにも見えるが、心配もしている。夫婦の仲は仲睦まじい模様。父はおじゃる丸と蹴鞠をするのが楽しみ。父の烏帽子の中にはおじゃる丸の母の表情や仕草、ポーズの異なる写し絵が山のように入っていおり、愛妻家であることが分かる。

おじゃる丸の母(おじゃるまるのはは)

CV:寺田はるひ
おじゃる丸の母、父同じく正式な名前は不明で、おじゃる丸からは「母上」と呼ばれている。
母も千年後の世界へ行ったきりのおじゃる丸を見守りながらも、心配している。母は一度月光町に来たことがあるが、深夜だったため、息子とマイクにしか会うことができなかった。
母は貴族の女性らしく気品に満ちており、かつ優しい人物で平安時代に美人とされていたオカメ姫のような顔立ちではなく、現代で美人と言われる顔立ちの女性である。花の香りがするらしい。しかし昔はお転婆で両親を心配させていた。

牛(うし)

CV:一条和矢
牛、おじゃる丸の友達で、彼を乗せた牛車を引っ張るのが仕事である。一人称は「ウシ」。人間とも会話が出来、会話の際、語尾に「モー」と付ける。
牛車を引くときは四足歩行で歩くが、それ以外は直立二足歩行で歩く。角は取り外すことができる。おじゃる丸の良き理解者である。
おじゃる丸が月光町へ行ってからは、時々牛車を使って宅配便のアルバイトをしている。編み物が趣味で、プロと言われるほどの腕前。
おじゃる丸の様子を見に森の呪文屋に頼んで月光町に行くが、日が沈む夕方までしか居られないという条件があり、おじゃる丸とは中々出会うことが出来ない。

牛子(うしこ)

左:牛 右:牛子

CV:七緒はるひ
牛子、幾度か牛とお見合いをした牝牛である。オカメ姫の友達でもあり、彼女を乗せた牛車を引っ張っている。オカメ姫がおじゃる丸が好きなように牛子も牛が好きである。

赤紫式部(あかむらさきしきぶ)

CV:三石琴乃
赤紫式部、おじゃる丸の家庭教師である。宿題をサボってばかりいるおじゃる丸にとって苦手な存在。
月光町にいるおじゃる丸に会うため「満月ロード」を通ろうとしたが体が引っ掛かって通れなかった。
ヘイアンチョウでは人気絵巻『おじゃる源氏』の作家として女性から高い人気を集め、恋愛相談を引き受けている。

坂ノ上あじゃり丸(さかのうえあじゃりまる)

CV:折笠富美子
坂ノ上あじゃり丸、おじゃる丸のいとこである。ヘイアンチョウでは語尾に「あじゃり」とつけて喋り、月光町では現代の言葉を話す。
おじゃる丸とは反対に落ち着いた性格で礼儀正しく、紳士的な性格。オカメ姫のことが好きで、オカメ姫がおじゃる丸を好きなことはわかっているが、諦めるつもりはない。しかし、おじゃる丸を妬むようなこともなく、自身の力でオカメ姫を振り向かせようとしている。

姫君(ひめぎみ)

CV:吉田仁美

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