古森元也（ハイキュー!!）の徹底解説・考察まとめ
古森元也（こもり もとや）とは『ハイキュー!!』に登場する人物で、井闥山学院高校2年生だ。全国屈指の技量を誇る名リベロとして活躍。そのため高校No.1リベロと称される。初対面の相手でも、すぐに打ち解けられる気さくな性格の持ち主。全日本ユース強化合宿でも朗らかな性格を活かし、場の空気を和ませていた。同級生で従妹の佐久早聖臣（さくさ きよおみ）と共に春高全国大会に挑む。卒業後は、EJP（東日本製紙）RAJIN（VリーグDivision）のリベロとして活躍し、その後日本代表に招集される。
飯綱掌（いいづな つかさ）
CV：河西健吾
井闥山学院高校3年生でセッターとして活躍する。
JOC（ジュニアオリンピックカップ）でベストセッター賞に選出された実績を持っている。
JOCとは、中学生から将来有望な選手を選考し、各都道府県でチームを作り、都道府県対抗で1年に1回行われている大会の事。
高校では、主将を任されチームを春高へと導く。
しかし春高では、準々決勝の犬伏東高校との試合中に足を痛めてしまい退場する。
この事がチームに響き、優勝候補と言われていたが準々決勝で敗退してしまう。
佐久早同様、きれい好きで常にコロコロクリーナーを持ち歩いている。
卒業後は、VリーグDESEOホーネッツに所属しセッターとして、活躍している。
影山飛雄（かげやま とびお）
CV：石川界人
烏野高校1年生で、セッターとして活躍する。
1年生ながら、天才的な技術で常に最高のトスを供給できる能力を持っている。
トスワークだけでなく、強烈なサーブや弱点を見抜く、鋭い観察眼を武器に烏野高校を全国大会へと導く。
そして、技術力の高さが評価され、高校1年生にして全日本ユース代表候補として招集された。
高校卒業後、即プロ入りしシュヴァイデンアドラーズのセッターとし活躍する。
その後、日本代表として2年連続でオリンピックにも出場した。
東京オリンピックの翌年には、イタリア・セリアAのチームに所属し、世界クラブ選手権に出場する。
影山飛雄（ハイキュー!!）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
renote.net
影山飛雄（かげやま とびお）とは『ハイキュー!!』に登場する、烏野高校のセッターだ。天才的な技術でゲームを支配する”コート上の王様”。試合前に爪を研ぎ指の状態を整えたり、試合後バレーノートをつけるなどバレーに対してストイックだ。正確無比なトスワークを誇る、セッターとして秀でた素質を磨き続け、多彩な攻撃を自由自在に使い分ける。脅迫（しんらい）と自負を手に強靭なスパイカーを伴ってコートを統べる”真の王様”となった。日本代表のセッターとして活躍し、その翌年には海外へ行き、世界クラブ選手権に出場する。
古森元也の名言・名セリフ／名シーン・名場面
「まあまあ最初だし？」
全日本ユース合宿に佐久早と共に参加する。
チームに分かれて練習試合をする事になった。
古森がナイスレシーブをすると影山はいつもの癖で早い攻撃のトスを上げてしまった。
それは、「これくらい入ってきても当然だろう」と言わんばかりのセットアップだった。
不穏な空気が投げれる中、古森は「まあ、まあ最初だし」と声を掛けた。
個性同士の集まりであるユースの中で、雰囲気を和らげる事が出来る存在になれるという点が古森が高校No.1リベロと言われる所以になっているのではないか、と読者にも思わせるシーンだ。
NO.1リベロの実力が分かるシーン
ハイキュー作中では試合の様子は描かれていない古森だが、No.1リベロと言われるプレーがある。
それは、ユース合宿最終日の練習で、ポジションをシャッフル（元のポジションとは異なるポジション）して練習試合を行った。
古森はウィングスパイカーとして起用された。
相手からのフェイントと拾い上げると、バックアタックの助走の妨げにならないように移動した。
何より凄いのがこのプレーをさも当然に行っているという点だ。
目立たないプレーだが、このプレーには思わずユースの監督や影山が感心する程だった。
高めの身長でその動きを見せる事がリベロとしての実力の高さを示している。
古森元也の裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話
性格の明るさ
ユース合宿での夕食の時、佐久早が影山に「なぜ牛島は負けたのか」と質問して理由を問い詰めていた。
そんな2人の姿に古森は明るく「悪いね！コイツ超ッッ絶ネガティブなのよ！自分を脅かしそうなヤツが気になって仕方ねえの」とほぼ初対面の影山に話しかけた。
しかし古森と佐久早は影山から「イメージより普通だなって」と佐久早の事を言われ、古森は吹き出す。
そして古森は「今チョット肩の調子が悪い気がするんだよな？」「こいつの場合、だいたい気のせいなんだけど！まあ、そういうトコは慎重で良いと思うよ！」と佐久早を明るくフォローした事から、性格の明るさが分かる。
それ以外に、春高全国大会開会式の日、古森はロビーで影山を見つけると「オッス影山、オッスー」と言い近寄った。
ユースで少しの間、共に戦っただけなのに明るく声をかける姿から性格の良さが分かる。
佐久早聖臣とは従兄弟同士
佐久早の事を古森が語るシーンが45巻に載っている。
「聖臣は子供の頃からよく1人でいた。両親や年の離れた優秀な姉兄は忙しくて、本人は無口で”友達100人”てタイプじゃない。同い年の従兄弟なのによく知らない存在」と語った。
急速に関係が縮まったのは、親に言われて佐久早をバレーに誘った事がきっかけだった。
佐久早はバレーがやりたいというより、他にやりたい事も無いしという感じでバレーを始めた。
性格上、中途半端ができない性格で始めてしまったら必ず終わりまではやる佐久早に付き合う古森だった。
佐久早との対人の際に、古森は上手に取ることができず悔しさを顕にする。
しかし、その理由が佐久早が左利きで回転が右利きとは異なる事と、手首の異常な柔らかさが原因だと知った。
佐久早の中途半端に出来ない性格と、回転に付き合ううちに古森のバレー技術は向上していった。
この巻で初めて、佐久早と古森の関係がチームメイトというだけでなく、従兄同士という事が記載され読者を驚かせた。
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